"社会人野球"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
連休をとって「第9回JABA北海道・東北地区クラブ交流大会」の応援に弘前まで行ってきました。
天気にも恵まれ、澄んだ秋空の清々しさの中で今シーズン最後の公式戦となりました。
組み合わせが第二試合だったら金曜日の営業後の夜中移動も考えていたんですけどね。
先月と同じく第一試合に入ったため朝7時には「はるか夢球場」に集合でしたから、
無理せず前乗りでのスケジュールを組んだわけです。
前回は息子とは別行動だったんで、弘前でカールを預けたあとはカミさんと弘前を散策したりして
わりとのんびりと観光することが出来たんですけどね。
今回は息子も同乗で向かうことになっていたんですけど、有休休暇をとっているにもかかわらず
前日から警報当番を当てられていて、早朝の出発は断念せざるをえませんでした。
予想はしてましたけどね、そういうことをする会社だということは。
結果的には夕方に弘前について、そのままチェックインして食事に出かけることにしました。
前回は駅前に泊まったんで聖前周辺のチェーン店を数件はしごしたんですけど、
今回は歓楽街のある鍛冶町に泊まったんでチェーン店は避けて地元店が希望でした。
鍛冶町の歓楽街をぶらぶら探索しながら、よさげな雰囲気のお店を探します。
なかでも「鳥よし」さんが良かったですねー。
お店も綺麗で店員さんの接客も良く、焼鳥のクオリティも高く丁寧な仕事がうかがえます。
息子も一緒に飲食店に行って飲むのも久しぶりだったんで、これからの会社や仕事のこと、
シーズンオフの野球のこと、付き合っている彼女のこと、普段あまり聞かないようなことまで
じっくり話せて息子の言葉で考えを聞けたんでよかったですね。
翌日も早く5時半起きでしたからあまり遅くならないようにするつもりだったんですけど、
あまりにも楽しくて、カミさんの忠告を振り切ってついつい深酒になってしまいました。
それでも、いつものように4時半には目が覚めて準備万端でしたけどね(笑
さて肝心の試合の方はというと0ー7の5回コールドで完敗でした。
何度も書きますけど、東北大会登録料80,000円、交流大会登録料50,000円ですからね。
7イニング制の5回コールドはあまりにも早すぎます。
コールド制があるならせめて5回10点にしてほしいものです。
結果的にピッチャーが代わっただけで、何も出来ずに誰も使えずにあっさり終了。
内容もあまり良くなかったんですけどね。
ノーアウトで打ち取ったセカンドゴロをトンネルでエラー。
そのあと盗塁、四球を与えてからの3ランホームランを浴びて先制点を献上。
次の回にはエラー・四球・エラーで満塁にしてしまって走者一掃の3ベースタイムリーを浴びて
万事休すでした。
ミスは必ず点に絡みます。
野球はミスをした方が負けるゲームと言っても過言ではありません。
7イニング制で5回コールドありなら、サブの準備や試合展開の予測なども含めて
ベンチワークも準備しておかないと、あっさりやられてあっけなく終わりという展開に
なりかねないわけですね。
チームなんだからそれも仕方ないんでしょうけど、企業チームとは違って部費を払って参加する
クラブチームの運営にはバランス感覚というのも必要不可欠なことだと思っています。
今シーズン最終戦が終わり、息子にとってはいよいよ自分のために、これからの自分の人生のために
本格的に動くタイミングになってきました。
もっと早く動いても良かったと思ってはいますけど、そこも息子の優しさなんでしょう。
あまり書くのは止めておきますけどね。
では今週も宜しくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
来週、弘前で開催される「第6回JABA北海道東北地区クラブ交流大会」の組み合わせが決まりました。
鶴岡野球クラブは第一試合で北海道の強豪クラブ【ウィン北広島】との対戦になります。
自分は大学が函館でして、大学の後輩でも地元クラブで硬式を続けていたヤツがたくさんいます。
北海道には日本最古の社会人クラブ【函館太洋倶楽部(函館オーシャン)】というチームがあって
今大会の北海道代表3チームの中にあれば是非対戦して欲しかったんですけどね。
最近の試合結果を見ていると、なかなか結果も出ずに苦戦しているようです。
社会人硬式クラブというのは、強い弱いという以前に活動経費が絡むチームの「維持」と
戦える戦力を確保し、新しい戦力を補う「存続」が非常に大変なんですね。
地方になればなるほど、高校まで野球をやっていても社会人でまで硬式はやらなくていいかな、
という人が圧倒的に多いですし、折れる木製バットに雨に弱い硬球も消耗品ですから、
経費はいくらあっても足りないくらいです。
「維持」という意味では、用具代以外にもJABAの大会登録料も高額ですしね。
ちなみに、先月の弘前での東北クラブカップのエントリーは1チーム80,000円でしたし、
今回の交流大会のエントリーも50,000円と7イニング制で負けたら終わりのトーナメント戦では
なかなかの金額になるわけですね。
7イニング制の大会が導入されたことにより、スピードアップは図れるかもしれないけれど、
チームや選手としては出場機会が減るメンバーも増えてくるのもまた事実でしょう。
高い参加料を払って、会社に休みをもらって、ホテルに泊まって、高速代やガソリン代を使って、
それでも勝負にこだわればこだわるほど試合に出れない選手は多くなっていきます。
「チームとして戦う」というのは当たり前ですけど、それでもいつも同じメンバーがスタメン出場で、
試合に出れないメンバーもいつもメンバーばかりなら・・・もっと言うなら、
それでチームが負けてばかりなら社会人になっても硬式野球を続けるモチベーションを
維持できるものでしょうか。
そういう意味では社会人硬式クラブとして「戦う集団」を作り上げていく手腕も必要ですし、
バランス感覚のいい選手の起用方法や、モチベーションを切らさないようにサブのメンバーとの
コミュニケーションを積極的にとるとか、監督や首脳陣のチーム運営に対するセンスというのも
必要不可欠なんだろうと思っています。
企業チームとクラブチームの大きな違いがここにあるわけです。
会社が全面サポートしてくれてチームも職場も「ONE TEAM」を掲げて役割分担できるのに対して
個人個人で部費を出して自発的にチームに参加するクラブチームは「ONE TEAM」である前に
「ONE PLAYER」でもあるということなんですね。
たまに「鶴クラのやってる選手のレベルが低いよな。」などという声を耳にします。
確かに、甲子園出場メンバーなんてほぼいないし、なんなら高校でベンチにすら入ってない者や
なかには高校で野球部に在籍していない現役高校生もいます。
それでも自分は鶴岡(庄内)のトップチームだと思って応援しています。
技術力がトップという意味ではなく、野球が好きで社会人になってまでも硬式を続ける気持ち、
試合に出れる・出れないは別にして、自分の意思で働きながら部費を払って練習や大会に参加して
チームの勝利を分かち合える姿こそがトップチームだと思うんですね。
甲子園に出場したり、大学で野球をかじってきたり、自分が野球が上手いと思ってる人ほど
「大したメンバーがいないな。」なんて言ってくるんですよ。
でも、そういう人に限って自分はやらない、自分はできないくせに一生懸命jにやってるヤツらを
なぜか見下したりしてくるんで不思議なんですよね。
中島みゆきの詩じゃないけれど、「ファイト! 戦う君のことを 戦わないヤツらが笑うだろう…」
というフレーズがいつも頭をループしてしまいます。
まさに、戦わないヤツらなんですよ、そういうことを言うのは。
ちょっと興奮して脱線してしまいましたけど(笑
そういう意味でも自分は個人的に社会人硬式の7イニング制導入には否定的なんですよね。
上手いヘタを抜きにしても、たくさんの選手に出場機会のチャンスを与えることができるわけだし
勝ち負け以上に活躍の場を与えてほしいと思うわけです。
だって、9回まであと2イニングやったとして時間でいえば20分~30分くらいのものでしょう。
その試合の終盤にもう一人ピッチャーが使えるかもしれないし、代打や代走ででも出場機会が
与えられる選手がいるかもしれないじゃないですか。
ルール上、9イニング制でやっても点差次第では7回コールドも成立するわけだし、
都市対抗やクラブ選手権は9イニング制、クラブカップや地方大会は7イニング制というのには
どうしても違和感が拭えません。
まぁ、ここでどうこう書いたところでどうにもならないわけですけども。
あくまでもイチ野球ファンの個人的な意見ですから、気楽に読み流してほしいと思います。
さて、来週が今シーズン最後の公式戦です。
山形県勢初の交流大会出場になりますので、ナイスゲームを期待しましょう!
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毎度ありがとうございます!
無事に弘前から帰ってきました。
土曜日の試合開始が朝8:00ということもあって、金曜日から弘前に入れたおかげで
スケジュール的には随分と余裕を持って動けましたし、身体の疲労感も想像していたよりラクです。
昨年は金曜日の営業終了後にシャワーを浴びてすぐに出発。
深夜1時に秋田市内のサウナに立ち寄って、大フロアの仮眠チェアーで回りのイビキの大合唱に
悩まされながらちょっとだけ寝て、早朝4時に再出発して6時半に弘前到着という、自分でも
ちょっと無謀なスケジュールで向かったんですよね。
今回は8時半に出発して、途中休憩とカールの散歩も挟みながら14時に弘前に到着。
ホテルのチェックインまでにカールの泊まるペットホテルの受付を済ませ、
ホテルに荷物を置いてから弘前駅前を散策しながら夕食を食べる居酒屋を物色しました。
試合のほうは、一回戦のALL北嶺(福島①)との対戦は1-0で辛勝して準決勝に駒を進めました。
毎イニングでランナーを背負う押され気味の展開を要所に出るファインプレーと守備で踏ん張り、
5回までノーヒットの打線が終盤に集中力を見せ最終回の7回に長打2本で1点を奪って
そのまま逃げ切りで勝利。
シビれる展開をものにしてくれました。
翌日の準決勝は久慈クラブ(岩手②)との対戦でした。
初回エラーで出したランナーで先制点を許し、3回には2ランホームランを打たれ序盤で0-3と
苦しい展開だったんですけどね。
3回に1点を返し、4回には四球などでランナーを溜めて一気に4点を奪い逆転に成功。
その後1点差に迫られるものの6回に4番豊川のスリーベースで2点を奪い7-4で勝利。
7イニング制という攻撃の幅が限られている試合の中で、よく3点ビハインドをひっくり返し
見事な逆転勝ちを見せてくれました。
実はこの試合の前に3位決定戦があるのを知らなくて、第一試合に勝てば決勝は13時から、
第一試合に負ければ3位決定戦は15時40分の予定だったんですよ。
試合終了後にそのまま鶴岡まで帰って月曜日に仕事だと思うと、深夜に到着するのだけは
勘弁してほしかったわけです。
そんな応援の思いも通じたのか見事な逆転劇でした。
そして挑んだ決勝戦は大崎トリプルクラウン(宮城)との一戦。
すでに来月に同じく弘前で開催される「北海道・東北クラブ交流大会」への出場権を獲得していたので、
ここまでサブで出番のなかった若手を中心にスタメンが発表されました。
先発は公式戦初先発となる鈴木(聖)ー石川(幹)の同級生コンビ。
中学の鶴岡ドリームス時代に静岡県沼津で開催された全国大会以来のバッテリーです。
そう考えるとなんか感慨深いものがありましたねぇ。
中学も高校も違ったけれど、社会人になって地元の硬式クラブでまたキヨラとバッテリーを組んで
戦う姿を見れるとは、あの当時では想像すらできなかった光景です。
今年、オープン戦に二度登板して調整してきた中で、この決勝戦の出来が一番良かったです。
相手も接戦を勝ち上がってきた強豪チームでしたし、公式戦初先発というプレッシャーの中で
しっかりと緩急を意識し、丁寧にコーナーに投げ込む姿には大きな成長と社会人なりの云わば
かわす投球術を習得しつつある確かな手応えみたいなものを感じましたね。
試合は3回に打線が繋がり効率よく2点を先制。
その裏にヒット2本で1点を献上したところでピッチャー交代。
打者11人、失点1、まだ1点勝っている状況の中で、普段は全く動かないベンチのくせに
イニングの途中でしかもランナーを2人残しての中途半端な投手交代にはハテナしか出ません。
すでに出場権を獲得したため、サブメンバーの底上げと経験値の上積みを目論みながら、
結果や勝敗度外視で挑むチャレンジゲームじゃなかったの?
変な欲が出たんかな、監督に。
案の定、スコアリングポジションにランナーを残した難しい場面で継投した伊勢も捕まり、
結果的にあっさりとこの回同点とされましたし。
逆転されていたとしても3回まではキヨラで行けたと思うんですけどね。
投球内容も本当に悪くなかったんですよ。
たとえ逆転されたとしても、そういう経験が更なる成長を促し自分自身の中の課題も見つけて、
上手くいかないところからアップデートってしていくものだと思うんですけどね。
それでもマウンドを降りて、三塁側のファールラインを跨いだところでくるりと振り返り、
マウンドに向かって深々と一礼してベンチに引き上げてくるキヨラの姿にスタンドからは
惜しみない拍手が沸き起こっていました。
社会人で見たことないですよ、降板したピッチャーがマウンドに一礼する姿なんて。
勝った負けた以外にもこうした素晴らしい選手がいることも、もっともっと地元の方々にも
知ってもらいたいし応援してもらいたいなと思いますね。
結果は4-10の敗戦となりましたけど、それはある意味想定の範囲の敗戦だったわけです。
守備の課題、バッティングの課題、バントの課題、スローイングの課題。
すべては負けの中にあるわけですから、来月までその課題を克服できるように
練習への意識を高めていかなければならないでしょう。
さて、また今日からいつもの日常を頑張ります。
来月も忙しくなりますが、そのために頑張るようなものです。
弘前、いいところですねー
何回か行ってるうちに好きになりました(笑
来月もまた行こうと思います。
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毎度ありがとうございます!
土曜日に東北クラブカップ山形予選が地元鶴岡ドリームスタジアムにて開催され、
庄内唯一の硬式クラブチーム「鶴岡野球クラブ」が見事優勝いたしました。
第一試合、新庄球友クラブとの対戦は5-1で勝利し、ともに1勝づつで代表決定戦となった
第三試合、B-netYAMAGATAとの対戦は6-1で勝利し、見事優勝することができました。
クラブチームとして活動している以上、目指すべき場所はやっぱり「社会人クラブ選手権」の
全国大会に出場することを目標に活動しているわけですけど、残念ながら今年の山形予選では
B-netYAMAGATAに0-17で完敗したばかりです。
あれから二週間で上手くチームが立ち直り、メンバーの入れ替えや打順の組み換えも的中して
二試合とも先制点を奪うと先発投手が共に1失点で完投勝利という最高のピッチングでした。
やっぱり7イニング制の恩恵があったことは間違いないでしょうね。
息子はというと、宮城県秋保で二週間の研修を終え真っすぐに球場に向かったんですけど、
ようやく球場に着いた瞬間にあえなくゲームセット。
試合には出れませんせしたけど、チームに合流はしたかったんでしょうね。
東北大会に向けてしっかりと準備して、コンデションを整えてもらいたいところです。
今年は新加入メンバーも多く、チーム内競争も激しくレギュラー争いも激化してますから。
息子も不在で新加入の捕手石川(輝)も不在のなか、約2年ぶりにマスクを被ったのは伊勢。
もともと息子が入団するまでは伊勢がスタメンマスクでしたけど、膝に不安を抱えていて
キャッチャーからは離れていたんです。
その伊勢が二試合ともマスクを被り、盗塁も2つ刺す強肩ぶりを発揮して勝利に貢献しました。
本職のキャッチャー2人より肩は明らかに良いですから、上位大会ともなれば伊勢のスタメンも
十分に考えられるでしょう。
今回は息子不在でしたけど、地元鶴岡開催でしたから最後までスタンドでスピーカー担当で
自分もよく頑張ったと自画自賛で思っています(笑
雰囲気だけでも盛り上げて、相手に飲み込まれないようにという想いだけですよ。
結果的にチームが勝てばそれでいいんですよ。
今年の東北クラブカップは8月24日25日に青森県弘前市と黒石市で開催されます。
昨年のクラブ選手権東北二次予選に続き、また弘前行きが決定です(笑
来月は13日がお盆で公社休み、17日が花火大会で休み、そして24日が弘前行きで休みとなります。
でもよくよく考えたら、昨年は青森県弘前市と青森市、岩手県一関市、福島県福島市と
クラブの応援だけでも結構な忙しさで東北各県を駆けずり回ってたんですよね。
じつは今年、母校が甲子園出場を決めれば、組み合わせ次第では8月11日~13日の休みを使って
久しぶりに車でワイワイ大阪に行こうかと秘かに計画していました。
口実で「OB会のアルプススタンドのチケット管理担当」という重大な任務もあるものですから。
ただ、その翌週に弘前が決まりましたんで、そこは悩ましいところではありますよね。
どうなるにせよ、また忙しい夏になりそうです。
そういう忙しさが毎日を頑張るためのエネルギーになります。
引き続き応援よろしくお願いします!!
今週も頑張っていきましょう!!
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
明日は鶴岡ドリームスタジアムでJABA東北クラブカップ山形予選が開催されます。
片山商会BCのエントリーがなかったため、今年は3チームでのリーグ戦になりました。
9:00 鶴岡野球クラブ vs 新庄球友クラブ
11:00 新庄球友クラブ vs B-netYAMAGATA
13:00 鶴岡野球クラブ vs B-netYAMAGATA
息子は出張のため残念ながら不参加ですけど、自分はスタンド応援に行く予定です。
天候が悪ければ無理ですけど、晴れていればいつも通りにスピーカー応援します。
昨夜は悪役商会のトモカズから、またダカラ1ケースの差し入れを頂きました。
鶴クラにジャグがないため、自分の所有してるジャグにダカラを入れて差し入れしてることを
トモカズが知ってから、公式戦の前にはいつもダカラを差し入れしてくれるようになりました。
でも「毎回は持ってこなくていいよ。」とは言ってるんですけどね。
トモカズ自身も鶴クラに在籍していたOBということもあってか、息子の応援も含めて
時間があれば球場に応援にも来てくれる義理堅いヤツです。
トモカズ、いつもありがとうね。
さて、この大会は昨年から全試合7イニング制で行われています。
試合には流れというか、1回の「初回の立ち上がり」、2・3回の「序盤」4・5回の「中盤」、
グラセン直後の6回の「後半の立ち上がり」、7・8回の「終盤」、9回の「最終回」と
自分的には見るべきポイントを区切って、試合展開やリズムを重要視して観るようにしています。
昔はそんなふうには観てなかったんですけどね。
以前、田中先生とゴルフに行く車の中で試合展開のイメージの話しをしたときに、田中先生は
「オレは3イニングづつで区切って試合展開を読んでいた。」と聞かされたことがあります。
先制・中押し・ダメ押しが理想的なんだと。
さらに、ゴルフでも「1番~9番ホール(OUT)と10番~18番ホール(IN)で区切るんじゃなくて
3ホールづつで区切ってゲームプランを考えた方が上手になるぞ。」とも教えて頂きました。
「だからゴルフと野球は似ていて面白いんだ。」とも言ってましたね。
例えばスコア90を目指すなら、漠然と全ホールボギーペースで90だと考えるのではなくて、
3ホールづつで区切って3オーバーでOKと考える方が、自分自身でスコアマネジメント出来て
90切りにも近道だという意味なんですね。
ダボを叩いたとしてもどこかでパーが取ればボギーペースに戻るわけだし、
そのパーをどのホールで奪い返すのかと考えると、あらためてシュートホールの重要性やパーオン率、
OBを叩くことの無駄打ちに気づき始めて、やがて本当にスコアがまとまってくるようになりました。
出だしから大叩きしても3ホールづつで区切ったら、いくらでも挽回のチャンスはあるわけです。
練習場で球を打つことも大切な練習ではあるけれど、自分はスコアマネジメントとコースマネジメントで
ゴルフを楽しんでいた派だったと思います。
だいぶ野球の話から逸れてしまいましたけど、つまり何を言いたいかというと社会人硬式野球で
7イニング制は試合時間の短縮にはなるだろうけど、野球の醍醐味やドラマは減るだろうし、
展開そのものが面白くなくなりそうだということをイチ野球ファンとして懸念してるわけです。
だったら、過密日程の上に猛暑の中で、しかもまだ学生という身体的なことも踏まえれば
高校野球こそ7イニング制でやるべきだと思うんですけどね。
どうですか、甲子園が7イニング制だったとしたら面白さは半減しませんか。
野球の定説のように、強打者を4番に置くのではなくて3番に強打者を置いて
初回から点を取りに行く布陣に切り替えないとならないでしょう。
7イニング制で後攻だった場合、リードして最終回を迎えれば6回裏までしか攻撃しないわけです。
9イニングのように一試合で4打席5打席と回ってくるなら4番強打者でもいいんでしょうけど
イニングが短くなれば先制点を上がた方が確率的には圧倒的に有利になるわけですね。
ピッチャーも一人に任せるイニングは短くていいわけだから遠慮なく飛ばしていけるだろうし、
そうなると潤沢な投手陣がいるチームがまたもや有利ということになってきます。
だから試合の組み立て(ゲームプラン)、選手の起用(オーダー)が変わってくると思うんですね。
まぁ小難しいことは抜きにして、明日は雨が降らないことを願います。
スタンドで見かけたら声かけて下さい。
一緒に応援しましょう!
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
三連休を頂いた初日の土曜日は、県野球場でクラブ選手権山形一次予選の応援に行ってきました。
前々からその日は朝から公式戦だと言ってあるに前日の夜から警報当番に当てられ、息子だけ当日
集合時間まで間に合わなかったために予定していたスタメンマスクでの出場も急遽変更というね。
まあ、息子の会社の話しは置いておいて、試合のほうは残念ながら0-17の完敗です。
実際今の鶴クラとB-netとの力差はこの点差くらいあると思ってます。
大学野球までの経験値、普段の練習量、クラブ選手権にかける想い、チームのサポート体制、…
去年はたまたま勝てただけであって、普通にやれば20点くらいの差があるかもしれません。
この日は監督が不在だったこともあってか、ベンチワークが上手く機能していなかった気がします。
メンバー表にスタメン9人の名前を書いてそのまま終わっちゃった、みたいな。
去年B-net戦に好投して大金星を挙げた伊藤魁の先発までは理解できます。
この日ベンチ入りメンバーはなんと21人もいて、その全員が出場できるわけではないとしても、
伊藤魁の次のピッチャーがベテランの乾しか残ってない状態なんですよね。
先日の都市対抗で好投を見せた伊勢はレフト、昨年の東北二次でワンポイントした木俣はファースト、
野手と投手の二刀流の石川竜と佐藤泰はサードとショートで出場してる。
いくら昨年好投したとはいえピッチャーは投げてみるまで分からない部分が多いわけです。
なにかアクシデントが起きないとも限らないですし。
先発の伊藤魁はあきらかに調子が良くなかった。
生命線の縦のスローカーブでほとんどストライクが取れず120㎞台のストレートを狙われて
3回までですでに9点を献上、まさに火だるま状態ですよ。
ベテラン乾がようやくブルペンで準備を始めたのが7点目をとられた3回ワンアウトからでした。
そういうところなんですよね、自分が気になってしまうのは。
ベンチワークというか、ゲームプランというかね。
どうやって勝つのか、相手打線を何点までに抑えればこちらに勝機があるのか。
30℃を超す暑さの中で調子の上がらない先発投手を誰がどのタイミングでバックアップするのか、
そのため準備とベンチからの指示はできていたのか、ということなんですよね。
4回からリリーフした乾もB-net打線を止められず3点を献上し4回を終わってすでに12-0。
クラブ選手権だから7回までやりますけど、高校野球だったら5回10点差でコールド負けですよ。
5回にキャッチャーが石川輝から石川幹に代わって、この試合初めての0点で切り上げてようやく
流れを断ち切れたかと思いきや6回にはツーランホームランも打たれて相手打線の勢いは止められず。
まさにノーガードでボコボコにされた感覚です。
チーム関係者には怒られるかもしれませんが、自分の考える仮定・想定の話しをしたいと思います。
断っておきますが、あくまでも「たられば」の話しで、批判ではありませんよ。
自分なら先発伊藤魁でいくなら、レフトは伊勢ではなくルーキー佐藤優を使います。
守備力とバッティングどちらを比べても力量には差がないと思いますから、それだったら
都市対抗で好投を見せた伊勢を2番手投手としてベンチに残してスタンバイさせておきます。
先発伊藤魁には打線の調子が分からないですけど「4点までは取られていいぞ。」と送り出し、
ベンチに残した伊勢には「4点まで引っ張るから試合展開を見ながらブルペンで準備しろ。」
と指示を出すでしょう。
自軍の攻撃も好調で、取られても取り消すようならゲーム展開になるようなら4失点ではなく
3点ビハインドまで様子を見るかもしれません。
その根拠は、4点差までならランナーが溜まればなんとか取り返せる、追いつける点差だと思うから。
6点差まで広がると打者一巡しないと追いつけないじゃないですか。
スポ少ならまだしも打者一巡ってなかなかないですよ、社会人野球で。
いずれにしても猛暑の中での先発投手のコンデションには細心の注意を配ります。
それでも相手打線の勢いを止められない、打撃陣も相手ピッチャーにタイミングが合っていなくて
ノーガードでボコボコに負けるくらいなら、どんどん新入団の若いルーキーに交代して
公式戦の緊張感と経験値を上げさせて社会人野球の雰囲気やレベルを体感させます。
17-0も20-0も負けは負け、結果は同じなんですから。
だったら同じ負けでも、なにか一つでも上積みしてきたほうがいい。
新加入の投手にも、試合での登板予定がないからとバットボーイをやらせるんじゃなくて、
ブルペンで肩慣らしピッチングくらいさせた方がいいんですよ。
せっかく県野球場まで来てるんだから。
相手チームにはまだピッチャーがいるように見えるはずですし、試合展開に合わせて肩を作るという
リズムと雰囲気は経験してきた方がいいじゃないですか。
もうひとつあえて言うなら、ピッチャーとキャッチャーには相性があるということ。
サイン交換や配球の考え方、返球のテンポや投球リズムの相性があるんですね。
4番を打つような中心選手がキャッチャーなら捕手固定も分からなくもないですけど、
どのキャッチャーが出ても8番9番を打つレベルなら、投手交代だけでなく一緒に捕手を代える
いわゆるバッテリーごと交代も、ゲーム展開を切り替え試合の流れを変えるには有効的だったりします。
そういう意味でも伊藤魁ー石川輝が先発バッテリーならば2番手投手には伊勢を残しておくべきでしょう。
伊勢ー石川輝のコンビは先月の都市対抗予選でもしっかりといい内容で結果を出してますし、
配球やリズムや決め球も含めて意思の疎通などの相性がいいように見えます。
もしも先発がピリッとしなくて伊勢にリレーするにしても大きく選手を入れ替えるリスクは減ります。
一方でベテラン乾と3年目捕手石川幹とのコンビは昨年のクラブ選手権山形予選でB-netから
タイブレークの末に乱打戦を制し勝利をもぎ取った経験値のあるバッテリー。
5回にキャッチャーが交代した途端、打者4人失点0と流れを変えたのも理由があるわけです。
乾がリリーフした時点ですでに9点差なら、自分なら4回アタマからバッテリーごと代えたと思います。
「勝ったら選手のおかげ、負けたら監督の責任」
これは中日監督時代の落合博満氏の言葉だけれど、負けないための選手の準備とベンチワークも
試合結果に大きな要因をもたらすということです。
あまり好き勝手なことを書いてまた誤解されると困るんですけど、選手の親であるがゆえに
思ったまま書いても親バカだと思われそうで怖いんですけどね。
決して親目線ではなくイチ野球人としての見解だと思って読んでもらえれば幸いです。
ヤマガタ通信のタザワに連絡して観戦ライターで契約してもらおうかな(笑
誰かの親だからではなく、純粋にチームを応援しているからこその独り言です。
どうぞ気楽に読んでもらえたらと思います。
次戦は7月6日(土)地元鶴岡ドリームスタジアムで「東北クラブカップ山形大会」です。
いつも応援してくれているおばあちゃんを、やっと野球場に連れて行けると思ったんですけどね。
息子は資格講習会のため二週間宮城に出張で土曜日なのに参加できず。
またの機会に持ち越しですね。
ではまた。