"高校野球"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
暑すぎて夏バテなのと、室内熱中症対策として水分のとりすぎで体がダルいのが重なって
体調がイマイチの自分ですけど、今度はカミさんが夏風邪にやられました。
熱はないものの鼻水と喉の痛みと咳というガッツリ風邪は、10年ぶり以上だと思います。
コロナではなかったんですけど、先週末にひいてからからなかなか治らずにいます。
みなさんも体調管理をしっかりと、よく食べて、しっかりと眠るのも大切です。
なんかブログも久しぶりですので、今日は野球の話でも。(いつも野球の話ばかりか)
野球というのはプレーヤーが行うものではあるけれど、ベンチワークというか監督の意図や
試合の重要な場面では必ずと言っていいほど采配というものがキーワードになるものです。
それは攻撃の際の「バント」や「スクイズ」「盗塁」などのサインプレーだけに限らず、
継投のタイミングや代打を送る勝負勘というものも、野球では大きな要素を占めているんですね。
この夏もたくさんの野球を見た中で、二つの試合で感じた違和感を書いてみたいと思います。
この手の話を書くと決まって関係者とかから異論が届きますけど、あくまでも個人的な感想ですから、
監督批判や選手批判などではないことをご理解したうえで、気楽に読んでもらえれば幸いです。
まずは、高校野球夏の準々決勝:鶴岡東VS山形中央の8回裏の場面。
鶴岡東が2-1とリードしていたものの、この試合も絶好調でそれまでの打席でも長短打を
打たれていて、完全に同点の一発を狙っている強打者武田を迎えた二死ランナーなしのこの場面。
武田の打席を迎える前に、ベンチからの指示というか意図が見えなかったんですよね。
一試合で守備のタイムは3回とれるわけで、ここは一息入れる意味と、もう一度しっかりと武田と
どう向き合うのか「勝負なのか」それとも「歩かせるのか」の確認がなかったのが、
もの凄く引っ掛かっているんですよ。
もちろん、そのイニングの守備につく前に、武田とは勝負なのか勝負しないのかの確認は
ベンチ内でしていた可能性はありますけどね。
結果的に二球目をレフトスタンドに放り込まれ同点とされ、最終回にサヨナラ負けを喫した。
打たれた球もアウトコースの難しいボールだったけれど、絶好調の武田のバットが届くコースなら
どのコースでもホームランを打たれるリスクがあった場面です。
ホームランを打たれたから言うんではないんです。
負けたから言っているんではないんです。
「ホームランを打たれてもまだ同点だからお前の自信のあるボールで勝負してこい!」で
結果的に打たれたのなら、それでもいいんです。
「バットが届くところは危ないから、外すならしっかり外せ!」でもいいんです。
この8回からリリーフした三好は、強打者武田とは初対決だったことを考えると、なおさら
ここはタイムを取ってマウンドに集まって、いま一度武田の打席をどうするのか、の
ベンチからの意思確認のシーンがなかったのが、大きな違和感として残ってるんですね。
8回まで2-1でリードしていて、ツーアウトですよ。
武田の次打者の3番木村は、今大会通じて全く当たっていなくて打率1割台の打者ですよ。
むしろ山形中央の打者の中で、一番不振のバッターと言ってもいい状態だった。
武田のソロホームランで同点とされ、そのままわっしょいわっしょいの勢いで9回の裏ですから、
流れは完全に山形中央、サヨナラの嫌な予感は当たり前ですよね。
勝負は時の運、歩かせても負けていたかもしれないし、9回の攻撃で得点するチャンスもあった。
歩かせていたら世間からまた非難を浴びたかもしれないし、純粋にあの場面でも難しいボールを打った
武田の方が一枚も二枚も役者が上だったということなのかもしれない。
それでも敢えて言わせてもらうならば、という個人的な感想です。
「勝てた試合を落としたね。」と友人知人からもメールが来てましたけど、自分的には
「勝たせてあげられる試合を落とした。」という感覚ですかね。(批判じゃないですよ)
甲子園の勝利監督インタビューで「私は何もしてませんけど、選手たちがよくやってくれました。」
なんて、実際には絶対にありえませんからね。
先発起用から打順の決定や、一球ずつ変わる状況に合わせた戦術や、選手の技術に任せる場面・・・
そこに「間をとる」「意図を伝える」というベンチワークも、緊迫した場面になればなるほど
勝つためには大きなファクターなのではないかと思うわけです。
もう一試合、個人的に違和感を感じたゲームのことを書くつもりでしたけど、それはまたの機会に。
今日のブログはここまでにします。
スイマセン、好き勝手なことばかり書いてますけど、野球好きのオッサンの独り言だと思って
軽くスルーしてくださいね。
今日も暑いですけど、頑張っていきましょう。
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毎度ありがとうございます!
ブログ好きの後輩ナガオカから「見事なまでに高校野球ネタ、書かなくなりましたね~」と
激励とも嫌味ともとれる言葉を挨拶ついでにかけられましたんで、今日は敢えての高校野球ネタを(笑
今日の予定も雨で中止になりましたんで、今大会一番の天王山である準々決勝の山形中央戦も
17日にスライドすることが決まりました。
ピッチャーで4番でキャプテンという武田を擁する山形中央との戦い方に注目ですよね。
現佐藤監督になってから夏の定期戦とまで言われる鶴岡東VS山形中央戦ですけど、
結果的には9勝5敗で勝ち越してはいます。
昨年の秋季県大会決勝では0-5で完封負けを喫していますので、武田対策・武田攻略がどこまで
徹底できているのかが勝負のカギと言っていいでしょう。
そのためには、昨年秋の敗戦をしっかりと検証してみる必要があると思うんですよね。
まず、あの試合は鶴岡東の失策6というのが大きな敗因のひとつでしょう。
自分はあまり評価されにくいんですけど、失策や四死球の数にはこだたって見てしまいます。
失策や四死球が多い少ないよりも、そのきっかけで出塁したランナーが結果的に得点となったか否か
その部分は試合の流れや勝敗を左右する大きなカギだという見方です。
もうひとつ、あの試合では4人のピッチャーを継投させて結果的に負けた。
鶴岡東の今までの戦い方を見れば、東北大会出場が決まっているなかで、そしておそらく夏にも
要所で対戦することになるであろう山形中央に4人のピッチャーを注ぎこむかというところ。
秋は「育成の秋」ともいえるなかで、成長を期待している投手陣たちの経験値を上げるために
山形中央に投げさせて結果的に負けた、という考え方もあるのではないかと思ってるんですよね。
一試合で4人の投手がマウンドに行くというのは、試合展開に合わせての登板というよりも
ある程度の投手リレーは予定していたのではないか、そのための準備やそのためのブルペンが
出来ていたのではないかということなんですよ。
点差をみての後手後手の継投策ではなく「この試合のどこかで行くから準備しとけよ。」という
点差やゲーム展開に左右されない予定登板だったのではないかなと。
その一方で山形中央に見せたくない、秋の段階では対戦させたくない主戦級ピッチャーというのも
この秋の時点でいたはずなんです。
もちろんまだ秋の段階ですのでエースということではないにしろ、その秋からこの夏までの
その投手の成長の過程も重要になってきますし、強豪相手の実績も必要になってくるでしょう。
そう考えると、昨年の秋に山形中央戦にだけは登板せず、にもかかわらず東北大会などの
上位大会で強豪相手に登板してきて、しっかりと経験値を上げてきた投手が一人いるはずです。
この夏の山形中央戦には、その投手が先発するのではないかと勝手に予想してるんですけどね。
あとは昨年秋決勝でも2ランホームランを打たれている打者武田をいかに抑えるか、
武田の前にランナーを置かないこと、無駄なエラーや四死球で出塁を許さないことが重要でしょうね。
さて、実際にはどうなるでしょうか。
そんな見方や予想も、高校野球の醍醐味のひとつでしょう。
あくまでも高校野球好きのオッサンの独り言ですから、明確な根拠も確証もないですし、
鶴岡東OBという自分の偏見のある見方ですので気楽に読み流してもらえれば幸いです。
今日の雨の順延は、高校野球だけではなく社会人野球も同じく順延になりました。
本当ならば、今日は一関市で市長旗杯の大会があったんですけど、こちらも雨で順延。
観戦を諦めていた一関市の大会も日曜日にスライドし、日曜日の高校野球も月曜日にスライド。
おかげで社会人野球⇒高校野球とこの連休は野球観戦の二日間になりそうです。
球場でお見かけの際は、お声がけください(笑
それでは週末営業、頑張ります!!
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
WBC日本代表、優勝おめでとう!
たくさんのドラマと、たくさんの感動が詰まった最高のゲームだったと思います。
昨日のブログでも書きましたけど、この感動は9イニングまでやる野球だからこそだと
改めて声を大にして言わせてもらいたいですね。
あれが、もしも7イニング制だったとしたら、あんな劇的なドラマが起きたと思いますか。
WBCも良かったんですけど、昨日はもう一つ歴史的なことがありました。
今開催しているセンバツで、女子マネージャーが初めて甲子園でシートノックを打ったことです。
徳島代表の城東高校は部員13人で今センバツに21世紀枠で選出されました。
公立高でしかも進学校、他の部活と共有グラウンドという活動が限られている中で、
野球未経験の永野マネージャーが部員のためにと内野ノックを打つようになったんだそうです。
数年前の甲子園では、ユニフォーム姿の女子マネージャーがノックの際にボール渡しをして
役員から指摘されチームの一員としての役目を最後まで務めることができませんでした。
そう考えると、7分間のうちの1分間だったとはいえ歴史的な瞬間だったと言えるでしょう。
リアルタイムでテレビを観ていましたけど、ノックそのものも凄く上手だったと思いますよ。
今年の夏の甲子園からは、ベンチ入りが18名から20名になります。
このテーマも以前にはブログで、地方大会はベンチ入り20人で戦って優勝しても甲子園では
2人がベンチから外れなければならないという残酷さを何とかならないものかと書いてきました。
プロ・社会人・大学は、ベンチ入りは25人までとなっています。
高校野球は、この夏からやっと20人になります。
甲子園出場となれば、主催者でもある新聞社から交通費は公共交通機関普通座席料金、
宿泊費は一人3000円支給されるのを理由に大会経費がかかるからだと言われています。
これも、野球のベンチ入りはどのステージでも25人までと統一するべきでしょう。
しかも、高校野球でも球数制限を導入したことにより、従来のエース完投型のチームよりも
複数の投手が必要となるわけで、準備のためのブルペンキャッチャーも複数必要になってきます。
熱中症対策のためのサブのメンバーの必要性も高くなり、可能な限りベンチにメンバーはいた方が
チームとしても余裕を持って戦えると思うんですけどね。
実際に、出場校すべてに割り当てられる甲子園での事前練習(今センバツでは中止)では
1チーム35名までがフィールドに入ることができるわけですからね。
一気にすべてが変われなくても、今回の女子マネージャーのノックが可能になったように
時代に伴った規定(ルール)変更や、解釈が必要だと思うわけです。
なので、自分は金属バット否定派です。
全てがプロ同様にとは言わないけれど、大学・社会人と同じ規定ではなぜダメなのかを
今一度考えてもらいたいんですよね。
高野連、野球用品メーカー、テレビ放映権・・・
いわゆる高校野球に関連するさまざまな大人の事情が、間違いなくそこにはあるということです。
高校生の競技の応援に行くのに、有料で観戦する競技って他にあるんですかね?
なんか、そういうところからなんですよね。
あまり高野連のこととかを書くと怒られますので、これ以上は書きませんけど、
いずれにしても今回の高野連の決断は「あっぱれ!」だったということです。
今日はセンバツも雨で順延になりました。
WBCも感動したけれど、やっぱり自分は高校野球が好きです。
テレビはどこもWBCばかりですけど、もう一杯コーヒーを飲んで動き出しますか。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
残念ながら、また強豪校の指導者の暴力が発覚しましたね。
秀岳館のサッカー部、東海大菅生の野球部、市立船橋のバレー部・・・
正直、こんなの氷山の一角どころか、髪の毛の先にも満たない数でしょう。
しかし、ぶっ飛ばさないと強くできないんでしょうかね、スポーツの世界は。
忍耐だの根性だのと、ぶっ飛ばされても「はい!」と服従することが勝つために必要なファクター
のように見せかけて、実は絶対服従の恐怖を植え付けてコントロールしているわけですよ。
「言ったとおりにやらないとお前なんか使わねーよ、バカヤロウ!」ということなんでしょう。
昭和じゃあるまいし、未だにそんなことやってるバカな指導者がいることに驚きです。
手まで出さないにしても、バカだのアホだの辞めちまえだの、そんな罵詈雑言は
この辺の高校野球の世界でも当たり前に見受けられます。
スポ少や中学部活の指導でもあるくらいですから、スポーツの強豪校ともなれば
「手ぐらい出ることも覚悟のうち。」で入学させなければならないと勘違いしている親も
実際には多いことにも驚かせられます。
その典型的なセリフが
「なんだったらコイツのことぶっ飛ばしてもらっても構わないんで、ビシビシ鍛えてやってください!」
などと、入学の段階でそういう暴力や暴言を受け入れる「覚悟」を持って来てることのアピールを
口にする親も多いと聞きます。
まず、これが勘違いする指導者がなくならない一つの要因です。
「オレはお前の親から了解を得てるんだ!」「文句があるなら親を呼べ!」みたいな。
そして、ある程度の結果が出てくると、それがいつの間にか「必要悪」のように容認されていく。
これ、グラウンドやコートの外でやられたら「暴行罪」が成立するんですよ、ビンタ一発でも。
どこの親でも、我が子がオギャーと産まれた時に感動した純粋な愛情や無垢な愛おしさや、
我が子の健やかなる成長を夢見たあの日の先に、強くなるために立派な選手になるために…
みたいなワケの分からん理由でぶっ飛ばされている我が子を直視できますか。
もしそれが、しつけや必要な厳しさだと言うのなら、
「必要ならオレがぶっ飛ばしますから、報告だけお願いします。」と言うべきですよ。
もしもぶっ飛ばすほどの理由があって、たとえば万引きをした、タバコを吸った、酒を飲んだ…
そんなもの指導者が手を出さなくても、親の責任だし親のしつけでしょうが。
テレビでそういう暴力の映像が流れるたびに、自分は
「何の権限があって、人んちのガキに手ぇ出してんだよ。」と言いたくなります。
「お前んちのガキが同じようにやられたら、どう思うんだよ。」と。
逆に、指導者が社会のルールを破ったら、逆に指導者をぶっ飛ばしてやればいいんですよ。
「信じてついてきたのに(預けてきたのに)、あんたは何をやってんだ!」って。
どうせ隠蔽して表に出ないんだったら。
仙台育英が甲子園で優勝し、そういう暴力や暴言を使わずに全国制覇できたという事実は
東北に初めて優勝旗がきたことよりも、新しい指導方法・新しい育成方法、新しいチーム作りの
今後のスタンダードとして、本当の意味での革命が巻き起こらないかと期待しているところです。
「おたく、まだそんなやり方なんですか。まだそんなこと言ってるんですか。」
みんなで言ってやればいい。
もう何十回と読み返した愛読書「野球と暴力 殴らないで強豪校になるために」は
機会があったら是非ともみなさんに読んでもらいたい一冊だと思っています。
本には、殴って強くしてきた指導者にも、殴られてもそれが強くなるためだと耐えてきた選手たちにも
昭和の鉄拳野球を経験してきた自分には「そう言うだろうね。」という予想通りの言葉が並びます。
でもね、もう令和の時代ですよ。
目標達成のための方法論の違いのように同じテーブルの上に並べて議論しがちですけど、
いい加減、指導者も親も目を覚まさないとだめでしょう。
暴力を正当化してはいけませんよ。
本当はこのテーマで、もっともっと書きたいことが山ほどあるんですけど、
自分にもいろいろと立場がありますんで、ここらで止めておきますね。
詳しく話したい方はカウンター越しにトークしましょう(笑
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毎度ありがとうございます!
仙台育英が甲子園で優勝し、東北に初めて深紅の優勝旗がやってきました。
それはそれで喜ばしいことではあるんですけど、意外に冷静な自分がいたりします。
東北で初めて優勝するなら仙台育英だと思っていたし、そういう偉業を成し遂げるのは
須江監督しかいないだろうと思っていましたから。
息子が中学時代に、当時の仙台育英秀光中の軟式野球部を指導されていて、合同練習会という
貴重な経験を二年連続でさせてもらいに子どもたちと一緒にお邪魔したことがあります。
「同じ中学生でもこんなに違うのか!」と思ったあの衝撃は今でも忘れられません。
プレーの質や技術力の高さはもちろんなんですけど、我々のようなどこかから来た父兄にでも
普通の会話ができる中学生ばかりなんですよ。
「こんちわっす!」とか「あざっす!」とか挨拶が元気いいだけのチームはたくさん見てきました。
全員入り混じってゲームノックを受ける際にも、鶴岡の選手たちの発する声は「さーこーい!」とか
「バッチこーい!」とか意味のない言葉を発するだけなのに対して、秀光中の選手たちは
次のプレーを意識して選手同士が会話をしてるんですよ。
「左バッター想定なら右中間をもっと詰めないと長打になるぞ!」とか
「キャッチャーからの送球のカバーリングで上がるからバックアップ頼むぞ!」とか。
誰も「さーいこうぜ~!」なんて言わないし、むしろ「どこにいくの?」みたいな顔してる。
駐車場に車を停めてグラウンドまで移動してる我々に父兄にも立ち止まりながら、
「おはようございます!遠いところからありがとうございます!」とか
「今日はよろしくお願いします!合同練習、楽しみにしていたんですよ。」なんて
名刺持たせたらそのまま営業職で通用するんじゃねーかみたいな子ばっかなんですよ。
合同練習のメニューも全て秀光中の選手たちが考え、学生コーチの選手がストップウォッチ片手に
時間配分を計算しながらグラウンド全体の動きを把握しているんですよね。
甲子園出場、甲子園優勝の陰には、他の学校と同じように試合に出ることが叶わなかった控えの
部員が山ほどいるんでしょうけど、中学時代からそういう指導を受けている部員たちなら
どこにいっても通用するような人間力は身についていると思いますね。
須江監督が就任する前の仙台育英は、正直ラフプレーも多く喫煙飲酒の不祥事も発覚したりして、
強いけどあまり好きな高校ではなかったんですよね。
むしろ現役時代に練習試合で対戦したことのある東北高校の方が親近感がありましたもん。
やはり監督が代われば選手も変わり、選手も変われば意識も変わり、
意識が変わればチーム全体も変わるものです。
仙台育英高校の野球場は、横浜スタジアムのような人工芝がきれいに敷いてあって
室内練習場やブルペンも充実し、ジムまで完備した完璧な施設でした。
その辺の社会人チームよりも環境は整ってますからね。
監督の指導力と人間性、整った環境と父兄のサポート力、部員たちの競争と明確な目標意識…
須江監督の就任が決まった時から、東北で優勝するならこういうチームだろうなと思っていました。
悔しいけれど山形県でそこまでの高校はまだないでしょう。
だからこそ、この優勝旗が東北に来たことが契機になりソフト面でもハード面でも
大きな転換と飛躍のチャンスなのかもしれませんけどね。
仙台育英の優勝は嬉しいけれど、やっぱり自分は山形のチームの活躍を見たい。
センバツ出場に向けて、コンスタントに秋季東北大会のベスト4くらいには常に勝ち上がる
山形のチームを見たいんですよね。
いい刺激を東北全体で共有しながら、もっともっとレベルの高い東北高校野球界になっていけば
いいと思いますね。
次なる高校野球ファンの夢は「センバツ優勝旗をみちのくに!」でしょうか。
鶴岡東の秋季大会は9月16日から始まる山形県大会からの出場です。
そして今年の秋の東北大会は山形県が会場になってます。
仙台育英も出場するかもしれませんし、その注目度は今から想像できますよね。
高校野球に刺激をもらいながら、自分の日常も頑張ります。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
母校、鶴岡東の夏が終わった。
確かに負けは悔しいんだけれど、どこかに誇らしいところもあるんですよ。
たった二試合しか甲子園では戦ってないけれども、あまりにもその内容のインパクトが強くて、
負けてはしまったけれど「どんなもんじゃい!見たか!」みたいな気持ちの方が
強く残ってませんか。
山形県代表校が、組み合わせ抽選会で対戦校にガッツポーズされていたのは、
すでに遠い昔の話しになりつつあります。
今年の鶴岡東に限らず、昨年の日大山形だって19年の鶴岡東だって、以前なら名前を聞いただけで
「あ、負けたな。」なんて思っていたようなところを撃破して勝ち上がってるわけですから。
時計の針を戻すことは出来ないけれど、悔やまれるエラーや防げた失点も多かったのも事実。
普段通りの力を甲子園の大舞台で発揮できるもう一つ別のスパイスが必要なのかもしれません。
県外の強豪校との練習試合はもちろんのこと、他県の高校野球ファンにも注目される県外での
招待試合など、オープンにたくさんの人たちに普段からの練習や試合を「見てもらう」もしくは
「注目される」機会を増やして、緊張感のある場数を多くするというのはどうでしょうかね。
データ主義の昨今の高校野球では、本番まで隠密でいた方が有利なのかな。
ま、あくまでも個人的なつぶやきですけどね。
19年の関東一に延長で敗れた時に、この悔しさは後輩たちに必ずつながるものだと納得させて
甲子園から帰ってきたことを思い出します。
二試合でチーム5本のホームランですよ。
土屋だけでも3本打ってるんですから。
19年の習志野戦での丸山の二打席連続ホームランにもびっくりしたけど、
やっぱり甲子園では長打力がないとなかなか勝ち上がれないのは実証されてますもんね。
我々の頃のようなバットを寝かせて短く持って振っていた時代には想像もつかないような
ホームランを放ってくれました。
鶴岡東の甲子園での戦いを見るのが楽しい、感動するという声をたくさん頂くことも多いです。
結果よりも記憶に残る今年の甲子園、今年の鶴岡東の戦いだったと思います。
堂々と胸を張って山形に帰ってきてほしいですよね。
何度も言いますけど、今年の負けは悔しいんだけれど、どこか誇らしいという不思議な感覚です。この戦いをみたスポ少のちびっ子たちが、どんな目標と憧れを持つのか。
そう思うだけでもワクワクしませんか。
そして我々OBは引き続き応援し続けていきます。
この熱が冷めないうちに一気にセンバツへ!それもOBの悲願でもありますしね。
山形県のセンバツ出場率の低さはハンパない確率なんで、そんなところにも期待してしまったりして。
短い夏でしたけど、充実させてもらいました。
出来ることなら行きたかったなぁ、甲子園。
オーシャンゼリゼ、アルプスで一緒にやりたかったです(笑
さて、いつもの日常に戻りますか。
週末の夜、頑張ります!