『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

就職活動1
毎度ありがとうございます!

やんちゃで働くスタッフの中に、大学院1年でハタケという岩手県出身の青年がおります。
本来、この春に大学は卒業だったんですけど、昨今の就職難のため就職をあきらめ、
もう2年間大学院で勉強するために進学したんだそうです。

eyes0778.jpgでも、驚いたのは卒業までまだ2年近くあるのに、
今から就職活動していかないと内定を貰えないそうなんですよ。
現在の大学3年生の子達に混ざって、今から企業訪問していかないと
就職が決まらないという現実・・・。
正直、唖然としましたね。

だって、再来年に卒業する子達ですよ。
今から再来年の採用の事って、すでに決まってるモンなんですかね。
来年度の入社式もまだやってないのに、再来年度の採用者ですよ。
不安なのは分かるんですけど、あんまり早すぎて不自然じゃないですか。

自分が大学を卒業したのが今から20年前の1990年ですから、
当時は「就職協定」がまだあった時代だったんですよね。

以下、「ウィキペディア」より抜粋。
1996年に企業と大学・短大の間の就職協定は廃止された。
1997年以降は企業側と学校側が独自の基準を策定して行動することになった。
それ以降は年々就職活動は早まっており、以前であれば就職活動は四年制大学であれば
4年次の秋から始まっていたが、今では3年次の秋から始まるのが通例である。
しかし、就職活動の早期化による学業との両立の問題や、
就職氷河期以降は大学が半ば大卒学歴という就職資格を得る場所と化している現状に、
近年では企業に採用活動の時期を遅らせるよう提言する向きが大学側に見られ、
国会でもたびたび取り上げられている。

ふーん、なるほどね。
けど、そんなに早くから内定出しても、学生が単位取れなくて留年したらどうすんの、とか
企業の業績が悪化して、予定してた人員が削減になったらどうすんの、とか思いませんか。
さすが、大企業ともなると違うんだなーって思いますよね。

しかも、公務員希望者は4年次の秋に採用試験があるわけで、どんなに早くに内定出しても
公務員受かったら、採用辞退する学生も出てくるわけです。

やっぱり「就職協定」復活させたほうがいいと思うんですけどね。

もう少し、つづく。

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