"家族"カテゴリーの記事一覧
-
毎度ありがとうございます!
先日の寒河江のおばちゃんの葬儀の際に着た礼服が、経年劣化が原因で起こる生地のトラブル
「バブリング」を起こしてしまっていて、新たに礼服を買いに新潟までドライブに行ってきました。
「バブリング」とは、スーツ生地の中にある接着芯と生地とを貼り合わせている糊が
長年の経年劣化で泡のようにポコポコと浮き上がる現象のことをいうそうで、
クリーニングの技術で直らなければ仕立て直しが必要になるんだそうです。
すでに1年前からその現象はあったんですけど、そんなにしょっちゅう着るものではないし
またの機会に…何かのタイミングで…と先送りにしていた礼服買い替え問題だったんですね。
カミさんが、いつものクリーニング店に持ち込んだところ、
「ご主人の礼服、そろそろクリーニングでは限界ですよ。」と言われたそうで、
ならばと今回の礼服買い替えとなったわけです。
それでも、着れるんだったらまだ着ようかな、くらいに思ってはいたんですけどね。
サイズが小さくなったわけでもないし穴が開いたわけでもないし、もったいないじゃないですか。
「身内だけでなく、同級生の親とか、知人の親とか、こういうのは突然必要になるから。」と
カミさんに説得されて、それもそうだなと妙に納得して新潟までいつものドライブも兼ねて
行ってきました。
今まではダブルのジャケットで1タック入りのオールドスタイルの礼服でしたけど、
全体的にシルエットが太く、今どきのシャープさはなかったんですね。
男性の場合、ズボンのウエストも太ってもいいようにとアジャスター付きにすると、
どうしてもズボンが太くなってしまうものですし、太ってお腹が出てくるのを隠すためにも
ダブルのジャケットを選んでしまいがちですよね。
でも、今のスーツはストレッチ性が高く、タイトなシルエットでも軽くて着心地が良く
わざとオーバーサイズにしなくてもストレスなく着ることが出来るようになっていました。
シングル合わせにノータックパンツ仕様でセミオーダーで作ることにしました。
既製品でもいいんですけどね、自分の体形だと既製品のスーツが合わないんですよ。
肩や胸板に合わせるとウエストが合わないし、胴幅や身頃に合わせると着丈が合わない。
ラガーマン体型とかいうそうで、既製品だと体型にジャストフィットしないんですよね。
それでも、売り場に並んでいるものと同額でオーダースーツを作ることができました。
想定していた予算内でしたし、生地もシルエットも納得したいい買い物だったと思います。
フォーマルですので、できれば葬式で着るよりもおめでたい席で着たいですけどね。
この歳にもなると、悲しいことに葬式でしか礼服を着る機会がありません。
バブリングを起こした古い礼服も、まだ捨てることはせずにもう少し手元に置いておきます。
クリーニングや縫製技術でいつかなんとかして、また着るかもしれませんから・・・
そう言ってすでに着れなくなった礼服が3着、クローゼットの肥やしになっていますけどね(笑
「息子が着れるならおさがりであげようかな。もったいないし。」なんて言っても
「今どきの20代で太いズボンにダブルの礼服を着てる子、見たことないよ。」と言われ
「それもそうだよな。」で納得です。
仕上がりまで約二週間かかりますけど、楽しみに待っていようと思います。
いくら雪が降らないとはいえ、スーツを取りに行く頃には間違いなくスタッドレスでしょうけどね。
さて、今週ものんびりと頑張ります。
ではでは。
-
毎度ありがとうございます!
昨日の未明に、おばあちゃんの姉「寒河江のおばちゃん」が97歳で天国に旅立ちました。
数日前から危険な状況が続いていて、連日おばあちゃんを乗せて寒河江と鶴岡の往復を
カミさんが頑張ってくれてました。
こんな日でも息子だけは警報当番で駆けつけることはできませんでしたけど、
カミさんとおばあちゃんと義妹を乗せておばちゃんに会いに行ってきました。
穏やかな顔で今にも起きてきそうに少し微笑んだような笑顔は、生前のおばちゃんのままでした。
カミさんと結婚してから、おばあちゃんを連れて幾度となく寒河江のおばちゃんに会いに行きました。
芋煮、だし、ひっぱりうどん、裏の畑で採れた野菜でチャチャッと作るおばちゃんの内陸料理は
どれも最高に美味くて、庄内の味覚で育った自分にはどれも新鮮で毎回感動するものばかりでした。
「おばちゃん、これ美味いね~。鶴岡に持って帰りたいな。」
「おとうさんの口に合ってよがったは~。今タッパに入れっから持って帰ってけらっしゃい。」
ゆっくりと穏やかに、そして優しく微笑みながら話すおばちゃんの内陸弁ほど
美しく綺麗な山形訛りを自分は聞いたことがありません。
「おとうさん、鶴岡のばあちゃんば頼むね~。」
「まだいつでも遊びに来てけらっしゃい。」
「たくさん作ったがら遠慮しないで食べでけろ。」
娘のことも息子のことも、いつもいつも気にかけて応援してくれてました。
息子が鶴岡東に入ってからテレビで高校野球をやるたびにおばあちゃんに電話をくれて
「鶴岡東は強いね~。応援してるカンタロウくんが映るかと思ってテレビ見て応援しったんだ~。」
と嬉しそうに話してたそうです。
高校時代はプレーしている姿を見せられなかった分、社会人になっても頑張ってる姿を
実際に野球場で見せてあげたかったです。
足が悪くなり歩行や階段が厳しくなってしまって、その夢は叶わなかったわけですけど、
すぐ近くの県野球場での試合なら連れて行けたかもしれなかったんですけどね。
今年一度だけ、県野球場で試合があった際に誘ってみるかと話したんですけど、
足が痛いうえに炎天下での観戦は危険だということで諦めたことがあります。
やっぱりそこは心残りですね。
10年くらい前に、おばちゃんの誕生日にケーキを持って遊びにいったことがあって、
涙を流して喜んでくれたこともありました。
些細なことでも、小さなことでも喜んで感動してくれて、涙もろくて優しくて、
本当に本地にかわいくて愛くるしい寒河江のおばちゃんでした。
寒河江に遊びに行って帰る際は、ずっと車の中まで手を入れておばあちゃんの手を離さず、
「まだ寂しぐなるは~、まだすぐ会いに来てけろな~」と涙を流すシーンがお決まりでした。
アルファードからE51エルグランドに乗り換えた際に、後部座席の窓が開かない車だったために
いつもの年老いた姉妹の「バイバイの儀式」ができなくなってしまって心苦しかったですもんね。
「後ろの窓が開かない車は絶対にダメだ。」は、その後の我が家の車選びの最重要事項になりました。
明日、おばちゃんとの最後のお別れに寒河江に行ってきます。
今までで一番楽しくない月山越えです。
それでもあの優しい笑顔で、天国でも永遠に穏やかに過ごせるものと信じています。
97歳、おばちゃん、頑張ったね。
いつまでも忘れません。
合掌
-
毎度ありがとうございます!
日曜日、57歳の誕生日を迎えました。
なにか特別に嬉しいとか、もうすぐ還暦かとか、そういう感覚は特にないですけどね。
ただただ、丈夫な身体に生んでくれたおふくろに感謝する日です。
家でも特にケーキやプレゼントもなく、それは自分が望んでいたことなんで全然構いません。
娘から「お父さんの誕生日に食べてね。」と贈られてきたふぐ料理セットで、てっさとふぐ鍋を
カミさんと息子とみんなで食べられたことが一番嬉しかったですね。
息子は警報当番のない日曜日だったんで昼近くまで寝ていて、昼からは後輩タザワに頼まれて
鶴岡ポニーの練習の手伝いに行ってました。
大したプレーヤーでもないのに、役立つことなんてあるんだろうかと思ってましたけど、
本人的には充実した時間だったようで、メシを食いながら「こういう休日を過ごしたいんだよ。」
なんてボソッと呟いていました。
いつもブログに書いてますけど自分は、いい仕事をするためには、いい休日が必要だと思ってます。
身体を休めるために一日寝て過ごすこともあるかもしれませんが、それだと夕方に起きたら
「また明日から仕事かぁ。」とイヤイヤ会社に行くだけの一週間になりませんか。
映画でも、釣りでも、野球でも、食べ歩きでも、ドライブでも、模様替えでも、小旅行でも、
一週間を頑張れる楽しみや休日のワクワクを小さくてもなんでもいいから計画しておくと、
一週間なんてあっという間だし仕事も頑張れちゃうものなんですよね。
それを「気力の充実」といいます。
その気力の充実度が人生の幸福度につながっていくわけですから、どんな仕事に就くかとか、
いくら稼ぐとかいうことよりも、どんな休日を過ごせるか、自分らしい時間を持てるかという方が、
自分の人生観の中ではウェイトが大きいような気がしています。
どんな仕事でも、どんな会社でも、どんな商売でも、簡単で楽なものなんて一つもないでしょう。
だからこそ、そこで頑張る糧やガソリンがないと走り続けるのが困難になってくるんですね。
家族みんなが置かれた場所で咲く花のように、平凡でも自分らしく地に足をつけて、
頑張ることと楽しむことを上手く繰り返しながら、それぞれの日々を笑顔で過ごしてくれることが
自分にとっては何よりのプレゼントだし、いつでもそれを願っています。
だから、「ふぐ美味しい!」と喜ぶカミさんの笑顔と「野球面白かったよ」と楽しそうな息子と、
みんなで笑いながら夕食を囲めただけでも、今年の誕生日はいい誕生日でした。
さて、煮込みが出来上がるまではもう少し時間がかかりそうです。
家族みんなが出勤したこの時間から、朝食の後片付けとゴミ出しと買い出しが待っています。
仕方なくやらされている家事じゃなくて、自分がやりたくてやっている家事です。
だから面白い、だから楽しいんですよ。
今日も一日頑張っていきましょう!
-
毎度ありがとうございます!
2泊3日で帰省していた娘と愛犬ルカが成田に帰っていきました。
少しの間でしたけど家族全員集合して、賑やかに楽しい時間を過ごすことができました。
カールとルカも兄弟のように仲が良く、家の中のどこに行くにも2匹が一緒についてきて
その動きや表情にも随分と癒されました。
娘がこのタイミングで帰省したのは、90歳になったおばあちゃんの誕生日当日に
湯野浜温泉のホテルに連れて行って「卒寿」のお祝いをしてあげるためだったんですね。
涙もろいおばあちゃんは終始、泣いて喜んでくれたそうです。
いいおばあちゃん孝行ができてよかったです。
その翌日、新潟までドライブしながら「へぎそば」を食べつつ、新潟市内でショッピング。
その車中では昨夜のおばあちゃんの様子や会話なんかを聞きながら、新潟まで向かってたんです。
90歳という年齢もあって、自然に会話も今後の介護のことや医療のことになっていました。
娘も末期の患者さんを扱う病棟で勤務していますので、すんなり状況を理解し会話が成立するご家族と
急に揉め始めるご家族とのリアルな医療現場の話しも教えてくれました。
自分も親父が26の時に、おふくろは42の時に亡くなってますから、その当時の自分にできることは
全てやってあげたという実感はあります。
まぁそれでも、もっとこうしてあげれたのかもとか、こう言ってあげればよかったかなと
自問自答することは今でもあるわけですけどね。
おふくろに関しては兄貴とも相談して「本人に告知をしない」という選択をしたことが
はたして本当に本人にとって良かったのかどうか・・・
もしかしたら自分の人生の締めくくりに、おふくろなりにやりたいことや整理したいことが
あったんじゃないかとか、そんな自責の念にかられることが今でもあります。
親父は自宅で息を引き取って天命を全うしたはずなのに、救急搬送したことで心臓だけ動かされて
植物状態で半年以上も病院で家族の付き添いが必要になり、函館から戻ってくる度に実家の家族が
誰が病院に泊まるかで揉めていて、帰省中はずっと自分が病院で過ごしていた記憶があります。
そんな話しを娘にも聞かせていたら、その流れで「お父さんは告知してほしい?」とか
「延命措置はどこまでやってほしいと思ってる?」と娘が聞いてくるんですよね。
もちろんカミさんにも同じことを聞いてました。
なんだろうな・・・
なんか縁起でもねーぞ!なんて感覚ではなくて、自然に今の自分の考えを冷静に話せたこと、
元気なうちに娘に自分の思いを伝えられたこと、いずれ訪れる自分の終活についての希望を
話せたことでなんかスーッと身体が軽くなった気がしたんですね。
たとえ後から考え方が変わろうとも、元気なうちに明るく話せるうちに、
自分の思いはちゃんと伝えておくべきだなと思いましたね。
ゴウの時のように、ある日突然にということもある。
サノの時のように、余命宣告されてということもある。
若くして旅立った友人たちの面影に、自分のことに置き換えて今から家族に話しておくことを
教えられていたような気がします。
娘からも今の病院で昇進の話しがあること、それでも成田よりも埼玉で働きたいこと、
今抱えている娘なりの悩みや迷いも聞くことができてよかったと思います。
短い時間ではあったけれど大切な話しもできましたし、ルカともたっぷり遊べました。
やっぱり自分は仕事人間というよりも家族人間なんだと改めて実感しますね。
それが自分にとっての「幸せのカタチ」なんだと思います。
楽しい時間はあっという間に終わってしまうものだけど、こんな小さな楽しみや喜びを
日々の中で繋ぎ合わせて、次のワクワクに向けてまた今日も頑張っていくだけです。
次のワクワク・・・28日の弘前の組み合わせも決まりましたけど、それはまた次回に。
今日ものんびりまったりやってまーす。
-
毎度ありがとうございます!
今朝、遅い夏休みをとった娘が帰省しました。
あさっての12日にはまた成田へ帰るんですけどね。
短い時間だけれど、全員揃った家族の時間を楽しみたいと思います。
ちょっとスピリチュアルな話しなんですけど、昨年、成田山新勝寺で買って来た「身代わり札」を
カールがかじって粉々にしてしまったんです。
身代御守札とは自身に成り代わって災難を除け、心と身体をお守りしてくれる木のお札なんですね。
不動明王様の分身とされ、割れたりしたら自分に代わってお札が災難を受けとめてくれたとして
お不動さまのご加護を受けられる大変ありがたいお守りです。
その後からなんですよ、カールに数々の災難が起きるようになったのは。
お守りを噛み砕いて紐を食べたところから始まって、生米を食べて酷い下痢になったり、
強力洗剤を舐めてショック状態になったり、ウコンのサプリを誤食してしまったり、
数日間酷い血便が止まらなかったり、階段から落ちて膝の関節を脱臼したり・・・
日常の管理が悪いと言われればそうなのかもしれませんけど、明らかに今までの行動からは
想像できない日常トラブルが起きていたんですね。
なんか、本来ならば自分に降りかかるはずの災難が、身代わり札を噛み砕いてしまったカールに
代わりに行ってしまったのかなと、自分なりに思ってしまったんですよね。
ようやく今は体調万全になりましたけど。
そんな話しをカミさんから聞いた娘が、帰省前にわざわざ新勝寺に立ち寄って
カールの厄払いのお参りと新しいお札を買ってきてくれました。
今日からまた身代わり札を首からぶら下げて仕事に励もうと思います。
カールもルカとの再会を喜んでいるようですし、また家の中が賑やかになりました。
明日はお休みを頂いて、ちょっとドライブしながら新潟か仙台にでも行こうかと思っています。
というわけで、今日も頑張ります。
煮込みは12日(木)からスタートします。
ではまた。
-
毎度ありがとうございます!
先日の弘前での野球応援の際に「釣りボウズ」の仲間でもあるカズユキから
ポータブル電源を借りて行ったんですよね。
お土産はもちろん「もつ次郎の煮込み」でしたけど(笑
スタンドでスピーカーを使うようになってから、遠方の球場の際は予備電源として
毎回カズユキから借りるようになったんです。
中古で買ったワイヤレススピーカーも充電式で、炎天下のスタンドでどのくらい連続使用できるのかも
実際は分からず不安だったし、途中で充電が切れて音が鳴らなくなるのも避けたかったんですね。
他にもコンバットマーチを編集したタブレットも充電が必要なわけですし。
一試合だけなら出発前にフル充電しておけば、その試合は充電が足りることは分かってました。
けど実際には社会人の試合は勝てばダブルヘッダーになることが多く、電源を入れっぱなしで
5時間以上連続で使う場面も想定しておかないとならないんですね。
まあ、車まで戻れば隙間時間でも充電はできますけど、球場によっては駐車場が遠かったり
満足な充電量が得られなかったりで不便でもあったわけです。
カミさんと相談して、最近の豪雨災害や地震災害のニュースを見ながら「防災用品」としても
我が家でもポータブル電源を常備しておいたほうがいいんじゃない?ということになって
カズユキから実際に借りて使い方にも慣れているブルーティ社のEB3Aを購入しました。
ほぼ新品状態の物だったんですけど、AC充電コードが欠品ということで半額以下で出品されてました。
ただ、このモデルはデスクトップパソコンでも使っている3ピンコードで充電できる優れもので、
家には以前使っていたパソコンのコードが数本余っています。
極端な話し、ハードオフで100円で売っている3ピンコードでも使えるということなんです。
というわけで、昨日無事に届いて箱を開けてみると、これどう見ても新品ですよ。
しかも純正の箱にもきちんと入っていて、よく見たら本体の入っている箱の底が二重底になっていて
中にしっかりと3ピンコードもDCコードもビニール袋に入ったまま収納されてました。
出品者は箱の底まで気付かなかったのかなぁ。
なので結果的には何の欠品もなく、ほぼ新品の商品を半額以下で買えたという超ラッキーな話しです。
なんか実際にポータブル電源が手元にあると、いろいろと使い道が広がりますねー。
球場だけでなく車中泊でも使えますし、キャンプでも夜釣りでもBBQでも活躍しそうです。
宝の持ち腐れにならないように、普段から見えるところに置いて気軽に車に積んで出かけたいと思います。
さて、今日から9月の営業が始まります。
今月も祝日が二つありますし、弘前行きも計画しています。
お盆休みを9月にずらした娘も愛犬ルカを連れて帰省しますし、また休業日の多い月になりそうです。
今日もまだまだ暑い日になりそうですね。
体調には気をつけて水分補給を忘れずに頑張っていきましょう。
ではまた。