『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

東京の風
毎度ありがとうございます!

昨日は東京から2年ぶりにしんさんが帰省して、お店に顔を出してくれました。
東京出張の際にはコーディネーター役として、自分が希望するお店のチョイスや
東京各所の酒場を案内してもらったりして、何かとお世話になっている恩人でもあります。

閉店までカウンターで待っててくれて、ユウヒとユウスケも合流して「福鮨」で乾杯です。

最近の中野事情や、飲食形態の移り変わるスピード感の話しなんかを聞きながら、
今年はひと区切りついたら絶対に東京出張を企画しなくてはと実感しました。

いつもブログで書いてますけど、ただ飲みに行くだけでは出張とはいえません。

街の佇まいや匂い、行き交う人々の表情や雰囲気を感じる嗅覚を併せ持たないと、
意味がないものになると思うんですよね。

どんな小さなことでもいい。
それがメニューの書き方ひとつだったり、お店の照明やディスプレイだったり、
店員さんの表情だったり、どれひとつとして自店と同じところはないわけですから、良い悪いは別として
いろんなことを感じとる感覚だけは、いつも研ぎ澄ましておきたいと思っているんですよね。

そういう意味では、こういうブログで出張での出来事を書くことも、結果的に記憶や記録として
残るわけですし、小さなことでも写真を撮っておくことも大切なことかもしれません。

東京の立飲み屋を含めた格安居酒屋の価格は、絶対に真似できない設定ですけど、
そういうお店が存在し繁盛していることにも目を凝らしておく必要があります。

むしろ、これからの飲食業のキーワードは「不便さを楽しむ」的な要素が
大きくなっていくような気がします。

あえてカウンターだけの狭い店だったり、屋根裏部屋みたいに天井が低かったり、
あるいは瓶ビールしか置いていないお店だったり、一年中煮込み一本で勝負してるお店だったり・・・

昼からやってるけど夜8時には終わる店とか、逆に深夜食堂のように夜中から始まる店とか
それこそ立ち吞み屋だったりと、まだまだビジネスチャンスはたくさんあるのかもしれません。

日常のなかで簡単に東京には行けないけど、しんさんと話しているとそういうことが頭をよぎって
いつも楽しい時間があっという間に過ぎていきます。

ちょっとしんさんの股関節痛が心配ですけど、今度は必ず東京で酒場巡りしたいと思っています。

ま、その前にユウスケの店に行くのが先ですけどね。
なんだかんだ理由つけて自分を入れないんで、いまだにユウスケの店には行った事がありません。

「あばれん坊」に行ったという方からのご感想を、コメント欄でお待ちしております(笑









 

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