毎度ありがとうございます!
12月に入ったことをきっかけに、久しぶりに新メニューが登場です。
豚の耳を薄くスライスしたものを、塩ダレとブラックペッパーで味付けした
究極の箸休め「みみスラ」です(笑
ミミガーでも良かったんですけど、ミミガーだと酢味噌で食べるイメージが強いんで、
あえて「みみスラ」とネーミングしました。
それほど、スライスの薄さにはこだわった商品なんですね。
実は、7~8年くらい前にも「ミミガー」というメニューで提供していたことがあります。
その頃は、手で短冊切りしていて味付けも酢味噌で提供していました。
でも、中の軟骨部分が硬すぎて食べた際の食感も悪く、定番商品とはならなかった経緯があります。
それでも、やきとん専門店を謳うこだわりを見せている以上、なんとか改良して商品化にしたい
部位のひとつではあったんですね。
もっと薄く切るには、肉屋のスライサーで薄切りにしてもらうしかありませんでした。
が、ゼラチンと脂と軟骨で構成される豚の耳を、快く薄くスライスしてくれるところが
全くなかったんですね。
「スライサーの刃の手入れや、耳自体の原料の安さから手間をかけるほどの採算が取れないから。」
というのが理由だったんです。
確かに一枚200円くらいの豚の耳をわざわざ凍らせて薄くスライスするには手間もかかりますし、
それでも買うというお店が何軒あるんだって話しなんですよね。
豚しゃぶ用の肉ならバンバン売れるんでしょうけど、耳をスライスしてもねぇ…
結局、仕入先の庄内ミートの社長に直談判すること、足かけ5年・・・
宮崎県にある関連会社で、特別受注でやってくれるという事になったんですけど、
「九州からの輸送費もかかるから1kgや2kgでは注文は受けれない。」
ということで、今回なんと一気に10kgを冷凍購入する事になりました(笑
スライスした耳だけで10kgですよ!
それでも、まったく苦ではありません。
ようやく欲しかった部位が手に入ったのですから。
諦めずに交渉してきてよかったですよ。
燻製タレに漬けてみたり、味噌マヨを付けてみたり、常連さんに試食してもらったりして、
あっという間に2kgは試作品作りでなくなりましたけど、ようやくシンプルで簡単に手早く出来る
究極の端休めメニューが完成しました!
一皿450円での提供になります。
コキコキの食感が楽しく、くせもなく止まらない美味さには自信があります。
庄内の居酒屋で、この薄さで豚耳を提供しているところは、まだ一軒もないはずです。
「しっぽ」「みみ」とメニュー化してきましたから、次は「足」ですよね、やっぱり。
豚足も、山賊焼き風にして表面パリパリ、中トロトロの状態で提供したこともありましたし、
しっかりと圧力鍋で煮込んでトロトロ豚足を作ったことがあります。
ゼラチンだけ削いで串に刺して「豚足串」も提供したことがあります。
でも、定番商品化にはなりませんでした。
自分的に好きな一品もありましたけど、お客様に受けないんですよね。
豚足を食う文化が乏しいというか、抵抗感がある人が多いというか…
だからこそ、いつの日か商品化したいと思っています。
自分は魚も捌けませんし、天ぷらも揚げれませんけど、豚ホルモンに関する知識と研究は
誰にも負けたくありませんし、これからも探求を続けてまだまだ頑張ります。
「みみスラ」是非この機会にご注文くださいませ。
12月に入ったことをきっかけに、久しぶりに新メニューが登場です。
豚の耳を薄くスライスしたものを、塩ダレとブラックペッパーで味付けした
究極の箸休め「みみスラ」です(笑
ミミガーでも良かったんですけど、ミミガーだと酢味噌で食べるイメージが強いんで、
あえて「みみスラ」とネーミングしました。
それほど、スライスの薄さにはこだわった商品なんですね。
実は、7~8年くらい前にも「ミミガー」というメニューで提供していたことがあります。
その頃は、手で短冊切りしていて味付けも酢味噌で提供していました。
でも、中の軟骨部分が硬すぎて食べた際の食感も悪く、定番商品とはならなかった経緯があります。
それでも、やきとん専門店を謳うこだわりを見せている以上、なんとか改良して商品化にしたい
部位のひとつではあったんですね。
もっと薄く切るには、肉屋のスライサーで薄切りにしてもらうしかありませんでした。
が、ゼラチンと脂と軟骨で構成される豚の耳を、快く薄くスライスしてくれるところが
全くなかったんですね。
「スライサーの刃の手入れや、耳自体の原料の安さから手間をかけるほどの採算が取れないから。」
というのが理由だったんです。
確かに一枚200円くらいの豚の耳をわざわざ凍らせて薄くスライスするには手間もかかりますし、
それでも買うというお店が何軒あるんだって話しなんですよね。
豚しゃぶ用の肉ならバンバン売れるんでしょうけど、耳をスライスしてもねぇ…
結局、仕入先の庄内ミートの社長に直談判すること、足かけ5年・・・
宮崎県にある関連会社で、特別受注でやってくれるという事になったんですけど、
「九州からの輸送費もかかるから1kgや2kgでは注文は受けれない。」
ということで、今回なんと一気に10kgを冷凍購入する事になりました(笑
スライスした耳だけで10kgですよ!
それでも、まったく苦ではありません。
ようやく欲しかった部位が手に入ったのですから。
諦めずに交渉してきてよかったですよ。
燻製タレに漬けてみたり、味噌マヨを付けてみたり、常連さんに試食してもらったりして、
あっという間に2kgは試作品作りでなくなりましたけど、ようやくシンプルで簡単に手早く出来る
究極の端休めメニューが完成しました!
一皿450円での提供になります。
コキコキの食感が楽しく、くせもなく止まらない美味さには自信があります。
庄内の居酒屋で、この薄さで豚耳を提供しているところは、まだ一軒もないはずです。
「しっぽ」「みみ」とメニュー化してきましたから、次は「足」ですよね、やっぱり。
豚足も、山賊焼き風にして表面パリパリ、中トロトロの状態で提供したこともありましたし、
しっかりと圧力鍋で煮込んでトロトロ豚足を作ったことがあります。
ゼラチンだけ削いで串に刺して「豚足串」も提供したことがあります。
でも、定番商品化にはなりませんでした。
自分的に好きな一品もありましたけど、お客様に受けないんですよね。
豚足を食う文化が乏しいというか、抵抗感がある人が多いというか…
だからこそ、いつの日か商品化したいと思っています。
自分は魚も捌けませんし、天ぷらも揚げれませんけど、豚ホルモンに関する知識と研究は
誰にも負けたくありませんし、これからも探求を続けてまだまだ頑張ります。
「みみスラ」是非この機会にご注文くださいませ。
コメント
1. 足マニア
いい加減、帰省しろって兄弟からも言われてきたので、半年以内には食べに行きたいです。
豚足はキチンと処理されていれば臭くもありませんし、手を汚さずに箸だけで食べる事ができます。美味しいのに。
豚手羽とか造語を作ってしまうとか。それこそおでんに……。
2. >しんさん
燻製風味のほうが一般的には馴染みなのかもしれません。
豚足は長年の課題でもあります。
おでんダネにもいいですよね~
一杯やりたくなってきました(笑