『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

煙が旨い
毎度ありがとうございます!

昨日は夕方5時から「米吉」さんで一人飲み。
カミさんの実家から徒歩50歩くらいの距離です(笑

自粛解除を受け一足早く通常営業したと聞いていましたんで、お客様の動きとか
代行やタクシー事情などを店主ホシノくんに聞かせてもらうことがまず一つ。

もうひとつは、営業再開したら「マイぐい呑みキープ」キャンペーンを始めるにあたって、
あと10個くらい「ぐい呑み」を追加購入したかったから。
もちろん養護学校の生徒さんたちが作った「ぐい呑み」でないと意味がありません。

ホシノくんが窓口となって購入してもらって、それを自分も購入させてもらってるんですね。

自粛中にリメイクしたキープBOXが、リサイクルショップに行ったらもう1個あったんで、
調子に乗ってまた買ってきて塗装を剥がしてニス塗って、同じようなBOXを作ったんです。

引き出しが9×2で18個になりましたから、ぐい呑みの数が少し足りなくなったというわけです。

マスクもそうですけど、1個作ってしまえば2個目からは圧倒的に仕事が早い!
あとは引き出しに差し込むネームのフォーマットですかね。

手書きよりもきちんとパソコンで作りたいんですよね、統一感を出したいんで。
引き出しの取っ手のネーム枠が4cm×1.5cmなんで、エクセルでその枠を作っておいて、
キープされる方が決まるたびに同一の書体でプリントアウトして差し込みたいんですよ。

で、エクセルの枠の大きさをピクセルからミリの単位に置き換えて作業できることを知って、
早速自分のパソコンでやってみようとすると・・・2003には対応していないことが判明(泣

独学で覚えてきたパソコンです。
お店のメニューやPOPも全て自己流で覚えて、自己流で作ってきました。
パソコンのOSもWindows98から覚えてXP~7~10と移行してきましたけど、
日常的に使うOfficeはあえてダウングレードしてでも2003を使い続けてきたんです。

Office2007や2013バージョンも触ったことはありますけど、各バージョンのアイコンや
仕様がいろいろと変わってきていて、2003だと1時間で作れるものが3時間も4時間もかかる。
めちゃくちゃ作業効率が悪くて、せっかちな自分にとってイライラMAXなわけです。

マイクロソフト、やってくれたなぁ。

ふん!それならばそれで、カミさんのノートパソコンのエクセルで作ればいいだけの話し。
絶対にパソコンで名札を作ってやりますから。

しかし、久しぶりに外に出て酒を飲みました。
しかも、まだ明るい夕方5時から7時までの2時間一本勝負。

お持ち帰りの注文で忙しいから放置プレイだったけど、それでも焼鳥屋のカウンターで
一人で好きな酒を飲んで旨い焼鳥を食って、忘れかけていたこの感覚というかすべてが楽しい!

五感が躍るというのか、カウンターから見る店内の景色、煙の匂い、店主との会話、
そして串の旨さと酒の美味しさ、そしてゆっくりと流れる時間とほろ酔いの気分。

すぐに以前のようにとはいかないまでも、酒場が好きで酒が好きな人たちが、この先いつまでも
テイクアウトをつまみに家飲み・宅呑みで満足できるとは到底思えませんけどね。

外で飲むタイミングはそれぞれで判断されていいんです。
もう少し自粛、もっと警戒を、という方もいて当然です。
こんななかでも頑張っている医療従事者の方々がいるのもまた事実ですし。

でもね、みなさんは2ヶ月前とは違います。
しっかりと自宅で外出を我慢し、コロナの脅威やその感染力の怖さも十分に知った上で、
自分の住む地域や全国の感染者数の推移を日々しっかりと意識し注目しながら予防に努め、
そのコロナと向き合いながらも、また少しづつ日常を取り戻そうと動き始めたところです。
子どもたちだって学校に行けずに、どれほど我慢したことか。

だから、自粛警察だの、飲んでいる人への誹謗中傷はやめていただきたい。

テレビのコメンテーターなんて、しっかりとギャラを貰いながらテレビで好き勝手なこと言って、
ご自身の生活はまったく変わらない人たちばかりなんですから。

元アナウンサーだかなんだかしらないおばちゃんは「飲食店なんて元々が水商売といって、
明日どうなるかなんて分からない職種なんですから、国が給付金を出して救済する必要があるのか?」
なんて普通にコメントしてるんですよ。

あのね、自分自身の責任のもとで、努力不足や怠慢経営で潰れていくなら、
「水商売なんてそんなもんだろう。」と、いくらでも笑えばいいんです。

今回は国からの半ば強制的な自粛を強いられてきたわけです。
しかも、あなたが水商売と見下す我々だって、みなさんと同じように利益の中から税金を納め、
儲けたお金で消費活動をし、そうやってこの国の経済を支えている国民の一人なんですよ。
高いところからモノを言うのは結構ですけど、そこを忘れてもらっては困るんですよね。

ただ、だからと言って営業再開を100%正しいだろうというわけではありません。
我々にも葛藤があるし、今でも不安もあります。
そして生きていくための生活もあるんです。

だから、お店を再開しなければ、またお客様に足を運んでもらえなければ、
テイクアウトだろうが宅配だろうが、最終的には「THE・END」なわけです。

無理に来て下さいとは言いません。
どれが正解かは、誰にもわかりません。

ただ、またみなさんから笑顔で「美味しい!」と言って頂ける日々が来ることを励みにして、
20日からいつもの焼き場の前に立ちます。

常連さんたちの顔みたら、泣きそうだなオレ。
その時は、見えないところで泣きます(笑

それではまた。
ブログは来週です。
素敵な週末をお過ごしください。











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