『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

充実と困惑

毎度ありがとうございます!

先週は忙しい一週間でしたね。
特に、週末の金曜・土曜は満席続きの二日間で、店内はコロナ前に戻ったような賑やかさで
久しぶりにMAXな忙しさと充実感、そしてとんでもない疲労感が襲ってきました。

そんななか、東京に住むタダシが法事のために帰省したと開店前に顔を出してくれました。
大学時代から東京に行けば必ず会っていたし、世田谷のマンションにも目をつぶっても行けるくらい
何度も遊びに行って泊めてもらっている仲でもあります。

4年くらい前にも中野で合流して、同級生ヒロユキの息子の店で飲んだのも懐かしい記憶です。

ただ、いつもいつもアイツには言ってるんだけど「帰省するなら事前に電話一本入れろ。」と。
今回も開店前にいきなり電話が来て「家族がやんちゃに行きたいって言ってるけど入れるか?」
なんて、予約でいっぱいの週末に当日の電話で対応できるはずもありません。

ならばと、開店時間直前に一人で顔を出してくれたんで、少しだけは話しも出来たんですけど
すぐに18時からの予約のお客様が入店し始め、それどころではなくなってしまったんですね。

すぐにまた会える距離でもないし、コロナで疎遠になりつつある人とのつながりというか、
久しぶりに会えたからこそ、自分も積もる話しもたくさんしたかったし、近況や東京での様子など
聞きたい話しもたくさんたくさんあったわけです。

その後、営業時間内に2度も顔を出してくれたんですけど、どちらの時間帯も対応できず
「悪いな~、ちょっと無理だわ。ゴメン!」と断ることしかできなかったんですよね。

確かにこっちに戻ってみなてからじゃないと、飲みに行く時間が取れるのかとか不確定なことも
多いと思うんですけどね。

しかもカウンターには「マスター、閉店後にちょっと付き合ってよ。」とあがり酒を約束していた
常連さんもいて、今か今かと待機しているような状態のなかスタッフも含めて定時で完全閉店に向けて
全力疾走で駆け抜けていた時間でもありました。

個人としても店主としても、タダシに応対できなかったことを、ただただ残念に思います。

いつもいつもブログで書いてますけど、自分はサプライズ訪問が好きではありません。
懐かしい友人であればあるほど、自分も久しぶりの再会を楽しみたいと思うし、
話したいことや聞きたいこと、過ごしたい時間が山ほどあるわけですよ。

そして、生意気な言い方ですけど、突然の訪問後にいきなり飲みに行く時間が取れるほど、
自分の日常にヒマも余裕もなかったりします。

カミさんは当直番のある病院に勤務しています。
翌朝の息子の弁当の準備もしなければならない夜もありますし、翌日の仕込み量から逆算して
帰宅してから夜中にパイカを煮込むこともあります。
翌朝に野球の審判の予定があったり、遠出への運転のため飲酒を控えたい夜もあります。

だから、前もって連絡が欲しいんですよ。
自分にとっても会いたくて、ゆっくりと話しもしたい相手だから、時間の調整をしておきたいんです。

タダシとも、次にいつ会えるのかはわかりません。
何年も会っていなくても、ガキの頃のように居心地がよくバカ話で盛り上がれるマブダチです。

元カノにこっそり連絡するヒマがあるんだったら、オレに先に連絡よこせよ、バカヤロウ!
財布持たずに飲みに来たことは大目に見てやるけど、そういうとこだぞ!タダシ。

そして、また会おう。
今度はゆっくり時間をとって。
こっちには、お前に会いたい仲間だっているんだぞ。

そして、お互いの日常をまた頑張ろう。

月曜日、また一週間が始まります。
いつもの朝に、いつものコーヒーは変わりません。

それではまた。




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