『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

三送会
毎度ありがとうございます!

昨日は母校野球部の「3年生を送る会」に、OB会からとして草島副会長と共に出席してきました。
来賓として自分が出席したのは15年ぶりになるでしょうか。

なかなか日曜日に開催とはならずスケジュールが合わずに出席できずにいたわけですけど、
今年は日曜日ということもあってお邪魔させていただくことができました。

涙あり笑いありの感動的な送る会で、とても素晴らしかったと思います。

息子の時はコロナの全盛期で卒業式に父母の参列は認められず、卒業証書も教室で配布という
もの凄い制限と制約の中での卒業式でした。

もちろん謝恩会も三送会もあるはずもなく、県外生の父母たちときちんと挨拶もできないままに
卒業し解散したあの雪の日のことを思い出してました。

卒業生が一人一人壇上で、指導者や親御さんや仲間たちに自分の言葉で感謝の言葉を伝えるシーンは
現役父兄ではないけれども感情移入して感極まるものがありましたね。

あの日、もしも三送会が行われていたら、息子はどんな言葉をかけてくれたのか、
どんな想いを伝えてくたのだろうか、などと想像してしまう自分がいました。

当たり前のような日常や、当たり前のようなお祝い行事が行われるなかで、
甲子園大会も開催されず目標を失い悔し涙を流したあの時間を経験した者にとっては、
とても感動的で微笑ましく、そしてとても羨ましい送る会だったと思います。

卒業する3年生の進路はみな別々でしょうし、ここから様々な出来事が待ち受けているでしょう。
そしてさまざまな場面で「鶴岡東野球部出身」ということが何かのきっかけだったり、
何かの支えや救いになり自分を評価される場面が必ずあるはずです。

メンバーとかメンバー外とかレギュラーとか補欠とか全く関係なしに、「鶴岡東野球部」を
最後まで諦めずにやり遂げ、耐え忍び努力し続けた者だけが見える「景色」というものがあるんですね。

彼らのこれからの人生において、その事がどれだけ自分の支えになり自信となるかに気づくのは
まだもう少し先になるでしょう。

社会に出て少し周りを見る余裕ができたら、是非ともOB会にも出席してほしいと思います。
恩師である監督や部長と再会し、思い出話をしながら酌み交わす酒の美味さに気づくのも
出席した者でなければ分からない至福の時なのかもしれません。

素敵な会に出席させてもらいました。
マナブさんと二次会・三次会と流れて、22時に車で迎えに来てくれたのは息子でした。
クラブの練習帰りに球場から野球の格好のまま迎えに来てくれたんですけど、
そんな何気ない日常が自分には嬉しかったりします。

そして、また自分にとっての一週間が始まります。
部屋中に充満する煮込みの匂いに包まれながら、コーヒー片手にブログを書くいつもの朝です。

いい刺激をもらいながら、自分の日常を頑張ります。
ではまた。




コメント

1. 無題

ありがとうございました!

私は…すでに卒業証書授与式での、大きな声で『ハイ!!』って聞いた時点で涙ポロポロでした。

来年はいよいよ息子か…

2. >エスコバーさん

感動的な三送会で出席させて頂いて良かったです。
来年の出席は微妙ですけど、機会があったらまた
OB会を代表して出席してみたいと思います。

来年はいよいよですね~
その先には、OB会に親子で出席という場面もありますから。
そんなシーンも楽しみにしております。
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