『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

成田にて①
毎度ありがとうございます!

先週は三連休を頂いて、娘の住む千葉県成田市まで家族で旅行に出かけてきました。
コロナ前ならLCCでジェットスターが飛んでいたんで格安で行けたはずなんですけど、
一度も乗らないまま庄内⇔成田便が就航廃止になってしまったのは残念で仕方ありません。

交通費10万円を考えたら車で行った方が荷物のことも考えなくて済みますし、機動性も自由度も
上がりますから、土曜日の営業終了後に速攻で寝て朝4時起きで千葉に向かいました。

梅雨時期ということもあって道中はあいにくの雨模様でしたけど、テンションが上がっていて、
運転がまったく苦にならなかったですね。
途中のSAで朝食をとったり、カールを遊ばせたりしながら7時間くらいかかったでしょうか。

成田市内で昼食の蕎麦を食べた後にペットホテルにカールを預け、チェックインが午後3時。
この日は夜勤明けの娘と合流するのが18時半の約束ですから、3時間くらいは時間があります。

無事に到着した安堵感と旅行初日のハイテンションで、速攻で一杯ひっかけたくなってしまって、
カミさんと成田駅周辺を散策に出掛けることにしました。

一軒目は、京成成田駅前にある立ち飲み屋「寅屋二号店」へ。
雰囲気のある店構えに吸い込まれるように暖簾を潜っていました。

ホッピーを注文して、立ち飲みが初めてのカミさんと「おつかれさん。」の乾杯です。
すぐに出てきそうな「煮込み」と「タン刺し」「カイ刺し」を注文したあとに、
本日限定という「豚せせり」と「ショクドウ」の串もお願いして一杯目のナカをおかわり!

しかし、まだ外は明るいなかでカウンターに寄りかかってグイッっとやるホッピーは最高ですね。
家での会話とはまた違った雰囲気の中で、子どもたちの昔ばなしや思い出話に花が咲きます。

夜も居酒屋を予約していたんで、あまりがっつかず30分ほどの滞在でお会計です。
このサクッと感もまた駅前の立ち飲み屋ならではでしょう。

最終日に予定していた成田山新勝寺への下見も兼ねて、JR成田駅からの参道を歩きます。
山間を切り開いたためか駅周辺は坂が多く、アップダウンが激しい道ばかりで、
さっき飲んだホッピーがすでに汗で噴き出てきてる気がします。

雰囲気のある参道はお土産屋さんやカフェ、名物のうなぎ屋が軒を連ねていて、
雰囲気だけでも楽しいレトロな街並みなんですよね。

小江戸川越もそうですけど、いつの間にかこういう古い街並みが大好きな年齢になりました。
スマホではなく一眼レフのカメラに収めたい街並みですよね。

おばあちゃんへのお土産に「扇子」を探してみたり、そろそろ二冊目が終了となるのを見越して
新しい御朱印帳を探してみたり、ジグザグにお店を覗いてみても時間が足りそうにありません。

娘とは半年ぶりの再会でしたんで、そんなに久しぶり感はなかったですけど、
この街で暮らし、この街で働く娘の様子が見れただけで親としては安心しました。

行き来できないコロナの間にたくさんのことを一人で決断し、さぞかし心細かっただろうに
しっかりとした暮らしぶりが垣間見れたこと、自分の中ではそれが今回の旅行の一番の目的でも
あったんですよね。

ペット可の部屋には、まだ1才にもならないワンちゃんがいて名前を「ルカ」と名付けてました。
てっきりカールの逆さ読みかと思ったら、そこはたまたま偶然なんだそうで(笑

長時間の運転の疲れと新勝寺までの坂道の歩き疲れで、さすがに眠くなってきました。
翌日も朝早い予定なんで、初日はここらでお開きにすることにしました。

泥のように眠るとは、まさにあの夜のことをいうんでしょうね。
ベットに横になって10秒の記憶すらありません(笑


つづく。

 

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