『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

タレもありますけど
毎度ありがとうございます!

先月、マナブさんが後輩タケシの注文したシロのタレ串を見て
「やんちゃにタレはないと思っていた。」なんて突然言い出したんですよ。

「今ごろ何言ってんの?マナブさんだってツラミのタレも普通に食べてんじゃん。」
「それはお店のこだわりの出し方であって、タレの串はないんだと思ってた。」
「えー!どうゆうこと?どうゆうこと?」
「この串は塩が旨いから塩でしか出さない、みたいな。」
「えー!うそでしょ!」

基本は塩で焼きますけど、タレを注文されればもちろんタレで焼きますよ。
そんなの当たり前じゃないですか。

ただ、いろんな部位を自分自身が食べて、その部位の一番美味しいと思う味は探しますよ。
アブラとツラミは脂っこい部位なんでタレでしか出しませんけど、コブクロとミルクとハツは
塩だけ、
ほっぺは塩とガーリックパウダー、その他の部位は塩とコショウを振ります。

コショウに関しては、うちではブラックペッパーの「グラウンド」を振りかけます。
ちなみに、グラウンドとは「粗挽き」より細かく「パウダー」より粒が大きく挽いたやつです。

なので、アブラとツラミ以外は、塩でもタレでも対応します。

そんな出来事があって、昨夜は思いのほかシロの売れ行きが良くなく、来店していたお客さん全員に
シロのタレを1本づつサービスでお出ししたんですよ。
どうせロスで廃棄になるくらいならお客さんに食べてもらった方がいいし、どうせ食べてもらうなら
普段はあまり頼まないであろうシロのタレでも食べてもらって、新しい発見をしてもらった方がいい。
そんな単純な考えだったんですよね。

そしたら、いつものカドワキくんがサービスのシロ串のタレを食べて
「マスター、串のタレって頼めるんスか?」なんて言うんですよ。

「えー!もちろん頼めるよ。なんでいまさら?」
「なんかマスターのこだわりがあって、味は自由に頼めないのかと思ってたっス。」
「マジで!全然そんなことないのに~。」

ここにもいましたか(驚
今まで普通に「レバーとシロはタレで、ハツとサガリは塩で。」みたいに注文されるのが
当たり前だと自分自身が思っていただけに、がっつりショックだったんですよね。

自分って、そんな自由に頼めない雰囲気出してますかね~(泣

メニューに(塩・タレ)とか書いた方がいいのかな。
基本は塩で出す、というスタイルが誤解を生むのかな。

ま、いずれにせよ、一部の部位を除いては塩でもタレでも焼きますので、お気軽にご注文ください。

ちなみに、日本酒のお燗も店内にあるものは全て対応します。
純米吟醸だからお燗にしないとか、にごり酒だからお燗できないとかはありません。

むしろ、そういう先入観を突き抜けて、お燗の美味しさや新しい楽しみ方のきっかけに
なってくれればいいかなと思っています。

にごり酒「巴」のぬる燗なんて、最高に美味いですから。

そんなわけで、引き続きアルバイトも大、大、大募集しています。
どなたかご紹介いただいても助かりますので、どうぞ宜しくお願いします!!






コメント

1. なんと

タレで頼めないと思われていたとは。
私なんかは優柔不断ですのでお店に任せますけど、たまには違った味を食べたくなる時もあります。

あー、東京は延長ですよ、延長。
もう、通常営業してる酒場はかなりあるんですが、どこもいっぱいみたいですし、早く本当の意味での通常営業を……。

やきとん食べたいです。

2. 無題

タレと言えば…

秘伝タレが入ったカメの図上に蝿取り紙がぶら下がってるアノ名店を思い出します。

美味かったんだよなぁ…
タレ頼んで食べる時はいつも、アノ名店を思い出しながら食べてます(笑)

3. 無題

こだわり店主の雰囲気出てるんじゃないですかね⁈(笑)
今回のブログを見て、函館のかしらやを思い出しました。
あそこのかしらは、タレをオススメしているので、塩では頼みづらい雰囲気ありますからね(笑)

俺も数回しかお邪魔した事ありませんが、そう言えばタレで頼んだ物あったかな…(笑)

4. >しんさん

そうなんですよ。
まさかそんな雰囲気を発していたとは露とも知らず・・・

東京の緊急事態宣言もやばいですね。
自分が東京で商売をやっていたらと思うと、
背筋にイやな汗をかきます。

早くコロナが収まってパーッと一杯やりたいですね。
しんさん、はっちゃけすぎて悪酔いしそうですけど(笑

5. >パチョレックさん

あー、あの店ね。
あそこはアレで成立していたんですから。
あの名店の汚さは許せるのに、美原町のあの名店はダメっていう
キミのその基準がよく分からないんですよ(笑

今度、美原町でタレのやきとりを頼んでみてほしいところです。

6. >タムちゃん

たしかに、そういう一面も否定はできないところはありますけど、
普通にタレを頼めないとは思ってもいませんでした(笑

大門のかしらやは、一番最初は坂本さんに連れてってもらったんですよ。
確かにタレが絶品だったよなぁ。

あのやきとりのタレにガーリックパウダーを振るのがションジ流だった。

懐かしいと思って検索してみたら、閉店してるじゃん!!
また思い出のお店がなくなってるし、悲しい限りっです。
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