毎度ありがとうございます!
月曜日に、同級生のマツウラがいつものように一人でやってきて、
「オレ、来月から札幌に転勤になったんよ。」なんて、急に言い出したんです。
いつも仕事帰りにぶらりと顔を出してくれて、静かに一人で熱燗を飲んでいる男でした。
何かとストレスが耐えない職種と立場なのは分かっていましたんで、
カウンターで飲んでいても自分も多くを聞きませんし、彼も多くを語ることはありませんでした。
「オレら、所詮リーマンだからよ。行けって言われれば行くしかないんだ。イヤなら辞めるしかねえ。」
「まぁな。それにしても札幌は遠いな。家族は?」
「いや、単身で行くわ。若い頃、札幌にいたこともあるし。」
「そっか。なんか楽しみ見つけて、ポジティブに暮らすことだな。」
「あぁ・・・」
いつも以上に饒舌に語るマツウラの表情は、やっぱりどこか寂しそうでした。
「ま、時間と金があったら、ちょいちょい戻ってくるわ。」なんて言う言葉に
「おう、それまで潰れないように頑張るわ。」なんて返事をするのが精一杯で、
彼は飲み足りなそうにタクシーで夜の街に吸い込まれて行きました。
高校時代から一緒につるんで遊んだこともなかったし、一緒に酒を飲んだことも一度きりです。
だけど、大人になっていろんなものを背負いながら、あっちにぶつかりこっちにぶつかりして、
頑張ってきた彼の姿を、自分なりにですけどカウンター越しにずっと見てきたつもりです。
人生、上手くいかないことの方が多いものだけど、それでも人は明日に向かって立ち向かっていく・・・
そんな言葉がすぐ思い浮かぶくらい、彼は孤独な企業戦士だったような気がします。
常にいろんなものと戦いながら、一番イヤな役目を背負わされ、今日の傷を癒すように酒を飲み、
また来る明日へと日々をつないでいたんだと思うんですよね。
今年に入って、函館時代の親友のタムちゃんも札幌に転勤になりました。
数年前、彼が奥さんを連れて初めて八戸からやんちゃに遊びに来てくれたときにも、
二人のカウンターのとなりには、偶然にも一人で飲むマツウラがいたんですよね。
あの時の二人が数年後には、まさか二人とも同じ年に札幌に転勤になろうとは、
これっぽっちも思ってもいませんでした。
でも、札幌はいい街です。
自分のサラリーマン時代には、会議で詰められるのがイヤで、正直行きたくない街でしたけど、
会社を離れてからは、暮らしやすいし食べるものも美味しくて、いいイメージの街に変わりました。
5号線を走り、定山渓を抜けたあたりから二車線になって、急に見えてくる札幌の街並みは
今でもはっきりと覚えてますし、すすきのの雰囲気や道産子の気質も大好きなんですよね。
自分にとっては、なかなかすぐに行ける場所ではないんですけど、
いつか余裕が出来たら北海道でゴルフをやって夜はすすきのの19番ホール、
とはじけたいものです(笑
頑張れ!としか言えないけれど、また会える楽しみも出来たかと思えば、
それもまた励みになります。
オレも頑張ります!
何もしてあげれないけど、この場所で頑張ります。
彼らが、またいつふらりと訪れてもいいように・・・
月曜日に、同級生のマツウラがいつものように一人でやってきて、
「オレ、来月から札幌に転勤になったんよ。」なんて、急に言い出したんです。
いつも仕事帰りにぶらりと顔を出してくれて、静かに一人で熱燗を飲んでいる男でした。
何かとストレスが耐えない職種と立場なのは分かっていましたんで、
カウンターで飲んでいても自分も多くを聞きませんし、彼も多くを語ることはありませんでした。
「オレら、所詮リーマンだからよ。行けって言われれば行くしかないんだ。イヤなら辞めるしかねえ。」
「まぁな。それにしても札幌は遠いな。家族は?」
「いや、単身で行くわ。若い頃、札幌にいたこともあるし。」
「そっか。なんか楽しみ見つけて、ポジティブに暮らすことだな。」
「あぁ・・・」
いつも以上に饒舌に語るマツウラの表情は、やっぱりどこか寂しそうでした。
「ま、時間と金があったら、ちょいちょい戻ってくるわ。」なんて言う言葉に
「おう、それまで潰れないように頑張るわ。」なんて返事をするのが精一杯で、
彼は飲み足りなそうにタクシーで夜の街に吸い込まれて行きました。
高校時代から一緒につるんで遊んだこともなかったし、一緒に酒を飲んだことも一度きりです。
だけど、大人になっていろんなものを背負いながら、あっちにぶつかりこっちにぶつかりして、
頑張ってきた彼の姿を、自分なりにですけどカウンター越しにずっと見てきたつもりです。
人生、上手くいかないことの方が多いものだけど、それでも人は明日に向かって立ち向かっていく・・・
そんな言葉がすぐ思い浮かぶくらい、彼は孤独な企業戦士だったような気がします。
常にいろんなものと戦いながら、一番イヤな役目を背負わされ、今日の傷を癒すように酒を飲み、
また来る明日へと日々をつないでいたんだと思うんですよね。
今年に入って、函館時代の親友のタムちゃんも札幌に転勤になりました。
数年前、彼が奥さんを連れて初めて八戸からやんちゃに遊びに来てくれたときにも、
二人のカウンターのとなりには、偶然にも一人で飲むマツウラがいたんですよね。
あの時の二人が数年後には、まさか二人とも同じ年に札幌に転勤になろうとは、
これっぽっちも思ってもいませんでした。
自分のサラリーマン時代には、会議で詰められるのがイヤで、正直行きたくない街でしたけど、
会社を離れてからは、暮らしやすいし食べるものも美味しくて、いいイメージの街に変わりました。
5号線を走り、定山渓を抜けたあたりから二車線になって、急に見えてくる札幌の街並みは
今でもはっきりと覚えてますし、すすきのの雰囲気や道産子の気質も大好きなんですよね。
自分にとっては、なかなかすぐに行ける場所ではないんですけど、
いつか余裕が出来たら北海道でゴルフをやって夜はすすきのの19番ホール、
とはじけたいものです(笑
頑張れ!としか言えないけれど、また会える楽しみも出来たかと思えば、
それもまた励みになります。
オレも頑張ります!
何もしてあげれないけど、この場所で頑張ります。
彼らが、またいつふらりと訪れてもいいように・・・
コメント
1. 無題
2. >タムちゃん
檜山に支店でもいいですが、尾札部に分店でもいいです。
森営業所なんていうのもありかもww
3. 無題
ちなみに尾札部は、現在新函館市なんですよ!
4. >タムちゃん
聞いてませんけど・・・ΣΣ( ̄◇ ̄;)
じゃあ、戸井はどうなるの、戸井は?(笑
5. 無題
戸井・恵山・南茅部は新函館市になりましたよ!
…戸井も言いたいだけでは(笑)
6. >タムちゃん
忘れないようにしているだけです(笑
江差の繁次郎がどうなったかだけは
LINEで教えてくださいww
7. 無題
オレの事だね(T_T)
結論から言うと転勤の話しは無くなった。
若い頃に札幌には足掛け5年は居たから
気持ちの半分は楽しみにしてたんだけどね。
変更あるのもリーマンの宿命なんだよ(´д`|||)
こんなのだから
人生とやんちゃはやめられないね。
諸行無常…
今夜も新庄の片隅で熱燗飲んでるよ。
8. >タムちゃん
9. >萬年幹事の松さん
それならそれで良かったと思えばいい。
また、やんちゃで呑めるじゃん(笑
つぎは、九州だったりして。。。
ま、色んな事がある人生だけど、楽しんでいこうや。
また、いつのも場所で待っていますよ。
カツゲンは置いてないけど(笑