"その他"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
気がつけば、もう7月に入ってました。
「煮こみ」の販売は終了していますが、ご予約には対応します。
「えだまめ」は今週中にスタートできればいいんですけどね。
生産農家のマサトモくんからの連絡待ちです。
昨日は河北町にある【といや】さんまで「かつ丼」を食べに行ってきました。
前回は、そばとミニかつ丼のセットで不完全燃焼でしたんで、今回はズバリ王道の「かつ丼」のみ。
玉子でとじていないカレー味のソースかつ丼は、一度食べるとクセになリます。
個人的にはキャベツの千切りを敷いても旨いと思うんですけど、逆にこのシンプルさが
豚肉の甘さも引き立てていて、むしろこのカタチでいいのかもしれませんね。
本当は、東根にある「石臼十割そば森久」に行く予定だったんですよ。
開店時刻の10時を目指して出発する予定が、愛犬カールが診察を受けることになったうえに
高速を使わずに終始112号を使って内陸入りしたらもの凄く時間がかかってしまって、
出発から1時間半かかってようやく河北を通過するレベルだったんですね。
朝メシを食わず「森久」にかけていたんで、もう腹がペコペコだったのと、すでに「といや」に
行列が出ていたんで、このままかつ丼を食べようと予定を変更したのでした。
カミさんもお気に入りのかつ丼ですので、反対意見も出ずに駐車場に滑り込みます。
行列だと思っていたら、ソーシャルディスタンスで座席配分に慎重になっていただけで、
すぐに入店できたうえに他のお客様との間隔も十分確保されていました。
といやを教えてくれたマキくんにメールすると、一寸亭の冷たい肉中華もおすすめですよと
追加情報も教えてもらって、といやから一寸亭にハシゴすることにしたんです。
時刻はピークの12時半でしたから、すでに一寸亭にはもの凄い行列が出来ていて、
「長時間並んでまで食事をしない。」という我が家の家訓に従って、次回の宿題にすることにしました。
途中にある蕎麦屋はどこも行列ができている反面、ラーメン屋は比較的に並んでいないのも
内陸特有の昼食あるあるなんでしょうか。
「冷たい肉そば」の需要がよほど大きいのか、蕎麦屋に行列なんて鶴岡では見かけない光景に、
正直なとこ驚きましたもんね。
逆に鶴岡で「冷たい肉そば」を注文することがあまりありません。
カミさんは月山道にある「田麦荘ななかまど亭」の「冷たい鳥そば」は好んで食べていますが、
自分はここでは絶対に「冷たい鳥油そば」を注文します。
なんでだろうな。
やっぱり「冷たい鳥そば」や「冷たい肉中華」の旨さにまだ出会ってないからでしょうね。
無意識ですけど、メニューにあっても注文しないですもんね。
やっぱり中華は温かいほうが好みだし、固い親鶏の肉よりチャーシューが好きですかね。
そういう意味では、教えてもらった「一寸亭」の冷たい肉中華は、かつ丼を食べた後でも
是非食べてきたかったところです。
時間指定の荷物が自宅に届くこともあって、本当にメシだけ食ってとんぼ返りしてきました(笑
ドライブしながらカミさんと世間話しするのが楽しみだから、それでいいんですけどね。
さて、昨日の求人プレスに求人募集広告を載せました。
一回の掲載にも15,000円の経費がかかります。
本当に困っています。
どなたかいませんかね。
このままスタッフが決まらなければ、大きな決断をしなければなりません。
なんとかそれは避けたいところではありますが。
悩みすぎて円形脱毛症になりそうです。
自分一人での営業となった場合、カウンターのみでの営業となるでしょう。
小上がりは使用できません、というか、やきとんを焼きながら一人では回せません。
グループでのご利用は出来なくなりますので、必然的に売上も下がるでしょう。
もしもそれで食えなくなったら、別のカタチで商売をやります。
息子が高校を卒業したら鶴岡でなくてもいいわけですから、他の場所もありえます。
コロナだの景気だの不安要素はたくさんありますが、本当に困るのは人手不足です。
悩みは尽きませんね。
それでも自分の今日一日を頑張るだけです。
今週もよろしくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
愛車ピクシスのナンバー灯をLEDにしてもらうため、いつもの佐藤タイヤへ行ってきました。
さすがアダチ大先生、作業時間1分、速攻で作業完了です。
ココアを飲みながら世間話をしていると、店長のハラダくんから
悲しいお知らせを聞かされました。
もう7年くらい前に、ウチで面接をして採用したミチヤが亡くなったと。
採用はしたけれど在籍期間はわずか一週間、土曜に歓迎会をやって月曜にはもう来ませんでした。
何が辞める理由だったのかは、自分にはわかりません。
ただ、期待していたのも確かですし、随分とフレンドリーで働きやすい雰囲気を作って
長く頑張ってもらいたかったという気持ちもありました。
ミチヤが辞めたとしても、もちろん自分は佐藤タイヤには行っていましたし、たまにハラダくんから
ミチヤの近況も聞かされていたりして、元気に頑張っているもんだと思っていたんです。
ご病気でお亡くなりになられたそうで、まだ48歳は早すぎる旅立ちです。
心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
長い人生においては人との関わりや交わりとさえ表現できない、いわば点のような一瞬だけの
出会いがたくさんあるものです。
昨日のブログの大学時代の下宿の住人だって、1年間同じ屋根の下で暮らした仲間とはいえ、
おそらくこの先の自分の人生において絶対に再会することはないでしょう。
たくさんの仕事やバイトをやってきて、その時その瞬間に出会ったり一緒に働いた仲間は
数え切れないほどいたわけです。
そういう関係性の希薄な人との点のような関わり合いのたびに、
「きっとこの先この人とは二度と出会うことがないだろうな。」と
冷静に思ってしまう自分が、いつの時代でもそこにいました。
流通センターでアルバイトしていたときも、水産会社で働いていたときも、証券会社時代でも
サラ金時代にも、その出会いの終わりには何か物悲しさを感じていたんですね。
よく辞める時に「送別会やりましょう。」とかいうじゃないですか。
本当にもうここにいる人たちとは会うことはないだろうな、と思って酒を飲んでましたから。
それが鶴岡に帰ってきてからですかね。
狭い田舎の街ですから、どこかで何かのタイミングでばったり出会うことのほうが多いんですね。
ラーメン屋だったり、三川イオンだったり、ホームセンターだったり・・・
「おー!久しぶり~!」なんて再会は、鶴岡では日常茶飯事ですもんね。
鶴岡で出会った人たちは、またどこかでばったり会うと思って間違いないですから(笑
すべての出会いが内容の濃い付き合いになるわけでも、深い話しの出来る関係性になるわけでも
ないんですけど、そう考えてみると改めて人との出会いの繰り返しが、その人の人生を左右すると
言っても過言ではない気がします。
壮大なRPGの主人公のように、たくさんの経験と出会いを繰り返し、経験値や得意な分野を極め
最初の頃には考えられないような成長を遂げていくというね。
だから、人の数だけ人生の主人公がいるということ。
生きていくことはそんなにドラマチックなものではなく、ごく平凡なものだと気づかされます。
いま自分はブログを書くというライフワークの中で、どうでもいい昔の話しや、誰やねんそれ
みたいな昔出会った人のことを書くことができます。
過去に出会った人たちを忘れない、良くも悪くもその出会いを覚えていることって、
なんだろな、大袈裟じゃなく自分にとってのエネルギーのような気がするんですよね。
今日も誰かと出会うかもしれません。
いつもの自分の場所で、今日ものんびりと頑張ります。
やんちゃで一緒に働ける人、いたら紹介してください。
その出会い、大切にさせて頂きます。
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毎度ありがとうございます!
あなたは夢をよく見るタイプですか?
将来の夢ではなく、睡眠時に見る「夢」のことです。
自分は基本的に睡眠が浅いせいか、夢をよく見ます。
で、最近ハマっているのが「夢占い」なんですよね。
スマホで見た夢のカタチを入力すると、その夢が持つ意味や予兆、さらには深層心理など
結構な部分が当たってるんで、夢を見た翌朝は必ず調べるのがお決まりになってきました。
先日見た夢は「靴を履かずに裸足でスニーカーを買いにあちこち探し回る」というものでした。
早速、スマホで「靴を履かずに歩く夢」と検索すると・・・
【裸足でどこかを歩く夢や靴を履かずに歩く夢は、あなたに必要な協力者や補助者が今のままだと
見つからないことを暗示しています。もしくは、しばらくは自分一人で乗り越えなければならない
課題や問題にぶつかることを象徴しています。特に歩けないような場所を裸足で歩く夢は、壁や
困難が待ち受けている可能性がある警告夢になります。】
たしかに、未だにバイトスタッフが決まりません。
弟子のユウヒも独立に向けて動き始めましたんで、いつまでも今の状態が続くわけではないんですね。
口には出しませんが、すぐ先の将来に不安を抱えていることは間違いありません。
そういう普段から抱えている深層心理が、きっと夢になって出たのかも知れませんね。
そして今朝は「一人で焼肉」している夢を見ました。
で、早速検索すると…
【焼肉を食べる夢には、あなたが今やる気に満ち溢れていることを暗示しています。
もし何かやってみたいことや、これまで温めていたことがあるなら、是非この夢を見た機会に
行動に移してみましょう。具体的にそういった事がなくても日頃の仕事や学業や日常生活も
うまくいくので何事も前向きに取り組んでみましょう。】
いい夢じゃないですか。
ならば求人募集について、今日具体的に動きます。
大学や高専に直接行って、求人募集広告を掲示してもらってきます。
夢は自分の意思では見ることができませんから、無意識という名の深層心理が大きく影響する
ものだと思っているんですね。
「予知夢」とかは誰でも一度は経験しているのではないでしょうか。
初めて来た場所なのに、以前に見た記憶があるとか、
初めて聞いた歌なのに、サビの部分が懐かしく感じるとか、
車を運転していて、ふとこの場面見たことがあるなと感じたとか・・・
くだらない夢だと思っていても、内容を覚えているならちょっと検索してみてください。
何か普段の生活で注意するようになったり、前向きになったりと結構自分の場合は参考にしています。
あくまでも参考ですからね。
「信じるか信じないかはあなた次第です!」
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毎度ありがとうございます!
「若いのに饒舌なヤツは信用できない」
自分自身が若い頃からいろんな人間を見てきて、導き出したひとつの答えです。
若いということは未知の部分が多いということ。
そのことは恥ずべきことではないし、大人はかつての自分もそうであったように、
経験していないことや知らないということに対しては寛容なものなんですね。
それは、これから経験すればいい話しだし、そこで失敗を恐れることもない。
ただ、問題なのは大した経験もしていないのに、新しい環境の中の新しい人間関係の中で、
自分を大きく見せようとして饒舌な若者は、どこか信用できないキナ臭さがあります。
大人の言葉にさらに上乗せして言葉をかぶせ、「ですよね~」なんて調子のいい相槌で
合いの手を入れたかと思いきや「何でも知っていますよ自分は」的な会話しか出来ないヤツは、
自分は信用できません。
付き合えるかどうか、好きか嫌いかではなく、信用できないということです。
詐欺師やペテン師はよく喋ります。
それは、畳み掛けるように喋り続けることで、会話のペースや主導権を渡さないためです。
一見すると会話が上手で物知りなように映りますが、その内容は薄い場合がほとんどです。
仙台でのサラリーマン時代に出会った若い社員Sも、そういうタイプの人間でした。
宇都宮支店かどこか関東の支店での中途採用でしたが、面接での印象が良かったらしく即採用。
1年くらい営業をやって、本人の希望で仙台支社に転勤してきました。
若いのに調子がよくて会話もポンポン出てきて、ずーっと喋ってる。
なぜ仙台に転勤希望を出したのかを聞くと、どうでもいい話を回りくどく説明して核心は出てこない。
「だから本当の理由はなんなんだ?」と会話を遮っても、
「あーやっぱり支社長もそこ気になりますよね。」
「自分的には、そこどうしても譲れない部分だったもんで・・・」
「関東だとこういうのって一般的じゃないですか。」
「仙台でもやれる自信ありますよね、自分的には。」
「じゃなかったら来てないですもん、仙台まで。」
なんてポンポン次から次と言葉が出てくるんですよ。
で、大体が女だったり金で失敗して向こうにいられなかったりの理由がほとんどなんですね。
結局また金をつまんで、辞めていくのがお決まりのパターンでした。
そういうの、サラ金時代にたくさん見てきました。
社員でも、顧客でも。
借りた金を返さない顧客の典型的なパターンも、よく喋るということ。
まぁ、それだけウソを平気でつくということです。
マンガじゃないけれど「お金を返しに行こうとした途中で階段から落ちて入院してる。」なんて
誰が聞いても信じないようなウソを、平気でつきますから(笑
「親が死んだ。」「身内に不幸があった。」なんて当たり前。
「体調が悪くて外に出れない。」「仕事で九州にいる。」「来月に大金が入る。」
こっちが反論するスキを与えないくらい、よくまあ喋ります。
いや、笑えないですよ実際には。
でもそういうの、とっさに口から出てくるんですよね。
あなたの回りにも、発する言葉に重みのない饒舌な人はいませんか。
若ければ若い人ほど危険な匂いがします。
ふと、そんな事を思い出した午前6時。
すでに息子を送り出し、またいつもの朝が始まりました。
週末ものんびりやってます。
良かったら、寄ってみてください。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
その土地それぞれに「食文化」というものがあり、その地方に大きく根付いているものがあります。
それは食材や一品料理に限らず、調味料でや味付けでも言えることでしょう。
たとえば、とんこつラーメンで有名な博多でこれからラーメン屋を始めるとして、
山形ではポピュラーな醤油ラーメン一本のお店を出店したら、成功するでしょうか。
たとえば、内陸で食べる芋煮は牛肉に醤油ベースですが、庄内風の豚肉の味噌ベースを
内陸のお店の看板メニューにして流行るでしょうか。
たとえば今、鶴岡に旨いジンギスカンを食わせるお店がないからといって、北海道で当たり前の
ジンギスカン屋を始めたら、この先10年そのお店は継続できるでしょうか。
ひと昔前に流行った牛の「モツ鍋」ですけど、いま鶴岡で本格的なモツ鍋屋ってありますか?
庄内は豚文化、内陸は牛文化です。
鶴岡は鮮度のいい牛モツ自体があまり流通していませんから、仕入れの問題もそこにはあるわけです。
そういった諸問題をクリアすれば、新しい味覚と新しい食材に、バズる可能性はあるでしょう。
いまや牛や豚など、クオリティにこだわらなければ、どこでも食べることはできます。
全国どこでも、どこのお店でも同じようなものが食べることはできるけれども、
しっかりとその土地に定着して10年その商売で食っていけるかどうかは
それが目新しいものであればあるほどリスクがあるわけですよね。
さて、10年後の鶴岡でタピオカ屋は残っているでしょうか。
いわゆるそれを「ビジネスチャンス」と考えるか「ビジネスリスク」と捉えるか、
これから商売を始めるにあたって、そこの見極めが非常に難しい判断になってきます。
内陸のごく一部の地域で旨い「やきとん」を食わせるお店がないからといって、
すぐにビジネスチャンスと考えるのはちょっと危険な気がします。
旨いやきとんを出せないのは、鮮度のいい豚モツが流通していないからかもしれないし、
そもそも豚の内臓そのものをあまり食べない食文化なのかもしれません。
実際にはよく分かりませんよ、今の自分には。調べてもいませんし。
鶴岡からわざわざ保冷車で豚の内臓を取り寄せても、必ず鮮度は落ちます。
精肉と違って臭いや痛みが早いため、冷蔵輸送ではなく冷凍輸送になる可能性もあります。
そこまでして、さらに借金までしてお店を出して勝算はあるのかを考えなくてはなりません。
実際に、あるかもしれませんけどね。
でも、ないのかもしれません。
その答えは自分にもわかりませんし、それは誰にもわからないはずです。
その商売をやりたいという情熱が、そういったハードルを乗り越えてその土地のパイオニア店に
なる可能性もあるわけだし、受け入れられずにあっさりと潰れてしまう可能性もあるわけです。
そのために、入念な準備とたくさんの情報、そして人脈が必要となってくるわけです。
全く知らない土地で商売を始めるうえで、開店までだって多くの業者や職人のチカラが必要になります。
大工、電気屋、設備屋、看板屋、内装屋、塗装屋、厨房器具屋、おしぼり屋、玄関マット屋、
さらに肉の仕入業者に食材屋と酒屋は毎日の付き合いになってきます。
そしてテナントの大家さんも実は一番大事で、その関係が良くないと商売に支障が出ます。
そのすべてはお金が絡んできますから、誰にも相手にされないということは勿論ありません。
ただ、心意気で安くやってもらえるか、当たり前の仕事で終わるかはわかりませんけど。
いい業者と出会うかもしれませんし、全く知らない業者にぼられる可能性だってあります。
それはそうでしょう。
知らない土地で、まったく信用がないゼロなんだから。
提供したいモノや店舗スタイルにばかりこだわるのではなく、もっと大きい視野で全体を見渡しながら、
さまざまな可能性とさまざまなリスクを想定しながら、開業に向けて準備していかなくてはなりません。
根拠のない自信は「過信」と言います。
商売をやったことのない人にいくら説いても理解してもらえなくて当たり前。
それが身内ならば、なおのこと心配するのが当たり前です。
飲食店は2年で50%、3年で70%が潰れると言われています。
鶴岡のような地方ではその数字はちょっと大袈裟ですけど、5年前にあったお店が
すでにいくつも閉店しているのも事実です。
5年前の「庄内小僧」なんかの地方情報誌をいま見てみてください。
年末忘年会特集の記事なんて、居酒屋もラーメン屋もすでにないお店がいかに多いことか。
それでも、商売はやってみなければ分からないものなのは確かです。
そこにビックチャンスもあるわけだし、逆に絶対に成功する商売なんてひとつもありません。
自己資金の準備と入念な情報収集、そして協力してもらえる人脈と、食材に対する知識と経験。
すでに不安で眠れない夜が襲ってくるのは当たり前ですよ。
商売を始めるということは、そういうものです。
かつての自分もそうでした。
自分は修行もしていないんですから。
よく今まで続いていると思います。
まだまだコロナの影響で客足が鈍く、そこにこの暑さも重なって自慢の煮こみが出ません。
例年だと6月中に販売終了していますから、少し早いですけど今年はそろそろメニューから
外そうかなと思っています。
4名さま以上の団体のご予約で、煮こみの要望があればもちろん作ります。
昔は一年中煮こみを提供していたこともあったんですけどね。
廃棄ロスに耐えられなくて、季節販売に切り替えてもう10年以上になります。
それもやってみて始めて気づかされたこと。
理想と現実とのギャップというやつですかね。
こればっかりは「気合い」だけではどうにもなりません。
さて、今日の鶴岡は昨日に続き30℃を越す暑さになりそうです。
熱中症に注意して小まめな水分補給を忘れずに。
今日はここまでにしておきます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
最近、若い経営者というか若い事業主の子たちと話す機会がありました。
今、自分自身がやっている仕事が軌道に乗ったら、副業で飲食店をやりたいという。
雇われ店長を置いて、居酒屋かラーメン屋をやりたいんだそうです。
どうぞ頑張ってみてください。
最近鶴岡では、そういういわゆる「オーナー業」に憧れる若い子たちが増えたような気がします。
上昇志向と向上心は必要なことだと思うし、商売をやっていく上でそのハングリーさと目標は
絶対に必要なことだとは思います。
ただ、彼らの業界の中で、彼らが長年やってきて培ったノウハウや人脈を活かして、
2店舗目、3店舗目と展開していくのなら話しはわかります。
全くの畑違いで居酒屋やラーメン屋を副業でやるって、そんなに簡単な商売じゃないですよ。
今回のコロナの影響で、改めて商売を継続していくことの難しさと、何かあったときのための蓄えと
経営的な体力が明暗を分けると身を持って痛感させられました。
鶴岡でもたくさんの飲食店が閉店し、さらに閉店を予定しているお店がまだまだあるそうです。
知り合いの経営する駅前の某居酒屋も、コロナの影響で閉店に追い込まれました。
後輩の居酒屋も、未だに外の看板に明かりは点っていません。
共通しているのは、店主がお店に立っていないことですかね。
いわゆる複数の商売をやっているオーナーであるということ。
それでも複数経営しながら、調子のいいときも絶好調だった時期もあったと思うんですよ。
でも、体力がないんじゃしょうがないんですね。
ダメなら辞める、ダメなら閉める。
その判断も経営ですし、商売とは本来そういうものなのかもしれません。
でも、そうなった人の言葉に、商売についての説得力がありますか。
自分の持論なんですけど「継続力とは説得力」という座右の銘があります。
やっぱり商売は手広くやることよりも、堅実にひとつのことを継続していくからこそ
お客様からの「信用」と「信頼」が生まれ、その言葉には「説得力」が出るものではないでしょうか。
今までも、異業態経営や多店舗経営で失敗した人たちを山のように見てきました。
東京や都会はどうなのかは知りませんけど、不思議と鶴岡ではみな消えていきます。
つまり、それだけ商売の難しい土地でもあり、経営者本人の顔の見えない商売は
あまり支持されにくいということなんだと思うんですね。
確かに自分自身も、店主自身がお店に立っていない飲食店には、チェーン店を除けば
鶴岡ではほとんど行っていないことに今あらためて気がつきました。
まあ、これはあくまでも鶴岡での話しですからね。
すべての商売が失敗するということではなく、いわゆる異業種経営の「オーナー業」は
なかなか成功しにくいという話しです。
太く短くも商売だし、細く長くもまた商売。
一攫千金を狙うのも間違っていないし、堅実にコツコツやるのもまた正解。
一度きりの人生なんだから、何度でも失敗できるし何度でも立ち上がれるはず。
だけども、商売を失敗した人の言葉には、商売に対する説得力は生まれないのもまた事実。
だから商売は難しい、だから人生は面白いのかもしれません。
そんなことをふと思った土曜日の午前6時。
愛犬カールはベッドから出てくる気配がありません(笑
それならそれで、コーヒーを飲んで新聞を読む大人の時間を過ごします。
あ、大事なことを告知するのを忘れていました。
来週月曜日、6月8日は臨時休業になります。
仕入先の庄内ミートの臨時休業に伴う連鎖休業というやつです。
酒田の夜を偵察に行って来ます。
それでは素敵な週末をお過ごしください。