"日本酒"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
昨日に引き続き、日本酒新入荷商品のお知らせです。
初孫魔斬(まきり)純米生原酒(赤魔斬)を入荷しました。
「やんちゃ」オープン以来、初孫の取り扱いは初めてになるんですけど
いい意味で初孫らしからぬ味のお酒です。
完全限定商品ですので、この機会にぜひお試し下さい。
赤いラベルがなんとも斬新で個人的には好きです。このラベル。
味については、みなさんが飲んで頂いて
是非、感想をお聞かせ下さい。
自分的には以前の魔斬より味がしっかりあって、なおかつキレもある感じで
やきとんに合う辛さじゃないかと思ってます。
ある意味、初孫らしからぬお酒に仕上がっているというかなんというか・・・。
今まで初孫はちょっと・・・と敬遠していた方々にも、是非一度飲んでみてもらいたい一本です。
ところで話しは変わりますけど、2月は飲食店にとって厳しい月だとよく言われます。
現に、他の飲食店の方々と話をすると「おたくは、どう?景気は。」と必ず聞かれますし、
こちらも社交辞令で必ず聞き返します。
そのほとんどが「ダメだね」「良くないね」と返ってきます。
でも、自分はどんなに売り上げが悪くても、どんなにお客様の入りが悪くても
「まあまあですね」とか「ボチボチですね」とか「悪くないですよ」と、いつも答えてきました。
それが、たとえ見栄であったとしてもネガティブな言葉は使いたくないんですよね。
生意気なんですけど。
背中を丸めて下を向いて歩いていても、何も落ちてないんですよ。
それどころか周りが見えてなくて、さらに車からひかれちゃうんです。
そんな時ほど、カラ元気でもいいから上を向いて胸張って歩けば、
下を向いてる人より早くいろんな事が見えてくるから、チャンスにつながるんですよ。
そうすると、なんか物事が好転しそうな流れになるし、いい出会いにもつながると信じてるんです。
不幸な話しばっかりする人には、更なる試練が待ち構えているもんです。
で、「なんでオレばっかり」とか「ウチだけどうして」とぼやいてばっかりいるんですよね。
不のスパイラルから、いつまでも抜け出せない。
景気は落ち込んでても、気持ちが落ち込むのはやめましょうよ。
たまには、チェーン店じゃなく地元の居酒屋にでも入って、
美味い肴と旨いお酒でも飲んで、明日への活力を取り戻しませんか。
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毎度ありがとうございます!
今月は営業日数が少ないため、今日の祝日はダメもとで店を開けるつもりだったんですけど・・・。
昨日の息子の骨折騒ぎで、肉問屋に10・11日と2日分の注文を入れるところを、
10日の当日分の注文しか入れておらず、本日は肉がありません。
結果、やっぱり定休日となりました。不本意ですけど。
でも、今日はカミさんも仕事なんで、こういう時は家にいて子供の面倒をみろってことなんだと
プラスに解釈して、お父さんモードに切り替えます。
とはいっても、骨折中の息子に「お茶飲みたーい」「DVD取り替えてー」「アイス食いてー」
と歩けないのをいいことに、アゴで使われてるだけなんですけどね。
早速、DVD「ボルト」観てる今のうちに、日本酒のメニュー変更を・・・。
先日、蔵見学でお世話になった冨士酒造さんの
「有加藤 純米大吟醸 中汲み生原酒」を入荷しました。
細かい説明は省きますけど「有加藤」は、「ありがとう」と濁らずに
「ありかとう」と読みます。
現在のラベル前の、初期ラベル時代には「純米酒」「古酒」「特別本譲酒」と各種
取り扱っていたんですけど、ここ最近は入荷しておりませんでした。
実は、当店はオリジナル限定酒「徳蔵」以外はすべて一合600円で
提供すると決めてますので、純米大吟醸クラスとなると仕入価格で
手が出ないケースが多かったんですけど、今回は頑張りました。
この機会に、ぜひ飲んでいただきたい一本です。
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毎度ありがとうございます!
昨日のイベント話の続きってわけじゃないんですけど、
今週の土曜日の2月13日に、大山新酒まつりが開催されます。
このイベントは2月の第二土曜日と決まっているらしく、今まで一度も行ったことがありません。
というか土曜日だけじゃ、いくら昼間とはいえ行けるわけがありません。
大山地区の蔵元4軒を廻り、出来たての新酒を呑めるという、
日本酒好きにはたまらないイベントであるにもかかわらず、なぜ土曜日しかやらないんでしょうか?
日曜日開催ではダメなんですか?
県外からも多数来るからっていうんなら、土日開催すればいいと思うのは自分だけですかね。
日曜日は休みでも土曜日は仕事って方も多くいると思うんですけどねぇ。
日本酒好きじゃなくても、我々のようにお酒を提供する仕事に
従事する者として、地元の蔵を廻って新酒を味わうっていうのは、
仕事と位置づけても行っておきたいところです。
先日の蔵見学のように毎回お邪魔できるわけでもないし、
そういうイベントにはむしろ家族や友人やお客様なんかとも
一緒に行きたいと思うんですよね。
べつに毎週やってくれってワケじゃない。
年に一度のイベントぐらい、日曜日も開催できないのかって話しですよ。
もし、開催できれば地元の人でも行きたい人は沢山いる筈だし、もっと盛り上がりますよ、と
声を大にして言いたいワケです。誰の何のためのイベントなんだと。
それと、5月25日と固定されてる天神祭りもそう。去年は月曜日でした。
午後2時パレード開始って誰が見るんだって話しですよ。
誰の都合か知らないですけど、お祭りって参加する人と見物する人の両方がいて
初めて盛り上がると思うんですよね。
いろいろと都合もあると思うんですけど、一人でも多くの方々に参加してもらって
盛大にやろうと思えば、必然的に日曜日に開催するのが妥当だと思うんですけどね。
赤川の花火大会のように、8月10日と固定してたのを、8月の第二日曜日開催とした
柔軟さが必要だと思うんです。
主催者の方々、是非ご一考下さい。
お願いしますよ、マジで。
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毎度ありがとうございます!
先日の日曜日、鶴岡市大山にある冨士酒造さんと渡會本店さんの、酒蔵見学に行ってきました。
この時期、新酒造りの真っ最中という事もあって、
あまり奥までは見せてもらえないもんだと思っていたら、
「えっ、ここまで見せてもらっていいんですか?」っていうところまで
見学させてもらいました。
二蔵続けて見学させて頂いたおかげで、各蔵元の製造工程の違いも
よく分かって大変勉強になりました。
以前、このブログで「お酒を提供する側の人間が、簡単にお酒を批評するべきではない」的な
ことを偉そうに書いてしまったんですけど、見学の途中で「三鷹」の店主ダイユウ君が
「こんだけの手間と時間かけて造ってるの見たら、簡単にウマイのマズイのって言えないっすね」って
ボソッて言うんですよね。なんだか嬉しくなりました。
そういう感想をお互いに持てたことだけでも、今回の蔵見学は成功なんだと思うんですよね。
その後、一旦解散して午後6時半から「庄内ざっこ」さんで懇親会。
蔵見学で頂いた新酒に、美味しいお料理でまさに至福の宴でした。
「庄内ざっこ」さんには初めてお邪魔させて頂いたんですけど、落ち着いた雰囲気に
綺麗に盛り付けられたお料理で、普段はがっつり大盛派の自分でも十分に堪能できましたね。
さらに一緒に行ったメンバーとも、盃片手に親交が深まってお酒の話し以外にも、
お店の将来の話しやイベントの話し、挙句の果てには夫婦生活の話しまでかなり盛り上がりました。
結局、帰ったのは午前3時。楽しいお酒は時間が経つのも早い。
で、予想通り完璧な二日酔いです。
頭ガンガンいってます。
でもまた、このメンバーで集まりたいですよね。
「庄内ざっこ」さんと「ダイニング花」さんのブログリンク貼りましたんで
そちらのほうも、ぜひ覗いてみてください。
実際にどちらのお店も大変美味しいんで、まだの方は一度足を運んでみてはどうでしょう。
自信をもってオススメします。
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毎度ありがとうございます!
先日、やんちゃ限定酒「徳蔵」で大変お世話になっている蔵元渡會本店の専務から
「毎年お歳暮を頂くので何かお返しをしたい」とお電話を頂きました。
お返しだなんてめっそうも無く、「ウチのような小さなお店のためだけに、
わざわざ限定酒を造って頂いてるこちらが感謝しているのに」とお断りしたのですが、
「今朝搾ったばかりのお酒がありますので」と、数本のお酒を頂戴いたしました。
どのお酒も完成度が高く、大変美味しく頂いたんですけども、その中の1本に
どう見ても間に合わせのラベルに裏の成分表が手書きで書いてあるのが気になりまして、
さっそく専務に確認したところ「きもと本醸造の二年古酒」との事でした。
「燗にしても美味しいですよ」という専務のお言葉通り、燗にしてみたらさらに美味しいんですよ。
「やんちゃ」でも燗酒の注文が多くなってますので、数本仕入れさせてもらう事にしました。
「このお酒の名前がまだ決まってないんで、ラベルは何でもいいですか?」って言われてましたんで
「出羽ノ雪 二年古酒」なんて名前で来るもんだと思ってたんですけど・・・。
で、届いたお酒がこれです!
なんと、徳蔵の黒ラベルで出来上がってきちゃいました。
冬の間の燗酒用にと思ってたんですが、これってまたもや
やんちゃオリジナル限定酒になっちゃってますよね・・・。ラッキー♪
佐野屋店主サノも、仕入れた中から何本かは店売り用にと
思ってたらしいんですけど、「やんちゃ限定酒」と入ったラベルでは
販売できないじゃんということで、すべて「やんちゃ」で買い占めちゃいました。
ウチみたいな小さなお店で、限定酒が二種類あるなんて贅沢すぎますよね。
ホント、有り難いかぎりです。。
しかも、瓶の裏はどうなってるかというと・・・。
ジャーン!
どうです、このオリジナル感たっぷりの手書きの成分表は。
一般小売されていないの分かりますよね。
純米吟醸や大吟醸のような、高級感漂う感じのお酒ではなくて、
やきとんに合うしつこくない感じのお酒だと思ってます。
今のところ、これまた「やんちゃ」でしか飲めませんので
興味のある方や燗酒を飲まれる方は、是非ご注文下さい。
一合450円、やんちゃ価格です。
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毎度ありがとうございます!
当店オリジナル限定純米酒「徳蔵とくぞう」の話しでも。
3年前、鶴岡市大山にある蔵元渡會本店さんと佐野屋さんとの全面協力のもとに、
やんちゃ限定酒「徳蔵」が出来ました。
いわゆるラベル張替えではなく、中味の酒質設定からすべてオリジナルです。
ですから、一般小売は一切しておりません。
「徳蔵」とは何を隠そう、自分の父の名前なんです。
大正生まれで戦争にも出兵し、激動の昭和を生き抜いた、まさに頑固親父でした。
若い頃は板前になりたくて、大阪で修行しながら実家に仕送りをしてたらしいんですが、
ある日、電車の中でスリに全財産が入った財布を盗られてから、
都会暮らしがイヤになり、鶴岡に戻ってきたんだそうです。
たいした親孝行もしてやれないまま、17年前に他界したんですけど晩年は年に数回、
北海道から帰省した際に、日本酒を酌み交わすのが楽しみでしたね。
家の晩御飯で出てくる刺身はすべて親父がさばいたものでした。
「これ、うまいな。なんていう魚?」
「イナダ。」
「こっちのは、ナニ?」
「ヒラメ。」
などと、聞かれたことにしか答えないような会話でしたけど、
「そんな時間を楽しみにしていたんだよ」と亡くなった後、お袋から聞かされました。
「あいつは光りモンはダメなんだ」とか
「あいつは赤身より白身が好きなんだ」と言っては
自分で魚屋に買いに行ってたんだよ、と。(泣
葬儀のあとなぜか、親父の使っていた包丁の1本が欲しくなって、
料理も作らないのに形見としてもらっていました。
「やんちゃ」を開業する10年以上前のことです。
今でも、その包丁は大切に店で使ってます。
思い起こせば、自分で店を持とうと思ったのも、その頃からなんですよね。
ひょっとしたら、親父がやってみろと仕向けたのかもしれません。
やんちゃには同級生のお客様も多く来て頂いているんですが、
親父を知っている彼らは「徳蔵」を頼むときは
「おとうさんを、1つ!」と注文してくれます。
ありがとうございます・・・。
でも、気をつけろよ。
ウチの「徳蔵」は効くぞ。
「親父の小言と冷や酒は、あとからズシンと効いてくる」っていうから・・・。
うーん、最近オチがキレるなぁ(笑
ウチの「徳蔵」と一緒で、よくキレる。
よっ二段オチ!