"やんちゃ"カテゴリーの記事一覧
-
毎度ありがとうございます!
濃厚接触者となり一週間営業を自粛しておりましたが、今日から元気に再開します。
すでに陰性と分かっていながらの7日間の自宅待機は本当にツラかったですね。
今現在の国の方針だとはいえ、お子さんなどが陽性となった場合の同居家族(濃厚接触者)の
7日間待機期間というは、社会生活に支障をきたすと報道でも大きく取り上げられてましたけど、
まさか自分が身を以って実感することになるとは思ってもいませんでした。
陽性の無症状ではなくて、陰性の健康体なんですから尚更ですよね。
2月20日に山形県のまん防が解除にはなったものの、まったく話にならないほど激ヒマで、
全国的にまん防が解除になった3月22日頃から少しづつ客足も戻り始めてきた矢先でしたから、
残念というか悔しいというか、ご予約を入れてくださっていたお客様へかけたご迷惑を考えると
本当に申し訳ない気持ちで一杯になります。
また今日から元気に頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
昨日は、再開に向けて店内の掃除と買い出しリストのチェックをしに夕方からお店に入りました。
いつもの駐車場に車を停めると鶴岡公園の桜が見頃になっていて、休業した一週間前とは全く違う
外の景色に「あー、いつの間にか桜も咲いたんだなぁ。」なんて本当に浦島太郎になった気分でした。
近所の居酒屋はどこも混んでいて、そんな光景を見るだけでなんだか取り残された気分になります。
店内を掃除している間にも電話が鳴って、さっそく今日のご予約のお問い合わせでした。
ありがたいと同時に気合いも入ります。
今日から新メニュー「パイカ煮」を展開します。
パイカとは「豚バラ軟骨」の部分で、骨のように白く硬い軟骨がなかなか手ごわい部位です。
昨年から、角煮で使っていた国産の豚バラブロックの値段が値上がりしていたため、
「豚角煮」をメニューから外していたんですけど、パイカが手に入ることになったんで、
豚角煮風に煮込んだ「パイカ煮」をメニューに入れることにしました。
骨のように硬い軟骨はグミのような柔らかさになるまで煮込んであります。
あまり煮込みすぎると、グミのような軟骨だけが残って豚バラ部分が溶けてなくなってしまうんで
煮込み時間が微妙に難しいんですけど、2カ月間で10㎏以上の試行錯誤を繰り返して
今回メニューに仲間入りさせることにしました。
角煮にはない軟骨部分のねっとりした食感が新しい「パイカ煮」を是非この機会にお試しください。
「パイカ煮」は昨日のうちに作っておいて、今朝は5時に目が覚めて「煮込み」を作ってます。
気合いが入ってるのか緊張してるのか、はたまた不安なのか、昨夜はまったく寝れませんでした(笑
またやること満載の慌ただしい毎日に感謝しながら、いつものようにブログも再開です。
そして、いつものコーヒーも旨いです。
それでは今日からまた頑張ります!
空回りしないように、気分的にはのんびりやりたいと思ってます。
お時間があれば、ぶらりとお立ち寄りください。
-
毎度ありがとうございます!
重要なお知らせです。
昨日、濃厚接触者となってしまったため、昨夜からお店を臨時休業とさせて頂いております。
今後は保健所の指示に従い、自宅待機、POR検査を実施することになります。
今現在、自分自身は全くの無症状ですが、お客様の安全とスタッフの安全を第一に考え、
告知したうえで臨時休業させていただくことにしました。
週末にご予約いただいていたお客様や、ご来店を予定されていた皆様方には
大変ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありません。
営業再開についても保健所からの指導のもと判断させていただきますので、
詳細が決まりましたら再度告知させていただきます。
ご迷惑とご心配をおかけします。
何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。
-
毎度ありがとうございます!
昨日で弟子のユウヒが卒業です。
4月21日(木)大安吉日に「やきとん酒場 まんたん」をオープンさせます。
思い起こせば仙台のガソリンスタンで働いていたのを辞めて、自分の店に修行に入ったのが
2013年3月1日のことですから、今から9年前になります。
途中、2~3年ほど中抜けしましたけど、その後またやきとんの道へ戻ってきました。
ウチで修行している間もずっと、昼はガソリンスタンドで働いてダブルワークしながら
いつか自分の店を持ちたいと頑張ってきたんです。
初めて働き始めた9年前のその日、何も教えず、何も口を出さず「レバーを1本焼いてみろ。」と
好きなようにユウヒに焼かせたんですよね。
そのレバーは真っ黒に焦げ、とても食えた代物ではありませんでした。
もちろん、そうなることは想定の範囲だったんですけどね。
「ここから、この黒焦げのレバーから始まるんだぞ!そのレバーの味を忘れるなよ。」と
強い口調で言ったのが修行の始まりでした。
やきとんなんて、ただ焼くだけだろう。
見ながら焼くんだから焦げることはないだろう。
ひょっとしたら、そんなふうに簡単に考えていたのかもしれません。
そうだとしても、その難しさや繊細さを求められる我々の仕事を知ってほしかったんですね。
そして何も出来ない今の自分を知ってほしかったんです。
「やきとん酒場 まんたん」という屋号は、師匠の自分が考えてやりました。
いつの日か自分の店を持ちたいと、雨の日も、風の日も、雪の日も、嵐の日も、過酷な条件の
ガソリンスタンドで「満タン入ります!」「ハイオク満タン!」といつも元気に声を出して
頑張ってきたわけです。
ここまで、自分の夢に向かって何百回と「満タン」と言葉にしてきたでしょうか。
ガソリン満タン、ビール満タン、お腹も満タン、そして元気満タン、笑顔満タン・・・
「まんたん」という言葉にネガティブなイメージは無いと思うんですよね。
「やんちゃ」「あばれん坊」「でん」「まんたん」と屋号に「ん」も入ってますし、
我ながらユウヒにぴったりの屋号を付けてあげられたと思っています。
ただ、自分がやってあげられることは、ここまでです。
ここから先は、自分自身が考え、自分自身の足で、自らが切り開いていかなければなりません。
先日のブログでも書きましたけど、常にアンテナを張って感度よくいろんなものを受信していかないと
お店は衰退していくばかりです。
店を持つこと、開業することは誰にでもできます。
継続していくこと、続けていくことが大変なわけです。
その努力だけは怠らないように、その時はあの「黒焦げのレバー」を思い出してほしいんです。
何もできなかったあの日のレバーから、練習して努力して諦めずにようやく人様に食べてもらえるような
レバーが出せるようになったことを振り返って、新しいことに挑戦し続けてもらいたいと思っています。
自分もすでに次の新メニューを準備しています。
そのメニューが定着するかどうかはわかりません。
それでも歩みを止めるわけにはいかないんですよ。
先に独立したユウスケのお店に自分がお客として行くまで、オープンから4年の月日が経っていました。
ユウヒの「まんたん」にも、しばらくは行くことはないでしょう。
自分が行けば、自ずから「チェック」になってしまいますから。
そもそも自分は、鶴岡市内では他店のやきとんを滅多に食べませんしね。
「あばれん坊」でも「雷鳥」でも「三四郎」でも鳥の串しか食べません。
他店の店主も嫌だと思うんですよね。
同業者が来るとなんか緊張するというか、自分の串と比べられているようで。
串メニューはやきとんだけのユウヒの店には、行くことがあるのかぁ。
まぁ、お店に行かなくとも、その様子は聞こえてきますからね。
行ったお客さんが、ちゃんと全部教えてくれますから(笑
まずは借り入れした借金の完済を目標に、必死になって頑張るしかありません。
自分が出来ることは、それを陰ながら応援してあげることだけです。
ここからがスタートです。
自分も負けてはいられませんから。
本日はご予約のみで満席となっております。
本当にありがたいことです。
オープニングメニューで、なぜかユウヒは出さないというファーストオーダーの定番「もつ煮込み」を
今朝も6時から作りながら、気合十分で今日も頑張ります!
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
毎年のことではありますが、この時期は徳島産すだちの価格が高騰し入荷が厳しくなるため、
「生すだちサワー」の提供を季節休売とさせていただきます。
やっぱり1㎏3,000円台では、なかなか手が出ません。
最高値だと1㎏5,000円まで価格が高騰するんですよね。
再販は市場価格の動向を見ながら5月~6月頃の予定です。
それと、個人的に好きな「テール煮」も売れ行きが鈍いため終売といたします。
とはいっても、またスポットで作ると思いますので、その時はホワイトボードで告知します。
やっぱり、たまに自分が食べたくなるんでめげずに作っちゃいます。
それに代わって、新しいメニューも登場予定です。
そんなに珍しい部位でもないんですけど、大量の仕入れが出来る業者が限られているんで、
なんとか交渉して購入できるようになったのはラッキーでした。
まん防休業期間中に何度か試作を作っていたんですけど、なかなか上手く出来たと思っています。
もう少し完成度を上げてからメニューに仲間入りさせますので、今しばらくお待ちください。
これまでも、たくさんの部位を扱ってきました。
チレ(脾臓)、フワ(肺)、マメ(腎臓)、豚足(足)、ミミ(耳)、小袋元(子宮)、
Pトロ(首)、テール(尻尾)、タマ(睾丸)・・・
なかには、今ではもう入荷できない部位もあります。
「やきとん専門店」と謳って商売をやっている以上、新しい部位との出会いを提供したいという
使命感もありますが、ホルモンの奥深さに引き込まれているというのが本音でしょうかね。
どうしたら美味く食べれるのか。
どうしたらもっと柔らかくなるのか。
そんなことを考えながらキッチンに立つのが好きなんですよね。
もちろん、全部が上手くいくわけじゃない。
失敗だらけだし、実際に商品化にできなかった部位もたくさんあります。
いま提供している部位でも、今後メニューから外すかもしれません。
それでもいいんです。
「トライ&エラー」は想定の範囲なんですから。
立ち止まらずに少しづつでも動いていたいんですよね。
先日の尾花沢の「煮込み定食」を食べた後、ステンレスのアルミ鍋の販売元を検索してみたり
自分の作った煮込みに辛味噌を溶いて寄せてみたりして、しっかりと影響受けてるし(笑
最近は、そんな日常ですかね。
なので、今日も自分にとっての一日を頑張ります。
のんびりやってますよ。
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
長期休業に入る前に、お馴染みの方々がご来店くださって、本当に有難い気持ちでいっぱいです。
「今日残った串を全部買います。」なんてカズユキからの申し出もあったりして、
その気持ちだけでも嬉しかったんですよね。
晩酌もしないのに無理してくれたのが分かります。
人流抑制のため、飲食を伴う感染機会の軽減のために、やんちゃのような小さいお店でも
休むことが世の中のためになるのであれば全面的に協力しますよ、ということです。
本音で言えば、休業するのは不本意ですけどね。
協力金どうのこうのの前に、商売が好きなんですよ。
お酒を通じてのお客様とのふれあいや、お店自体が好きなんですよね。
だから何年たっても飽きずに楽しく商売を続けられるわけです。
イシイ先生からは「ブログだけでも継続してくださいね。」と声をかけていただきました。
こんなブログでも楽しみにしてくださる方がいることに、ただただ恐縮するばかりです。
大学生以来の約一か月の大型休暇になりました。
時間ばかりがありすぎて、なんだか「世捨て人」になったようで落ち着きません。
確定申告の整理も終わってますし、とりあえず家の掃除でもしますか。
みなさまにはご不便をおかけします。
何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。