『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

都市対抗山形予選観戦
毎度ありがとうございます!

先日の日曜日、都市対抗野球山形一次予選応援のため、中山町の県第二球場まで行ってきました。
本来は土曜日に開催される予定だったのですが、あいにくの雨のため順延となりました。

夜勤明けで土曜日の朝8時に帰宅して、そのまま球場直行の予定だった息子にとっては
まさに「恵みの雨」だったことは間違いありません。

ただ、5月と言えど寒い、寒い!
5月にフリースの手袋はめて、ベンチコートをフルジップで着たのは初めてでした。
カミさんなんか「毛糸の帽子持ってくればよかったね。」なんて言ってましたし。

さて肝心の試合の方はというと、トーナメント初戦の新庄球友クラブとの一戦は
両チーム合計32本のヒットが飛び出た乱打戦を制して14-9で勝利。
序盤の大量得点で余裕の展開と思いきや5回に同点に追いつかれ、一瞬イヤなムードも漂うなか
好調な打撃陣が甘い球を見逃さず、そのまま終盤に一気に突き放す展開で勝利しました。

大卒ルーキーの爽一郎が社会人初打席でタイムリーヒットを放ったのも見事でしたし
デビュー戦が5打数3安打3打点の打率6割というのも大したものです。
2番に入った伊藤(聖)の初回ホームランも見事でしたし。

そして決勝のB-net/YAMAGATA戦は、打撃は好調のままヒットは出るもののタイムリーに繋がらず
4-11の7回コールドで敗退でした。

ただ、昨年と違って点差ほどの力の差は観ていて感じていなくて、ホームランや連打など
【取られてもしかたのない点】と、四死球やエラーで出したランナーが得点にからむ
【やってはいけない点】とを分けて考えてみると、7回までで7-4くらいの点差だった気がします。

投手陣はいかに無駄な四死球を減らして、野手陣はいかに取れるアウトをしっかり取るか、
結果的に課題はシンプルなような気がしますけどね。

ただ好調だった打撃陣のほかにも好材はたくさんあって、決勝戦を先発した新人投手船山が
コントロール抜群で右投手としては内角にも攻めていける投球は良かったと思うし、
その後を投げたベテラン木俣も3イニング1失点は上出来の内容だったと思います。

寒さが指先に影響していたのか、ほかの3人の投手は制球力が定まらず課題は明白でしたね。
いつも思うんですけど、普段からブルペンで打者を立たせて投球練習をやったほうがいいですよ。
ブルペンキャッチャーに投げる時だけ調子がいいブルペンエースが多すぎる気がします。

小さなことだけどコツコツ積み上げていく作業や、今までと同じことをやって同じ結果なら
新しいことも取り入れていかないと進化はないと思うんですよ。
幸いにも今シーズンは新人も多く入部してくれて、ブルペンでカカシをやってくれる人員はいます。

立ってるだけのカカシ役でも、調子の悪いバッターや高卒新人なんかはバッターボックスで
生の投球で目慣らしできるわけすから、実践さながらにステップのタイミングを図ってみたり
ストライクゾーンの確認にも活きてくるわけで、ピッチャーにとってもバッターにとっても
それぞれに良い効果があると思うんですけどね。

社会人野球でも向上心をもって挑めば、まだまだ伸びしろはあるはずです。
これからも愛のある叱咤激励をしながら、来月のクラブ選手権山形予選に期待しましょう。

クラブ選手権山形予選は、6月7日(土)鶴岡ドリームスタジアムで開催です。
地元開催となりますので、たくさんの声援が選手の励みになります。
入場も無料ですので、この機会に社会人硬式野球を観戦してみませんか。
青空の下での野球観戦もいいものですよ。

負けはしましたが意味のある、そして収穫のある負けでした。
雨で順延したことで欠席となった4人も加わってベストメンバーで挑めれば
目標としているクラブ選手権全国大会出場に向けて、いい戦いができると思います。

クラブにいい刺激をもらいました。
自分も頑張ります。

ではまた。

コメント

1. 2025年春季山形大会

5月16日(金) 3回戦 10:00 鶴岡東vs山形中央(米)
勝ってもらいたいです。
それと、
「今までと同じことをやって同じ結果なら
新しいことも取り入れていかないと進化はない」

目から鱗が落ちるのとボディーブローをくらったような感じで、
じわじわときいて暫く頭が真っ白になるほどの金言。

凄すぎです。

2. >池ちゃんさん

お久しぶりです。
春季大会からまた熱いカードになりましたね。
負ければ鶴岡東か山形中央のどちらかが夏の大会ノーシードになります。
東海大山形もすでに敗退し、この夏はノーシードからが決定。
集大成の夏の大会は、精神力も含めて計り知れないパワーと勢いが怖いわけで。
「戦国山形」の夏に向けて、隙のない鶴岡東の野球を見せてもらいたいですね。

野球に限らず、仕事でもなんでもある程度の年齢やキャリアになると
慢性的な仕事のほうがやってて楽ですし、それなりにやってる感もあってか
変化することを無意識に恐れるものです。

まずは何かを意識的に変えてみる「変化」があって、その変化した先に「進化」がある、
そうやってレベルアップしていくものだと、むかしゴルフにのめり込んでいる時に教わりました。

自分の商売でも言えることなんですけどね。
なかなか難しいものです、ハイ。


3. 無題

私も!偶然『鶴岡東、山中央のどちらかが夏ノーシードになる』そうなれば『戦国山形』と同じ表現でヒトに話してました。
骨拾い歴30年の我々ですからね(笑)

4. >エスコバーさん

東海大山形を破った山形南は準々決勝でも羽黒を撃破する可能性が高い気がします。
そうなると、またまたややこしくなってくるわけですよ。
まさに「戦国山形」といっていいでしょう。

骨拾い歴30年・・・
でも今思い返すと、あの頃のほうが楽しかったし純粋だった気がします。
スタンドで共に泣いたあの頃が懐かしいです。

甲子園に「慣れる」というのは恐ろしいものですね。
決勝まで行くと、すでに寄付金のタイムスケジュールを計算し始めてしまって
気が気ではなくなってしまってるんですから(笑
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