『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

悔し涙が強くする
毎度ありがとうございます!

GW、いかがお過ごしでしょうか。
県大会出場を賭けた準決勝、致道との一戦は23-10で残念ながら負けてしまいました。
 
4回までは8-7の互角の勝負を繰り広げ、1点差に迫る息子のランニングホームランなどが出て、
このまま接戦に持ち込めばひょっとしてひょっとするかも!なんて思っていた矢先の5回表、
「ピッチャー、イシカワ。」のコールが。。。

ウソだと思いましたよ。
練習試合でもダブルヘッダーの二試合目の枚数あわせのノーコンピッチャーなんですから、
ここでの登板はさすがに酷というもんです。
というより、チームに申し訳がない。

胃が飛び出そうな不快感をこらえつつ、祈るような気持ちで息子の投球を見守りますが、
ストライクがまったく入らず、これではお話しになりません。

打者一巡、ワンアウトも取れずにファーボールとワイルドピッチを繰り返し、
6点取られたところで降板。
その後に登板したピッチャーも引っ張られるように制球に苦しみ、
守備の水入り休憩を挟んで30分以上も守り続け、終わってみれば
この回だけで15失点、、まさにジ・エンドというやつです。

それでも、最終回の攻撃も最後まで諦めず3点を奪う意地を見せてくれて
子ども達の負けたくないという強い気持ちと、逞しい成長ぶりには本当に感動しました。

ただ、結果論かもしれないけれど、本当に勝たせてあげたかったし、県大会出場を賭けてチーム一丸
となってここまで戦ってきて、もっといいゲームになるはずだったかと思うと、何ともいえない申し訳ない
という気持ちで一杯になってしまうわけですよ、親としては。
 
試合後に泣き崩れる息子の姿に、自分も思わず涙がこぼれてきて、
本当に残念で勝たせてあげたかったし悔しかったんですね。
第三位の賞状をもらう際にも、息子はずっと泣いていました。

確かに、21-7という点差でボロカスに負けた相手に中盤まで互角に戦えたといえば、
その通りかもしれないけれど、何ともいえない複雑な気持ちと感情を抱えたまま家路につきました。
どう考えてみても、ここでの息子の登板には最後まで疑問が残ったままだったんですよね。

夕方からの祝勝会には、団員・保護者合わせて30人以上が集まり、
そこにはもう涙はなく頑張った子ども達の笑顔と笑い声に包まれながら、
心地よく酔いが回っていきました。
監督・コーチからも、息子登板の意味を聞かされましたし、
決して諦めていたわけじゃなく、むしろ責攻めの一手だったということ、
たまたま結果が悪かっただけで無謀な策ではなかったということを
聞かされて、胸のつかえがスーッと取れた気がしました。

それならば、今の息子に何が足りないのかを自分自身で考えさせ、その克服のために、
これからの練習の意識を変えていかなければ、この敗戦の意味がなくなります。

一緒に風呂に入りながら、悔しかったことや、嬉しかったことを振り返りながら、
また今週末から始まる学童大会へ向けて頑張っていこうな、と語り合ったばかりです。

相手はなんと、今大会の優勝チーム「三川ブルーファイヤーズ」ですから、
王者相手にどこまで戦えるのか、楽しみながらバックアップしていこうと思います。
 
今年の我がチームは、本当にいいチームです。
強くても仲が悪かったり、親の派閥があったりとヨソでは聞きますけど、
本当に仲がよく、みんな野球が好きな良い子たちばかりのチームです。

まだまだ、この子達の野球人生は始まったばかり・・・
どこまで野球を続けるのかは、親の自分にもわかりません。

でも、いつまでもキャッチボールはやりたいと思っています。
そんな小さな楽しみと、生活のメリハリが、今の充実感に繋がっているんだと思ってます。

明日からは、家の片付けやら掃除をやらなくてはなりません。
でも、それもまた、楽しい。

GW後半、素敵な休日をお過ごし下さいませ。

コメント

1. 無題

ご無沙汰してますが ここはいつも拝見しております。

GOLFにいくとよく囁かれるフレーズ

「ゴルフは道具だ!」
いや
「ゴルフは腕だ!」

・・・・・

小生 どっちでもないって思います。


なぜ この話題なのかといえば・・・



店主さんが手塩にかけているこのティーム

きっと強くなることでしょう!


道具や技術じゃないんですよね。。。

悔しい!って「気持ち」ですよね!


なんか

通じるもの あるなぁって。



長文 失礼しました!

2. >タイヤ屋さん

いつもいつもありがとうございます。

練習試合でどんなにボロ負けしても泣くどころか
「悔しい!」という言葉さえあまり聞けなかった息子が
ボロボロに泣いているわけですよ。

公式戦という経験の場と「県大会出場」という明確な目標に向かって
子ども達なりに僅かな時間でも成長していたのかと思うと
親として嬉しくもあり、また残念でもあり・・・

この「悔しい!」という気持ちはなかなか学校では味わえない
教科書には書いていない、貴重な経験だと思うんです。

忘れていた何かを思い出させてくれた日曜日の出来事でした。
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