『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

オールドルーキー

毎度ありがとうございます!

昨日は鶴岡野球連盟審判講習会が行われ、正式に地区審判員として登録される事になりました。
「五十の手習い」とはよく耳にしますけど、自分自身が50歳になる節目の年に
何か新しい事に挑戦したいなとは思っていたんですけどね。

後輩のスガイをはじめ、身近に連盟審判の方々が多いというのもありましたので、
ピカピカの1年生といえども心細さはなかったんですけど、新しい事を覚えながら
体を瞬間的に動かしていくというのが、本当に難しいんですよ。

頭では分かっていても、体が思った位置まで動けない・・・
瞬間的に次のフォーメーションが理解できていない・・・
クロスプレーの見る位置が悪い・・・

基本動作とコールの後にゲームノックをみっちりやって、午後は社会人野球の練習試合で実践練習。
体よりも頭が疲れたというのが本音でしょうか。

何でもないプレーの先には、必ず審判員のジャッジがありますけど、そのためのルール勉強と
実践の積み重ねという裏づけがあってゲームが成り立っているという事なんですよね。

野球をやってきていれば、審判はなんとなくでも出来ると思っていました。
でも「ちゃんと審判をやる」ためには、基本姿勢やコールやフォーメーションを体に叩き込んで、
さらに頭では難解なルールも覚えなくてはなりません。
頭で分かっていても、ちゃんとコールして的確なジャッジが出来るかどうかも問われます。

今まではお父さん審判として誤魔化せた部分もたくさんありましたけど、
今度からはそうはいきません。
責任の重さがずっしりと違いますしね。

硬式社会人の三塁塁審をやりましたけど、傍に指導役のスガイがいなかったら
ほとんどどこに動いていいのかすら分からなかったのが今の自分のレベルです。

スポ少や中学野球とはスピードが違いますし、一瞬で判断することがたくさんありすぎる。
ボールの行方よりも他の塁審の動きを見る、カバーする、位置を確保する・・・
全く出来なかった情けない自分がいます。

夕方4時も回った頃に、ようやくバックスクリーンのイニングボードのLEDが今シーズンから
新しくなっていた事に気がついたくらい、辺りを見渡す余裕すらありませんでした。

無謀な挑戦だったかなー、お父さん審判の方が楽でよかったかなー、と帰りの車の中で
一瞬頭をよぎりましたけど、息子も頑張ってますし自分から弱音を吐くわけにはいきません。

上手くできないことを理由に逃げ出したら…そんな親父の姿を、
同じようにいまピッチングで悩んでいる息子に見せるわけにはいかないじゃないですか。

もともと、自分も好きで始めたことですからね。
もっともっと野球が好きになるために、上手く出来ない事も含めて楽しんで努力します。

何よりも、審判部の諸先輩方に丁寧に分かりやすく根気強く教えて頂きましたしね。
そして、何にも出来ない自分を気さくに受け入れて頂いた事に、本当に感謝いたします。

「オールドルーキー」として、50歳からの挑戦です。

心も体も疲労感ハンパないですけど、今週ものんびりとゆっくりと自分のペースで頑張ります!





コメント

1. 無題

お久しぶりです。

新たな挑戦!かっこいいですね。

審判は奥が深いですよね

ジャッジの仕方から位置取り、次のプレーの予測、
ゲームコントロール・・・

なんといっても様々なルールを覚えられる気がしません(笑)

審判談義を聴きにそろそろお伺いします。

2. >まさるさん

お久しぶりです。
決してカッコのいいものでもありませんよ。
出来ない自分が情けないわけで・・・

それよりもスコアボード良いですね~!
遠目からでもしっかりと認識できますから、
お年寄りから子どもまで、ちゃんと見えて分かりやすくなりました。

個人的にはヒットとエラーの数も表示されるようになったのも
ポイントが高いです。

もっともそこに気がついたのも、講習会終わり直前の午後4時でしたけど(笑

時間が出来たら、お店にも顔を出してくださいませ~(^▽^)/

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