毎度ありがとうございます!
記録的な大雪で、全国ニュースでも一躍「鶴岡」の名が取り上げられている中、
まったく関係のない話をしてしまうわけでして・・・。
自分の持っている物で、「お宝の1つを挙げろ」と言われれば真っ先に思い浮かぶのが
この「青春球譜」という本です。
これは昭和60年10月1日発行の月刊高校野球マガジンの、なんと別冊付録です。
興味のない人には、まったく興味のないこの古ぼけた
24年も前の、しょっぱい本は何かというと
昭和60年の第67回甲子園予選参加3791校の
ベンチ入り全選手68238人の名簿なんです。
しかも、その年の地方大会1回戦から甲子園決勝までの
全成績が載っているという、まさに永久保存版です。
で、コレをどうやって使って楽しむかというと・・・。
昨日も「荘内酒場三鷹」で、大阪から出張で来たというタカシマ君とカウンター並び。
聞けば自分と同い年で、京都の山城高校で球児だったそうです。当然、載ってました。
そういう、当時には絶対に交わらないと思っていた人間同士が、
一冊の本に名前だけですけど一緒に載っているわけです。
当然、PLの清原・桑田も東北の佐々木もみな同じ大きさで載っています。
しかも最後の夏の試合結果も載っているんで、県大会のどこで負けたのか、とかが
全部分かってしまうという神様みたいな本なわけです。
北海道時代にも、担当営業マンが礼文高校のサードだったことが判明して仲良くなったり、
鶴岡に帰ってきてからは「雷鳥」のフクイ君が埼玉県の川越農に載ってたりして。
TV見ててTIMのゴルゴ松本が同い年で球児だったと知ると、
埼玉県の熊谷商にちゃんと載ってるんですよ。
強いも弱いも、有名も無名も、私立も県立も、全く関係なく、みな同じ大きさで載ってるんです。
そこには甲子園を夢見た全国の高校球児がいた証しですよね。
そして、何十年も経ってから結びつく偶然の人間関係。
これだけは100万円積まれても売りません。あしからず。
っていうか誰もいらないか。 (`ヘ´) フンダ!!!
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