"社会人野球"カテゴリーの記事一覧
-
毎度ありがとうございます!
土曜日はお休みを頂いて、新庄市民球場で開催された東北クラブカップの応援に行ってきました。
先月のクラブ選手権を制した片山BCが出場しなかったので、3チームのリーグ戦で戦います。
初戦の新庄球友戦の先発は伊藤魁。
先月のクラブ選手権では主戦の伊藤魁・佐藤泰の二枚看板を登板しないまま敗退していますから
今日はこの二人が満を持して登板するのは当然でしょう。
試合は初回から打線が繋がり5点を先制すると、先発の伊藤魁も余裕を持ってマウンドへ。
大きくブレーキのかかったカーブとシュッと曲がるスライダーとが面白いように決まり、
打たせて取る持ち前のピッチングも上手くハマって単発の被安打3で完封勝利。
しかも四死球0ですからまさに伊藤魁の好投が光った第一試合でした。
ふがいない負け方が続いていましたので、勝ちたい、勝つんだという意志がプレーの随所に出ていて
一緒に観戦していた悪役商会のトモカズやキャプテンケンタにとっても大きなヒントを得た
ゲームだったのではないでしょうか。
全力疾走・素早い返球・必死のスライディング・いいタイミングでのタイム・・・
硬式経験者がやりがちな軟式野球特有のプレーの「ゆるみ」が、結果に大きな差を生む怖さ。
まぁ、今日は軟式野球について書くのはやめておきますけど、
ナイスピッチング、ナイスバッティング、ナイスランのナイスゲームでした。
第二試合は佐藤泰の先発で、都市対抗予選でコールド負けしているB-net/YAMAGATA戦。
佐藤泰がB-netを得意としているのか、B-netが佐藤泰を苦手としているのか、
とにかくB-net戦では相性のいい結果を残している先発の佐藤泰です。
第一試合の伊藤魁の好投に触発されたのか、早いカウントで2ストライクが先行し
中盤まで0-0と我慢比べの展開が続きます。
相手打線のクリーンアップに一発を食らわないように細心の注意を払いながら
丁寧に丁寧にコーナーに投げ分けていきます。
5回先頭打者のレフトへのワンヒットワンエラーでスコアリングポジションにランナーを進めると
3連続タイムリーが出て一挙に4点を奪い一気にゲームが動きます。
7イニング制の試合で5回のこのタイミングでの4点は大きなリードと言ってもいいでしょう。
そのまま佐藤泰が相手打線を封じ込め単発2安打で完封勝利。
二試合ともゲームを作る投手力と制球力の大切さを実感させられたゲームでしたね。
さて、この結果を受けて8月23日24日に秋田県で開催される東北クラブカップに出場します。
詳細はまだ調整中となってはいますがJABAの日程表には「秋田さきがけ八橋球場」と
掲載されてましたから秋田市内だと思うんですけどね。
去年の弘前に比べれば半分以下の時間で着きますから、ホテルを予約する必要もないでしょう。
なんとか二試合勝って決勝に進み、函館行きを決めてほしいですけどね。
でも、これで母校の甲子園も決まったらどうしようかな。
またまた忙しい野球の夏になりそうです。
今日も暑くなりますが頑張ります。
のんびりいらしてください。
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
久しぶりの更新になります。
6月7日のクラブ選手権山形予選にはたくさんの応援をいただきました。
また息子やチームへの差し入れも頂戴して本当にありがたく思っております。
改めて感謝御礼申し上げますm(__)m
結果の方は8-12で初戦敗退となりました。
初回に5点・2回に7点を失い、云わば2回コールドゲームのような展開です。
よく8点も取り返したという見方もできますけど、実際は12点差がついて相手が緩んだこと、
次の決勝戦を見越して選手を温温存交代をしてきたことなどが要因だったと気がします。
やっぱり野球はピッチャーだと思いますね。
いや、厳密にはキャッチャーを含めた「バッテリー」が大事だということです。
主戦の伊藤魁と佐藤泰の二本柱を勝った場合のために残し、先発は都市対抗決勝でも先発した新人の船山。
キャッチャーは昨年に捕手リタイヤ宣言をしていたはずの石川輝が先発マスク。
主戦捕手の伊勢が体調不良で急遽欠席となったため、てっきり先発マスクは石川幹でいくのかと
思っていましたが、まさにこの不安が的中してしまったような初回の立ち上がり。
初回に打者一巡の5失点、2回も1アウトしか取れずに4失点。
9点取られ、しかもまだ一死1・2塁のややこしいこの場面でルーキー本間とキャッチャー石川幹に
バッテリーごと交代という後手後手の選手起用。
18歳ルーキーの本間は昨年の高校野球引退以来、バッター相手に一度も実戦登板で投げていない
ぶっつけ本番での初マウンドでしたから、いきなりの死球で満塁を与えてから動揺を隠せず。
アウト2つを取るまでに暴投2四死球2の大乱調で3失点、うなだれてベンチに戻ってきました。
3回からリリーフした最年長のベテラン木俣がその後しっかりとゲームを立て直し
5イニングを被安打1四死球0という完璧なピッチングを披露して、つくづく選手起用や
ゲームプランや想定準備の重要性を再認識させられたゲームでした。
毎回勝てるわけではないでしょう。
自分は勝ち方よりも「負け方」にこだわるべきだと思うんですよね。
野村克也監督の名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が
頭の中でリフレインしてました。
どの選手も一生懸命にやっているし、負けたくてやる選手なんて一人もいないんですよ。
ただ、思うようにならない展開や想定外の展開になった場合のプランニングや次の準備は
ベンチワークに不可だろうと何度も何度もここにも書いてきましたし、監督にも伝えてきました。
12点取られてボコボコになってる状態でも、ベンチからタイムすらかけて出てこない。
マウンドで孤独に頑張っているピッチャーに今なにが起きているのか、気になりませんか。
ひと呼吸入れて流れを変える、流れを落ち着かせたいタイムって必要だと思うんですけどね。
ベンチタイムも一試合3回とれるのを知らないのかな。
野手タイム(1人タイム)も毎イニング1回は取れるんですよ。
キャッチャーもテンパっているなら「タイム取ってひと息入れろ!」って
ベンチからアドバイスしてあげればいいじゃないですか。
そういう権利も駆使しながら思うようにならない展開をなんとか修正しようとする姿勢やあがきは
真剣勝負であればあるほど必要不可欠なんじゃないかと思ってるんですよね。
負ける時にどんな負け方をするのか。
次に活きてくる負けなのか、学ぶべき負けだったのか。
何を修正し、同じ負けを繰り返さないための学びはどこだったのか。
JABAの公式戦なんだから試合後に毎日新聞がインタビューしてコメントとればいいんですよ。
「主戦級投手二人を温存して新人船山の先発でしたけど、その意図は?」
「船山→本間→木俣の投手リレーは予定通りの継投だったんでしょうか?」
「序盤に大きく点差をつけられる苦しい展開でしたが攻撃面では随所に粘りも見せました。
次のクラブカップではどういった戦いを見せてくれますか?」
イメージですけど、これ絶対にやった方がいいですよ。
試合を振り返り、展開を整理し、采配や器用の反省点を言葉に出す。
毎回毎回、同じような事ばかり書いてますけどね。
野球人の目から見ても不思議なことばかりが繰り返されます。
次は7月5日(土)新庄あじさい球場で東北クラブカップ山形予選会が開催されます。
勝ち負けよりも、いい戦いを見せてほしいと思っています。
それではまた。
-
毎度ありがとうございます!
本日は仕入先の庄内ミート休業日に伴う臨時休業となります。
ご不便をおかけしますが宜しくお願い致します。
さて、いよいよ今週末に鶴岡ドリームスタジアムで開催されるクラブ選手権山形一次予選の初戦は
第一試合9:00~片山商会BCとの対戦に決まりました。
ベンチは三塁側になります。
片山商会BCとは昨年の都市対抗予選の一回戦で対戦し0-2で敗戦しています。
苦手意識はないんだろうけど、過去の対戦成績でもあまり勝率は高くない気がします。
奇しくも昨日は酒田光が丘球場で社会人軟式野球「高松宮杯(1部)」の山形県大会があって、
いつも差し入れを持って来てくれる悪役商会トモカズ率いる「クラブメッツ」と
「天童バースボールクラブ」との試合を観戦してきました。
中盤までは互角の戦いができていましたけど、中盤に細かなミスから守備がほころび始め
1-9で敗退してしまいました。
トモカズが危惧していたように、やっぱりキャッチャーがキーなのかもしれません。
若いメンバーも増えていましたけど、キャッチャーの補強ができていないと
トモカズ自身が心配していた展開になってしまった気がします。
それでも、いいゲームでしたけどね。
ただ、軟式での送りバントは硬式よりもボールが変形しやすく大きく弾むため決まりにくく、
戦術的にはあまり有効だとは個人的には思わないんですよね。
そうなると必然的に盗塁やエンドランに比重がかかってきます。
昨日のメッツの先発は右のサイドスローでしたから、このレベルになってくると塁に出れば
必ず盗塁を仕掛けてくるのは当たり前です。
そこをどうやって潰していくのか、守る側の最大のテーマだといえます。
軟式野球チームは比較的に「個人力」というか、個人スキルに依存するケースが多い気がします。
クリーンナップを打つ3番4番5番にバントやエンドランのサインは出しにくいものだし、
だからといって彼らが4割5割もヒットを打てるかと言えば、そんなことはないでしょう。
ここからチームがもう一皮剥けて、もう一段階上のレベルで勝ち上がっていくためには
選手たちの意識改革、もっと大袈裟にいえば「チーム内の意識改革」が必要でしょう。
そのキーワードになるのは「エンドラン」だと思っています。
エンドランってプレーヤーにとっては苦しいプレーなんですよね。
自分のスイング、レベルスイングは捨ててバットには当てて転がさないとならないし、
もしも空振りしても二塁でセーフになるくらいのスタートも切らないとならないわけで。
苦しいプレーを成功させるためには、繰り返しの練習が必要になってくるけれど、
社会人になってまで単調でつまらない練習ってしたくないものなんですよね。
個々が好きに「打って」「守って」「走って」、その結果が「勝ち」に繋がるなら
誰にとってもそれが一番「楽しい野球」なんだと思います。
「楽しい野球」「楽しむ野球」がダメだと言っているわけではないですよ。
でも勝負事ですから「勝ち」と「負け」は必ずどちらかが味わいます。
プレーそのものを楽しむのか、チームの勝利を楽しみとするのか、
どのチームでもある永遠のテーマなんんだろうと思いますけど、上位クラスになればなるほど
「勝利」というものにこだわって結果を残さなくてはならなくなってしまうんですよね。
話しがクラブ選手権から脱線してしまいましたけど、メッツが負けた天童ベースボールクラブの
多くのメンバーが片山商会BCにも在籍していますので、鶴岡代表として昨年のリベンジも含めて
いいゲームを見せてほしいと願うばかりです。
来週、片山はこんな戦い方をしてくるんじゃないか、みたいなヒントも垣間見えた場面が多かったです。
天気も心配なさそうですから、ナイスゲームを期待しましょう!
今日はこれから、天候不順で出来なかった庭の手入作業をやります。
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
先日の日曜日、都市対抗野球山形一次予選応援のため、中山町の県第二球場まで行ってきました。
本来は土曜日に開催される予定だったのですが、あいにくの雨のため順延となりました。
夜勤明けで土曜日の朝8時に帰宅して、そのまま球場直行の予定だった息子にとっては
まさに「恵みの雨」だったことは間違いありません。
ただ、5月と言えど寒い、寒い!
5月にフリースの手袋はめて、ベンチコートをフルジップで着たのは初めてでした。
カミさんなんか「毛糸の帽子持ってくればよかったね。」なんて言ってましたし。
さて肝心の試合の方はというと、トーナメント初戦の新庄球友クラブとの一戦は
両チーム合計32本のヒットが飛び出た乱打戦を制して14-9で勝利。
序盤の大量得点で余裕の展開と思いきや5回に同点に追いつかれ、一瞬イヤなムードも漂うなか
好調な打撃陣が甘い球を見逃さず、そのまま終盤に一気に突き放す展開で勝利しました。
大卒ルーキーの爽一郎が社会人初打席でタイムリーヒットを放ったのも見事でしたし
デビュー戦が5打数3安打3打点の打率6割というのも大したものです。
2番に入った伊藤(聖)の初回ホームランも見事でしたし。
そして決勝のB-net/YAMAGATA戦は、打撃は好調のままヒットは出るもののタイムリーに繋がらず
4-11の7回コールドで敗退でした。
ただ、昨年と違って点差ほどの力の差は観ていて感じていなくて、ホームランや連打など
【取られてもしかたのない点】と、四死球やエラーで出したランナーが得点にからむ
【やってはいけない点】とを分けて考えてみると、7回までで7-4くらいの点差だった気がします。
投手陣はいかに無駄な四死球を減らして、野手陣はいかに取れるアウトをしっかり取るか、
結果的に課題はシンプルなような気がしますけどね。
ただ好調だった打撃陣のほかにも好材はたくさんあって、決勝戦を先発した新人投手船山が
コントロール抜群で右投手としては内角にも攻めていける投球は良かったと思うし、
その後を投げたベテラン木俣も3イニング1失点は上出来の内容だったと思います。
寒さが指先に影響していたのか、ほかの3人の投手は制球力が定まらず課題は明白でしたね。
いつも思うんですけど、普段からブルペンで打者を立たせて投球練習をやったほうがいいですよ。
ブルペンキャッチャーに投げる時だけ調子がいいブルペンエースが多すぎる気がします。
小さなことだけどコツコツ積み上げていく作業や、今までと同じことをやって同じ結果なら
新しいことも取り入れていかないと進化はないと思うんですよ。
幸いにも今シーズンは新人も多く入部してくれて、ブルペンでカカシをやってくれる人員はいます。
立ってるだけのカカシ役でも、調子の悪いバッターや高卒新人なんかはバッターボックスで
生の投球で目慣らしできるわけすから、実践さながらにステップのタイミングを図ってみたり
ストライクゾーンの確認にも活きてくるわけで、ピッチャーにとってもバッターにとっても
それぞれに良い効果があると思うんですけどね。
社会人野球でも向上心をもって挑めば、まだまだ伸びしろはあるはずです。
これからも愛のある叱咤激励をしながら、来月のクラブ選手権山形予選に期待しましょう。
クラブ選手権山形予選は、6月7日(土)鶴岡ドリームスタジアムで開催です。
地元開催となりますので、たくさんの声援が選手の励みになります。
入場も無料ですので、この機会に社会人硬式野球を観戦してみませんか。
青空の下での野球観戦もいいものですよ。
負けはしましたが意味のある、そして収穫のある負けでした。
雨で順延したことで欠席となった4人も加わってベストメンバーで挑めれば
目標としているクラブ選手権全国大会出場に向けて、いい戦いができると思います。
クラブにいい刺激をもらいました。
自分も頑張ります。
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
5月のお休みですが4.5.6日が3連休とはお知らせしておりましたが
5月10日(土)も臨時休業になるのを告知するのを忘れていました。
お問合せ頂いた皆様、申し訳ありませんでした。
10日は、社会人野球都市対抗山形一次予選が中山町の県第二球場で開催されます。
都市対抗予選で県第二球場って前例がないんじゃないでしょうか。
そもそも、あそこはJABAの公式戦での使用は「可」なんですかね?
球場ではなくて練習グラウンドだと思ってましたよ、観客席も何もないし。
放送設備とかBSOとかはあるんですかね?
観客席もありませんので、必然的に応援団は各自で折り畳みチェアー持参になります。
1チームそこそこの登録料を払ってのJABAの公式戦、しかも都市対抗予選が第二球場ですか。
両翼90m、バックスクリーン115mは狭すぎですよ。
近隣の天童スポーツランド野球場や山辺球場でも両翼93mはありますから
いかに球場が狭く練習向き、もしくはジュニアや軟式野球向けかがわかるでしょう。
バッテリーはホームランの一発を警戒しなければなりません。
外野フライで打ち取ったと思った打球でもスタンドインの可能性が出てきますから。
ちなみに、息子の中学時代に硬式球で試合した時も両チームで2本のホームランが出てました。
今回は木製とはいえ社会人のパワーですから、こすった当たりでもあっさりと入っちゃいますよ。
第二試合のチームは室内練習場もないですから、アップやストレッチ、ブルペンの投球準備や
調整にもひと工夫が必要になってくるでしょう。
まぁ決まったことはしかたないとして、そういう部分も含めてどんなゲームを見せてくれるのか
今から楽しみにしたいと思っています。
息子は前日が夜勤のため第一試合に入った場合は間に合いません。
組み合わせ4日に決まりますけど、なんとか第二試合に入ってくれるといいんですけどね。
ま、どちらにしても夜勤明けでそのまま球場入りですから使い物にはならないでしょうけど。
できることをやるだけ、フォア・ザ・チームの精神で頑張ってもらいましょう。
あらためて5月10日(土)は臨時休業となります。
それではGW後半戦、今日も頑張っていきましょう。
-
毎度ありがとうございます!
昨日は、鶴クラの今年最初のオープン戦が新潟県の村上球場で行われたため、
のんびりドライブがてら行ってきました。
対戦相手「全新潟ブラックス」を率いる監督カッチとは高校時代のチームメイトでもあります。
いつものように差し入れをして試合前に少し話しましたけど、相変わらず元気そうでなによりでした。
天気は曇りでしたけど風がまだ冷たくて、ベンチコートのポケットにはホッカイロを忍ばせて
寒さに耐えながらの野球館戦となりました。
村上球場は自宅からでも1時間15分くらいで着きます。
息子が中学3年の時に「新潟県中学校県北野球大会」に出場した際に一度来ている球場です。
新潟県は野球場も多くて、新潟県村上市だけでも結構野球場があって非常に羨ましいですよね。
山北球場・村上球場・荒川球場・朝日球場・神林球場の5つ、ほかにも胎内球場や聖籠球場にも
これまでに行ったことがあります。
野球場には周辺環境やネットの高さなどによって硬式球の使用が不可のところもあるので、
社会人硬式でも使える野球場は限られてくるのかもしれませんけど、普段から新潟市内まで
遊びに行ってますから車で2時間圏内なんか近いもんです。
さて、鶴クラにも新しい戦力が加わり、平均年齢がどんどん若くなって競争も激しくなってきてます。
昨日は、社会人のスピードレベルや木製バットへの対応や実践投球の目慣らしなど、
勝敗を度外視したオープン戦だからこそ試せる新人の器用とかが垣間見えるゲームでした。
山形県の硬式クラブの加盟チーム数は4つ。
公式戦は5月に都市対抗予選、5月にクラブ選手権予選、6月に東北クラブカップ予選の3つ。
どれもトーナメントの初戦で負ければ3試合しかできないわけです。
その中で選手のレベルを向上し、チーム力を強化していくためにはオープン戦という実践の場を
数多くこなし、若手にもチャンスを与えて結果がすぐに出なくても辛抱して練習試合を使いながら
そこで見えた課題や苦手を浮き彫りにして、また練習で補っていくというサイクルが必要になってきます。
うまい選手を9人並べて試合できるなら、それほど簡単な話しはないんですよね。
つまり、勝負ゲームと育成ゲームとをうまく使い分けながら、意味のある練習試合にしないと
若い子にとって出場機会がなくて単なるボールボーイ・バットボーイで終わってしまっては、
結果的に「つまらない」とチームを離れてしまう懸念が出てきます。
彼らは、少なくとも高校野球さらには大学まで野球をやってきた子たちなわけですよね。
だから、この時期は若くてイキがいい選手たちを使わない手はないと思うんです。
若い子たちが個人で部費を払ってでも硬式野球を続けたいと入団してくるわけですから。
これは硬式に限った話しではなく、軟式チームでもほかの競技でも同じなのかもしれませんが、
クラブチームを率いる首脳陣には、「勝つこと」と「育てること」とのバランス感覚が
必要だということなんですよね。
試合前にカッチに「今日はベテランがいないけど若い奴らでウズウズしてるのがたくさんいて、
今日はそういうメンバーでいくから観ていて面白くなるかわからんよ。」なんて会話してました。
その言葉通りに捕手も内野陣にもミスが多く出てましたけど、代える気配は一切なし。
そういう意味をもたせたゲームだったのが手に取るようにわかります。
さて、来週も同じ時間に同じ場所で、またブラックスとのオープン戦が予定されています。
来週はベテラン勢も来れるそうですので、また違う意味でのブラックスを観れることも
楽しみにしています。
対する鶴クラはどんな戦い方を見せてくれるでしょうか。
そのために、また一週間を頑張ります。
やっぱり野球観戦は面白いですね。
帰りにご当地ラーメンを食うのも楽しみですし。
ではまた。