毎度ありがとうございます!
我が母校、鶴岡東が秋季県大会で見事優勝し、東北大会に出場することになりました。
秋季東北大会は4年ぶりですが、県優勝となると実に26年ぶりということになります。
ただ、その決勝戦の内容で、某掲示板やネット上では「レベルが低い」だの「消化試合」だの
その言われようがハンパないんですよね。
問題は、決勝戦で鶴岡東がエラー7、相手の城北がエラー4だったこと、と
城北は前日に力投したエースを登板させず、控え投手が先発して初回から炎上したこと。
まぁ、ざっくり言えば、こんなところが非難されてる原因でしょうか。
匿名の掲示板の書き込みに、いちいち反論するつもりはないんですけど、
自分なりの考え方を、ここで書いてみたいと思います。
まず、鶴岡東の決勝戦でのエラー7つについて。
これはね、確かに決して褒められたもんじゃありません。
けど、その試合だけを見て鶴岡東のレベルが低いと断言されるのは、どうにも悔しいんですよ。
県大会での鶴岡東のエラーの数は、二回戦で2つ、準々決勝が0、準決勝が0、でしたから
決勝戦の7つを除けば、緊迫した試合での失策0は、この時期の新チームでは上出来でしょう。
東北大会の懸かった、しかも地区予選決勝で負けていた羽黒戦では初回に7点を奪い、
終始、余裕でゲームを進めてコールド勝ちでリベンジしたわけです。
その羽黒を破り、東北大会出場が決まった決勝でも初回に一挙5点を奪い、
「これで勝てる。」と心に隙が出てしまった。
緊張の糸が、緩んでしまったのかもしれない。
だとしても、それは決してレベルが低いわけではなく、粗さや脆さが一気に出てしまった
いわば若さが出たゲームだったわけですよ。
確かに、決勝戦としてはふさわしい内容ではなかったかも知れないけれど、
ワザとやってるエラーなんて、両チームにとって一つもあるはずがありません。
そういう膿(ミス)は今のうちに出し切って、東北大会まで修正して克服できるように
各自課題を持って死に物狂いで取り組めばいいだけの話だと思うんですけどね。
似たようなケースで、今年の夏の甲子園、山形中央と東海大四の試合も、延長10回、
1イニングに4つの暴投が出て2-0で山形中央が勝ったのは記憶に新しいところ。
ピッチャーの牽制が暴投、カバーしたライトも暴投。
キャッチャーも暴投、カバーしたセンターも暴投。
そこだけ見ていれば、スポ少より酷いと感じるシーンです。
「あいつらキャッチボールもまともに出来ないのかよww」と。
でも、高校野球は、そういう脆さや若さが時として連鎖して出てしまったりするんですね。
結果的に、あんな負け方になってしまったけど、その東海大四をレベルが低いと酷評するには
あまりに短絡的すぎると思うんですよね。
鶴岡東は連投になるエースを決勝でも登板させ、城北はエース回避が裏目に出たことについて。
実際はどうなのか分かりませんけど、前日の疲労が残っていて投げたくても投げれなかったのか、
東北大会出場が決まっているだけに、二番手投手の育成の場と捉えてエース登板を回避したのか、
そのどちらかと考えるのが自然でしょう。
ワンサイドゲームになって試合が壊れても、エースを登板させなかったところを見ると、
投げたくても投げれなかったほうかもしれませんね。
それでも、まだ城北のエース鈴木は1年生ですよ。
ひと冬ふた冬越して、体格がひと回り大きくなって、スタミナも飛躍的についた3年の夏ならまだしも、
まだまだこれから、始まったばかりの若い新人チームですからね。
長い間、鶴岡東を見てきている自分でも、東北大会出場が決まった後の決勝戦に
エース福谷を連投させてきたことに、逆に驚いたくらいでしたから。
東北大会は5日間で全日程を消化する、過密スケジュールです。
ゲームを作れる投手が複数いること、スタミナがあって連投がきく大黒柱がいること、が
東北大会を勝ち上がっていくための必須条件になってきます。
勝ちにこだわるのか、公式戦の雰囲気の中で二番手以降の投手の経験値を上げておきたいのか、
東北大会出場が決定した後の試合を、どう位置づけて選手を起用するのかは、
現場の監督の考え方ひとつなんだと思うんですよね。
今回の城北だけに限らず、過去にもそういった選手起用の試合は、他校でも数多くあったわけです。
プロ野球と高校野球も同じ野球ではあるけれど、そのレベルは違って当然ですし、
最後の夏の大会に挑むチームと、今秋の新チームとを比較しても、見劣りして当然なんです。
鶴岡東の選手達も、優勝したからといって舞い上がっているヒマなんてありません。
決勝戦でのミス、気の緩みを、そもそも監督が見逃すはずがないんですよ。
東北大会までの僅かな時間の中で、きちんと課題を修正して東北大会に挑んでくるでしょう。
OBとしてOB会事務局長として、母校の勝利には素直に嬉しいですし、期待もしています。
どうしても贔屓目な目線で見てしまう立場である事も、否定はしません。
でも、ここからは山形県代表としてセンバツ出場に向けての戦いが始まります。
まだ若く粗さも目立つチームですが、みなさんからの叱咤激励を糧にして
東北大会を頑張ってもらいたいと思っています。
我が母校、鶴岡東が秋季県大会で見事優勝し、東北大会に出場することになりました。
秋季東北大会は4年ぶりですが、県優勝となると実に26年ぶりということになります。
ただ、その決勝戦の内容で、某掲示板やネット上では「レベルが低い」だの「消化試合」だの
その言われようがハンパないんですよね。
問題は、決勝戦で鶴岡東がエラー7、相手の城北がエラー4だったこと、と
城北は前日に力投したエースを登板させず、控え投手が先発して初回から炎上したこと。
まぁ、ざっくり言えば、こんなところが非難されてる原因でしょうか。
匿名の掲示板の書き込みに、いちいち反論するつもりはないんですけど、
自分なりの考え方を、ここで書いてみたいと思います。
まず、鶴岡東の決勝戦でのエラー7つについて。
これはね、確かに決して褒められたもんじゃありません。
けど、その試合だけを見て鶴岡東のレベルが低いと断言されるのは、どうにも悔しいんですよ。
県大会での鶴岡東のエラーの数は、二回戦で2つ、準々決勝が0、準決勝が0、でしたから
決勝戦の7つを除けば、緊迫した試合での失策0は、この時期の新チームでは上出来でしょう。
東北大会の懸かった、しかも地区予選決勝で負けていた羽黒戦では初回に7点を奪い、
終始、余裕でゲームを進めてコールド勝ちでリベンジしたわけです。
その羽黒を破り、東北大会出場が決まった決勝でも初回に一挙5点を奪い、
「これで勝てる。」と心に隙が出てしまった。
緊張の糸が、緩んでしまったのかもしれない。
だとしても、それは決してレベルが低いわけではなく、粗さや脆さが一気に出てしまった
いわば若さが出たゲームだったわけですよ。
確かに、決勝戦としてはふさわしい内容ではなかったかも知れないけれど、
ワザとやってるエラーなんて、両チームにとって一つもあるはずがありません。
そういう膿(ミス)は今のうちに出し切って、東北大会まで修正して克服できるように
各自課題を持って死に物狂いで取り組めばいいだけの話だと思うんですけどね。
似たようなケースで、今年の夏の甲子園、山形中央と東海大四の試合も、延長10回、
1イニングに4つの暴投が出て2-0で山形中央が勝ったのは記憶に新しいところ。
ピッチャーの牽制が暴投、カバーしたライトも暴投。
キャッチャーも暴投、カバーしたセンターも暴投。
そこだけ見ていれば、スポ少より酷いと感じるシーンです。
「あいつらキャッチボールもまともに出来ないのかよww」と。
でも、高校野球は、そういう脆さや若さが時として連鎖して出てしまったりするんですね。
結果的に、あんな負け方になってしまったけど、その東海大四をレベルが低いと酷評するには
あまりに短絡的すぎると思うんですよね。
鶴岡東は連投になるエースを決勝でも登板させ、城北はエース回避が裏目に出たことについて。
実際はどうなのか分かりませんけど、前日の疲労が残っていて投げたくても投げれなかったのか、
東北大会出場が決まっているだけに、二番手投手の育成の場と捉えてエース登板を回避したのか、
そのどちらかと考えるのが自然でしょう。
ワンサイドゲームになって試合が壊れても、エースを登板させなかったところを見ると、
投げたくても投げれなかったほうかもしれませんね。
それでも、まだ城北のエース鈴木は1年生ですよ。
ひと冬ふた冬越して、体格がひと回り大きくなって、スタミナも飛躍的についた3年の夏ならまだしも、
まだまだこれから、始まったばかりの若い新人チームですからね。
長い間、鶴岡東を見てきている自分でも、東北大会出場が決まった後の決勝戦に
エース福谷を連投させてきたことに、逆に驚いたくらいでしたから。
東北大会は5日間で全日程を消化する、過密スケジュールです。
ゲームを作れる投手が複数いること、スタミナがあって連投がきく大黒柱がいること、が
東北大会を勝ち上がっていくための必須条件になってきます。
勝ちにこだわるのか、公式戦の雰囲気の中で二番手以降の投手の経験値を上げておきたいのか、
東北大会出場が決定した後の試合を、どう位置づけて選手を起用するのかは、
現場の監督の考え方ひとつなんだと思うんですよね。
今回の城北だけに限らず、過去にもそういった選手起用の試合は、他校でも数多くあったわけです。
プロ野球と高校野球も同じ野球ではあるけれど、そのレベルは違って当然ですし、
最後の夏の大会に挑むチームと、今秋の新チームとを比較しても、見劣りして当然なんです。
鶴岡東の選手達も、優勝したからといって舞い上がっているヒマなんてありません。
決勝戦でのミス、気の緩みを、そもそも監督が見逃すはずがないんですよ。
東北大会までの僅かな時間の中で、きちんと課題を修正して東北大会に挑んでくるでしょう。
OBとしてOB会事務局長として、母校の勝利には素直に嬉しいですし、期待もしています。
どうしても贔屓目な目線で見てしまう立場である事も、否定はしません。
でも、ここからは山形県代表としてセンバツ出場に向けての戦いが始まります。
まだ若く粗さも目立つチームですが、みなさんからの叱咤激励を糧にして
東北大会を頑張ってもらいたいと思っています。
例年以上に、楽しみな秋です。
組み合わせが今から待ち遠しいですね。
どうぞ温かい目で、応援していただけたら嬉しく思います。
組み合わせが今から待ち遠しいですね。
どうぞ温かい目で、応援していただけたら嬉しく思います。
コメント
1. 無題
まぁ、とにかく嬉しいですね☆
福谷の連投には俺もビックリでした。『また投げさせんの!?他にも居たじゃん!もう東北決まってんだからイイじゃん』と思いましたけど、昨日仕入れた情報によりますと、例年に比べ開催時期が遅く日程が過密だそうです。それを踏まえ連戦連投が予想されるため敢えて福谷に連投させたんだそうです…つまり、既に東北大会を勝ち抜ける想定をしてたんです。それを聞いて益々頼もしく思えました♪
天理に勝った選抜の舞台にまた戻ってほしいもんです!!
2. >ポンセさん
そうなんですよ。
長年、東を応援してきてる人なら、誰しも決勝は
福谷温存を信じて疑わなかったと思うんです。
もう、その時点で「あ、今日は獲りにいくんだな。」って
読めてしまうところが、ある意味コワイ(笑
所詮、匿名の掲示板ごときの戯言に、
いちいち反応することもないんだろうけど、
あまりの言われように、思わず書いてしまいました。
勝って、あいつらに一泡吹かせてくれねーかなぁ。
東北大会はたまげた市は休んで応援だよね、もちろん。