『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

花の応援団
毎度ありがとうございます!

若い頃から仕事も遊びも、いろんなことをやってきた自分ですけど、
今頃になって少し後悔じゃないですけど、あのままやっていたらなぁと思うことがあるんですよ。

それは、大学の応援団なんです。

憧れの北海道に渡り、ようやく野球地獄から開放され、これからの4年間は楽しいキャンパスライフが
待っているはずだと胸躍らせて入学式に出席したわけです。

4dc2b959.jpegその数日後、各体育会の新人勧誘が行われている最中、
自分は不運にも「応援団」の勧誘につかまっていました。
その勧誘は、「入団申込書」に署名するまでしつこく付きまとわれ、
アパートや下宿にまで押し寄せて無理やり名前をかかせるまで
帰らないという、強引なものだったんです。

それでも、高校時代は応援団に対して好意的な印象が強かったですし、
大学では野球をやるつもりもありませんでしたから、半ば覚悟を決めて入団申込書にサインして
体育館で校歌や応援歌の振り付けを覚えさせられたんですね。

ただ、入ってはみたものの、楽しいはずのキャンパスライフが大学内は学ラン着用、
先輩には絶対服従という拘束があまりにもイヤで、何とかして辞めることを画策していたんです。

そして、入学から1ヶ月後のGWに、春季リーグの応援をバックレて鶴岡に帰省しちゃったんですよ。

連休が明けて、退部を申し出るために恐るおそる部室に顔を出すと、
先輩達が落ち込んだ顔して集まってるんですね。
聞けば、同じように行き過ぎた勧誘が原因で、他の1年の親から大学側に苦情が入り、
当面の間、活動自粛・勧誘禁止・入団申込書は無効という通達が出されていたんです。
自分たちの入団申込書も、全て取り消されて応援団とは無関係とされ、
その後も、その通達が解かれる事はなく、そのまま自然消滅的に大学から応援団がなくなったんです。

辞めたかった自分としては超ラッキーな展開だったんですけど、
なぜか自由の身になっても、面倒を見てくれるのは団部の先輩方が多かったんですよね。

ちなみに、自分が新卒で入社した証券会社も、団部の先輩を訪ねて企業訪問した際に
その先輩から「ウチで一緒に働いてみないか!」と声をかけて頂いたのが決め手でしたし、
入社してからも、退職するときも、親身になって相談にのってくれたのは、その先輩だったんです。

応援団員としては僅か1ヶ月の在籍でしたけど、あのまましっかりとやっていたら、
きっと違う人生になっていたかもなーなんて、最近になって思うんですよ。
You Tubeで大学の応援団の動画なんて見始めたら、朝までずっと観てしまいますもん(困

大学応援団特有の、あの厳しさと、あの達成感、あの躍動感は、
きっと自分にとって高校野球とは違った財産になった気がします。
まぁ、今さらですけどね。

後悔とは言いませんけど、心残りみたいな感じですかね。
あれほど辞めたかったのに・・・。

でも、おかげさまで、しっかりとキャンパスライフを楽しめましたから、良しとしましょうか(笑

遠い昔の思い出話も、今日はこのへんで。
現在、午前1時30分、これから風呂入って寝ます。
おやすみなさい。
 

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