『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

ナイスピッチング
毎度ありがとうございます!

本日は食肉公社がお盆休業で仕入れができないため臨時休業となります。

さて、夏の甲子園、鶴岡東vs聖光学院の戦いは皆さんご覧になってましたか?
結果は2-1で鶴岡東が勝利しましたけど、手に汗握る投手戦とはまさにこのことでしょう。

聖光学院の先発した高野投手、前評判通りいい投手でしたね。
画面では球速表示よりは速く見えないんですけど、変化球のキレと低めに丁寧に投げ込む投球術は圧巻で
8回に降板するまで毎回奪三振11というのは逆に勝利投手になっていても不思議ではないほどの
ナイスピッチングでした。

予想通り、MAX145kmの速いストレートで三振に取るというよりも
「速いストレートを見せながら最後は低めの変化球を振らせる」ピッチングは見事でしたね。

3回の送りバントのボールが手につかず、結果的に一死2・3塁とピンチを広げてしまったそこだけが
悔やまれるところではないでしょうか。

安打数も聖光学院が9安打、鶴岡東が7安打ですから、数字だけ見れば聖光学院が勝っていても
不思議ではない試合展開だっと思いますね。

そんな嫌な雰囲気のゲームを制したのは、やっぱり櫻井のナイスピッチングに尽きるでしょう。
高めに浮いたボールはほとんどなく安打は許すものの連打は浴びずに、聖光学院高野とは逆に
打たせて取るピッチングが冴えわたり、ランナーは背負うものの安定感ある投球内容でした。

116球 被安打9 四球0 死球0という内容は立派でしたし、そのピッチングを支えたのは
やっぱり失策0という守備陣の抜群の安定感でしょう。

派手なピッチングや派手なバッターはいないけれど、基本に忠実にミスしない堅実な野球ができる
そういう「強さ」がこのチームの魅力なんだと思います。

次は15日、早稲田実業が相手です。
低反発バット導入に伴いホームランでの大量得点や、一気に逆転するゲーム展開が少なくなり、
取れる時に1点づつ積み重ね、長打を浴びないコースに丁寧に投げ込み、無駄なエラーやミスはしない、
そういう堅実なチームが勝ち上がっていく時代になったというのなら、今年の鶴岡東はこの先も
勝ち進んでいく可能性が高いでしょう。

次戦も甲子園には行けませんが、テレビの前で熱い応援を送りたいと思います。
引き続き応援宜しくお願いします!

早稲田実業から勝てば、甲子園に行けます。
頼むぜー!




コメント

1. 無題

お疲れ様です。
スタンドから見てて、どうして聖光は7回裏・8回裏・9回裏と送りバントをしないんだろ、2点差なら7回ならまだ1点ずつでもいいのにと思ってました…が、試合後の記事を色々見ると聖光の斎藤監督のコメントでは序盤送ろうとしたが鶴岡東の巧みな配球に上手く送ることができなかったとありました。序盤の伏線が後半効いたようです。
いやぁー、試合運びもホント全国区になって来たなと思います。目に見えないけど小さな事の積み重ねがこの先もっと生きてくると思います。
こりゃ、あるぞ!『ハッツヨ』いや8強!

2. >エスコバーさん

現地応援お疲れさまでした!
送りバントも決まれば大きなプレッシャーを与えることになりますけど
失敗すれば「流れ」そのものを引き寄せられず手放すことにもなるわけで。
前半の送りバント失敗二つが伏線となったのは間違いないでしょうね。
前回出場の時のような二試合5ホーマーみたいな派手さはありませんけど、
いぶし銀の戦い方、玄人好みの勝ち方になってるのかもしれませんね。

15日、重要ミッション頼みます!
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