『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

志半ばですが
毎度ありがとうございます!

息子は中学校の野球部で頑張る決断をしました。
親としてはシニアで頑張って欲しかったところですが、地元鶴岡にシニアがないこと、
送迎の問題、練習後は22時を過ぎることもあるということから、部活動で頑張るそうです。

それならそれでいい。
自分で考えて自分で決めて、決めたら自分で頑張るだけです。
そのプロセスが大事だったわけだし、自分のことを真剣に考えて欲しかったんですよね。

悲願の鶴岡シニア立ち上げは、これからの保護者の熱意と地元有志の結束が必要不可欠です。
その新しい道筋は、後進の方々にお任せすることにして、今後は中学校野球部の活動を、
いち保護者としてサポートしていきたいと思っております。

シニア立ち上げに向けては、たくさんの皆さまからのご意見やご指導を受け賜りました。
設立から活動までの流れや、実際の問題点や課題、本当に活動の中枢に関わる金銭的なことも
屈託なく教えて頂き、自分自身がもっと早くに動くべきだったなと、多少の後悔はあります。

もちろん自分一人では何も出来ませんし、そんな力もありませんので、まずは呼びかけからでしたけど、
出来るわけがないだろう、運営費はどうすんだ、選手は集まるのか、グラウンドはどうするんだetc…
「シニアあればいいよね。」とは言うのもの、実質的な話になるとみなさん尻込み的なご意見が
多かったですかね。
否定的というよりも、出来ないだろう、やれないだろうという方向に軸足を置いてるんですね。
困難なことはたくさんあるけれど「よし!やろう!」「いいシニアを作ろう!」という方向に
軸足が向かないんです。

これからのシニア待望論の方々には、きちんと設立準備委員会などを立ち上げて、
じっくりとしっかりと準備を進めていかないと、鶴岡でのシニア立ち上げは相当に
厳しいものがあるでしょう。
その前に、その設立準備委員会は誰の権限の元に立ち上がるのか…
そんなところから、携わるスタッフの人選や根回しが必要になってきます。

会社経営者が、ポンと大枚を出してシニアを立ち上げるのとは、わけが違います。

鶴岡にシニアをやりたい子どもがいるのも事実ですし、高校野球に向けて選手個人の
スキルアップや硬式ボールへの順応力強化という側面もあります。
シニアは別に必要ないけど、高校野球は地元の選手で戦ってもらいたいなんて声も
未だに多いのも事実です。

サッカーでは部活と重複できないモンテディオ庄内ユースが数年前から活動していますし、
志望する高校や大学進学に向けて中学1年から塾に通う子どもも少なくありません。
夢のカタチやそこに向かうプロセスは決してひとつではないはずだし、
どの道を選んだとしても、誰かに否定されたり非難されるものではないはずです。

もしも鶴岡に進学塾がなくて、学校の授業だけでも有名大学に合格できるよと言われても
もっと頑張りたい、もっと自信をつけたいという子どもはどうすればいいんでしょうか。
塾なんて必要ないと言い切れますか。

塾に通うかどうかは、親と本人が決めることですし、あくまでもそれは自由な選択です。
要は、その選択肢があるから選べるのであって、野球での選択肢のひとつがシニアだと思うんですね。

中学校の部活でしか得れない経験もたくさんあるでしょう。
もしもシニアがあれば、シニアでしか学べないこともあるはずなんです。

自分は鶴岡でのシニア待望論者です。
でも、だからと言って中学の部活動や軟式を否定するものではありません。

シニア設立に向けては、自分自身、志半ばではありますが、一旦リセットしたいと思います。
なんと言うか、そういうタイミングとそういう巡り合わせだったのでしょうかね。

息子の野球もひと段落した数年後に、まだシニアができていなくて、今以上に待望論があったら
おせっかいながらもまた設立に向けてお手伝いさせて頂ければと思っております。

言葉では言い表せないくらいたくさんの方々に協力して頂きましたし、
夢物語のような荒削りな話しにも真剣に耳を傾けて頂きました。
この場をお借りして、そのすべての方々に感謝申し上げます。

本当に、本当にありがとうございました。


コメント

1. 無題

中学校の野球部に決めましたか!
スポ少メンバーと中学でも一緒にできるのはそれはそれでかけがえのない経験になるでしょう!
同じく部活から高校野球に進んだ先輩としてもうれしく思います。
志半ばなんて言ってますけど私は尊敬してましたよ!
息子さんの為だけでなく、レベルの高い野球を望む子供たちの為、、ひいては鶴岡の野球界の為に(言い過ぎ(笑) 提言をすることも議論することも大事なんですよ!そこから繋がる道筋がきっとあるはずだと思います。
最後にカンタローの決意と親心ならぬ子心を称えて、エールを贈ります!がんばれ!!!

2. >まさるさん

感動的なコメントありがとうございます。

まさるさんにも、シニア設立の夢物語を聞いてもらいましたね。
その節はありがとうございました。
屈託なく、あーだこーだ議論できるのが一番いいんです。

自分の母校の野球部に入部して親父と同じルートで
親父を越していく・・・というのも、ある意味幸せなことですよね。
もう、とっくに越されてる感はありますけど(笑

エール、心に沁みました。
時間がかかっただけに、息子なりに悩んだのが分かります。
その分、決めたら一直線に頑張るだけです。
自分も後ろは振り返りません。
シニア設立は、これからの方々に託して、まずは
野球部の保護者の皆さんと一緒に中総体の制覇に向けて
自分なりに協力していこうと思います。
応援、宜しくお願いいたします!!
コメントを書く