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毎度ありがとうございます!
三連休を頂いた初日の土曜日は、県野球場でクラブ選手権山形一次予選の応援に行ってきました。
前々からその日は朝から公式戦だと言ってあるに前日の夜から警報当番に当てられ、息子だけ当日
集合時間まで間に合わなかったために予定していたスタメンマスクでの出場も急遽変更というね。
まあ、息子の会社の話しは置いておいて、試合のほうは残念ながら0-17の完敗です。
実際今の鶴クラとB-netとの力差はこの点差くらいあると思ってます。
大学野球までの経験値、普段の練習量、クラブ選手権にかける想い、チームのサポート体制、…
去年はたまたま勝てただけであって、普通にやれば20点くらいの差があるかもしれません。
この日は監督が不在だったこともあってか、ベンチワークが上手く機能していなかった気がします。
メンバー表にスタメン9人の名前を書いてそのまま終わっちゃった、みたいな。
去年B-net戦に好投して大金星を挙げた伊藤魁の先発までは理解できます。
この日ベンチ入りメンバーはなんと21人もいて、その全員が出場できるわけではないとしても、
伊藤魁の次のピッチャーがベテランの乾しか残ってない状態なんですよね。
先日の都市対抗で好投を見せた伊勢はレフト、昨年の東北二次でワンポイントした木俣はファースト、
野手と投手の二刀流の石川竜と佐藤泰はサードとショートで出場してる。
いくら昨年好投したとはいえピッチャーは投げてみるまで分からない部分が多いわけです。
なにかアクシデントが起きないとも限らないですし。
先発の伊藤魁はあきらかに調子が良くなかった。
生命線の縦のスローカーブでほとんどストライクが取れず120㎞台のストレートを狙われて
3回までですでに9点を献上、まさに火だるま状態ですよ。
ベテラン乾がようやくブルペンで準備を始めたのが7点目をとられた3回ワンアウトからでした。
そういうところなんですよね、自分が気になってしまうのは。
ベンチワークというか、ゲームプランというかね。
どうやって勝つのか、相手打線を何点までに抑えればこちらに勝機があるのか。
30℃を超す暑さの中で調子の上がらない先発投手を誰がどのタイミングでバックアップするのか、
そのため準備とベンチからの指示はできていたのか、ということなんですよね。
4回からリリーフした乾もB-net打線を止められず3点を献上し4回を終わってすでに12-0。
クラブ選手権だから7回までやりますけど、高校野球だったら5回10点差でコールド負けですよ。
5回にキャッチャーが石川輝から石川幹に代わって、この試合初めての0点で切り上げてようやく
流れを断ち切れたかと思いきや6回にはツーランホームランも打たれて相手打線の勢いは止められず。
まさにノーガードでボコボコにされた感覚です。
チーム関係者には怒られるかもしれませんが、自分の考える仮定・想定の話しをしたいと思います。
断っておきますが、あくまでも「たられば」の話しで、批判ではありませんよ。
自分なら先発伊藤魁でいくなら、レフトは伊勢ではなくルーキー佐藤優を使います。
守備力とバッティングどちらを比べても力量には差がないと思いますから、それだったら
都市対抗で好投を見せた伊勢を2番手投手としてベンチに残してスタンバイさせておきます。
先発伊藤魁には打線の調子が分からないですけど「4点までは取られていいぞ。」と送り出し、
ベンチに残した伊勢には「4点まで引っ張るから試合展開を見ながらブルペンで準備しろ。」
と指示を出すでしょう。
自軍の攻撃も好調で、取られても取り消すようならゲーム展開になるようなら4失点ではなく
3点ビハインドまで様子を見るかもしれません。
その根拠は、4点差までならランナーが溜まればなんとか取り返せる、追いつける点差だと思うから。
6点差まで広がると打者一巡しないと追いつけないじゃないですか。
スポ少ならまだしも打者一巡ってなかなかないですよ、社会人野球で。
いずれにしても猛暑の中での先発投手のコンデションには細心の注意を配ります。
それでも相手打線の勢いを止められない、打撃陣も相手ピッチャーにタイミングが合っていなくて
ノーガードでボコボコに負けるくらいなら、どんどん新入団の若いルーキーに交代して
公式戦の緊張感と経験値を上げさせて社会人野球の雰囲気やレベルを体感させます。
17-0も20-0も負けは負け、結果は同じなんですから。
だったら同じ負けでも、なにか一つでも上積みしてきたほうがいい。
新加入の投手にも、試合での登板予定がないからとバットボーイをやらせるんじゃなくて、
ブルペンで肩慣らしピッチングくらいさせた方がいいんですよ。
せっかく県野球場まで来てるんだから。
相手チームにはまだピッチャーがいるように見えるはずですし、試合展開に合わせて肩を作るという
リズムと雰囲気は経験してきた方がいいじゃないですか。
もうひとつあえて言うなら、ピッチャーとキャッチャーには相性があるということ。
サイン交換や配球の考え方、返球のテンポや投球リズムの相性があるんですね。
4番を打つような中心選手がキャッチャーなら捕手固定も分からなくもないですけど、
どのキャッチャーが出ても8番9番を打つレベルなら、投手交代だけでなく一緒に捕手を代える
いわゆるバッテリーごと交代も、ゲーム展開を切り替え試合の流れを変えるには有効的だったりします。
そういう意味でも伊藤魁ー石川輝が先発バッテリーならば2番手投手には伊勢を残しておくべきでしょう。
伊勢ー石川輝のコンビは先月の都市対抗予選でもしっかりといい内容で結果を出してますし、
配球やリズムや決め球も含めて意思の疎通などの相性がいいように見えます。
もしも先発がピリッとしなくて伊勢にリレーするにしても大きく選手を入れ替えるリスクは減ります。
一方でベテラン乾と3年目捕手石川幹とのコンビは昨年のクラブ選手権山形予選でB-netから
タイブレークの末に乱打戦を制し勝利をもぎ取った経験値のあるバッテリー。
5回にキャッチャーが交代した途端、打者4人失点0と流れを変えたのも理由があるわけです。
乾がリリーフした時点ですでに9点差なら、自分なら4回アタマからバッテリーごと代えたと思います。
「勝ったら選手のおかげ、負けたら監督の責任」
これは中日監督時代の落合博満氏の言葉だけれど、負けないための選手の準備とベンチワークも
試合結果に大きな要因をもたらすということです。
あまり好き勝手なことを書いてまた誤解されると困るんですけど、選手の親であるがゆえに
思ったまま書いても親バカだと思われそうで怖いんですけどね。
決して親目線ではなくイチ野球人としての見解だと思って読んでもらえれば幸いです。
ヤマガタ通信のタザワに連絡して観戦ライターで契約してもらおうかな(笑
誰かの親だからではなく、純粋にチームを応援しているからこその独り言です。
どうぞ気楽に読んでもらえたらと思います。
次戦は7月6日(土)地元鶴岡ドリームスタジアムで「東北クラブカップ山形大会」です。
いつも応援してくれているおばあちゃんを、やっと野球場に連れて行けると思ったんですけどね。
息子は資格講習会のため二週間宮城に出張で土曜日なのに参加できず。
またの機会に持ち越しですね。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
クラブ選手権山形予選の朝。
自分が出場するわけでもないのに朝4時に目が覚めてしまいました。
どんだけ楽しみやねんって話しです(笑
野球とは関係ないんですけど、50歳を過ぎてからポロシャツを好むようになってきたんですよね。
ゴルフをやっていた時はよくポロシャツを着てましたし、襟元の直射日光を軽減するために
わざと襟を立てて着るスタイルが好きでした。
最近は襟を立ててポロシャツを着てる人もあまり見かけなくなったような気がします。
時代なのかな、ジャンボ世代は今も襟を立てるのかもしれませんけどね。
今の自分は襟を立てないんで、ボタンダウンのポロシャツ一択で購入しています。
さらに、ポロシャツのポケットはオジサン臭いんで絶対にポケットなしを選択します。
ブランド物よりも無地の安くてサイズが豊富なドライポロで十分です。
ユニクロやGUでもいいんですけど、残念ながらサイズが合わなくてネット注文ばかりなんですね。
一着1500円くらいで買えるし、サイズ展開もカラーバリエーションも豊富なんで助かってます。
いくら安くても一応こだわりもあって、5.0オンス未満の軽量ドライポロ(速乾)で、ポケットはなし、
そしてできれば胸のボタンは3個であってほしいんですね。
グリマーやプリントスターなんかは速乾ドライ生地でも全部2つボタンですし、
ユナイテッドアスレは3つボタンだけど5.7オンスなんで生地が厚くて速乾でもないんですね。
ここ数年はボタン2個のグリマー製で我慢してたんですけど、ようやくユナイテッドアスレから
自分のこだわりにピッタリなボタンダウンポロシャツが出ました!
4.7オンス 速乾吸汗ドライ ボタンダウン ポケットなし ボタン3個 サイズ豊富で。
さっそく鶴クラの応援用に紺色のボタンダウンポロシャツを買って、いつもの刺繍屋さんで
胸マークと袖には本拠地「鶴岡ドリームスタジアム」のワッペンをあしらい、オリジナルの
チームポロシャツが完成!と思いきや、なんだかイマイチしっくりこないんですよね。
なんか野暮ったいというか、重たいというか、お固いというか・・・
そうか!
ボタンの色がシャツと同色だからだと思って、いつもの手芸屋に行って白いボタンを購入。
襟のボタンが8.5ミリ、胸のボタンが11ミリの二種類をゲットして、縫い付ける糸まで白いと
これまた安っぽく感じるんで、糸はあえてシャツと同色の紺色を購入する芸の細かさ(笑
そして老眼鏡を掛けながら、チクチク手縫いでポロシャツのカスタマイズが完了!
どう?いいじゃん!
これでいいんですよ、こんなのは所詮は自己満足なんですから。
というわけで、今日はこれを着て球場に向かいます。
球場で見かけても「ボタン自分で付け替えたポロシャツですか?」というイジリはいりませんから。
それでは、もう一杯コーヒーを飲んで支度します。
勝ち負けよりも、ナイスゲームを期待します。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
明日から三連休となります。
土曜日はクラブ選手権、日曜日は定休日、月曜日は食肉公社の休業に伴う臨時休業です。
食肉公社も働き方改革のためか、年に2回ほど祝日でもない平日に休業日を設けるようになりました。
もちろん鶴岡市内のやきとり・やきとん屋でも通常営業しているお店はたくさんあります。
そこは店主の考え方でしょうかね。
ウチはなるべく鮮度のいいネタで営業したいという理由と、フル稼働で頑張ってくれているスタッフにも
連休を与えて休んでもらいたいという理由とで、食肉公社の休業日とリンクして休んでいます。
自分自身も体力の衰えは感じています。
日曜日休みだけでは疲労が取れず、疲れが残ったままにまた月曜日ということが多くなってきました。
定休日とはいえ日曜日に食材や日本酒を買い出しに行ったり、日曜の夜から仕込みをしたりして
何もしない日曜日なんてほとんどないですもんね。
自分にとっても連休は必要だということです。
息子の野球の応援もリフレッシュするには一番かもしれません。
カミさんにとっても同様で、そこは真っ先にカレンダーに試合予定を書き込みますもんね。
いつまで野球の追っかけをできるかわかりませんけど、息子が引退するまではそんな休日を
楽しみに過ごしていきたいと思っています。
明日の初戦は、B-netYAMAGATAが相手です。
昨年のようにはいかないでしょうけど、チーム一丸で頑張って欲しいと思います。
今年のクラブ選手権の東北二次予選の会場は山形県が開催地(去年は青森県)ですから、
なんとかご当地開催の出場権を獲得して欲しいですね。
そしたら知り合いみんなに声をかけて、一大応援団を結成してスタンドで盛り上がりたいです。
言ってみれば、それが個人的には当面の夢かなぁ。。。
月曜日は、カミさんを酒田のタイ料理屋に連れて行く予定です。
実は先週の日曜日に、日曜定休を知らずにランチを食べに行って空振りしてますんで、
今回はそのリベンジということでサプライズで連れて行こうと思ってます。
先日、キャプテンワタルと飲んだ時に「ゴルフも辞めちゃって休みの日になにしてる?」と聞かれて
「カミさんとデートだよ。」とキザに答えておきました(笑
まぁデートと言うほどでもないですけど、特別な予定が無ければ大体は一緒にいますね。
岩ガキを食べに行ったり、秋田までラーメンを食いに行ったり、新潟まで御朱印をもらいに行ったり、
会津までお城を見に行ったり、仙台まで牛タンを食いに行ったり・・・
ドライブしながら他愛もない会話をして、美味しいものを食べたり、買い物したりして。
愛犬カールもいるんで、必然的に車で一緒に車でお出かけすることが多いんですね。
歳をとってくると、夫婦水入らずのそんな時間が癒されます。
それでは素敵な週末をお過ごしください。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
今朝はパイカ煮を作る朝です。
今日の鶴岡は気温30℃超えの予想が出てましたけど、煮込みの終売をどのタイミングにしようかと
正直悩んでいるところです。
一昨年は、常連さんの声もあって夏場も休まず一年通して煮込みを提供してきましたけど、
昨年は社会人野球の応援で岩手・青森・福島と県外遠征の予定が目白押しでしたのでお休みしました。
実際、注文はゼロではないものの一日に1皿2皿の注文では結果的に廃棄率が高くなってしまいます。
そのタイミングとバランスが難しいところなんですよね。
夏場は煮込みがメニューからなくなるけれど、地物のえだまめは切らさず提供してますので
少しの間だけ勘弁してねっていう感覚でしょうか。
もちろん梅雨時期も煮込みの注文が入りますし、コンスタントに注文が入って鍋が空になるようなら
そのまま継続もアリかなとは思っています。
そして季節休売中の「生すだちサワー」ですが、市場価格も下がってきて今朝注文を入れましたので
すだちが届き次第に提供を再開します。
そういえば、先日ある会合でお邪魔したお寿司屋で「生すだちサワー」を770円で提供してました。
シーズンオフのすだちを仕入れて提供するなら一杯そのくらいの価格が妥当なんですけど、
さすがにウチの店でその価格では提供できませんからね。
例えばプレミア日本酒「十四代が一合2000円」でとか、そういう価格バランスの悪いことはしないです。
なかには「あるなら高くても注文するよ。」と言ってくださるお客様もいますけど、
ウチはそういう高級店ではなく「大衆酒場」だと思ってますから。
財布にやさしい「安くて旨い!」が大前提のお店です。
飲む量や食べる量でもちろんお会計は変わってきますけど、今どき生ビール480円(税抜)で
出してるところは鶴岡でもそんなにないんじゃないかな。
薄利多売でなんとか頑張ってます。
コロナが明けてまた来てくれたお客様に喜んでもらえれば、それでいいじゃないですか。
そんなわけで、これから酒田に買い出しです。
ちょっと今日は午前中がなんだかんだと忙しいです。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
昨日、珍しく親父の夢を見た。
なんの夢だったのかは思い出せないが、親父の夢だったことは覚えている。
せっかく親父が夢に出てきたので、今日は少し親父の話しでも書いてみたいと思う。
大正生まれで12人兄弟の長男として生まれた親父は、自分が生まれた時には44歳だったから
小学生に上がる頃には50歳、昭和の時代にその年齢の父親は周りを見渡しても誰もいなかった気がする。
滅多に顔を出さない親父が学校にくると「お前んち、じじちゃん来たなが?」と同級生たちに
からかわれたこともあった。
親父には寡黙で威厳があって怖かったイメージがある。
家畜商といえば聞こえはいいが、俗にいう「馬喰(ばくろう)」を生業としていて、
ダボズボンに腹巻をして財布も持たずにお札を腹巻に入れていた若き日もあったようだ。
赤ん坊の頃は親父に抱っこされている写真が残ってはいるものの、物心ついた頃からは
肩車やおんぶはおろか手を繋いで一緒に歩いた記憶すらない。
もちろんそれが普通で、それで寂しいなどと思ったことは一度もないが、
寡黙さの中にある自分に対する愛情も子供心に感じていたのも事実だ。
日本海沿岸の小波渡や暮坪の知り合いの家に行くついでに釣りを教えてくれたり、
余目や狩川で同じく畜産仲間のところに行けばお菓子を買ってくれたものだった。
そんな親父に一言だけ「ありがとう。」を言えなかった日のことを覚えている。
自分が中学に上がってすぐの頃、歳の離れた兄貴が応援団長をやっていたのもあって
家には長ランだのボンタンだの3タックのハイウエストの学生ズボンなんかが残っていた。
いわゆるツッパリブームというかファッション不良とでもいうか、中学1年生でいきなり
ボンタンを履いて白エナメルで学校に行くという、とんだ大馬鹿野郎だった。
そんなことが噂になっているとも知らずに、そのまま調子に乗っていたらすぐに上級生に目をつけられ、
ある日いきなり自宅に怖い先輩たちが4~5人できて、近くの公園に呼び出され囲まれたことがあった。
「お前、1年のくせになに調子乗ってんだ?」
「いや、べつに。」
「なんだコラ!やっちまうぞ!」
と胸ぐらを掴まれボコられそうになった瞬間に、後ろから
「おい!何やってんだクソガキども!こんな大人数で一人を囲みやがって、おい!」
腹巻姿に雪駄履き、咥えタバコで凄みを効かせた親父が鬼の形相で立っていて、
一瞬にしてそいつらを蹴散らしてくれたわけだ。
「大丈夫か?」と聞く親父の声に背を向け、返事もせずに家に戻った。
親に助けられたこと、親父がトラブルを解決してくれたことがむしろ恥ずかしく思えていて、
心の中では「ありがとう。」どころか「余計なことすんなよ!」とムカついていたほどだったと思う。
些細な出来事だったけれども、あの日の事は大人になり親になった後まで自分の中でトラウマになっていて
子どものトラブルに親が介入することは「恥ずかしいこと」という間違った固定観念をもってしまった。
娘が小学校でイジメにあった際にも「子ども同士のことだろ」「わざわざ親が出ていかなくても」と
タカをくくっていて、その初動の遅れからイジメがどんどんエスカレートして大ごとになり、結果的に
解決こそはしたものの、娘にもカミさんにも心に深い傷を負わせてしまったことを今でも後悔している。
過干渉と過保護、クレーマーとモンスターペアレント・・・
それぞれの境界線や区別は難しいけれど、純粋に我が子に降りかかる受難を親が取り払うことを
「恥ずかしいこと」などと思ってしまっては、じゃあ一体誰が守ってやるのかということになる。
親が味方にならずして、誰が味方になるんだよと。
あの時、助けてくれた親父に「ありがとう。」と素直に言えていたなら、その後の自分の価値観や
固定観念も少し変わっていたのかなと後悔することがある。
離れて暮らす娘にも、一緒に暮らす息子にも、そして愛するカミさんにも何かトラブルがあれば
周りにどう思われようとも誰に笑われようとも、今はためらうことなく一歩前に出るだろう。
あの時怖くて目をつぶった自分の前に、腹巻に雪駄履きでタバコを咥えたスーパーマンが現れたように。
そのスーパーマンも自分が26歳の時に、病には勝てず享年71歳であの世に旅立ってしまった。
振り返れば、親父が亡くなってからの人生の時間の方が長くなってしまったことに驚いてしまう。
でも不思議と寂しくはない。
いつでも親父は心の中にいたし、かっこいい男のイメージはそんな親父の姿だったからだ。
世間には、
強豪校で野球部にいる息子を想う親がいる・・・
遠くに嫁いで子育てに追われる娘を想う親がいる・・・
学校でうまく馴染めない子を想う親がいる・・・
仕事が上手くいかないと悩む子を想う親がいる・・・
それらは、いつでもいくつになっても親だからこそ想う感情であって、なにかあった時には寄り添い
そっと手を差し伸べてあげられる我が家だけのスーパーマンであってほしい。
自分もいつまでもそうでありたいと思って親父の背中を追いかけている。
そして今ならためらうことなく言えるだろう。
「親父、ありがとうね。」と。
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毎度ありがとうございます!
昨夜は食肉公社の休業日に伴う臨時休業日でしたので、久しぶりに酒田で飲んできました。
いつも一人カウンターで飲む「ぼっち会」のツチダくんをナビゲーターに、いつものマナブさんと
三人での酒田飲みです。
会社が酒田のツチダくんにお店のセレクトはお任せしてたんですけど、マナブさんのリクエストで
一軒目は魚が食える「しえん」にお邪魔しました。
キンキンに冷えた瓶ビールを6オンスグラスに注いで、17時に乾杯です!
初めての組み合わせでしたから、それぞれが仕事の近況やプライベートな話しで盛り上がり、
お刺身がくる前にあっという間に4本が空きます。
明るいうちに飲む酒は、なんであんなに旨いんですかね(笑
お刺身が到着するのに合わせて酒田酒造の「上喜元」をチョイス。
ツチダくんも酒飲みなんで、日本酒のピッチも早い早い!
予約せずにお邪魔したんですけど18時頃にはお客さんで混んできて、女性スタッフだけで切り盛りする
丁寧な仕事ぶりとリーズナブルな価格設定が人気のお店なんだと思いましたね。
滞在1時間半でお会計をして、すぐ隣の「やきとり吉吉」に移動します。
ハイボールのメガジョッキを3つ頼んで二軒目の乾杯です。
焼鳥も各種あったんですけど、かざり串なるメニューが気になって変わり種を5種類頼んでみました。
カレーチキン、しそわさび、チキンチーズ、タルタル、チキントマトだったかな。
焼きたての鶏の旨さも相まって上品な一串に仕上がってました。
ベースのネタは鶏ハラミでしょうかね。
一本一本は小ぶりですけどジューシーで旨かったです。
お店の看板の雰囲気や、串のサイズを見てどこかで見たことあるなぁと思っていたら
以前は「やきとり大吉」だったお店のようでした。
チェーン店の制約から解放され、オリジナルの焼鳥やサイドメニューも充実してましたから、
機会があったらまたお邪魔してみたいと思います。
そしてさらに三軒目はタイ料理店「サパーンマイ」へハシゴです。
自分自身も自宅でグリーンカレーはよく作るんですけど、飲みの酒戦場としてタイ料理店を
セレクトすることは今までなかったんですよね。
「次、どうします?近くにタイ料理屋もありますけど。」
「いいねー!そこ行こう!」で即決です。
初めて飲むタイビール「チャン」と「シンハ」をそれぞれ頼んで瓶のままカンパーイ!
日本のビールのような苦みやコクはなく、バドワイザーのようなゴクゴク飲めるビールですね。
食事をしながら飲む「食中酒ビール」として料理を邪魔しないのど越しの良さとキレで、
ビールをあまり飲まない自分でもガブガブいけます(笑
ここはランチもやっているそうなんで、後日カミさんと一緒に必ずお邪魔すると思います。
気になるメニューも、まだまだたくさんありましたしね。
お腹も一杯になり、予約していた代行の時間までボトルキープしてあるスナックへ。
前回お邪魔した時には携帯を忘れて、広野からUターンして取りに戻ったお店です。
若い女性スタッフはいませんけど、その落ち着き感がまたいいんですよね。
偶然にもカウンターにはマナブさんの知り合いがいて、めちゃくちゃカラオケが上手くて
それに触発されてかみんな一曲づつカラオケを歌って。ここでお会計です。
鶴岡から時間通りに来た代行に乗ってみんなで仲良く帰ってきました。
今回は、普段なかなか行かないお店のチョイスばかりで楽しかったですねー
酒田飲みの引き出しが一気に増えた気がします。
ツチダくん、ありがとう!
また次回、どこかの街に繰り出しましょう!
ではまた。