"やんちゃ"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
気がつけば、今日から11月。
朝晩はもとより、日中でも寒いと感じるようになってきました。
そんな中、鶴岡の名店やきとり八重のご主人がお亡くなりになったという
残念なお知らせが届きました。
八重さんには、我々が属する庄内ミート親和会の前会長を長きにわたって務めて頂いて、
昨年の埼玉県東松山市への視察研修旅行へも一緒に参加したばかりでした。
まだまだお元気で、一緒に食べて飲んで語った楽しい時間が昨日のことのように思い出します。
実はその昔、自分の実家で火鉢を使うための炭を常時ストックしていた関係で、
急遽足りなくなった八重さんに炭を分けてあげていたこともあったそうです。
そのせいか、お会いすれば必ず炭の話しになりましたし、東松山の出張でも食べた串よりも
使っている炭の種類や長さについて熱く語ったのが最後の思い出になってしまいました。
やきとり一筋に捧げた人生だったと思います。
鶴岡でやきとり屋といえば名店がたくさんありますけど、その中でも老舗中の老舗ですし、
たくさんの皆様に愛され、そして長くご商売を継続されているその姿は、
開業時の自分にとって間違いなく目標店だったことは言うまでもありません。
数年前、鶴岡やきとりMAP製作の企画を提案した際にも、なかなかその主旨と意図が伝わらず、
自分みたいな若造が生意気にも意見して口論になったこともありました。
それでも、いつも「これからはあんた方のような若い世代に頑張ってもらわねばねの。」と
笑顔で声をかけてくださる優しさに、いつも甘えさせて頂いてました。
「おたく何年なったや?」
「まだ13年です。」
「んだ。まだまだだの(笑」
「はい。頑張ります!」
「来年は、14年が?」
「はい。」
「まだまだだの。(笑」
いつまでたっても、まだまだです。
いつか八重さんのような鶴岡の名店と言われるように、まだまだ頑張ります。
心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌
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毎度ありがとうございます!
先日の夜、山形に住む田中先生の息子さんと、地元でお馴染み茂木先生の息子さんが
お店で一緒になるという、鶴商学園野球部の卒業生であれば誰でも恐縮してしまうであろう
お二人が偶然に揃ったのでした。
田中先生と茂木先生の鶴商学園野球部での二人三脚は25年・・・
自分たちの時代は田中監督・茂木部長の体制でしたから、本当にこの二人のお父さんには
言葉では言い表せないくらいお世話になったわけです。
40代の若さで茂木先生がお亡くなりになり、田中先生も5年前に他界されました。
こうして息子さん二人が仲良くツーショットで写真に写っている姿を見ると、
自然に恩師お二人のことを思い出さずにはいられません。
卒業してから茂木先生とばったりパチンコ屋で会って「いいからここに座りなさーい。」と
先生の隣の台に座らされたんですよ。
卒業してて現役時代のような堅苦しさはなかったんで、言われるがまま隣に座って打つと
たった千円で大当たりしてしまって、あっという間にドル箱を5~6箱積み上げたんですね。
その間、ずっと隣の先生がすごい形相でこっちを見てるわけです。
「だろ。すぐに出ると思ったんだ。さっきまでオレがその台にいくら突っ込んだと思ってるの。」
「1万ぐらいっすか。」
「ばーか。3万だ、3まんえーん。」
「ま、まじっすか。」
それ聞いてそのまま打てるわけないじゃないですか。
使った金額も千円だったし「あー、もう時間ないんすよね。先生よかったらこのままどうぞ。」
と出玉も全部置いて、そのまま席を離れたのでした。
なんか、卒業してからパチンコ屋で恩師と会って、世間話しながら並んで打てただけでも
すごく嬉しかったですし、随分と大人になった気がしたものです。
なによりも、いい話のネタが出来たわけですからね(笑
その後、どこかで再会するたびに「あのときのパチンコの分、なんかおごってくださいよ!」
なんて、調子にのって話しかけさせていただいてましたもんね。
「何をいってるの。全然儲かってなーい。」
とはぐらかしてましたけど、しっかりと換金してたの知ってましたから(笑
そんな茂木先生の息子ルイとは、公私にわたって何かと付き合いがあるんですよね。
一緒に軟式野球をやって全国大会にも行きましたし、今はOB会活動でも一緒です。
先日も奥さんのご家族も含めて、皆さんでお店に立ち寄って下さいました。
そして、田中先生の息子ケンとも親しくさせてもらっていて、山形市で一緒に酒を飲んだり、
球場のスタンドで一緒に鶴岡東を応援したりして、気さくに付き合わさせて頂いております。
山形市での夜は、深イイ感動する話しから、ここには絶対に書けないような話しまで、
ポンポン話題が飛び出して、確かスタートから5~6軒は付き合わせた記憶があります。
まぁ、よく食べ、よく飲み、よく喋る!(笑
田中先生は、店にもよく顔を出してくださって「煮込みが旨いなぁ~。」と喜んでくれました。
利府高校初代監督の小田島先生と二人でご来店してくださったときにも、
「こいつは野球は下手だったけど、ここの煮込みは旨いんだ。」とOKのサインを出して、
小田島先生にも煮込みを勧めてくれたんですよね。
そんな煮込みを、ケンも最後に食べて行ってくれました。
本当に言葉では言い尽くせないくらいに恩師お二人にはお世話になったのですが、
こうして今は息子さんたちが気さくに寄ってくれることにも、感慨深いものがあるわけです。
時を越えて、世代を越えて、人と人との縁の深さに感謝しながら・・・
そんな嬉しくも不思議な感覚になった夜でした。
息子さんたちがこうして揃うと、やっぱり先生たちに会いたくなります。
あっちでも二人で野球やってるんでしょうかねぇ。。。
お二人とも、お元気ですか?
そっちで楽しくやってますか?
息子さんたち、立派な大人になっていい男になってますから安心してくださいね。
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毎度ありがとうございます!
先週の新人戦後に風邪を引いて部活を休んだ息子からもらったのか、
週末にかけて連日の高校野球観戦で体調を崩したのか、
寝不足をおしての週末部活動で疲れが溜まっていたのか、
とにかく、何年ぶりかでガッチリと風邪を引いてしまいました。
昨夜は熱が38℃まで上がり、ボーっとするというよりクラクラして天井が揺れてる状態でした。
鼻もつまり喉も赤く腫れ、もちろん食欲もなくひたすら横になっていた日曜日でした。
朝一番でかかりつけの医者に行く際には少しだけ熱も下がりましたが、全く味覚が戻りません。
咳・痰の症状に変わり本当にしんどいです。
というわけで、本日の営業は臨時休業とさせていただきます。
医者から処方箋を出してもらいましたので、しっかりと薬を飲んで寝ます。
皆さんもどうぞご自愛ください。 -
毎度ありがとうございます!
夏の風物詩「えだまめ」の販売も先週で終了し、今日からは入れ替わりで「煮込み」を再開します。
朝起きて犬の散歩をさせて朝ごはんの後片付けをしながら煮込みを作り、
その間にブログを書く…これが、ほぼ毎朝のルーティンになるわけです。
今シーズンも、お客様に美味しいと言っていただけるように、軟らかく
そして汁まで飲み干せる自慢の煮込みを丁寧に仕込んでいきますので、
御贔屓のほど宜しくお願いいたします。
さて、昨日はまさかの二試合連続で主審を務め、膝が笑うどころかケツがカチカチ状態の朝です。
同級生アベがコーチで率いる鶴岡一中と、中総体で三年生が苦汁を舐めさせられた余目中と、
会場を移動しての変則ダブルでした。
新人戦を来週に控え、最後の調整と言いたいところですけど、
いかんせんまだまだカタチにもなっていない新人チームですから、
調整どころかバリバリのシゴキと猛練習の真っ最中です(笑
鶴岡四中は17日(土)9:00~鶴岡ドリームスタジアムにて羽黒中と対戦します。
お時間のある方は是非球場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
高校野球とは違った一生懸命さとひたむきさ、そして面白さがそこにはあります。
水筒片手に、のんびりと中学野球を観戦しながらの週末も、たまにはいいもんですよ。
新チームにとって、観客がいる球場での試合経験は全くと言っていいほどありませんから、
多くの観客の皆さんに観戦していただいて、そういったスタジアム独特の緊張感の中での野球も
たくさん経験させてあげたいと思うんですよね。
おっと、気がつけばまた野球の話しになってしまってました。
秋の楽しみのひとつといえば、酒どころ庄内では地酒もありますよね。
地酒のラインナップにも秋上がりやひやおろしという銘の入った地酒が多く販売されてきて、
当店でも、先陣を切って二銘柄入荷しております。
【フモトヰ 吟醸酒 秋上がり】
【栄光冨士 純米吟醸 秋酒】
そして、個人的には冷からぬる燗が恋しい季節でもあるんですよね。
昨年から自分のイチ押しは、湯田川本間商店限定にごり酒「巴(ともえ)」のぬる燗です。
真っ白なにごり酒のぬる燗を、人肌燗よりちょっと高めの40℃でお出ししています。
甘酒のようなコクと旨みが倍増し、燗にしたことで顔を出す酸が飲んだ後のキレを演出して、
新しい発見とぬる燗への扉が開くきっかけになること必見です。
燗酒特有の「香り立ち」が苦手な女性でも、優しくふんわりとお楽しみいただけると思います。
当店では、取り扱いのすべての日本酒をお燗に出来ます。
どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
さーて、煮込みも仕上がってきました。
週明け月曜日は、買出しも多くて慌しいです。
今日も一日、頑張っていきましょう!!
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毎度ありがとうございます!
可愛がっていた学生アルバイトが、突然LINEで「辞めます」と連絡してきました。
事前の相談もなく、残るスタッフやお店の状況などを説明する間もなくLINEで終わりです。
実家に帰省する際には和菓子のお土産を持たせたり、食事や飲みにも連れて行ったりして
自分なりに厳しいことも言いながらも可愛がっていたつもりだったんですけどね。。。
電話も出てくれません。
残念ですし、とても虚しいです。
が、いつまでも振り返っていても仕方ありません。
というわけで、またもやアルバイトスタッフ大募集いたします!!
週1からでもOK!
未経験者大歓迎!
男性女性問いません!
年齢も自分より若ければOK!(50歳未満)
友達と一緒でもOK!
空いている時間の有効活用したい方や、副収入を増やしたい方、
飲食店に興味がある方や、やんちゃに興味がある方(笑)、などなど
本当に困っていますので、お気軽にご応募・ご紹介ください!!
やき処やんちゃ
0235-24-1331
午後6時以降でお問い合わせ下さい
本当にピンチです。
どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m
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毎度ありがとうございます!
今日から4月。
月日の経つスピード感に、全くついていけてません。
ついちょっと前に年賀状を書いたのに、ついこの前まで雪かきしてたのに、
もうすぐ桜が咲きそうな季節になりましたね。
時の経過を、季節の移り変わりで気づかされる感じでしょうか。
おかげさまで忙しい3月でした。
送別会シーズンということもあり、団体でのご利用が多かった一ヶ月でもありました。
最近、如実に実感していることは、アルコールを一切飲まずにウチのような居酒屋を
ご利用する方が本当に増えているなぁということです。
5~6年前までは、そんなに実感することはなかったんですけど、
ここ最近は本当に多くなってきました。
帰りに代行を頼むわずらわしさなのか、単純に飲めないのか、飲みたくないのかは
我々には知る由もありません。
10人ちょっとで満席になる小上がりにご予約いただいて、半分以上の方がジュースや
烏龍茶というケースは、今や珍しくなくなってきました。
もちろんノンアルコールやソフトドリンクにも利益を乗せて価格設定しているわけですから、
そういうご利用のあり方が、良い悪いという話しではないんですけどね。
ここ数年の、そういう状況を冷静に考えていくと、これからの飲食店の商売の仕方が
大きく変わる可能性が十分に考えられますよね。
その昔、鶴岡で永年にわたりスナックを経営されていた大御所のママさんに、
バブル時代から今までにさかのぼって回考してもらった際に、
「鶴岡のスナックは、焼酎【爽】を置くようになった時に、危機感を持たなければならなかった。」
と話されていたのを思い出します。
それまで、ウイスキーやブランデーやバーボンのボトルで一万円はもらえていたものが、
急に三千円ちょっとのボトルキープ価格になるわけです。
何より、自宅でも晩酌で爽を飲む方が多くなり、わざわざ高いボトルをキープしてまで、
スナックで飲まなくていい、飲むなら家でも飲める爽を安い金額で楽しみたい、という
スタイルに変わってきたときが大きな転換期だったと言います。
客数が同じでも利益が大幅に減るために、常時雇用の女の子の出勤日数が減り、
アルバイト感覚の週末ホステスが増え、会話も所作も服装もおざなりになり、
それまでのスナック愛好家を満足させることが出来なくなってきたんだと、
おっしゃっていたのを思い出しました。
確かに自分自身、若い頃と違ってスナックには全く行かなくなりました。
カラオケも歌うことはなくなりましたし、ウイスキーやブランデーを飲むこともなくなりました。
良いとか悪いではなく、確かに自分もそういう飲み方というかスタイルに変化してますもんね。
アルコールを飲まずに居酒屋を利用する方が急増している中、これから10年後・・・
いや5年後の居酒屋の形態は大きく変わっている可能性を、今ヒシヒシと感じています。
「ノンアルコール酒場」だとか、「ソフトドリンクだけ吞み放題980円プラン」だとか、
「お食事だけプラン」だとか、もはやそれは居酒屋・酒場ではないだろうみたいな時代が、
すぐそこに来ているのかもしれません。
自分はまだ、酒を飲んで楽しんでもらうための肴を一生懸命に仕込んでいる、
という感覚で毎日仕事をさせてもらってます。
もちろん、仕事帰りにさっとお食事を兼ねて利用される方も、
ありがたいことに実際にはたくさんいらっしゃいます。
これからの飲食業界と、これからのやんちゃのスタイルは、
自分自身がこれからの時代に柔軟に対応していかなければならない
課題なのだと思います。
今やSNSでの情報発信が当たり前の時代ですけど、自分がブログを始めた
7年前に、鶴岡の飲食店で素性を明かしてブログを書いている店主なんて、
ほとんどいなかったですし、常に何か新しいことに挑戦してきたつもりです。
これまでも、ジンジャーハイボールや生すだちサワー、プレミアムホッピーやトマトサワーなどなど、
他店との差別化をはかり、よそにはない飲みたくなるようなアルコールメニューの展開にも
積極的に取り組んできたという自負はあります。
次の展開は、鶴岡初のバイスサワーのメニュー化とかでしょうかね。
「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギス。」じゃないけれど
「飲まぬなら飲ませて見せようアルコール。」くらいの感覚が必要なのかもしれませんね。
ノンアルコールで楽しまれている団体さんの一方で、お酒を飲んでホルモンを楽しむつもりで
顔を出してくれたのに、残念ながら入店できずに帰さなければならないシーンが、
ここ数年で本当に増えてきたなぁ、という話しでした。
自分自身の中に、まだ明確な答えもありませんし、まとまってもいなくてスイマセン。
今日も、みなさまから「美味しい!」といって頂けるように、精一杯頑張ります。
よかったらお立ち寄りください。
いつのも場所で、のんびりとお待ちしております。