毎度ありがとうございます!
更新は一週間お休みと宣言しながら、セカンドマシンのパソコンでブログは書けました。
新しいパソコンはまだ手元にありませんので、しばらくはブログのみの更新になります。
今日はちょっと難しいテーマで。
今、自分のもとには独立を目指して修行している弟子がいます。
その弟子にも改めて聞いたことがないんですけど、自営業を目指す人は何のために
独立(起業)するんでしょうか。
商売だけに限らず、人は何のために働くのかということです。
「A、生きていくため。」それは子供でもわかる教科書に書いてある正解です。
商売をするということは、時間に拘束され組織の中で役割があって動くサラリーマンとは違って、
自分で考え自分で行動し、サラリーマンよりも多く稼げる可能性と失敗するリスクを常に背負って
仕事をしていくことだと思うんですね。
だから、まずなによりもその仕事、その商売を好きでなかったら続けられないはずです。
店主がイヤイヤやっているお店で繁盛しているお店なんて聞いたことがありませんから。
ひょっとしたら、サラリーマンをやっていたほうが収入が良かったのに商売をやっている人もいます。
で、もしも儲けたら…、何が商売の「成功」なのかの定義もないから抽象的なんだけれど、
もしも商売が上手くいったら、どうするのか、どうしたいのか、ということを聞いてみたいわけです。
「いい車に乗りたい。」それもいいでしょう。
「でかい家を建てたい。」それもいいでしょう。
「複数店舗展開してオーナー業でメシを食いたい。」それもいいでしょう。
リスクを背負って始める商売ですから、思い描く夢や目標に制限なんてありませんから。
ただ、商売の成功と「もしも宝くじが当たったら」とを同じテーブルで考えてはダメだと思うんです。
たとえば、自分は普段は軽自動車に乗っています。
スーパーへの買い出しや、銀行回りや、肉の仕入れなど、鶴岡で商売していくのに
使い勝手がいいからに他なりません。
先日ある方に「お店やって儲けてるなら、もっといい車乗れるでしょ?」と言われましたけど、
仕方なく軽自動車に乗っているのではなくて、自分が乗りたくて乗っているわけです。
その方には、自分がどんな風に映ったのかはわかりませんけど、少なくとも仕方なくイヤイヤで
乗っているわけではないですし、普段使いを考えて欲しくて買った軽自動車なんですけどね(笑
自分も若いころは外車が好きでしたし、リッター4キロも走らないアメ車に乗ったこともあります。
結婚してから物に対する価値観が変わってきて、外車に乗りながらアパートや貸家に住むよりも、
小さくてもいいから自分の家と土地を欲しいと思うようになりましたし、カミさんと協力して
その目標のためにコツコツ頑張ってきました。
ただ、もしも宝くじが当たったら、高級車に乗りますよ。
家だって新しく建てるでしょうし。
それはすべて物欲というやつです。
自分にとっては、それが商売の目標にはなりませんでしたね。
ま、儲かっているようで、そんなに儲かっていないというのもあるんだけれども(笑
でも、着るもの、食うものに困らず、子どもを不自由なく養い、たまにどこかに家族で旅行に行けて、
借金がない暮らしができていますから、今はそれで十分です。
気の合う仲間とたまに酒を飲んで、好きな酒場に出かけられれば、それも楽しいですし。
このコロナ禍の中で、自分の意志で商売を始める方々のモチベーションというか目標というか、
思い描く未来予想図を聞いてみたいなぁと、ふと思った朝でした。
正解不正解はないんですけどね。
優等生的な答えじゃなくて、どろどろした生々しい本音を聞いてみたいところです(笑
人の価値観はそれぞれでいいと思いますから。
世間の感覚とズレているかどうかは別としてね。
というわけで、フェイントで更新したブログでした(笑
コロナに負けず、今日も頑張っていきましょう!
更新は一週間お休みと宣言しながら、セカンドマシンのパソコンでブログは書けました。
新しいパソコンはまだ手元にありませんので、しばらくはブログのみの更新になります。
今日はちょっと難しいテーマで。
今、自分のもとには独立を目指して修行している弟子がいます。
その弟子にも改めて聞いたことがないんですけど、自営業を目指す人は何のために
独立(起業)するんでしょうか。
商売だけに限らず、人は何のために働くのかということです。
「A、生きていくため。」それは子供でもわかる教科書に書いてある正解です。
商売をするということは、時間に拘束され組織の中で役割があって動くサラリーマンとは違って、
自分で考え自分で行動し、サラリーマンよりも多く稼げる可能性と失敗するリスクを常に背負って
仕事をしていくことだと思うんですね。
だから、まずなによりもその仕事、その商売を好きでなかったら続けられないはずです。
店主がイヤイヤやっているお店で繁盛しているお店なんて聞いたことがありませんから。
ひょっとしたら、サラリーマンをやっていたほうが収入が良かったのに商売をやっている人もいます。
で、もしも儲けたら…、何が商売の「成功」なのかの定義もないから抽象的なんだけれど、
もしも商売が上手くいったら、どうするのか、どうしたいのか、ということを聞いてみたいわけです。
「いい車に乗りたい。」それもいいでしょう。
「でかい家を建てたい。」それもいいでしょう。
「複数店舗展開してオーナー業でメシを食いたい。」それもいいでしょう。
リスクを背負って始める商売ですから、思い描く夢や目標に制限なんてありませんから。
ただ、商売の成功と「もしも宝くじが当たったら」とを同じテーブルで考えてはダメだと思うんです。
たとえば、自分は普段は軽自動車に乗っています。
スーパーへの買い出しや、銀行回りや、肉の仕入れなど、鶴岡で商売していくのに
使い勝手がいいからに他なりません。
先日ある方に「お店やって儲けてるなら、もっといい車乗れるでしょ?」と言われましたけど、
仕方なく軽自動車に乗っているのではなくて、自分が乗りたくて乗っているわけです。
その方には、自分がどんな風に映ったのかはわかりませんけど、少なくとも仕方なくイヤイヤで
乗っているわけではないですし、普段使いを考えて欲しくて買った軽自動車なんですけどね(笑
自分も若いころは外車が好きでしたし、リッター4キロも走らないアメ車に乗ったこともあります。
結婚してから物に対する価値観が変わってきて、外車に乗りながらアパートや貸家に住むよりも、
小さくてもいいから自分の家と土地を欲しいと思うようになりましたし、カミさんと協力して
その目標のためにコツコツ頑張ってきました。
ただ、もしも宝くじが当たったら、高級車に乗りますよ。
家だって新しく建てるでしょうし。
それはすべて物欲というやつです。
自分にとっては、それが商売の目標にはなりませんでしたね。
ま、儲かっているようで、そんなに儲かっていないというのもあるんだけれども(笑
でも、着るもの、食うものに困らず、子どもを不自由なく養い、たまにどこかに家族で旅行に行けて、
借金がない暮らしができていますから、今はそれで十分です。
気の合う仲間とたまに酒を飲んで、好きな酒場に出かけられれば、それも楽しいですし。
このコロナ禍の中で、自分の意志で商売を始める方々のモチベーションというか目標というか、
思い描く未来予想図を聞いてみたいなぁと、ふと思った朝でした。
正解不正解はないんですけどね。
優等生的な答えじゃなくて、どろどろした生々しい本音を聞いてみたいところです(笑
人の価値観はそれぞれでいいと思いますから。
世間の感覚とズレているかどうかは別としてね。
というわけで、フェイントで更新したブログでした(笑
コロナに負けず、今日も頑張っていきましょう!
コメント
1. 無題
ホワイトボードに欲しいもの書き出して、野球のカタログ広げておおよその値段書いてって…
実は、未だに一人でやってるんです。
俺は鶴岡にポニーリーグ設立したくて。夢ですね、夢。年末も叶いませんでした(T_T)
ポニーリーグ設立いつになる事やら…
2. >パチョレックさん
宝くじ当たったらシリーズ!
一番最初は必ず「専用マイクロバス」だった(笑
スパイクは一人シーズン3足まで支給とかねw
地味に面白かったのを思い出しました。
ポニーリーグ、いいじゃないですか!
諦めたらそこで終わりです。
詳しく知りませんでしたが、アメリカ式の考え方と
取り組み方が素晴らしいと思いますよ。
その時には微力ながら協力させてもらいます。
私が当たっても、是非ともポニーリーグやりましょうよ!
3. 無題
「成功」が「経済的成功」という意味ならば、今以上に商売を度外視して興味あるテーマを追求したいですねえ。東北という土地の人と文化の源流を国内海外問わず探し求めたり、気になる野球人の足跡を探ったり。で、時々それを本にまとめる。つまりは同人誌づくりというか作品づくりに没頭したい。
あと、子どもがいない自分が、何か後世のために残すならば野球場をつくってみたい……と昔、鶴岡で言ったら「正直、広い屋内練習場の方がありがたい」とえらい現実的な反応が返ってきたことを覚えています(笑)。まあ、何かしらの社会貢献はしたいですよね。意識高いとかではなく、単に子どもの頃、社会貢献に熱心なメジャーリーガーがかっこよく見えたことで抱いた「おれもプロ野球選手になったら寄付とかいっぱいしよう」という、果たせなかった夢の代替行為なんですけど(笑)
シンプルな物欲ならば、死ぬまで一度でいいからオープンカーのオーナーになりたいです。コペン(初代)とかで十分……というかコペンがいい。物欲と考えて、これが一番に来るのだから、ステイタス、トロフィー的な物欲は薄いんだろうなあ。
とはいえ、こうして考えてみると、けっこう自分が欲にまみれていることを自覚できました(笑)。まあ、できるだけ自分が生きたいように生きたいんでしょうね。
4. >コーチャーさん
家業を継ぐとか、父親の商売を継承するとかならありがちですけどね。
自分はサラリーマンになりたかった方です。
スーツ着てネクタイ締めて名刺交換して数字あげて・・・
それらが全部完璧に出来ると過信していたせいか
現実の厳しさや数字の壁にぶち当たって独立の道へ、
というパターンですかね。
野球場設立も、実家の田んぼの広さなら何とかなりそうですけどね(笑
オープンカーもその気になればすぐ手に入るでしょうし。
あからさまなステータス的な物欲よりも、自由でいれることのやりがいや
忙しさや仕事の組み立てが性格的にも向いているんでしょうね。
他の自営業の方も交えて、そういう話で一杯やってみたいものです。
最近、会社員を辞めて専業農家へ転身した方も身近にいますし(笑
5. 無題
といっても「野球部生活を通じて、性格的に組織や団体行動が苦手とわかった」みたいなステレオタイプっぽい理由ではなく、むしろ組織に適応しすぎてしまう自分を知ったというか。
具体的には、野球部では「自分よりもまず組織(チーム)のために献身的に働く」ということに、それはそれでやりがいも満足感もあったのですが、一方で「これ、趣味ならいいけど、仕事となったらあんまり幸せになれないかも」とふと感じたんです。極端な話、「会社を守るために罪を犯してくれ」なんて状況に追い込まれたら、本当は嫌なのに「はい」と頷いてしまうかも、みたいな(笑)。あるいは「会社のために」といわれたら意に反していても、自分を殺して他者に道を譲りまくってしまいそう、とか。
常識的範囲内の「チーム(会社)のため」ならいいんですけど、仕事って部活より何倍もシビアでリアルで抜き差しならない状況があるんだろうな、なんて想像してしまいまして……。この歳になると、そこは使い分け次第、とも知りましたけどね。若かったので頭デッカチだったのでしょう。
そんなわけで仕事選びの第一条件は「自分が楽しめる仕事」(なぜこれが第一条件になったかは、また別の高校時代の経験があります。笑)、第二条件が「組織の中で働くのではなく、1人でコツコツ何かに取り組むタイプの仕事」となり、それをかけ合わせて検討した結果、「将来的には研究者かフリーランスとして仕事に取り組む」というイメージがわいてきた、という流れでした。
なんて思い返したら、もう当時から収入や休暇といった諸条件のプライオリティや出世欲は低かったんだなー、とあらためて感じました。
いや〜確かにこれ、他の方にも聞いてみたいですね。気兼ねなくお店に足を運べるようになったら、先輩方と盛り上がりたいです。
「最近、会社員を辞めて専業農家へ転身した先輩」も是非に!(笑)
6. >コーチャーさん
奥が深い自己分析力ですね。
自分も似たような感覚でしたけど、目的のために自由にならないじゃないですか。
会社の序列や役割やルールに縛られて「お好きにどうぞ。」というわけにはいかない
そういうもどかしさもあったかもしれません。
あとは、いろいろ指図されるのが嫌だったのも(笑
コロナ落ち着いて帰省の際にはマジでこのテーマでやりましょう!