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毎度ありがとうございます!
ホテルを出て、とりあえず営業しているお店を探します。
最悪、どこもなければホテル脇のラーチャン家でチャーシューつまみに瓶ビールでもいいかな、
なんて思っていたら一軒のお店に暖簾が出ています。
「串天とオムライス」みたいな看板が見えて「わたなべたかし」と書いた提灯もある。
お邪魔すると、綺麗でこじんまりとした店内には短冊で書かれたメニューが所狭しと貼ってあり
とりあえずタコハイと串天10本セットを注文します。
天つゆとおろしが一緒に出てきた時点で、串揚げではなく串天なんだと気づかされます。
マナブさんは、きっと今でも一軒目は串揚げを天つゆで食べたと思っているはずです。
おススメだという「半熟たまご」も注文して、壁一面の短冊メニューに引っ張られたのか、
それぞれが気になるものを注文していました。
自分が注文したのは「豚バラと毛沢東」なる一品。
焼いた豚バラにフライドオニオンやガーリックなどがスパイスと一緒にカリカリに揚げられて、
見た目以上には辛くない不思議な味の美味しい一品でしたね。
マスターに古町の位置関係を確認して、17時を回ったところでお会計をして古町を探索します。
古町モール9まであるアーケード街を中心に、そこから入った脇道まで路地裏の飲食店がひしめき、
いまだに昭和の店構えの渋い飲み屋も多く残っています。
近くにはソープランド通りもあって6~7軒のソープランドが一か所に集中して営業しています。
そういえば昔、ソープランドが一番混む日は「年金支給日」だと聞いたのを思い出しました。
いくつになっても男という生き物は・・・ということなんでしょうね。
とりあえず古町モール6から9まで街ブラしながら、古町の雰囲気を楽しみます。
中にはドカベンロードなるアーケードもあって、水島新司先生の作品に出てくるキャラクター達
(山田・岩鬼・里中・殿馬・あぶさん・水原勇気・岩田鉄五郎)の銅像7体が飾られています。
中でもあぶさんが好きだった自分は、主人公・景浦安武の銅像とツーショット。
なんか有名人と遭遇した感じでプチ興奮してしまいましたよ。
ドカベン山田太郎の銅像は、まさにしなるバットでフルスイングしている姿なんですけど、
そのバットに合わせてケツバットされてる写真を撮られることを、生前の水島先生が悲しんでいたと
鶴岡に帰ってきてから地元紙のWEB記事で知ったんですけどね。
先生、ゴメンナサイ。
すでに自分がケツバットされてる写真を、現役時代に唯一自分にだけ手を上げて
ケツバットした張本人から撮ってもらっていました。(掲載は自粛します)
そんなこんなで古町モールの果てまで歩いて、一本路地裏に入ったところで二軒目のお店
「よだれ三尺」という寿司居酒屋の暖簾をくぐります。
高齢ですけどまだまだ威勢のいい親方と奥様とで切り盛りする、小さくても雰囲気のいいお店です。
九州出身の親方のトークも楽しくて、あつみの「しゃりん」までバイクで来るそうなんですよ。
お任せで「握り5貫」を注文して熱燗を二合お願いします。
初見の寿司屋のカウンターで「お任せ」で握りを頼むのが、ぶっちゃけ一番危険なんですけどね。
5貫で頼んだ握りは、出てきたら8貫だったから余計に不安になるのもわかります(笑
隣にいたアビコも、握り以外の居酒屋メニューは全て値段が書いてあるのに、
寿司の値段だけが書いてなかったんでビビってたなんて後から言うんですよ。
でも、お店の雰囲気や親方と奥様の雰囲気で、そういうぼったくるお店ではないはずだと
自分の酒場センサーがグリーンシグナルを出してましたから。
麒麟山の熱燗の他にハイボールも頼んで、お通しと握りとお吸い物がついて
一人あたり3700円のお会計は十分に優良店じゃないですか。
もしもまた古町で飲む機会があったら、次は必ず「よだれ三尺」からスタートするでしょう。
今回の旅の一番の当たり店だったと思います。
寿司屋を出て、今度は裏路地を彷徨い歩きます。
日曜日なんで「焼鳥」や「やきとん」の提灯は全く見かけることはありませんでしたね。
スナックやキャバクラも日曜日はほとんどのお店が休みだそうで、ビル全てがスナックとか
魅力的な場所は所どころにあるんですけどね。
そんな中、鶏料理が食べたくてビルの3階にある「らんりこ」をチョイス。
真っ白なアビコが一気に階段を駆け上がり、右にある「らんりこ」だって言ってるのに
左にある「せん」という居酒屋のドアを開けてるんですよ。
「おいおい!右の鶏料理の方だって!」
「OK!こっち席、空いてるそうです!」
まったく人の話しを聞きません。
左側にある「せん」は、居酒屋というよりもバルに近いのかな。
店内には観葉植物が並び、黒板におすすめメニューが書いてあり、
ワインを飲んでいる方も結構いましたね。
白いワイシャツにエプロン姿の綺麗なお姉さんたちが切り盛りしていて、
注文した玉子焼きも丁寧で柔らかくて美味しかったし、山芋のなんとかも繊細で上品な一品でした。
ただ思っていた以上に店内がモダンでおしゃれだったんで、渋い居酒屋を求めていた我々には
少し落ち着かなかったかなというのはありましたね。
彼女やカミさんと行くなら全然アリのお店だと思います。
そもそも、お店を間違えるんじゃないよ大先生!
お腹もパンパンになって、ここでアビコのキャバクラセンサーが発動したのが分かります。
が、残念ながら前回の新潟駅前周辺のギラギラの雰囲気とは違って、日曜日の閑散さのせいか
キャバクラの呼び込みも全くいないんですよ。
もちろん、そんなことで怯む大先生ではありませんけどね。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
ゲリラ的になってしまいましたけど、連休を使って新潟古町リベンジツアーに行ってきました。
今回のテーマは「NO,タッチパネル」です(笑
いわゆる個人でやっている小じんまりしたお店巡りがテーマです。
今回の旅の相棒は誕生日が同じ日のマナブさんと、お馴染みアビコ一郎大先生です。
さて、どんな旅になりますでしょうか。
出発は、アビコの午前仕事が終わるのを待って12時ちょうどでした。
他愛のない会話でスムーズに進み、先週より早い1時間40分で新潟亀田ICを通過です。
まずは、新潟西ICまで行って先週もお邪魔した「ハードオフ工具館」を目指します。
先週行った際には丸ノコを購入したんですけど、今回はリョービの電動草刈機が目的です。
我が家には小さいながらも庭がありまして、梅雨を過ぎたあたりから雑草がボーボーになります。
これまでもエンジン式の草刈機も所有していたんですけど、年に数回しか使わないような我が家では、
混合燃料の取扱いやメンテナンスが面倒くさくて、毎年いざ使いたい時にはエンジンが掛からずに
毎回修理に出しては5000円だの8000円だのと掛かっていたんですね。
その草刈機を処分してからは、近所の同級生ユージから草刈機を借りて使わせてもらっていました。
返却の際には手ぶらというわけにもいきませんから、ビールやお菓子も持って行っていて
ユージからは「毎回お返しなんていいから。結果的に草刈機買えちゃうんじゃない?」なんて
心配されてたんですけど、草刈機を借りに行くのを口実にユージの母ちゃんと世間話をするのも
自分の中の楽しみの一つでもあったんで、それはそれで何の問題もなかったんですけどね。
ただ、使い時にすぐに使いたい、メンテナンスフリーで使いたい、そして安く買いたいという自分が、
中古工具館と出会ってしまって、さらにはお手頃価格で売っているのを知ってしまった以上、
これはもう買いに行くしかないでしょう。
電動工具も今やコードレスの時代で、充電式バッテリーを買えばすべての工具でも使える
互換性重視のラインナップが主流のようです。
ただね、自分のレベルだとそのバッテリーの充電ですら面倒くさいんですよね。
使い時にすぐに使えないでしょ、充電しなきゃ。
100vの電源コードを間違って切らないように取り扱いには注意が必要ですけど、
庭にあるコンセントに差せば、すぐに使えるというところが最大の魅力です。
しかも、以前使っていたおもちゃみたいな刃がついた電動草刈機とは違って、
エンジン式と同じチップソーを装着して、そのパワーと静穏性は確認済みです。
本体価格8800円は、同じ商品がヤフオクでも買えないお手頃価格です。
お店のスタッフと談笑しながらレジに向かうと、アシックスの赤い安全靴を持ったアビコが
すでにレジに並んでるんですよ。
運送ドライバーのアビコにとって、安全靴は必須アイテムでもあり消耗品でもあるそうで
「アシックスのいいヤツ、みっけましたよ。」と喜んでました。
そういえば、アイツはいつも赤い安全靴を履いてるんですよね。
農家のマナブさんちにはありとあらゆる工具があるそうで、今回は何も買いませんでしたけど
コードレス仕様の高枝切バサミに興味深々のようでした。
本当は、隣のパソコン館でキーボードと外付けHDDも物色したかったんですけど、
時間の都合上、今回もそちらはチェックできずに店を後にしました。
でも、欲しかったものを納得のいく価格で買い物ができて良かったですよ。
そして車を走らせ、チェックイン予定時間の15時ちょうどにホテルに到着です。
仕事着のままで来たアビコの着替えを待って、ホテルのロビーで全員集合です。
自分は年齢的にも派手な色や柄ものの服は少なくなって、黒色を好んで着るようになりました。
昔は、赤とかオレンジとかの派手な色のセットアップも好きでよく着てましたけどね。
ポカポカ陽気の新潟とはいえまだ2月ですから、黒のジャンバーに黒のパンツにスニーカー、
マナブさんも黒のジャケットに黒のチノパンという、偶然にもお互いが真っ黒コーデだったのも
二人ともすでに60歳手前ですから、色味が似てくるのはごく自然なことでしょう。
そこにエレベーターから颯爽と降りてきたアビコ大先生は、真っ白デニムにナダルが着るような
真っ白のタートルネックに白いスニーカーという全身が白一色という眩しい出で立ちで登場!
さすが、同級生のケンシに「一緒に写真を撮って下さい!」とお願いされるブログスターは
プライベートでも放つオーラが違います(笑
さて、まだまだ明るい昼下がりの古町に繰り出すとしますか。
横並びでアーケードを歩く三人のオジサンたち。
端から黒・白・黒で、まるでオセロじゃね?
つづく。
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毎度ありがとうございます!
去年の10月にカミさんと自分の誕生日プレゼントを兼ねて、浜田省吾のライブのチケットを
申し込んではいたものの、二次抽選でも外れてしまい残念ながらカミさんに初ライブを
プレゼントすることができませんでした。
が、今年6月の仙台サンプラザでの浜田のライブに再度申し込みをしておいたら、
抽選の結果、当選したと昨日メールが入っていました。
「今まで有名人のコンサートやライブに行ったことあんの?」
「あるよ。おばあちゃんと綾小路きみまろを観に。」
「それはコンサートではなくて漫談じゃん。」
そんなカミさんですから、めちゃくちゃ喜んでくれました。
新潟までのドライブの車内でも、よく浜田のライブCDを流していたりします。
もちろん浜田にも曲にもカミさんは全く詳しくはないですけど、何となく聞いたことがあるような
メジャーな曲や、今まで車の中で聞いたことがある曲はやってくれるはずです。
カミさんに「浜田省吾で知ってる曲はあるの?」と聞くと
「うーん、【悲しみは雪のように】【もうひとつの土曜日】、あとは【J.BOY】かなぁ。」
「おー!それだけ知っていれば十分だよ。」
J.BOYはもちろんJapanese.Boyの略なんだけど【J.BOY】が発売された時は、
まだこの世にJRとかJリーグもJ-POPなんて言葉もなかった頃ですからね。
日本人のアイデンティティというか、若者の葛藤や魂の叫びみたいな力強い歌詞が印象的で
2枚組のアルバム全ての完成度が高く、部屋でも車の中でも擦り切れるほど聴いたものです。
音楽なんてものは、聴く人によって感じ方や心への響きは違うものだけれど、
その時には心に届かなくとも、歳を重ねてから分かる詩の意味や素晴らしさもあったりして
若い頃に聞いていたCDは処分せずに、たまに聞いてあげるのも悪くはないはずです。
当時の自分に重ねてみたり、聞いていた当時を懐かしんでみたりして。
自分も30年近く前に行った札幌の真駒内アイスアリーナのライブに行って以来ですから、
今からすごく楽しみにしています。
あの頃のようなパワフルで一気に駆け抜けるようなセットリストではないでしょうけど、
切ない大人のバラードや詩情的な曲もありますから、そんなところも楽しみにしたいと思ってます。
ちょっとまた、浜田の「マイベスト」でも作りたくなってきました。
しばらくはワクワクが止まりませんな。
今日を頑張って、日・月曜と連休となります。
「新潟古町リベンジツアー」に行ってきます。
今回の旅の相棒は・・・
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
ポカポカ天気の先週の日曜日。
普段使いの食器が欠けたりヒビ割れたりして枚数が少なくなったため、
新潟の東京インテリアまでドライブを兼ねてカミさんと出かけてきました。
山形市にも東京インテリアはありますけど、最近の我が家は月山越えよりも新潟へ行くのが
トレンドになっているんで、理由を見つけては新潟までよく行きます。
運転時間は少し多くなりますけど、山形までの高速料金と比べても
無料区間が長い分だけ新潟までの方がETC料金も安いんですよね。
なんなら、村上市や胎内市あたりまでなら高速代もかからずに行けますし。
家で淹れたコーヒーをステンレスタンブラーに詰め替えて、お気に入りのコーヒーを飲みながら
この一週間の出来事をあーでもない、こーでもないと夫婦で会話しながらドライブするのが
日常の気分転換にもなっているんですね。
新潟亀田ICそばの「イオンモール新潟亀田店」なんて、広くてショップも豊富ですし
フードコートも充実していて何回行っても飽きないですもんね。
でも今回の目的は新潟西ICを下りてすぐの東京インテリアです。
自分は何でもいいんですけど、カミさんが軽量の和食器にこだわっているんで
好みの皿があればよかったんですけどね。
自分は東京インテリアすぐ隣にある「ハードオフ工具館」なるお店を見つけて
もう皿どころではなくなってたんですよ。
工業系電気系はからっきしダメな自分ですけど、インパクトやサンダーは一応持ってはいます。
で、以前に簡単な下足棚をDIYした際に「丸ノコ」があれば便利だなぁなんて思ってたんですね。
一年に何回も使うものでもないんで新品を買う必要もないし、一万円ですら出したくない。
でも鶴岡のリサイクルショップを見ても最低でも7000円位はしてるんですよね。
ヤフオクでも安く買えますけど送料の方が結構かかるんで、結局はそのくらいの金額になっちゃう。
なんて思っていたら、綺麗な丸ノコを見つけました。
なんと税込2750円ですよ!しかも、ちゃんとチップソーも付いてサビもなく綺麗な丸ノコが。
マキタやハイコーキのような有名ブランドではないけれど、自分のようなDIYド素人が
入門編で使うにはお手頃な価格ですし十分すぎるほど綺麗な中古品です。
他にも自宅でタイヤ交換する際に欲しかったトルクレンチも山ほどありましたし、
電動工具以外にもビスからスコップまでありとあらゆる工具が中古で揃っています。
次は電動の草刈機を買ってくる予定なんですけど、車を磨くポリッシャーも買いたいですね。
もう、東京インテリアにいた時間よりも、ハードオフ工具館にいた時間の方が長いという(笑
大して使えもしないのに工具を見ると欲しくなるのは男子特有でしょうか。
実はこのお店、電動工具以外にパソコン館も一緒になっていて、
そっちのブースは時間の関係でまったく見れなかったんですね。
外付けHDDも物色したいですし、キーボードもそろそろ取り替えたいですし。
近いうちにまた行くことになるでしょう。
新潟リベンジ遠征も控えていますし。
いいお店を見つけました。
興味のある方は、ドライブとランチを兼ねて新潟まで是非行ってみてはいかがでしょうか。
おススメします!
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
連日の冬季オリンピックで日本勢の活躍が素晴らしいですね。
早起きの自分には放送時間のタイミングがばっちりすぎて、ブログほったらかしで
テレビの前から離れられない日々です。
勝っても負けても、メダルを獲ろうとも入賞できなくても、本気で挑むアスリートの流す涙に
ついつい一緒に涙してしまう58歳のオッサンです。
いやしかし、昨日のスキージャンプ男子スーパーチームは最後まで飛ばせてあげたかったですよね。
三本目に二階堂の大ジャンプで2位まで押し上げて、最後の小林のジャンプに期待してたんですけど
小林を含む上位3選手のジャンプを残して競技中止になってしまいました。
選手の安全面を確保するため、競技の公平性を保つため、理由はそれぞれあるでしょう。
ただ、この舞台に立つために4年間を日々努力して辿り着いた選手たちのことを思うと
あと5分だけ雪が止むまで待ってあげられなかったのかなという感情は残りましたね。
たとえメダルに手が届かなかったとしても、最後の小林のジャンプを見てみたかったです。
そういえば昨日のお店での会話なんですけど、もしも冬季オリンピック種目の中で
ひとつだけ才能を与えてもらえるとしたら、何の競技の才能が欲しいですか?
スノボ、ジャンプ、モーグル、スピードスケート、フィギア、クロスカントリー、カーリング…
自分はやっぱりモーグルですかね。
この中で唯一経験のあるものがスキーですので、その延長にあるモーグルをやってみたいですね。
ジャンプやスケートもいいんですけど、日常でもその才能を使って楽しめるものは・・・という
セコイ発想からだったんですけどね。
ジャンプやスケートは場所が限られますし、昭和生まれなものでボードとはならなかったです(笑
みなさんはどうでしょうか。
さて、今日は酒田まで日本酒の買い出しに行ってきます。
道路の雪も消えて、もう春の訪れも感じるようになってきました。
日曜日にカミさんと新潟に買い物に行った時は気温が14℃もあって、
パーカー1枚でちょうどよかったくらいでしたもんね。
新潟では中古の電動工具を買ってきました。
その時の話しは、また次回にでも。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
ガキの頃からのツレでもあるナオトのおふくろさんが7日にお亡くなりになり、
10日の葬儀に参列してきました。
急遽、東京からタダシも帰省して、慌ただしい中でも最後のお別れをすることができました。
3年前、ナオトんちにCDとDVDを借りに行った際に、なぜか帰りにもらってきたという
おふくろさんの書いた「カレイの画」が形見となってしまいました。
あの時「もらうなら風景画とかなんか明るいトーンの画がいいな。」なんて失礼な会話をしたら
「あたしは廃墟が好きなんだよ。朽ちていくその様に惹かれるものがあるわけ。」なんて
丁寧に説明してくれて、分かったような分かってないような顔をしていたら奥から出してきたのが
「カレイの画」だったわけです。
朽ちていくものに惹かれる・・・
自分はまだその境地には達してはいないんだけれど、若い時には分からなかったことが
この歳になって何となく気づくこともあるんですよね。
いつかは自分も廃墟を見て、かつての輝きや繁栄を想像できる人間になりたいものです。
焼香の時間だけではまだまだ足りなかったくらいですけど、自分なりにお別れの挨拶と
感謝の言葉を胸の中で伝えることはできました。
たくさんお世話になり本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
その夜、タダシと地元に残っているシンジとユタカと合流して、店が終わってからでしたけど
久しぶりのメンツで遅くまで献杯していました。
いくつになっても、こんなオヤジになっても気の合う仲間との一献は、時を忘れて
ガキの頃のくだらない話しで盛り上がります。
12時半に予約していた代行に車だけ運んでもらって、行きつけのBARで熱く語って
気がつけば時計の針は午前3時を回ってるんですよ。
マスターに「タクシー1台お願いします。」というと
「ゴメン、もうこの時間はタクシーは走ってないよ。」なんて言うんです。
コロナが明けてから、鶴岡の深夜帯はタクシーが一台も走ってないなんて聞いてませんよ!
つまり、代行を一回キャンセルしても車は置いておいて最後は代行で帰るのが正解だったみたいです。
仕方ないから歩いて帰ろうと外に出ると、信じられないくらいのドシャ降り。
お店から傘を借りて昔のように3人で並んで歩いていました。
市役所を抜け交番前に来た時に、タダシは右に、シンジは左に、自分はまっすぐ、
信号が変わったところで「せばの~!」なんて別れていくのは中学時代を思い出します。
ナオトのおふくろさんとの思い出や昔を思い出しながら、土砂降りの中を一人無言で
黙々と歩いて帰ってきました。
お店を出てから40分は歩きましたねー
ここ数年の間で一番歩いたと思います(笑
また一人お世話になった方が旅立ちました。
残念ですけど、朽ちること(老いること)に何かしらの輝きと生き生きとした有り様を
残せるように、また今日も自分にとっての一日を精一杯生きていくだけです。
時折、おふくろさんの描いたカレイの画を見ては、
その時の自分がなにを感じるのかを楽しみにしてみたいと思います。
ではまた。