毎度ありがとうございます!
ここ10日間、毎日長渕剛の「いつかの少年」のサビばかり口ずさんでいる自分がいます。
♪俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう
突き動かされるあの時のまま そう「いつかの少年」みたいに・・・
9月6日、酒屋のゴウが亡くなった。
それは本当に突然で、何の前ぶれもなく、いつもと変わらない日曜日の朝だったはずだったのに。
まるでその瞬間から時が止まってしまったかのように、ただ呆然と携帯を握りしめたまま、
意識が戻らないまま逝ってしまったと伝える後輩からの一報に、そこに立ちすくむしか出来なかった。
まだ45歳。
本人も、きっと自分が死んでしまったことに、まだ気づいていないだろう。
そのくらい突然に、ゴウは旅立っていってしまった。
そんなことって、こんなことってあるのかよ、ばかやろう!
これまでも、同級生の急逝には、たくさんの涙を流してきた。
サノのときも、カワゴエのときも、そして水沢のケンやマナミのときも、その知らせはいつも突然で、
たくさんの涙を流してきたし、そのたびに神様はなんて罪深いことをするんだと恨んだこともある。
生きたくても生きれなかったアイツらの分も、残された自分たちの人生には意味があるのだろうと、
たとえ時間がかかっても、その悲しさから這い上がり、また一歩また一歩と目の前にある自分の日常を
自分なりに精一杯生きてきたつもりです。
それでもまだ、こんなにも悲しい想いをしなければならないのか。
別れの言葉も、感謝の言葉も、楽しかった思い出も、果たせなかった約束も、
そして、まだまだ一緒に続けていくはずのこれからの商売の話しも、
ひと言も話せないまま、何気ない日常のなかで突然目の前からゴウがいなくなってしまった。
たくさんの仲間がいて、あいつの先輩に対する人懐っこい性格と、後輩を可愛がる兄貴肌で、
あんなにも上にも下にも慕われたやつは見たことがないです。
みんなの思い出のなかにいるゴウは、きっと楽しそうに笑っているゴウでしょう。
酔っ払うと声が大きくなり、と同時に気持ちも大きくなり、そして財布の紐も緩くなり、
かっこつけてたくさん金を払って、最後はどこででも寝るあいつの寝姿は、まさに
いつまでも少年のように無邪気で愛嬌があって憎めなかったものです。
食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んで、楽しく酔っ払って、遊びもギャンブルも大好きで
本当に天真爛漫な性格で、いつも「ゴウ、お前はいいよなぁ。」と羨んでいたものです。
「いやぁ、イシカワさん、オレもなんだかんだ大変なんスよ。」なんて否定しても、
全然大変そうに見えなくて、そんないつもの会話が楽しかったんですよね。
「いつも、お前ばっかり儲けやがって!」
「いやいやイシカワさん、オレの儲けなんてちっぽけなもんですよw」
「お前と飲みに行ってどこで飲んでも、また明日お前に注文入るシステムじゃねーかよ!」
「いやいや、オレはお店が儲かってくれれば、それでいいんですよw」
そんな会話をしながら、ゴウから仕入れてるお店を数軒ハシゴするのがお決まりでした。
飲みに行って、体育会系で年上の自分に金を払わせなかった唯一の後輩がゴウでしょう。
それでは自分の気が済まないんで、帰り際にゴウの友人の分まで自分がカッコつけて払うと、
数日後にまたそいつらを連れてうちに飲みに来るような男でした。
豪快なんだけれど義理堅い。
適当に見えてしっかりしている。
気難しそうに見えて気さくで優しい。
そんなゴウにもう会えないと思うと「寂しい」なんてひと言では語れるはずもありません。
あいつはこのブログも大好きで毎日チェックしていて、ゴウのことを書いたばかりの先日のブログも
「知り合いにやんちゃのブログに出てたぞ、と声をかけられるんスよ。」と喜んでいました。
もっともっとお前とのくだらない話しや馬鹿話しをブログで書くつもりだったのに、
お前が死んだ話しをブログに書くことになるなんて・・・
おい!ゴウ、見てるか。
泣いても泣いても涙が枯れる日が来ねーぞ、ばかやろう!
あんなにたくさんの人たちが、お前の葬儀に来てくれたのを見ていたか?
母ちゃんも嫁さんも、そして小学生の子どもたちも、ものすごく悲しんでるぞ。
大好きな家族にそんな悲しい想いをさせやがって、ばかやろう!
同級生のやつらも、飲み屋の連中も、いい歳こいた大人が人目を憚らず大粒の涙を流して
お前のことを悲しんでいるぞ、ばかやろう!
一週間経ったって、10日経ったって、まだまだ涙が止まらねーんだよ、ばかやろう!
でもよ、毎日思い出すお前の面影は、いつも笑ってるゴウなんだよ。
ばかやろう!カッコつけやがって。
何も言わずに旅立ちやがって。
「イシカワさん、ありがとうございました!お世話になりました!」くらい挨拶していけよ!
ばかやろう!ばかやろう!ばかやろう!
でもよ、ゴウ。
オレもまた歩き出すぜ。
溢れ出る涙と悲しみを閉じ込めようとは思わないけど、立ち止まってもいられないんだよ。
お前が目の前からいなくなり、それでも自分にとっての日常がある限り、
お前の分まで、今度はオレに「お迎え」が来るその日まで、一生懸命に生きていくよ。
長渕剛の歌を口ずさみながら・・・
♪俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう
突き動かされるあの時のまま そう「いつかの少年」みたいに・・・
本間商店店主、本間豪くん、享年46歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
ここ10日間、毎日長渕剛の「いつかの少年」のサビばかり口ずさんでいる自分がいます。
♪俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう
突き動かされるあの時のまま そう「いつかの少年」みたいに・・・
9月6日、酒屋のゴウが亡くなった。
それは本当に突然で、何の前ぶれもなく、いつもと変わらない日曜日の朝だったはずだったのに。
まるでその瞬間から時が止まってしまったかのように、ただ呆然と携帯を握りしめたまま、
意識が戻らないまま逝ってしまったと伝える後輩からの一報に、そこに立ちすくむしか出来なかった。
まだ45歳。
本人も、きっと自分が死んでしまったことに、まだ気づいていないだろう。
そのくらい突然に、ゴウは旅立っていってしまった。
そんなことって、こんなことってあるのかよ、ばかやろう!
これまでも、同級生の急逝には、たくさんの涙を流してきた。
サノのときも、カワゴエのときも、そして水沢のケンやマナミのときも、その知らせはいつも突然で、
たくさんの涙を流してきたし、そのたびに神様はなんて罪深いことをするんだと恨んだこともある。
生きたくても生きれなかったアイツらの分も、残された自分たちの人生には意味があるのだろうと、
たとえ時間がかかっても、その悲しさから這い上がり、また一歩また一歩と目の前にある自分の日常を
自分なりに精一杯生きてきたつもりです。
それでもまだ、こんなにも悲しい想いをしなければならないのか。
別れの言葉も、感謝の言葉も、楽しかった思い出も、果たせなかった約束も、
そして、まだまだ一緒に続けていくはずのこれからの商売の話しも、
ひと言も話せないまま、何気ない日常のなかで突然目の前からゴウがいなくなってしまった。
たくさんの仲間がいて、あいつの先輩に対する人懐っこい性格と、後輩を可愛がる兄貴肌で、
あんなにも上にも下にも慕われたやつは見たことがないです。
みんなの思い出のなかにいるゴウは、きっと楽しそうに笑っているゴウでしょう。
酔っ払うと声が大きくなり、と同時に気持ちも大きくなり、そして財布の紐も緩くなり、
かっこつけてたくさん金を払って、最後はどこででも寝るあいつの寝姿は、まさに
いつまでも少年のように無邪気で愛嬌があって憎めなかったものです。
食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んで、楽しく酔っ払って、遊びもギャンブルも大好きで
本当に天真爛漫な性格で、いつも「ゴウ、お前はいいよなぁ。」と羨んでいたものです。
「いやぁ、イシカワさん、オレもなんだかんだ大変なんスよ。」なんて否定しても、
全然大変そうに見えなくて、そんないつもの会話が楽しかったんですよね。
「いつも、お前ばっかり儲けやがって!」
「いやいやイシカワさん、オレの儲けなんてちっぽけなもんですよw」
「お前と飲みに行ってどこで飲んでも、また明日お前に注文入るシステムじゃねーかよ!」
「いやいや、オレはお店が儲かってくれれば、それでいいんですよw」
そんな会話をしながら、ゴウから仕入れてるお店を数軒ハシゴするのがお決まりでした。
飲みに行って、体育会系で年上の自分に金を払わせなかった唯一の後輩がゴウでしょう。
それでは自分の気が済まないんで、帰り際にゴウの友人の分まで自分がカッコつけて払うと、
数日後にまたそいつらを連れてうちに飲みに来るような男でした。
豪快なんだけれど義理堅い。
適当に見えてしっかりしている。
気難しそうに見えて気さくで優しい。
そんなゴウにもう会えないと思うと「寂しい」なんてひと言では語れるはずもありません。
あいつはこのブログも大好きで毎日チェックしていて、ゴウのことを書いたばかりの先日のブログも
「知り合いにやんちゃのブログに出てたぞ、と声をかけられるんスよ。」と喜んでいました。
もっともっとお前とのくだらない話しや馬鹿話しをブログで書くつもりだったのに、
お前が死んだ話しをブログに書くことになるなんて・・・
おい!ゴウ、見てるか。
泣いても泣いても涙が枯れる日が来ねーぞ、ばかやろう!
あんなにたくさんの人たちが、お前の葬儀に来てくれたのを見ていたか?
母ちゃんも嫁さんも、そして小学生の子どもたちも、ものすごく悲しんでるぞ。
大好きな家族にそんな悲しい想いをさせやがって、ばかやろう!
同級生のやつらも、飲み屋の連中も、いい歳こいた大人が人目を憚らず大粒の涙を流して
お前のことを悲しんでいるぞ、ばかやろう!
一週間経ったって、10日経ったって、まだまだ涙が止まらねーんだよ、ばかやろう!
でもよ、毎日思い出すお前の面影は、いつも笑ってるゴウなんだよ。
ばかやろう!カッコつけやがって。
何も言わずに旅立ちやがって。
「イシカワさん、ありがとうございました!お世話になりました!」くらい挨拶していけよ!
ばかやろう!ばかやろう!ばかやろう!
でもよ、ゴウ。
オレもまた歩き出すぜ。
溢れ出る涙と悲しみを閉じ込めようとは思わないけど、立ち止まってもいられないんだよ。
お前が目の前からいなくなり、それでも自分にとっての日常がある限り、
お前の分まで、今度はオレに「お迎え」が来るその日まで、一生懸命に生きていくよ。
長渕剛の歌を口ずさみながら・・・
♪俺の人生はどこから始まり いったいどこで終わってしまうんだろう
突き動かされるあの時のまま そう「いつかの少年」みたいに・・・
本間商店店主、本間豪くん、享年46歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。合掌
コメント
1. 寂しいです
2. >derachanさん
ゴウと一緒に飲んだことあったんですね。
きっと楽しい酒の席だったことでしょう。
その名の通りに豪快で、男気のある男でしたね。
自分の周りでも、まだまだ切り替えが出来ない
仲間たちがたくさんいます。
でも、それでいいんだと思います。
それぞれの中にいるゴウとの思い出を
これからも大切にしていけたらそれでいいと思うのです。