『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

節度
毎度ありがとうございます!

日曜日は天童と寒河江の親戚の家には行ったのの、夕方からの寒河江酒場巡りは
時間的なタイミングが合わなくて、結局は行かずに鶴岡に戻ってきました。
楽しみにしていただけに残念でしたけど、こればっかりは仕方ありません。
寒河江の親戚の家にはちょいちょい行きますので、またの機会にでも行こうと思います。

昨年は秋に東松山に視察旅行に行き、2月には仙台でスーツを作るついでに一泊してきました。
全国どこにでも酒場はありますし、どの場所でもそれが日常の宴が繰り広げられています。

テレビでも「朝までハシゴ酒」なんかは人気コーナーのようで自分もよく見てますし、
「吉田類の酒場放浪記」や「夕焼け酒場」「太田和彦ふらり旅いい酒いい肴」も
それぞれの番組のカラーがあって毎週録画して楽しんでいます。

それでもテレビを見ているだけでは、看板メニューや店主の容姿は映し出されても、
実際のそのお店の息づかいまではなかなか伝わりませんよね。
お店の息づかいなんていうと抽象的ですけど、常連さんたちが発するお店の雰囲気とか、
なんとなく聞こえてくるお客さんの会話の質というか、店主のオーラというか・・・
撮影ではない、そのお店の日常の雰囲気とでもいいましょうか。

自分は、そのお店の真の姿はお客様の質で決まると思っていますので、
楽しみながらも節度ある飲み方や、立ち振る舞いやマナーは必要だと思うんですよね。
当店では、ゴロンと横になって寝ながら飲んだり、下品な下ネタや、大声での馬鹿騒ぎは
すべてお断りしています。
刺青やタトゥの類も入れるのは個人の勝手でしょうけど、それを露出しての入店は
固くお断りしています。

中には注意されて、あからさまに敵意をむき出しにしてくるお客様もいました。
チンピラみたいなのに「チッ!」と舌打ちさたこともあります。
それでも、ウチは小さなお店ですから、他のお客様が不快に思うことや、
自分の考えるお店のルールに反するお客様には自分自身がいつも注意してきました。

ある年の年内最終営業日に、関東から帰省してきて何を勘違いしてるのか、
隣のお客さんに絡んでケンカ腰になってるカップルにも、今後の入店をお断りさせてもらいました。

見ず知らずの人と席を隣に酒を飲むには、そういうルールや店主の決断が必要だということです。

先日も、閉店間際にご来店されたお客様が、芋焼酎のロックをすべて座布団にこぼして、
座布団が絞れるくらいビッチョビチョになっていても、知らないふりしてそのまま帰って、
カバーどころか座布団そのものを捨てなくてはならなくなった、なんて事があったばかりです。

わざとかわざとでないかぐらいは見ていて分かります。
クリーニング代をくれとか座布団を弁償しろとは言いません。
ただ一言「スイマセン、こぼしちゃいました。」となぜ言えないのかと。

俺は客だぞ、金払ってんだぞ、だから何やってもいいんだぞ、と勘違いしてはいけません。
40近いサラリーマンが、世の中のルールやモラルを酔ったふりしてとぼけてはいけませんよ。

酒は飲んでも飲まれるな、とはまさに好く言ったものです。
自宅で飲むのとは勝手が違うわけですから、節度ある立ち振る舞いで
最後まで楽しく過ごして欲しいと思います。

今日も一日頑張っていきましょう!!


 

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