『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

オープン戦
毎度ありがとうございます!

昨日は、鶴クラの今年最初のオープン戦が新潟県の村上球場で行われたため、
のんびりドライブがてら行ってきました。

対戦相手「全新潟ブラックス」を率いる監督カッチとは高校時代のチームメイトでもあります。
いつものように差し入れをして試合前に少し話しましたけど、相変わらず元気そうでなによりでした。

天気は曇りでしたけど風がまだ冷たくて、ベンチコートのポケットにはホッカイロを忍ばせて
寒さに耐えながらの野球館戦となりました。

村上球場は自宅からでも1時間15分くらいで着きます。
息子が中学3年の時に「新潟県中学校県北野球大会」に出場した際に一度来ている球場です。
新潟県は野球場も多くて、新潟県村上市だけでも結構野球場があって非常に羨ましいですよね。

山北球場・村上球場・荒川球場・朝日球場・神林球場の5つ、ほかにも胎内球場や聖籠球場にも
これまでに行ったことがあります。

野球場には周辺環境やネットの高さなどによって硬式球の使用が不可のところもあるので、
社会人硬式でも使える野球場は限られてくるのかもしれませんけど、普段から新潟市内まで
遊びに行ってますから車で2時間圏内なんか近いもんです。

さて、鶴クラにも新しい戦力が加わり、平均年齢がどんどん若くなって競争も激しくなってきてます。

昨日は、社会人のスピードレベルや木製バットへの対応や実践投球の目慣らしなど、
勝敗を度外視したオープン戦だからこそ試せる新人の器用とかが垣間見えるゲームでした。

山形県の硬式クラブの加盟チーム数は4つ。
公式戦は5月に都市対抗予選、5月にクラブ選手権予選、6月に東北クラブカップ予選の3つ。
どれもトーナメントの初戦で負ければ3試合しかできないわけです。

その中で選手のレベルを向上し、チーム力を強化していくためにはオープン戦という実践の場を
数多くこなし、若手にもチャンスを与えて結果がすぐに出なくても辛抱して練習試合を使いながら
そこで見えた課題や苦手を浮き彫りにして、また練習で補っていくというサイクルが必要になってきます。

うまい選手を9人並べて試合できるなら、それほど簡単な話しはないんですよね。

つまり、勝負ゲームと育成ゲームとをうまく使い分けながら、意味のある練習試合にしないと
若い子にとって出場機会がなくて単なるボールボーイ・バットボーイで終わってしまっては、
結果的に「つまらない」とチームを離れてしまう懸念が出てきます。

彼らは、少なくとも高校野球さらには大学まで野球をやってきた子たちなわけですよね。

だから、この時期は若くてイキがいい選手たちを使わない手はないと思うんです。
若い子たちが個人で部費を払ってでも硬式野球を続けたいと入団してくるわけですから。

これは硬式に限った話しではなく、軟式チームでもほかの競技でも同じなのかもしれませんが、
クラブチームを率いる首脳陣には、「勝つこと」と「育てること」とのバランス感覚が
必要だということなんですよね。

試合前にカッチに「今日はベテランがいないけど若い奴らでウズウズしてるのがたくさんいて、
今日はそういうメンバーでいくから観ていて面白くなるかわからんよ。」なんて会話してました。

その言葉通りに捕手も内野陣にもミスが多く出てましたけど、代える気配は一切なし。
そういう意味をもたせたゲームだったのが手に取るようにわかります。

さて、来週も同じ時間に同じ場所で、またブラックスとのオープン戦が予定されています。
来週はベテラン勢も来れるそうですので、また違う意味でのブラックスを観れることも
楽しみにしています。

対する鶴クラはどんな戦い方を見せてくれるでしょうか。
そのために、また一週間を頑張ります。

やっぱり野球観戦は面白いですね。
帰りにご当地ラーメンを食うのも楽しみですし。

ではまた。

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