『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

山形遠征2020①

明けましておめでとうございます!
昨年中のご愛顧に心から感謝申し上げるとともに、
本年も変わらぬご贔屓を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

令和2年は1月6日から営業いたします。
スタッフ一同、気合い十分でお待ちしております。


というわけで、年末年始休暇はいかがお過ごしでしょうか。
今年はカレンダーと食肉公社の関係で、過去最長の7日間のお休みを頂いております。
ちょっと長い気もしますが、せっかくですのでのんびりダラダラと過ごしています。

そんななか、1月3日に毎年恒例のプチ酒飲み遠征に行ってきました。
昨年は秋田市でしたけど、今回は山形市にしました。
なぜなら、相棒が3日の午前中まで仕事で、4日の夕方から仕事という過密スケジュールだったから。

今回の旅の相棒は、昨年に引き続き同級生のアビコ・・・
えー、昨年のこのブログですっかり有名人になったあのアビコ一郎先生です。

同い年ですが同じ学校になったことは一度もなく、大人になってから仕事上で知り合ったのが
きっかけでしたから、アビコは取引先の自分にプチ敬語を自然に使います(笑

自分にとって、酒場巡りの際に行き先決定の大きなポイントとなるのが「アカスリ」の有無です。
なぜなら、なかなか泊りがけでは行けないので鶴岡にはないアカスリでリフレッシュしたいから。

山形県内では山形市のスーパー銭湯「山形テルメ」ただ一軒でしかアカスリをやってません。
生粋のアカスリマニアとしては寂しい限りです。

圧雪の月山道を命がけで越えるのはプロドライバーのアビコに任せ、アカスリマニアの自分は
助手席からテルメにアカスリの予約を入れておきます。

アカスリは20分以上は浴槽に浸かり、身体をしっかりと温めておいてからでないと施術できません。
アカスリの前は身体を洗ってはいけませんので、最低でもトータル1時間半から2時間くらいは
銭湯にいるくらいの時間的余裕を持って行きましょう。

サウナでも銭湯でも、どこのアカスリ施設でもそうですが、95%は韓国人のおばちゃんです。
さらにアカスリのコースも大体は30分・45分・60分の3コースが用意されています。

全員とまでは言いませんけど、韓国のおばちゃんは貪欲ですので30分コースを申し込んでも
なかで「アナタ、カラダ、オオキイヨ、ジカン、タクサン、カカルヨ。」とか
「45フンノガ、イチバン、イイデスヨ。」とか言われることが多く結構面倒くさいので
いつも45分のBコースを、まぁ松竹梅で言ったら竹を注文するようにしています。

ゆっくりと丁寧にやってもらえますし、一年で数回の贅沢だと思えば高くはないですから。

夕方5時に飲み始めるとして、3時までテルメに到着すれば時間的には十分です。
渋滞もなくスムーズに月山道を越え、無事に到着したのが2時50分。

すべてが順調のはずでした。
いや、順調すぎたのかもしれません。

駐車場に着いて「よーし!風呂入ってアカスリしてサッパリしてから繰り出すかぁ!」なんて
タオル片手に車から飛び降りたものの、後ろから「あれ?あれ?」などと車内をガサゴソやってる
アビコ一郎の声がします。

「まさか・・・」
「早くしろって。どうしたんよ?」
「あ、いや・・・」
「なに?どうしたのよ?」
「さ、サイフが無いです。」
「はぁ?無いってどういうこと?落としたの?忘れたの?」
「わかりません。」

「わかりませんって、どうすんの?」
「途中でコンビニに寄ってれば気づけたのに。」
「あれ、オレのせい?」
「あ、いやいや。」
「確かに途中でコーヒー買いに寄らなかったもんなー」
「出発する時に奥さんがドリンクくれたから・・・」
「あれ?カミさんのせい?」
「あ、いやいや。」

正月早々、なにやら不穏な空気が流れます。


・・・つづく。


 

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