毎度ありがとうございます!
先日、新潟にいる同級生カッチのところに武者修行に行ってきました。
息子だけ送って、御礼の品とお土産を渡して練習終了時間にまた顔を出す予定だったんですけど、
チーム内にコロナ感染者が出てしまったためにチーム練習は中止になったそうなんです。
それでも、わざわざ息子のために時間をとって室内練習場まで使わせてもらって
感謝しかありませんでした。
結果的にマンツーマン指導となったため「ノリにも手伝ってもらいたいんだよな。」というので
息子だけ置いてカミさんと買い物に行くなんてことはできません。
カッチは1年秋からすでにレギュラーで3年時には【公式戦16打席連続安打】という
山形県高校球史に残るとんでもない記録を打ち立てたバッターでもあります。
こんな言い方をしたら失礼だけど、天才バッターは長嶋茂雄のような感性派直感型が多く
「ブーンと振れ!」とか「パッ!パッ!」とか「ピッとシュッと!」とか感覚で伝えるタイプ
なのかなと勝手にイメージしてたんですよね。
最初に動体視力のトレーニングをやって、少し素振りを見ただけで息子のウィークポイントを見抜き
「これ苦手じゃない?」「ここ打つの苦労してるでしょ。」と核心に迫っていきます。
だったらどうすればいいのか。
そのために必要なプロセスや体幹の使い方、テークバックやタイミングの取り方などなど
とにかく隣で自分が聞いていても「へー!」と驚き納得するコーチングだったわけです。
それよりなにより、一度聞いてもその通りに身体を使えない息子に「違う!」とか
「ダメ!」とかの否定的な言葉やネガティブなワードを一切発しないんですよ。
すべて肯定、すべて容認したうえで理解して前に進めようという指導には感動しました。
「一回ではできないけれど筋肉に記憶させれば必ずカタチになってくるから。」
「今日聞いて今日できたら、みんなプロになってるから全然大丈夫だよ。」
わざわざシューズを履き替えてバッティングピッチャーまで務めてくれたんですけど、
変化球も混ぜながら必死に投げてくれてるのに、打ち損じたりストライクを見逃したりして
普通のコーチならとっさに「おい!今の入ってるぞ!」とか「あー!もったいない!」とか
言うじゃないですか。(自分も心の声で何十回叫んでいたか)
ストライクを見逃しても「おー今の見逃し方はいいね~」とかバットの芯で捉えられなくても
「追い込まれたらそうやってファールで逃げるのもありだよ。」なんて声かけて投げてくれる。
昔から大声を出したり、後輩を威圧したりするタイプではなかったんで、カッチの性格的に
指導者向きだったのかもしれませんけど、とにかく素晴らしいコーチングでしたね。
18歳から新潟の社会人企業チームに所属し、紆余曲折を経て今はクラブチームを率いています。
情熱はもちろん人徳もなかったら40年間も硬式野球界に身を置くことって難しいと思うんですね。
とても有難く、とても有意義な4時間でした。
帰りの車の中で息子が「来てよかった。」「すげー分かりやすかった。」「楽しかった。」と
何度も何度も何度もつぶやいていたのが印象的でした。
社会人硬式はプレーヤーとして脂の乗った期間なんて実質的に30歳くらいまででしょう。
その間に、結婚したり子どもが生まれたりすれば時間の使い方の優先順位が変わってしまって、
野球どころではなくなって自然と野球から離れてしまうケースがほとんどです。
その限りある時間の中で、どんな指導者と出会うか、どんなチームに属するのかって
すごく大きなことだと思うんですね。
高校時代にすでに完成された選手でもなければ、なおさらその向上心と貪欲さは
硬式を頑張るモチベーションにつながるわけですから。
カッチのチームも、高校野球レベルでいえば県大会1回戦2回戦で負けたような選手がほとんどで
大学野球経験者も数人しかいないんだそうです。
だからこそ社会人クラブチームに属してでも、もっと硬式を続けたい、もっと上手くなりたいという
熱量のある選手たちが集うんだと思うんですね。
そういう選手たちと真剣に向き合い、とことん付き合ってその成長を見守る理想的なコーチングの
カタチが出来上がってきたのだと思います。
またタイミングを見つけて武者修行に行かせたいと思ってますし、
また行きたいと本人も言ってました。
今度は全体練習に合流してコミニケーションを図るところから経験して欲しいところです。
いい時間、いい経験をさせてもらいました。
本当にカッチには感謝感謝です。
ありがとうございました!!

先日、新潟にいる同級生カッチのところに武者修行に行ってきました。
息子だけ送って、御礼の品とお土産を渡して練習終了時間にまた顔を出す予定だったんですけど、
チーム内にコロナ感染者が出てしまったためにチーム練習は中止になったそうなんです。
それでも、わざわざ息子のために時間をとって室内練習場まで使わせてもらって
感謝しかありませんでした。
結果的にマンツーマン指導となったため「ノリにも手伝ってもらいたいんだよな。」というので
息子だけ置いてカミさんと買い物に行くなんてことはできません。
カッチは1年秋からすでにレギュラーで3年時には【公式戦16打席連続安打】という
山形県高校球史に残るとんでもない記録を打ち立てたバッターでもあります。
こんな言い方をしたら失礼だけど、天才バッターは長嶋茂雄のような感性派直感型が多く
「ブーンと振れ!」とか「パッ!パッ!」とか「ピッとシュッと!」とか感覚で伝えるタイプ
なのかなと勝手にイメージしてたんですよね。
最初に動体視力のトレーニングをやって、少し素振りを見ただけで息子のウィークポイントを見抜き
「これ苦手じゃない?」「ここ打つの苦労してるでしょ。」と核心に迫っていきます。
だったらどうすればいいのか。
そのために必要なプロセスや体幹の使い方、テークバックやタイミングの取り方などなど
とにかく隣で自分が聞いていても「へー!」と驚き納得するコーチングだったわけです。
それよりなにより、一度聞いてもその通りに身体を使えない息子に「違う!」とか
「ダメ!」とかの否定的な言葉やネガティブなワードを一切発しないんですよ。
すべて肯定、すべて容認したうえで理解して前に進めようという指導には感動しました。
「一回ではできないけれど筋肉に記憶させれば必ずカタチになってくるから。」
「今日聞いて今日できたら、みんなプロになってるから全然大丈夫だよ。」
わざわざシューズを履き替えてバッティングピッチャーまで務めてくれたんですけど、
変化球も混ぜながら必死に投げてくれてるのに、打ち損じたりストライクを見逃したりして
普通のコーチならとっさに「おい!今の入ってるぞ!」とか「あー!もったいない!」とか
言うじゃないですか。(自分も心の声で何十回叫んでいたか)
ストライクを見逃しても「おー今の見逃し方はいいね~」とかバットの芯で捉えられなくても
「追い込まれたらそうやってファールで逃げるのもありだよ。」なんて声かけて投げてくれる。
昔から大声を出したり、後輩を威圧したりするタイプではなかったんで、カッチの性格的に
指導者向きだったのかもしれませんけど、とにかく素晴らしいコーチングでしたね。
18歳から新潟の社会人企業チームに所属し、紆余曲折を経て今はクラブチームを率いています。
情熱はもちろん人徳もなかったら40年間も硬式野球界に身を置くことって難しいと思うんですね。
とても有難く、とても有意義な4時間でした。
帰りの車の中で息子が「来てよかった。」「すげー分かりやすかった。」「楽しかった。」と
何度も何度も何度もつぶやいていたのが印象的でした。
社会人硬式はプレーヤーとして脂の乗った期間なんて実質的に30歳くらいまででしょう。
その間に、結婚したり子どもが生まれたりすれば時間の使い方の優先順位が変わってしまって、
野球どころではなくなって自然と野球から離れてしまうケースがほとんどです。
その限りある時間の中で、どんな指導者と出会うか、どんなチームに属するのかって
すごく大きなことだと思うんですね。
高校時代にすでに完成された選手でもなければ、なおさらその向上心と貪欲さは
硬式を頑張るモチベーションにつながるわけですから。
カッチのチームも、高校野球レベルでいえば県大会1回戦2回戦で負けたような選手がほとんどで
大学野球経験者も数人しかいないんだそうです。
だからこそ社会人クラブチームに属してでも、もっと硬式を続けたい、もっと上手くなりたいという
熱量のある選手たちが集うんだと思うんですね。
そういう選手たちと真剣に向き合い、とことん付き合ってその成長を見守る理想的なコーチングの
カタチが出来上がってきたのだと思います。
またタイミングを見つけて武者修行に行かせたいと思ってますし、
また行きたいと本人も言ってました。
今度は全体練習に合流してコミニケーションを図るところから経験して欲しいところです。
いい時間、いい経験をさせてもらいました。
本当にカッチには感謝感謝です。
ありがとうございました!!
コメント