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毎度ありがとうございます!
10月25日は同級生サノの命日です。
あれから5年が経ちましたか。
今年は25日が日曜日ということもあって、毎年恒例の「偲ぶ会という名ばかりの大宴会」は
昨夜のうちに敢行されたのでした。
いつものようにサノのサの字も出てこないグダグダの大宴会ですけど、
いつものように参加者にとっては楽しいだけの同級生飲み会です。
毎年毎年「どこが偲ぶ会やねん!」とツッコミを入れたくなるほどの盛り上がりの中で、
去年は久しぶりにやんちゃに来たハタケがレバーの旨さに感動して涙を流し、
「お前、そこで泣くんかい!」と非難と爆笑をさらっていました。
そんな飲み会を毎年開催していることだけでも、あの世でアイツも喜んでくれていることでしょう。
ケンシが飲み会を企画・招集して、翌日に自分がブログで文字にして記す・・・
自分が旅立った後に、仲間たちがこうして毎年集まってくれているなんて、
オレなんか・・・といつも自虐的だったアイツは夢にも思っていなかったことでしょう。
想いは生き続ける、ということなんでしょうね。
今年のサノの命日に何を感じたかといえば「家族のぬくもり」でしょうか。
あと何年生きているのかは、誰にもわかりません。
それでも自分の傍には大切な家族がいるという安心感は、何ものにも変えれない
かけがえのない存在であることに気づかされます。
自分にもやがていつかは訪れる「死」というものを、若い頃は怖くてしかなかったものです。
それが、親父やおふくろの最期を看取り、大切な仲間たちの死もたくさんたくさん経験し、
自分なりの「役目」を見出すことで、死への恐怖感も随分と薄れてきたんですね。
そんな死生観を胸に秘めながら、ふとまだ独身の同級生カジボに今からでも遅くないから
誰かいい人を紹介してあげたいと思ったんです。
仕事にも、お金にも、そして時間の使い方にも不自由はしていないでしょう。
でも、誕生日に「おめでとう」と祝ってくれたり、風邪をひいた時に「大丈夫?」と
心配してくれる人がそばにいないというのは、やっぱり寂しいものだと思うんですよね。
逆に相手のために何かをしたり、旅行に行ったり美味しいものを一緒に食べたり、
同じ時間を過ごし、感性を共有することの素晴らしさというものを諦めて欲しくなかったんです。
まだまだこれから今からでも、素敵な女性が現れれば、恋愛や結婚を恐れずに思い切って一歩前に
踏み込んで欲しいなと、大きなお世話でしょうけどおせっかいを焼くことにしたんですね。
オレたちも、もう53歳です。
亡くなる同級生も増えてきて、この先の定年まで、その後の老後のことと、
明るい未来を思い描けないような年齢に差し掛かってきたわけです。
だからこそ今、誰かを求めて欲しかったし、誰かに求められて欲しいんですよ。
若い頃のような燃え上がる恋愛はできないのかもしれません。
それでも真剣に相手と向き合う気持ちの余裕があるならば、相手の容姿や持っているモノではない
人としての本質に向き合えるならば、きっと満塁ホームランが飛び出しそうな気がします。
同級生サノが亡くなったことがきっかけで集まりだした飲み会で、
同級生カジボのこの先の人生の充実度を心配している自分がいました。
すべては、生きているからこそできることなんです。
人生まだまだこれからですよ。
サノやゴウとあっちで酒を酌み交わすのは、まだまだ先になりそうです。
実は我が家では、昨年の羽黒山登山から御朱印集めがブームになっているんですよ。
カミさんと御朱印帳を持って、今日もどこかの神社にお参りに行って来ます。
厳かな気持ちで真摯に手を合わすことが、こんなにも心穏やかになるということに驚きながらも、
行く先々の街で、どこか楽しみを見つけてワクワクしている二人です。
この秋は、湯殿山神社本宮、秋保神社、上杉神社、甲子大黒天本山、南岳寺即身仏へ
参拝し御朱印を頂いてきました。
今日は天気を見ながら、酒田方面の神社に行ってみようかと思っています。
御朱印については、また今度でも。
素敵な日曜日をお過ごしください。
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毎度ありがとうございます!
酒屋のゴウが亡くなって、約1ヶ月。
普段通りの生活、自分なりの日常と思っていても、どこかにゴウくんロスしている自分に気づきます。
それならばそれでいい。
無理に立ち上がる必要はないし、自分のペースで歩いていくだけだから。
この1ヶ月は、悔しいことやムカつくこと、そして残念なことばかりが身の回りで起きて、
メンタルが随分とやられた1ヶ月だった気がします。
どこかに旅行に行きたいなとか、好きな酒場巡りを再開したいなと思っていても、
このコロナ禍で思うようにも動けないことにも、またストレスを感じていたり。
そんななか、昨日は野球部の保護者の方々と、宮城県秋保温泉にある「秋保神社」に
参拝に行ってきました。
「秋保神社」は勝負の神が宿る神社として有名で、参道の周りや敷地いっぱいに
御祈祷後に奉納された幟旗がずらりと並んでいて、その光景は圧巻です。
スポーツ団体や企業のほかにも、各種大会に挑む個人での奉納幟旗なども多く飾られ、
あの羽生結弦選手も参拝した神社だけあって、その御利益にあやかろうと全国各地から
参拝に来ているのが分かります。
センバツ出場をかけて東北大会に出場する野球部の勝利を願って、しっかりとお参りしてきました。
しかし、久しぶりに遠出したのもあって新鮮でしたねー。
寒くもなく暑くもなく、秋の紅葉にはまだ早かったけれど、のんびり一般道を通ってのドライブは
いい気分転換になりました。
いつ以来か思い出せないほど久しぶりに、48号線を使って作並温泉を抜けて宮城県に入りましたよ。
参拝後は、他の保護者の方々とは秋保神社で解散して、そのまま仙台市内まで足を延ばしました。
カミさんから、お昼に「牛タン」を食べたいというリクエストがあったのと、10月2日が
カミさんの誕生日だったこともあって、ぶらぶらウィンドウショッピングを楽しむためです。
サラリーマン時代に仙台にも約1年間住んでいましたから、いつ来てもどこか懐かしい感じがします。
よく昼飯を食いに行った会社の前の洋食屋やラーメン屋はすでになくなってしまったけれど、
会社帰りによく飲んでいた駅前の名掛横丁も近くを通るだけでも気分が高揚するのが分かります。
ちょうどお昼どきだったこともあって、利久には外まで行列が出来ていました。
我が家では、基本的に並んでまで食事をしないというのが暗黙の了解になっていて、
サンロードアーケード街をぶらぶらしながら、すぐに入れそうなお店を見つけます。
お箸で食べるパスタ「五右衛門」もお気に入りなんですけど、今日のところは牛タン狙いです。
この辺は地下にもお店がたくさんあるので、お店探しには苦労しませんよね。
大学生のころ、東北学院大に行った中学の同級生キムラと国分町の「太助」に行った際に、
当時は靴を脱いで車を運転する「土禁(土足厳禁)」が流行っていて、そのまま国分町の
コインパーキングに靴だけ置いてきてしまって、その後一歩も車から外に降りれなかったという
アホなエピソードを思い出しながら、カミさんと二人で牛タンを堪能してきました。
この1ヶ月の間に、自宅の浴室のドアが壊れて丸ごと交換で7万円、風呂のボイラーも壊れて
その基盤交換で3万円、と一瞬で10万円の高額支払いが発生していたのもあって、
「誕生日プレゼントはいらないよ。」というカミさんでしたけど、気になるバックがあったようで
手頃なお値段だったこともあって、それを買ってプレゼントとさせてもらいました。
我が家には「サプライズプレゼントはしない。」というこれまた暗黙の家訓があって、
「こっちとこっち、どっちがいいかなぁ。」と悩むカミさんの気に入ったほうを買います。
どうせ買うなら、どうせ使うなら、本人が気に入って永く愛用できるものを買ってあげたほうが
いいでしょうという考え方なんですね。
ケーキやお菓子など、食べてなくなるものはサプライズで買ってくることもありますけど、
アクセサリーや洋服などは好みやサイズもありますから、サプライズプレゼントはしない派です。
大きな買い物はなくて、他にはマスクを買ったり帽子を買ったくらいですけど、
久しぶりの仙台の空気を吸って、いい気分転換になりました。
勢いで「ここまできたら帰りも国道で帰ろうか。」って話しになって、
3時間かけて帰ってきたのは運転嫌いの自分的には失敗でしたけどね(笑
もう腰がパンパンで限界ですもん。
さて、また一週間が始まります。
天気も悪いですけど、気持ちだけでもスッキリと一週間をスタートしたいですね。
今週も宜しくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
今日は「すごくムカついた話」と「ちょっと嬉しかった話」の豪華二本立てです(笑
まずはムカついたほう。
我が家はカミさんが病院勤務のため、月に4~5回当直番があります。
その日は、息子の夕食のおかずと翌朝作る弁当のおかずも兼ねて、某お弁当屋さんで
から揚げをテイクアウトしたんですね。
時間通りにお店に行くと、レジ前にはすでに2人のお客さんが並んでいて、自分は3番目に並びます。
すると、後ろからおっさんが入ってきて、ドンっと自分の肩にぶつかりながら、並んでいる
3人を追い越して、おそらく予約していただろう自分の弁当をちゃっかり受け取ってるんですよ。
もしも並んでいた自分が邪魔だったなら「ちょっとスイマセン。」と後ろからでも声をかけてくれれば、
もちろん避けますよ。そんなの当たり前でしょうよ。
大体、1台しかないレジに3人が並んでいるのを追い越して、自分の弁当を受け取る人がいるなんて
思ってもいないから、人にぶつかっても謝らないことと、その店のシステムにムカついていたんですね。
そしたら、そのおっさん、なんと帰りにもドンって自分の肩にぶつかって出て行くんですよ。
正面から来て、立ち止まっている人に肩がぶつかるって、どういうことですか。
わざとなの?アタマおかしいの?
非常識にも程があるでしょうよ。
入ってきた時に、後ろからぶつかって謝らないのにはギリギリ我慢しましたよ。
帰りにもぶつかるって、こんなの注意せずにやり過ごせますか。
なんなのよ、マジで。ケンカでも売ってんの?
並んでいた人と店内で持ち帰りを待っていた人がいましたけど、完全にプチンとキレました。
置き換えれば「人にぶつかったらスイマセンと謝ったほうがいいんじゃないですか。」的なことを
常識ある大人として、自分なりにやさしく分かるように注意させてもらいました。
そんなムカつく出来事があって、決死の思いで買った「から揚げ」を持って自宅に戻ったら、
偶然にも練習がオフだった息子がちょうど帰宅したところだったんです。
カミさんが当直でいないのをいいことに、コンビニで何か買ってくれと言います。
「自分の小遣いで買ってこいよ。」と言っても、一丁前に金欠だなんていうもんですから、
仕方なく近所のローソンにおやつを買いに行ったんですね。
ここぞとばかりにカゴにアイスやらジュースを投げ込んで、会計をしようとレジに並ぶと
目の前で身体の不自由な方がお会計をしているところでした。
その方が会計が終わって、杖をつきながら出口のほうに危なっかしく移動していくと、
一緒に並んでいた息子がスッと近づいていって、ドアを開けてあげて「どうぞ。」なんて
サポートしてくれているんです。
外にもう一枚のドアがあるので、そのドアにも手を添えてあげて、不自由な身体で
ゆっくりと外まで退店していくのを最後まで補助してあげていたんです。
高校生なら、高校球児なら、そのくらいやって当たり前だろうと言うかもしれません。
親バカだと思うでしょうが、自分が「ほら、開けてやって。」と言えば
もちろん開けてくれたと思うんですけど、何も言わずともそういう場面に気づき、
自ら行動をしてくれたことが、なんだか嬉しかったんですよね。
会計が終わり、車に乗ったところでさりげなく「さっきはドア開けてあげてくれてありがとうな。」
と声をかけると「ん?なんで?普通のことでしょ。」なんて、すでに買ったばかりのアイスに
かじりついてるんですよ(笑
もう大人なんだか、まだ子どもなんだか、よく分からない年頃ですけど、
素直に親として息子のそういう一面が見れて嬉しかったんですね。
息子の野球の技術レベルや新チームでどんな位置にいるのか、もはや自分には分かりません。
勉強はからっきしダメですけど、野球を通じてたくさんのことを経験し大人になっていく姿を
これからも楽しみに 見守っていくだけです。
そんな感情が忙しかった、8月のある日の出来事でした。
今日の鶴岡も暑くなりそうです。
この夏、一番暑い日かもしれません。
熱中症には十分に気をつけてくださいね。
無理せず今日も一日頑張りましょう!
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毎度ありがとうございます!
9月になりましたね。
8月までの暑さが和らいだせいか、幾分過ごしやすくなった気がします。
夏の風物詩として好評頂いていた「えだまめ」の提供も今週一杯まででしょうかね。
と同時に「煮こみ」の販売も来週あたりからスタートさせます。
そして、この秋から少しだけメニューもリニューアルさせます。
新しいスタッフも2名加わり、気分も新たに新メニューも登場します。
逆に、なくすメニューもありますけどね。
もう少しまとまったら改めて報告いたします。
さてさて突然ですけど、皆さんの組織のリーダーは「決断力」や「実行力」が伴っていますか。
新しい意見や建設的な提案に耳を傾けて、良いと思えば「決断」し、それを「実行」に移す
行動力がある組織か、という話しです。
もしも「今までそういうのはやっていないから。」とか「いろいろと面倒なことがあるので。」
という返答しかもらえずに、「検討」すらしてもらえない組織やリーダーだとしたら、
残念ながらその組織に明るい未来は見えないと言ってもいいでしょう。
抽象的な書き方しかできませんけど、ここを読んでいる感の鋭い方々なら
「きっとあの組織のことかな。」と気づいてしまうかもしれません。
熱中症注意報が出る猛暑のなかで、協力してくれる方々への熱中症予防対策と安全確保のための
提案をしても、それが実行に移すどころか「検討」すらしてもらえないという無力感は
今後のモチベーションに大きく影響してくるのは当たり前です。
ここではっきりと断言しますが、熱中症は死にも繋がる危険な症状だということ。
世間のほとんどの人は熱中症は一時的なもので、涼しいところで安静にしOS1やポカリを飲んで
横になっていれば、すぐに良くなるものだという程度にしか思っていないんですよね。
重度の熱中症には後遺症が出るケースも多く、めまいや自律神経への影響が出たりして
救命救急措置を経ても長期にわたって治療しなければならず、軽度の症状であっても
体調が戻るまで数日から一週間程度かかり、一度熱中症になった方は再び熱中症になりやすい
という報告もあるんんですね。
熱中症は他人事ではないんです。
誰でもかかる可能性があって、判断を間違えれば命を落とす危険性もあるということなんです。
結果的にそういう事故が起きなかっただけで、今後も、いや来年以降も7月8月の猛暑の中で
屋外活動を行う上での熱中症対策と安全確保を提言させてもらったわけです。
ドーム球場を作ってくれとか、人工芝の球場にしてくれとか、宝くじでも当たらなければ
実行不可能なバカみたいな夢物語を提案してるわけではないんですよ。
ホームセンターに行けば1万~2万円もあれば全部揃うような熱中症対策品の購入をお願いしても
「それは誰が管理するんだ。」とか「まわりで文句を言う人がいる。」とかとってつけたような
理由をつけて、結果的には「動かない」「買わない」でその場をやり過ごして終わりです。
その前の週には実際に熱中症で倒れて入院した仲間が出ているにもかかわらず、
危機管理というか予防対策というか、その程度の出費や決断が出来ないというのには
残念というか失望するしかありません。
もっと大きな事故が起きなければ気がつかないのでしょうか。
そしてそんな事故が起きたら、誰が責任をとるのでしょうか。
スポーツ保険に加入してるので、それで対応して終わりですか。
忘れてはならないのは、我々はみな好きでやっているボランティアだということ。
好きで始めたこととはいえ、家族に「頑張ってね。」ではなく「大丈夫?無理しないでよ。」と
応援ではなく心配させてしまっていることに心苦しさを感じないわけがないじゃないですか。
心配したカミさんが、ホームセンターで熱中症対策用品を買ってきてくれて、
実際に現地では随分と助かりましたし、万が一に備えて心強かったのは言うまでもありません。
もうカレンダーは9月です。
ここから先は涼しくなってきて、熱中症の心配は必要なくなってくるでしょう。
良かれと思って提案した酷暑の熱中症対策についても、もう考えてもらうことすらないでしょう。
そうやって問題点の先送りを繰り返し、決断と実行が出来ない慢性的な人材不足の組織に、
どうやって新しい人材を勧誘しろというんでしょうか。
お揃いの帽子やポロシャツなど、外から見える格好なんかにお金を使うことよりも、
予算が残っているなら熱中症対策や安全確保に費やすことのほうが先だと思うんですけどね。
もしもあなたが野球チームの監督になるとしたら、チームに救急箱を準備しませんか。
熱中症対策のためにチームでジャグタンクを買ってベンチに置きませんか。
万が一に備えて、必要なものをチームや組織で準備しておくとはそういう対策のことです。
そろそろこのへんにしておきますけど、熱中症を侮ってはいけません。
そこだけは、ここを読んでくださる方々へは声を大にして伝えたいと思います。
予防や対策なんてものは、結果的に何も起きなくて後から大袈裟だったかもと笑えるくらいで
ちょうどいいんですよ。
タオルをいつもよりもう一枚多く持って行くとか、もう一枚着替えを準備しておくとか、
もう1本余計に予備のペットボトルを買っておくとか、そんな小さな備えでも
万が一の際には明暗を分けることがあると思っています。
無理せずに、ヤバイと思ったら休憩することも必要です。
ま、結局は自己防衛ということでしょうか。
今日も暑くなりそうです。
無理せずにのんびりと頑張りましょう。
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毎度ありがとうございます!
明日は8月8日、恩師田中先生の9回目のご命日です。
でも明日は、朝7時半からスポ少の審判に入りますので、ブログを書く時間がありません。
鶴岡の子どもたちのために始めた審判員ですから、田中先生も許してくれるでしょう。
50歳目前から審判なんて始めた自分のことを、先生はなんと言うでしょうかね。
「お前に審判が出来るの?」かな。
それとも「ちゃんと頑張るように。」だろうか。
いや、「ゴルフの時間だけは確保しとけ。」だな、きっと(笑
息子がスポ少に入団して野球を始めたのをきっかけにやめてしまったゴルフですけど、
先生が亡くなってしまったことも、何となくゴルフをやらなくなった理由のひとつです。
もちろんゴルフが上手くなりたかったことに間違いはないんですけど、先生と一緒にラウンドしたり、
ゴルフ用品を一緒に買いに行ったり、カミさんも一緒に練習したり、二人でラーメンを食べながら
昔話しをしたり、そんな時間のほうがむしろ自分にとっては楽しかったのかもしれません。
人は誰かに認められなければ、生きがいややりがいを見出せない生きものです。
親や、先生や、監督や、コーチや、上司に「頑張ってるな。」「上手になったな。」と
そんな何気ないひと言でも、見てくれている、認めてくれている、評価されている、ことで
頑張れるものだと思うんですね。
昔は厳しい言葉で「バカヤロウ!」「何をやってるんだ!」と叱責されることで生まれる
「反骨心」や「なにくそ根性」が原動力となり、それが当たり前だと言われてきました。
スポーツに限らず、仕事でも、家庭でも、今はそんな時代ではありません。
自分も以前はスタッフやアルバイトに厳しく接することが、仕事の厳しさを分からせるための
一番の近道だと思っていたし、そこで這い上がってきてこそ一人前だという教育論を持っていた
ひとりです。
でもね、確かにそういう一面も時には必要な場面もあったとしても、基本的には相手のことを
「認める」ことから生まれる信頼関係のほうが、ずっと効率よく、さらにいい結果が出ることに
気づかされたんですよね。
甘やかすのではなく、認めるということに気づいたんです。
あなたの周りにも、いつでも怒っている人っていませんか。
その怒り=厳しさ=愛情と置き換えて、何も変わらない人っていませんか。
人を怒ることは簡単です。
相手をほめることより、百倍も簡単なんです。
でもそれは、アップデートできない自分の未熟さや、絶対的優位な立場からの物言いであることに
気づかなければならない時代です。
部下に対しても、選手に対しても、奥さんに対しても、親に対しても、
相手を認めることが出来る器の大きな人間になりたいと思うんですよね。
田中先生と過ごした時間のなかで、先生から一方的に怒られたり命令されたりしたことは
ただの一度もありませんでした。
現役時代にあれだけ怒られて、まともに口も利けなかった先生が、大人になった自分の事を
認めてくれて、いつも優しく付き合ってくれていた時間が楽しかったんだと思います。
ヘタクソな自分を認めてくれて「上手になったな。」と褒めてくれて、いつも笑顔で接してくれて、
ゴルフを楽しむというよりも、田中先生が認めてくれることがやっぱり嬉しかったんです。
厳しいだけでは人は成長できないものだということ。
立場や年齢が上でも相手を認めること、褒めることが必要な時代だということ。
先生の命日を前に、そんな事を想う自分がいます。
これから息子の通信簿をもらいに、学校に行ってきます。
内容次第では、決して息子を褒めませんがね(笑
それでは行ってきます。
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毎度ありがとうございます!
昨夜は3日前から降り続く雨の影響で、鶴岡市でも河川氾濫災害警報が発表され、
一部地域では避難勧告まで出る緊急事態となっていました。
我が家も市内を流れる青龍寺川に近いですし、なによりもカミさんの実家は内川沿いに建っていて、
そこでおばあちゃんが一人暮らしをしています。
二階のベランダから見える内川の水位が、あっという間に残り1mまで上がって、
普段とは違う不気味な茶色と轟々と流れるその様は、年老いたおばあちゃんでなくとも
怖くなるレベルだったと思います。
昨日は予約もありませんでしたから、すぐに臨時休業とさせていただきました。
仕入れ先のミートで会った他の店主から「休むほどじゃないでしょう。」とか、
「そこまでにはならないって。」と笑われましたけど、それでも全然構いません。
逆に何か起きてしまって、後から「休めばよかった。」「家族のそばにいればよかった。」と
後悔だけはしたくありませんから。
結果論で笑われるのは全く気になりませんし、万が一の際にその判断が明暗を分けると思っています。
最悪、家への浸水は仕方ないにしても、普段は一階にある非常食やペットボトルの水を二階に上げ、
通帳や印鑑などの貴重品をまとめておくだけでも、随分と気持ちに余裕ができます。
ゲリラ豪雨に比べれば大した雨量でないにもかかわらず、昨夜は何度となく緊急避難メールが
けたたましく鳴る夜でした。
今の場所に引っ越してきてから10年が経ちましたけど、これまでガレージの手前までは
水が上がったことはあります。
自宅のすぐそばに耕作用の用水路がありますし、側溝や堰から溢れた水が
家の目前まで迫った経験は、これまででその一度だけです。
今回は3日前からの降雨の影響から主要河川の氾濫のおそれがあり、その分じわじわと上がってくる
川の水位に恐怖を感じるほどだったんですね。
一夜明けて、何事もなく穏やかないつもの朝を迎えました。
それでいいんです。
臨時休業だの、緊急避難だの、大袈裟なほどに準備して、結果的に何もなかったというのが一番です。
今回の経験は、次回の教訓になります。
また同じようなことが起きたら、また躊躇なく臨時休業にすると思います。
今日の売上を稼ぐことよりも、大切なこともあるはずです。
そして、災害と同時に忘れてはならないのが、今のコロナの拡大感染がとまらないこと。
PCR検査者数が増えているとはいえ、尋常ではない感染者数といえるでしょう。
県をまたぐ往来は、自発的にでもしばらく控えるできでしょうね。
マスク着用に徹底した手洗いと除菌、そして感染リスクのあるところへは行かない。
今できることは、それしかありません。
今年の8月は、お盆期間を含めて休業日が例年より多くなりそうです。
たとえ「県外からのお客様お断りします。」と張り紙をしていても、来てくださる一人ひとりに
すべて身分証確認できるものではありませんし、現実的に無理ですから。
予約状況も考慮しながら臨時休業することで、お盆シーズンで県外から移動してくるお客様との
接触を避ける意味合いもあります。
先日、ニュースでやってましたけど迷惑ユーチューバーの「へずまなんちゃら」とか、
あんなのが突然店にやって来たら、もう一発で終わりですからね。
他のお客様の安全も、スタッフの安全も、自分の安全も、そんな客が来ちゃったら仕方ないでは
済む話しではないんですよ。
ノーガードで誰でもいらっしゃい、というわけにはいきません。
またご不便をお掛けすることになるかもしれませんが、何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします。
さーて、今日も一日頑張っていきましょうか。
自分は昨日の分も合わせて頑張ります(笑
何もなくて本当によかった、よかった。