『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

全国新酒鑑評会IN東京
毎度ありがとうございます!

17日に予定通り鶴岡に戻って来てはいたんですけど、
あまりにもやる事が多すぎてブログを書けずにおりました。
まだまだ、やる事が山ほど残ってるんですけど、忘れないうちに更新しております。

時系列は前後逆になりますけど、
二日目に池袋で行われた「全国新酒鑑評会 公開利き酒会」の話しを先に。

1a9c79bc.jpgとにかく、その規模に驚きました。
全国、北は北海道から南は鹿児島までの金賞を含む入賞酒全450銘柄が、
体育館くらいあるフロアに並んでる様子は、まさに圧巻!

テーブルに綺麗に並べられたお酒が、ずらり16卓分も並んでるんですよ。
入場ゲートで渡されるおちょこに、少しづつスポイトで入れて、
口に含んでは吐き出すの繰り返し・・・。

同時に手渡されるリスト片手に、金賞受賞酒を中心に半分以上は
利いてみたと思います。
飲まずに吐き出すとはいえ、唇も舌もしびれて麻痺してくるんですよ。

d51ad0b4.jpgで、各エリアの中で一番の行列ができていたのが、
「福島:山形エリア」だったんですよね。

他のエリアで並んでいる時も「山形はやっぱりレベル高いね。」
なんて声が聞こえてきたりして、日本酒業界の中でも、
山形の注目度の高さを実感した瞬間でもありました。
「北信越:新潟エリア」なんか、ほとんど待たずに進めましたから。

実は、この後にしんさんとツカダ君と合流して、中野にある有名な酒屋さんにも寄ったんですけど、
その店先にも「くどき上手」が、ケースで山のように積み重ねてあったのも、印象的でしたね。

b2334be9.jpg全国のお酒を飲む時は、銘柄で当然選びますけど、
今回はとにかく端から順に利いていったわけです。

北から順に利いていくと、すごく自分の口に合うエリアと、
何を飲んでも「うわっ!だめだコリャ。」みたいなエリアが、
はっきりと出てくるんです。

1本づつの味の違いもさることながら、土地や風土でお酒の傾向がガラリ変わるんですよね。

醸造過程での水・米も大きな要因なんでしょうけど、食文化も大きな影響があると思うんです。
北海道・秋田・富山・福井・石川のお酒は、同じ日本海側のせいか自分の口に合うんですよね。
同じ東北でも太平洋側になると、いまいちピンとこないですし、静岡・愛知より西になると、
有名銘柄でも飲みにくい傾向にありましたね。

普段は、山形の地酒にこだわって提供させてもらってるわけですけど、
全国にはまだまだ美味しいお酒があることにも気付かされましたし、
逆に、全国の日本酒ファンが山形のお酒を注目しているんだという事を、
今回の「公開利き酒会」で知れたのは、大きな収穫のひとつでした。

正直、来年も行く気満々です。
今年は全国の新酒の今を一斉に体感してきました。
来年は、今年を踏まえて縦の変化を感じてみたい。

佐野屋主催で、ツアー企画でも組んでくれないかなヽ(´▽`)/

コメント

1. 無題

とりあえず、味噌ダレの研究はじめよっか!
-y( ̄Д ̄)。oO○

2. >さのさん

秋元屋の味噌ダレ、旨かったねぇ。。。
もっと食えばよかった。

落ち着いたら味噌ダレ作ってみっかな( ̄ー ̄)ニヤリッ
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