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毎度ありがとうございます!
無事に弘前から帰ってきました。
土曜日の試合開始が朝8:00ということもあって、金曜日から弘前に入れたおかげで
スケジュール的には随分と余裕を持って動けましたし、身体の疲労感も想像していたよりラクです。
昨年は金曜日の営業終了後にシャワーを浴びてすぐに出発。
深夜1時に秋田市内のサウナに立ち寄って、大フロアの仮眠チェアーで回りのイビキの大合唱に
悩まされながらちょっとだけ寝て、早朝4時に再出発して6時半に弘前到着という、自分でも
ちょっと無謀なスケジュールで向かったんですよね。
今回は8時半に出発して、途中休憩とカールの散歩も挟みながら14時に弘前に到着。
ホテルのチェックインまでにカールの泊まるペットホテルの受付を済ませ、
ホテルに荷物を置いてから弘前駅前を散策しながら夕食を食べる居酒屋を物色しました。
試合のほうは、一回戦のALL北嶺(福島①)との対戦は1-0で辛勝して準決勝に駒を進めました。
毎イニングでランナーを背負う押され気味の展開を要所に出るファインプレーと守備で踏ん張り、
5回までノーヒットの打線が終盤に集中力を見せ最終回の7回に長打2本で1点を奪って
そのまま逃げ切りで勝利。
シビれる展開をものにしてくれました。
翌日の準決勝は久慈クラブ(岩手②)との対戦でした。
初回エラーで出したランナーで先制点を許し、3回には2ランホームランを打たれ序盤で0-3と
苦しい展開だったんですけどね。
3回に1点を返し、4回には四球などでランナーを溜めて一気に4点を奪い逆転に成功。
その後1点差に迫られるものの6回に4番豊川のスリーベースで2点を奪い7-4で勝利。
7イニング制という攻撃の幅が限られている試合の中で、よく3点ビハインドをひっくり返し
見事な逆転勝ちを見せてくれました。
実はこの試合の前に3位決定戦があるのを知らなくて、第一試合に勝てば決勝は13時から、
第一試合に負ければ3位決定戦は15時40分の予定だったんですよ。
試合終了後にそのまま鶴岡まで帰って月曜日に仕事だと思うと、深夜に到着するのだけは
勘弁してほしかったわけです。
そんな応援の思いも通じたのか見事な逆転劇でした。
そして挑んだ決勝戦は大崎トリプルクラウン(宮城)との一戦。
すでに来月に同じく弘前で開催される「北海道・東北クラブ交流大会」への出場権を獲得していたので、
ここまでサブで出番のなかった若手を中心にスタメンが発表されました。
先発は公式戦初先発となる鈴木(聖)ー石川(幹)の同級生コンビ。
中学の鶴岡ドリームス時代に静岡県沼津で開催された全国大会以来のバッテリーです。
そう考えるとなんか感慨深いものがありましたねぇ。
中学も高校も違ったけれど、社会人になって地元の硬式クラブでまたキヨラとバッテリーを組んで
戦う姿を見れるとは、あの当時では想像すらできなかった光景です。
今年、オープン戦に二度登板して調整してきた中で、この決勝戦の出来が一番良かったです。
相手も接戦を勝ち上がってきた強豪チームでしたし、公式戦初先発というプレッシャーの中で
しっかりと緩急を意識し、丁寧にコーナーに投げ込む姿には大きな成長と社会人なりの云わば
かわす投球術を習得しつつある確かな手応えみたいなものを感じましたね。
試合は3回に打線が繋がり効率よく2点を先制。
その裏にヒット2本で1点を献上したところでピッチャー交代。
打者11人、失点1、まだ1点勝っている状況の中で、普段は全く動かないベンチのくせに
イニングの途中でしかもランナーを2人残しての中途半端な投手交代にはハテナしか出ません。
すでに出場権を獲得したため、サブメンバーの底上げと経験値の上積みを目論みながら、
結果や勝敗度外視で挑むチャレンジゲームじゃなかったの?
変な欲が出たんかな、監督に。
案の定、スコアリングポジションにランナーを残した難しい場面で継投した伊勢も捕まり、
結果的にあっさりとこの回同点とされましたし。
逆転されていたとしても3回まではキヨラで行けたと思うんですけどね。
投球内容も本当に悪くなかったんですよ。
たとえ逆転されたとしても、そういう経験が更なる成長を促し自分自身の中の課題も見つけて、
上手くいかないところからアップデートってしていくものだと思うんですけどね。
それでもマウンドを降りて、三塁側のファールラインを跨いだところでくるりと振り返り、
マウンドに向かって深々と一礼してベンチに引き上げてくるキヨラの姿にスタンドからは
惜しみない拍手が沸き起こっていました。
社会人で見たことないですよ、降板したピッチャーがマウンドに一礼する姿なんて。
勝った負けた以外にもこうした素晴らしい選手がいることも、もっともっと地元の方々にも
知ってもらいたいし応援してもらいたいなと思いますね。
結果は4-10の敗戦となりましたけど、それはある意味想定の範囲の敗戦だったわけです。
守備の課題、バッティングの課題、バントの課題、スローイングの課題。
すべては負けの中にあるわけですから、来月までその課題を克服できるように
練習への意識を高めていかなければならないでしょう。
さて、また今日からいつもの日常を頑張ります。
来月も忙しくなりますが、そのために頑張るようなものです。
弘前、いいところですねー
何回か行ってるうちに好きになりました(笑
来月もまた行こうと思います。
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毎度ありがとうございます!
明日、明後日と「夏休み」を頂いて弘前に行ってきます。
先週の連休が「お盆休み」なら、今週は「夏休み」となりますかね。
東北クラブカップの応援を含めて、カミさんと「津軽観光」を楽しんでこようと思います。
カールも同行して、弘前のペットホテルに預けます。
思えば、野球の応援だけでも東北六県は全部制覇してますね。
他にも新潟、千葉、埼玉と車酔いもせず、助手席のカミさんに抱っこされたまま爆睡してます。
人間のように、行った先々で美味しいものを食べたりはできませんけど、
その土地の風を感じながら球場周辺を散歩したり、海を見たりするのは好きなようです。
球場周辺が公園になっている場所が多く、普段の散歩をしている地元のワンちゃんもいたりして
そんな時間も楽しみだったりします。
先日、息子の作業着の汚れを落とす液体洗剤を買って、その後100均にその洗剤を入れるボトル容器を
買いに寄ったら、その買い物のわずかな時間に液体洗剤の入ったビニール袋を破って、どうやら
舐めてしまったようなんですよ。
その時には何ともなかったんで、100均の駐車場で洗剤をボトルに移し替えて車内が大惨事には
ならなかったんですけど、その30分後から体中に赤い湿疹が浮き出てきて、目も真っ赤に充血し
ヨダレも出てきたりして明らかに危ない状態になってしまったんです。
もうね、そこから動物病院に直行したんですけど、もう気が気じゃなくて。
普段はカミさんの膝の上にいるのに、ずっと運転してる自分の膝の上にいてグッタリしてるんですよ。
マジで死ぬんじゃないかと覚悟した瞬間でしたね。
動物病院では解毒剤と抗アレルギのぶっ太い注射を打って、そのまま経過観察となりました。
翌日まで血尿・血便・嘔吐があれば再受診ということで、なんとか大ごとにならずに済んで
ホッとしました。
カールも我が家の大切な家族です。
ちょっとした不注意が取り返しのつかない事態になるところでした。
言葉は話せないけれど、その表情で意思の疎通はできますし感情を伝えることもできます。
想像力を働かせ危険だと想定できるものや、誤飲や誤食につながらないように
周辺の環境を管理することも飼い主である自分たちの責任なんですよね。
来月には娘が愛犬ルカを連れて帰省する予定です。
昨年末に二週間帰省した以来の再会を今から楽しみにしています。
二週間ずっと一緒に暮らし、毎日ベットで一緒に寝て、カールの後ろをくっついて歩いて、
成田まで娘たちを送り届けた帰り際には、不覚にも泣きそうになったくらいですもんね。
我が家にはまだ孫はいませんけど、きっと孫と同じように可愛いくて仕方ない子たちです。
いつまでも仲良く、少しでも長生きしてほしいと思います。
明日は早朝から出発して昼前には弘前に到着予定です。
弘前に「富士そば」はありませんけど「ゆで太郎」はあります。
弘前まで行って「ゆで太郎」かよ、と言われそうですけど、安くて早くて旨いんですよ。
しかもゆで太郎は「もつ煮」も提供していて1Kg単位で冷凍の持ち帰りまでやってるんですよ。
これはお土産で買ってこなくてはなりません。
鶴岡にもできないかな。
仙台にある「神田そば」でもいいんですけどね。
ああいう立ち食いそばをモチーフにした安価で気軽に食えるそば屋が鶴岡に欲しいです。
昨日も、悪役商会のトモカズからダカラ1ケースの差し入れを頂きました。
前回の差し入れ分もまだ残ってるんで「毎回差し入れしなくていいよ。」と何度も言ってるのに
律儀に毎回差し入れしてくれます。
ゆで太郎の煮込みは、もちろんトモカズにもお土産を買ってきます。
義理堅いアイツは「やんちゃの煮込みの方が旨いっス。」とか言いそうですけどね。
的場浩司はスイーツ通ですし、中尾彬も食通で有名でした。
「強面の悪役ヅラした男は実は舌が繊細で肥えてる説」は立証できると思うんですよ。
トモカズに貰う和菓子でもスイーツでも顔に似合わずいい所を知ってますし、
実際に食べてどれもみな美味しい物ばかりですもんね。
ああ見えて「ハズさない男」ですよ。
まぁ明日は安全運転で行ってきます。
人工芝が美しく綺麗な球場で、観ている方もワクワクするような地方球場です。
一生懸命にやってくれれば結果は二の次ですよね。
また来週から宜しくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
昨日の甲子園、早稲田実業との対戦は延長10回タイブレークの末0-1で惜敗となりました。
たくさんの方々から応援や激励やご寄付を頂き、この場をお借りして熱く御礼申し上げます。
いやぁ、しかしナイスゲームでしたねー
鶴岡東の櫻井も100点の出来でしたけど、早実の中村も100点のピッチングでした。
あそこまで投手力が高いと、どちらの打線も攻略を見いだせずに淡々とイニングだけが進んでいく、
まさに手に汗握る拮抗した試合展開になりますよね。
昨夜もお客様にタイブレーク10回表の攻撃について、いろいろと聞かれることがありました。
まずは送りバントの場面。
これはね、結果的に送ることはできなかったけど酒井を責めることはできません。
むしろチャージしてきたファーストを褒めるべきだし、よく丁寧にサードに投げましたよ。
ファースト経験者なんでわかるんですけど、早実のファーストが左利きだったために決まった
プレーでもあって、右投げのファーストならダッシュして捕ってから反転してサードにストライクを
投げるのって意外に難しいものなんですよね。
ステップロスするし、ショーバンを投げてしまったり、ファールゾーンの方へ引っ掛かってみたり。
スリーバント失敗したわけでもないですし、あれは不運だったとしか言いようがない。
それよりなにより山形大会から甲子園までノーエラーでセカンドを守り続けた酒井ですよ。
守備でどれだけチームに貢献してきたかと思えば、あのシーンはバント失敗ではなく
一塁手のファインプレーだと声を大にして言いたいわけです。
そして一死1・2塁からのダブルスチールの場面。
1回から9回までの打撃を見て、早実中村の投球にまったくタイミングが合わず、
ヒット4本とはいうものの芯を食った打球もほとんど飛ばず、外野手も前進守備の中で
ワンヒットでセカンドランナーが戻ってこれるイメージが湧かなかったのではないかな、と。
しかも打席も9回までノーヒットでタイミングも合っていない田崎でしたし。
積極的に攻める戦術にはリスクが必ず伴うわけで、決まれば称賛されるし失敗すれば批判される。
でも、相手もまさかと思う場面だからこそ、その奇策が決まる確率が上がるわけで、
監督がリスクを冒してでもダブルスチールを敢行したのは全然アリだと思います。
相手投手からヒット2本は続かない、でも3塁にはランナーを進めておきたい・・・
送りバントが決まらなかった時点で、自分の中では次はセーフティでも面白いかなと思ってました。
結果的に打者がアウトになったとしても二死2・3塁の場面は作れるし、次打者は前の打席で
サード強襲のヒットを打っている9番秋田でしたから。
それでも監督と選手全員で、あの場面でもリスク覚悟で果敢に攻めていった結果だと思いますし、
素晴らしいゲーム内容だったと思います。
また一つ、高校野球ファンの心に残るゲームを甲子園で見せてくれました。
そう遠くない未来に「鶴岡東が甲子園でベスト8」という日が訪れそうな気がします。
上る階段は一歩ずつでいいんですよ。
一段一段足元を見ながら、しっかりと登って行きましょう。
新チームにも期待します!
ナイスゲームありがとう!!
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毎度ありがとうございます!
今日は甲子園で鶴岡東vs早稲田実豪との試合が行われます。
ここまで選抜優勝の健大高崎、準優勝の報徳学園、大阪桐蔭、花咲徳栄、智辯和歌山、花巻東などなど
いわゆる「強豪校」と言われるチームが敗退し、早くも甲子園から姿を消してしまいました。
以前にもブログに書きましたけど、長く低迷期が続いた山形県の野球ファンの心の中には、
そういう「強豪校」に対するコンプレックスというか、戦う前から名前負けとでもいうか、
無意識にそんな感覚があると思うんですよね。
そこは仕方ないというか、これまでの県代表校も「甲子園出場を目標」としてきたために
甲子園での勝率も全国で最下位争いの現状では、それも当たり前なのかもしれません。
でもここにきて、大きく変化が起きているように思うんですよ。
それは何度でもいいますけど「低反発バット導入」で戦い方が変わったということが、
甲子園の結果を見ても明らかに勢力図が変わってきていると思ってるんですね。
なかなかホームランが出ないだけではなく、打球の速度も遅いために右中間・左中間を破って
フェンスまで届くような長打もあまり出ていないんですよね。
データを調べたわけではありませんけど、おそらく三塁打の数も減っていると思いますし、
もしかしたら外野があまり深く守らないため二塁打の数だって低反発バットになってから
減っているような気がします。
そうなると、あきらかにピッチャー有利の展開になりますし、誰が見ても凄いとわかる剛速球
スピードボールを持っていなくとも、長打が出にくい低めのコースに丁寧に投げ込むコントロールと
無駄な四死球を出さない制球力を磨けば、そんなアホみたいな点差で敗退するなんてことも
なかなかないのではと思うわけです。
逆に1コのエラーや1つのミスが命取りになってくるわけで。
もちろん勝負事ですからどちらかが勝って、どちらかが負けるわけですけど、
細かい野球になればなるほど、そういう戦い方は得意分野でもあるわけですから。
もうね、相手チームの名前でビビるの、そろそろやめませんか。
自分は鶴岡東のことしか言えませんけど、今や全国の強豪校と互角に戦う力は十分に持っていますよ。
組み合わせ抽選の前から言ってるんですけど、いっそ大阪桐蔭と当たってほしいと願ってたくらいです。
たとえ負けたとしても、今の鶴岡東の現在地がわかるじゃないですか。
山形の野球レベルの今後の指針にもなるわけですし。
自分の記憶が合っていれば、山形代表が大阪代表と対戦したのはまさに自分たちの年の
PL学園vs東海大山形の一戦が最後じゃないですかね。
結果は球史にのこる29-7での敗退でした。
敗因についてはエース藤原が剥離骨折していたこともあって、実際のところ点差ほどの
実力差があったとは、同じ時代を共に戦った者として今でも思っていません。
それでも世間はおもしろおかしく29-7のスコアだけを見るならば、あの年から39年が経った今、
22点差あった大阪のチャンピオンチームとの差がどこまで埋まっているのか、低反発バットの時代になり
昔とは戦い方や野球の考え方が変わった今だからこそ、王者大阪桐蔭と当たって欲しかったんですよね。
なので、もちろん早実とだって、いいゲームになると思います。
予想スコアは5-4で鶴岡東が勝利と予想します。
先発は2年生投手の杉浦でしょうかね。
抜群のコントロールが持ち味です。
今日もいいゲームを期待しましょう。
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毎度ありがとうございます!
本日は食肉公社がお盆休業で仕入れができないため臨時休業となります。
さて、夏の甲子園、鶴岡東vs聖光学院の戦いは皆さんご覧になってましたか?
結果は2-1で鶴岡東が勝利しましたけど、手に汗握る投手戦とはまさにこのことでしょう。
聖光学院の先発した高野投手、前評判通りいい投手でしたね。
画面では球速表示よりは速く見えないんですけど、変化球のキレと低めに丁寧に投げ込む投球術は圧巻で
8回に降板するまで毎回奪三振11というのは逆に勝利投手になっていても不思議ではないほどの
ナイスピッチングでした。
予想通り、MAX145kmの速いストレートで三振に取るというよりも
「速いストレートを見せながら最後は低めの変化球を振らせる」ピッチングは見事でしたね。
3回の送りバントのボールが手につかず、結果的に一死2・3塁とピンチを広げてしまったそこだけが
悔やまれるところではないでしょうか。
安打数も聖光学院が9安打、鶴岡東が7安打ですから、数字だけ見れば聖光学院が勝っていても
不思議ではない試合展開だっと思いますね。
そんな嫌な雰囲気のゲームを制したのは、やっぱり櫻井のナイスピッチングに尽きるでしょう。
高めに浮いたボールはほとんどなく安打は許すものの連打は浴びずに、聖光学院高野とは逆に
打たせて取るピッチングが冴えわたり、ランナーは背負うものの安定感ある投球内容でした。
116球 被安打9 四球0 死球0という内容は立派でしたし、そのピッチングを支えたのは
やっぱり失策0という守備陣の抜群の安定感でしょう。
派手なピッチングや派手なバッターはいないけれど、基本に忠実にミスしない堅実な野球ができる
そういう「強さ」がこのチームの魅力なんだと思います。
次は15日、早稲田実業が相手です。
低反発バット導入に伴いホームランでの大量得点や、一気に逆転するゲーム展開が少なくなり、
取れる時に1点づつ積み重ね、長打を浴びないコースに丁寧に投げ込み、無駄なエラーやミスはしない、
そういう堅実なチームが勝ち上がっていく時代になったというのなら、今年の鶴岡東はこの先も
勝ち進んでいく可能性が高いでしょう。
次戦も甲子園には行けませんが、テレビの前で熱い応援を送りたいと思います。
引き続き応援宜しくお願いします!
早稲田実業から勝てば、甲子園に行けます。
頼むぜー!
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毎度ありがとうございます!
今日は恩師田中先生のご命日です。
自分の中で一年に一度、田中先生を偲びブログに書いて思い出を振り返る日でもあります。
今年は母校が甲子園出場を決めてくれて、日曜日に聖光学院との試合が控えています。
先生ならどう戦うのか、どこを勝負どころとして見ているのか、誰をキーマンと考えているのか、
ご存命であったなら聞いてみたいことが山ほどあります。
勝負師ではあるけれどゴルフや麻雀を楽しんでいた姿を見ていると、実は堅実派というか
慎重派だったというイメージが強く残っています。
奇をてらったり、大きくメンバーを変更したり、意表を突く戦術だったり、そういう大きな変化というか
大胆なアクションよりも、基本に忠実にそして正確に野球を指導されていました。
だから口ぐせも「丁寧にやらんか!丁寧に!バカたれが!」
自分が現役時代のある日の試合で、滅多に試合に出ない自分をネクストバッターサークルから呼び寄せ、
「いいか。前のバッターが四球で出たら、お前は初球にセーフティバントしろ。もしもそれを失敗したら
次のストライクボールを普通に送りバントだ。行け!」と耳元で囁かれて送り出されたんですよ。
足も遅かったですし、人生でセーフティバントなんて一度もやったことのない自分にそれ出すの?
で、その初球・・・
悟られないようにヒッティングの構えから一転、投球と同時にバントの構えでコン!のはずが
相手投手の投げたボールは自分の体に向かって一直線ですよ。
もちろんデッドボールの方が結果オーライだしチャンスも広がるのも分かってはいますけど、
条件反射で体の目の前でバットに当ててしまって結局はファール。
ちらりとベンチを見ると田中先生が「それは当たらんか!バカたれが!」と鬼の形相で怒ってる!
「いやいや監督、さすがにそれは無理ですって。」と心の中で思ってましたけど、
気持ちを切り替えて次の送りバントをしっかり決めようと慎重になってました。
その慎重さが仇となったんですかねぇ。
次の送りバントはキンッ!なんてバットの真芯に当たっちゃって、ピッチャー前に強めのイージーバント。
1ー6ー3のダブルプレーで一気にチャンス消滅ですよ。
ベンチに戻って監督の一番遠い場所に座ったら「ちょっと来い!」と呼ばれて
「何をやっとるんだ、お前は!」とベンチで公開説教です。
それは怒られても仕方ありませんけどね、さすがに。
ヘタなやつは何やってもダメなんですから「ヘタなやつにいろいろ求めすぎじゃない?」なんて
大人になった今なら先生にも笑いながら軽口を返せるんですけどね(笑
自分みたいなやつは、たまにもらったチャンスでもこういうミスをやらかすから
結果的にいつまで経っても補欠なんですよね。
「ダメだな、こりゃ。」って自分でも思いますもん。
そういう苦い思い出があるからこそ、先生からの
「基本に忠実に、きちんと丁寧に。」という言葉がいつも耳に残っています。
今年の母校の甲子園での戦いは、先生ならどんな風に見てるんでしょうかね。
甲子園の決まった夏は嬉しい反面、先生がお亡くなりになったあの年の夏を思い出してしまって
寂しくなるのは自分だけでしょうか。
もう、あの夏から13年も経ったんですね。
「イシカワ、甲子園まで行くから乗せてけ。」と、まるで近所へゴルフでも誘うように
突然電話がかかってきそうで、不思議な感覚になる時があるんですよ。
田中先生も茂木先生も、きっと銀傘の上で後輩たちの頑張りを応援してくれているでしょう。
時代も変わり戦い方のスタンダードも変わりつつある高校野球ですけど、送りバントやノーエラーという
基本通りの戦い方が出来ればきっと勝機はあるはずです。
いい戦いを期待したいと思います。
応援よろしくお願いします。