"地方にて"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
会津名物の「馬刺し」を求めて、会津藩32万石の城下を彷徨い始めた3人です。
途中「大衆割烹 焼はまぐり」の看板を見つけて、あっさり「馬刺し」を見切って入店したものの、
残念ながらここも満席でした。
何軒か断られながらも、ようやく「居酒屋 舞酒」さんのカウンターの一番端っこを確保できました。
会津の街も休日前の平日とはいえ、飲食店はどこも満席でしたね。
そして、どの酒場も活気があります。
ようやくハイボールで一息ついて、早速お目当ての「馬刺し」を注文しました。
もも・タテガミ・フタエゴの盛り合わせで、フタエゴは赤身の部分のようでした。
赤身と脂身をサンドしてにんにく醤油で頂きます。
ねっとりとした甘みとタテガミのコリコリ感が相まって、これぞ馬刺しの醍醐味です。
十分に美味しかったですよ、確かに。
ただ、亀井鮨で脂の乗った「大トロ」をひと口つまんできた後だけに、
脂の滑らかさや舌触りはやっぱり魚には敵わない印象です。
注文した部位の違いなんでしょうけど、もっともっと真っ赤で肉汁が滴るような瑞々しさと、
肉々しさを求めている自分がいたんですよね。
新庄の「馬刺し」も同じように美味いことも、この舌が覚えていますし。
人間の舌(味覚)なんて、本当に贅沢にできているんだと思います。
感動的という点では、中野にあった今は無き名店「おかやん」で初めて食べた
「鯨の赤身」の旨さを超える一品には、未だに出会っていないかも知れませんね。
注文のたびに笑顔可愛く、愛想のいい若い店員さんに話しかけていくユウスケが
おねーちゃんのいる店に行きたいモードになっていくのが分かります(笑
もうお腹も一杯ですし、そういう展開になることも想定の範囲だったんで、ここでお会計です。
お店を出てすぐにユウスケが「Yancha」というキャバクラを発見して、突撃していきます。
が、ここも「想定外」のお休みだったんですよね。
やんちゃ対決してみたかったんですけど(笑
結果的にそのビルの一階のお店に行って、盛り上がったユウスケがボーイに怒られたりする
ハプニングもありましたけど、詳細はここでは書きませんし書けませんよ(笑
まぁ、女の子たちが可愛くてテンションが上がったのは間違いありませんけどね。
お会計も優良で、割り勘しても決して高くはなかったです。
結構な大型店でしたけど、流行っているのも納得ですね。
ただ、お店の名前は1ミリも覚えていませんけど。
ホテルまでの帰り道、案の定「ラーメン食っていきましょ!」というユウスケに付き合って
食べたくもないラーメンを食った記録がスマホに残ってました。
やっぱりね、飲んだ〆は「そば」ですよ、この歳にもなると。
だれかマジで鶴岡でやったほうがいいと思いますよ。
商売に「絶対」はないけれど、絶対にイケると思いますけどね。
「想定外」のソースかつから〆のラーメンまで、おねーちゃんのいるお店2軒を挟んで
合計7軒の会津の旅が終わりました。
翌日は8時集合で、喜多方に移動して名店「坂内食堂」で朝ラー。
昨夜もラーメンで〆たのに朝飯がラーメンて、どんな腹やねん。
余目の「八千代」のような透明のスープが特徴的で、中華そばというより「塩ラーメン」と
言われたほうが、味覚的にも視覚的にもしっくりくるのかもしれません。
飲んだ次の日には優しい味なんだけど、少しスープに角があって喉が渇く印象でした。
そう考えると、鶴岡って旨いもんがたくさんあるなぁと再認識させられます。
そういう街で飲食店を営む者の一人として、自分ももっともっと頑張って、
お客様からの「旨い!」の声を引き出さなければ!と気合いも入りました。
「他を知り、己を見直すこと。」こそが、繁盛店視察出張の本質なんだと思います。
ふとそんなことを思いながら磐梯山を見上げると、まるで月山のような佇まいに見えたんですよね。
そのシルエットや壮観さは、見慣れた月山を藤島あたりから見上げた姿に何となく似ています。
激動の幕末も今と同じように会津の町を見守り続け、人々の日々の暮らしと共に四季折々を
繰り返し過ごしてきたその山肌に、なんとなく親近感を感じたことも記しておきたいと思います。
たくさんの「想定外」(リサーチ不足ともいう)に直面しながらも、そんなハプニングも
なんだかんだ楽しみながら、なんとか無事に帰還することができました。
貴重な時間を頂きました。
また近いうちに必ずお邪魔することになると思います。
今度は桜の咲く季節にでも。
しっかりとリサーチして(笑
おわり。
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毎度ありがとうございます!
お土産を買うために鶴ヶ城会館に立ち寄り、自分はお店で使う「片口徳利」を購入しました。
木製でできた片口で軽く割れることもなく、ちょうど一合が入ります。
普段からリサイクルショップや蚤の市があれば、片口徳利があるか気にかけていたんで
いいお土産を買うことができました。
というわけで、いよいよ時刻は17時。
一軒目の「天竜」さんの予約の時間です。
口開けと同時に入店させてもらいカウンターに案内され、まずはご主人にご挨拶。
一階だけで65席あるというカウンター・ボックス・小上がりの全てがご予約で埋まってるそうです(驚
さすが会津イチの繁盛店ですねー
ブンちゃんも「1月の時点で予約してギリギリ予約が取れました。」と話してました。
大きめに刺された焼鳥と唐揚げが大きくて有名なんだそうで、それを一番楽しみにしていたんですけど、
実際にはそのどちらも注文してないんですよね。
今更だけど食べておけばよかったと思ってはいるんですけど、もの凄い数の日本酒の品揃えと
創作系の気になるネーミングの一品ものがたくさんありすぎて、肝心なものを頼んでなかったんです。
ユウスケが早くも日本酒を注文したんで、自分も燗上がりする事で有名な大七のぬる燗をもらいます。
じわーッと口の中に広がる日本酒の丸さを感じながら、しみじみ「旨いっ!」と声が出ます。
店の中央には立ち飲み用のカウンターも設置されていて、若いカップルが立ちながら日本酒を
いくつも酌み交わしている姿も新鮮でしたね。
鶴岡も城下町で酒処ですけど、ここまで若い人たちが「ごく自然に」日本酒を飲んでる姿を
自分は見たことがありません。
旨いと言われる酒をちょこっと飲んで「わぁ、おいし~」なんてシーンはよく見ますけど、
普通にビールでも飲むかのようにサラリと会話を楽しみながら酒を酌み交わしているんですよね。
しかも店内のあちらこちらでですから。
日本酒ファンが飲むというよりも、普段から居酒屋で日本酒を酌み交わす文化が
しっかりと根付いているのが分かります。
そういう風土というか土壌があるからこそ100本近い日本酒の品揃えが必要だということなんでしょう。
福島県内の地酒が約50銘柄、全国の日本酒が約50銘柄の豪華ラインナップですから(驚
山形の地酒のように、地元よりも東京などの中央マーケットを意識して出荷しているなかで、
地元での一般消費量が増えれば「地元の日本酒を地元で買えない。」などという今の状況も
変わってくるのかもしれませんけどね。
売ってないから飲まないのか。
飲まないから売らないのか。
山形の日本酒業界が抱える最大のテーマなのかもしれません。
ちなみに令和3酒造年度全国新酒鑑評会の金賞受賞蔵数の順位は
・1位 福島県:17蔵
・2位 秋田県:13蔵
・2位 兵庫県:13蔵
・4位 新潟県:12蔵
・4位 長野県:12蔵
・6位 山形県:11蔵
・7位 広島県:10蔵
で、福島県は9年連続で日本一の座に輝いているわけです。
より旨い日本酒を探求し、お互いが切磋琢磨し、地元で飲んで地産地消が成立する…
そこになにか大きなヒントがあるような気がします。
そしてメニューを見て驚いたのが、いわゆる甲類焼酎が見当たらないんです。
庄内は「爽」がどこにでもありますし、他の土地でも「鏡月」や「JINRO」なんかは
とりあえず置いてあったりするんですけどね。
あまり特徴のない甲類焼酎よりも飲むなら芋や麦や黒糖を、それよりも地元の美味い日本酒を飲む、
ということなんでしょうね。
焼鳥や唐揚げを頼むことを決して忘れていたわけではなく、たくさんの日本酒に合わせて
より旨さを引き立ててくれそうな一品を探しているうちに、口の中のモードが変わってしまって
頼めなかったというのが正直なところです。
じっくりと堪能したというよりも、圧倒されたという表現の方が的確でしょうね。
野球で言ったら5回コールドゲームみたいなもんです。
あっという間に満席になり、店内も慌ただしくなったきたところで次なるお店に移動します。
二軒目は、会津でも老舗の鮨屋「亀井鮨」さんへ。
店内には高校野球や地元シニアの集合写真がたくさん飾られていて、作新野球部OBの大将に
ご挨拶させてもらいました。
海なし地域の会津は鮨の旨いところとしても有名で、各店が独自ルートでネタを仕入れて
こだわりの握りを提供してくれます。
日本海の魚を食って育った自分でも、ひと口食べて旨い!とすぐに声が出ます。
厚く切られたネタとホロリとほどけるシャリとのバランスは、もう芸術品ですよ。
そこに福島の地酒ですもん、幸せすぎます。
カウンターには、息子さんが山形で高校球児だったというお客様もいらしたりして、
時間が許すなら高校野球ネタであと5時間くらいはいれたと思います(笑
でもね、ここまでウーロンハイも飲まずして、ずっと日本酒ですからね。
当然のことながら、ちょっとづつ崩壊していきます。
「あ、馬刺しを食べてない!」などと、思い出さなくていいことは急に思い出します。
というわけで、海なし会津の最高に旨い鮨を堪能して、次は「馬刺し」を目指して彷徨います。
もちろん千鳥足×2 + シラフ×1で。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
会津若松のど真ん中に豪壮な構えで建つ鶴ヶ城を、もっとゆっくりじっくり見学したかったんですけど、
天守閣には残念ながら登ることが出来ず、後ろ髪を引かれる思いでお城を後にしました。
桜の咲く季節にでも、もう一度カミさんとカールを連れて訪れたいと思いましたね。
「想定外」の事故渋滞に巻き込まれ会津到着が2時間遅れてしまったため、昼食をとるタイミングを
完全に逃してしまっていて、ユウスケが「何も食ってないんで腹減ったっスね!」と騒ぎ出します。
息子が会津にいるオサムちゃんからの情報で味噌蔵の「満田屋(みつたや)」で味噌田楽でも
軽くつまんで小腹を満たそうと思ったら、なんと水曜日が定休日でした。(´;ω;`)ウッ…
ならばと、すぐ近くの末廣酒造に酒蔵見学に行こうと思えば、なんとすでに営業終了してるし(泣
そんなことってあるの?
全然予定通りにいかないじゃん!
「だったらもう、その辺の食堂で一品料理をつまみに瓶ビールでやろうよ。」と、
会津名物の「ソースかつ丼」のアタマだけを目当てに一斉にググりだします。
が、どこも14時で終了してるお店ばかりなんですよね。
すると、一軒だけ近くで営業してる食堂を発見して「もうそこでいいんじゃね?」と
ブンちゃんが車を駐車場に滑り込ませます。
「この辺の食堂でソースかつ丼がない店なんてないですから。」という会津出身のブンちゃんの
言葉を信じてとりあえず瓶ビールを注文すると、瓶ビールはスーパードライなんだそうです(笑
メニューにサッポロ生ビールと書いてあったんで、瓶もサッポロかと思いきや、まさかのアサヒ(汗
しかも、ブンちゃんから「体調不良のため、今日はノンアルで付き合います。」宣言まで飛び出します。
飲まないサッポロの営業と、アサヒスーパードライで一杯目を乾杯するという、カオスな状況。
ま、ま、気を取り直して「早速、ソースかつ丼のアタマだけもらおうか。」
「え?あれ?」
「どうした、ユウスケ。」
「マスター、【ソースかつ丼】自体がメニューにないっス。」
「えーっ!!」
「ブンちゃん、どういうことよ?」
「あ、いや、おかしいな。」
ざわつく一行に気づいたのか、食堂のご主人が「なんだったらソースかつ、出来ますよ。」と
優しく声をかけてくれたんですよね。
「ありがとうございます。わがまま言って申し訳ないです。観光で来たもので。」と
丁寧にお礼を言って、他にも何品か酒のアテになるようなものを一緒に注文します。
「お待ちどうさまでーす。ソースかつです。」
「おー!やったー!」
「はい、どうぞー!」
「・・・。」「・・・。」「・・・。」
こ、これが会津名物のソースかつなの?
うーん、普通にソースを掛けたとんかつにしか見えない。
なんか、カツごと秘伝のソースにジャボンと潜らせてヒタヒタになってるイメージだったんだけど。
それでも、わざわざ作ってくれた「ソースかつ」も肉厚ですごく美味しかったですよ。
ただ、日本全国どこでも「とんかつ」と呼ぶこのビジュアルは、正直「想定外」でしたね。
その後、何を話したかは覚えてません。
ただ、車に戻ってから「あれが会津名物のソースかつなの?」
「いや、ソースかつ丼のアタマではないです。」
「普通のとんかつにソース掛けたのと、どこが違うの?」
という問答をブンちゃんと何度も繰り返したのだけは覚えています。
もちろん、ちゃんと全部美味しく頂きましたし、ご主人の優しさも有り難かったです。
どうもご馳走様でした!
なんだかしっくりこない展開が続くなか「もう、今のうちにお土産買っちゃおうぜ。」
一行は鶴ヶ城そばのお土産屋さんに向かって車を走らせたのでした。
ここまで、何ひとつ思い通りに行ってません(笑
つづく。
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毎度ありがとうございます!
臨時休業を頂いて、会津若松市に行ってきました。
今回の旅の相棒は「焼鳥あばれん坊」のユウスケとの二人旅です。
ユウスケも独立してから8~9年は経っていますから、もう一人前の店主ですよね。
調理技術もさることながら、感覚や感性といったアンテナの感度が抜群に良い男なんで、
そんな感覚をすり合わせながら久しぶりに飲めることも楽しみにしていました。
集合時間は午前9時。
ユウスケの自宅まで自分が迎えに行くことになっていました。
2日前からの寒波の影響もあって少し早めの8時半に出発したんですけど、屋外に止めていたD:5を
久しぶりに動かしてみると、300mほど先の信号待ちでストンをエンストしたんですよ。
バッテリーチェックランプが点いていたんですけど、再始動すると一発でかかったんで、
しばらくぶりに動かしたんでバッテリーが上がり気味なのかな、くらいにしか思ってなかったんです。
またエンストしないようにニュートラルに入れて少し吹かしながら、ゆっくりと発進したんですけど
今度はキュルキュル音がして明らかに吹け上がらないんですね。
「あれ?なんかおかしいぞ。」と思ったら今度は何か焼き付てる臭いがしてきたんですよ。
ビニールが焼けているような、モーターが焼き付いているような、とにかくイヤな臭いです。
止まるにも朝の通勤ラッシュで思うようにはいかず、ユウスケの自宅までの2kmを自走して
なんとかかんとか辿り着きました。
出てきたユウスケも「なんか臭くないっすか?」とその異変に気づきます。
ボンネットを開けて覗いている間にイヤな臭いは消え、すでにキュルキュル音は止まっていたし、
煙や発火も見られなかったんで、このまま出発することにしたんです。
すでに出発から「想定外」の波乱含みの展開です。
この時、甲子園の応援帰りの高速で当時乗っていたアルファードのファンベルトが突然切れて
とんでもない展開になったことを思い出してました。
とにかく確証はないけど、無事に行って帰って来れることを祈るだけです。
いざ高速を使って月山道も越え、上山を過ぎて南陽に入ろうかという手前のトンネルで、
今度はハザードを上げて緊急停止。
トンネル内の工事かなんかで片側通行でもしてんのかな、なんて思っていたら
後ろからパトカーは来るし、消防隊員が消火器を担いで行くわ、救急隊員がストレッチャーを
押して行くわで、明らかにトンネル内事故だと気づきました。
初めて事故渋滞に巻き込まれましたけど、トンネル内で身動きもとれず先の状況が全く分からないまま
時間だけが過ぎていくのがどれだけ不安なことか。
ユウスケが車から降りて少し先を覗いてみると、100mくらい先に事故車両があるようで、
救急車や消防隊員でどんな事故なのかは見えなかったと言います。
不思議なもので、こういう時に限ってトイレに行きたくなってくるんですよ。
後続の車から降りてきた男性もトンネル内にトイレがあるのかを歩いて探しているようで、
「トイレを我慢してるのが女性なもんで・・・」と困惑していました。
行き交う消防隊員や機動隊員に「今、どんな状況ですか?」と声をかけても
「いま事故の処理をしていて、まだ再開のメドはたってません。」と言うばかり。
30分・・・1時間・・・1時間30分・・・
このまま夜になるならいっそ会津に行くの止めて山形で一杯やって帰ろうかな、なんて
邪な考えも思い浮かんでいたら、2時間経ってようやく車が動き出しました。
まだ会津までの半分ですよ。
すでに到着予定時刻だった12時30分を過ぎてから車が動き出し、今度はここから国道121号線を
まだ2時間近くは運転しなくてはならないわけです。
自宅を出たのが8時半、会津のホテル駐車場に無事に着いたのが14時すぎ。
運転嫌いの自分が6時間近くも運転しての道のりは正直「想定外」でしたけど、
無事にメーカー担当のブンちゃんとも合流して、まずは楽しみにしていた鶴ヶ城に向かいます。
天守閣は復元されたものとはいえ、石垣や城を囲むお濠は当時のままのところも多く残っていて、
江戸時代から幕末にかけての激動の時代にもこの場所に建ち、変わらず会津の城下を見下ろして
いたのかと思うと、その凛とした姿になんだか身の引き締まる思いがします。
もちろん天守閣に登って、9代藩主・松平容保(かたもり)の気持ちになって会津の街並みを
望むつもりでいたんですけど、4月29日まで天守閣の修復工事が行われていてその願いも叶わず。
今回の出張の中でも楽しみにしていた鶴ヶ城だっただけに、これも残念な「想定外」でしたね。
まあまあ、こういうことは旅ではよくありますから。
あんまり焦らずのんびり行きましょうか。
・・・なんて余裕かましてるのも今のうちです。
「想定外」の旅はまだ始まったばかり。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
寒いっ!今季一番の寒い朝です。
明日はこれよりも寒い予報が出ている鶴岡です。
家のガラスとか割れるんじゃないか、なんて心配になるほどの最低気温になるそうです。
先週末は新潟市までドライブに行ってきました。
エンジンチェックランプが点く故障を修理したD:5の高速走行確認と、カミさんの買い物のついでに
御朱印やらグルメやらが目的のノープラン旅です。
エンジンチェックランプの原因はテスターの診断結果と目視で分かっていたんで、
大きな手術にはならずに2回の部品交換だけで済んでよかったんですけどね。
いや、大きな手術になった方がハイエースへ乗り換えるきっかけが出来たとも言えてたりして(笑
最初の修理で直っていれば格安で済んだんですけど、そう簡単にはいきませんしたね。
トータルで5万以上はかかるはずだった修理代を頑張ってもらいました。
どこで修理したかは書けませんけど、Kくんありがとうね。
一般道でも高速でもチェックランプは点かず、無事に「完治」したと言っていいでしょう。
新潟まで行くなら、ついでにワークマンプラスも新津にオープンしたようだったんで、
新潟亀田ICで降りて新潟市街地と反対方面に車を走らせます。
鶴岡のワークマンよりもカジュアルなウェアが多く揃っていて、女性客が多いのも納得です。
なによりも、機能的で安いっていうのがワークマンの魅力ですもんね。
このところ、鶴岡市内の至るところにドラックストアが新規オープンしてますけど、
そんなにクスリ屋ばっかいります?こんな田舎町で。
ワークマンプラスが出来たら流行りますよ、絶対に。
あとは「かつや」ね。これも間違いない。
「かつや」はホームセンタームサシが親会社だから、鶴岡のムサシの敷地内の空いてる店舗、
以前の「善」のところを「かつや」に改装すればいいんですよ。
「吉野家」と反対側で立地も良く、高速を降りてすぐのロケーションは大型車でも駐車の心配がなく
物流ドライバーにも便利ですし、立ち寄ったついでにムサシで買い物も済ませられるし、
敷地内にあるパチスロ客の食事も狙えて、まさに一石三鳥だと思うんですけどね。
ドラックストアばかり建てるなら、チェーン店でもいいからそういうの出店してほしいですね。
で、我々はというと、新潟まで行く車中でカミさんが作ってくれたおにぎりを食べたせいか、
「お昼は立ち食い蕎麦でもいいよね。」なんて話してたんです。
東京に行くと必ず「富士そば」に行くほど、あの手の蕎麦屋が好きなんですよね。
Google検索で一番近くに出てきた「そば処さぢみ」に決定。
「しまむら」や「アベイル」と同じ敷地内にあるファーストフード店的なお店でしたけど、
買い物ついでの家族連れやご夫婦で賑わってました。
食券を渡して番号を呼ばれたら取りに行って、食べ終わったら下げ口まで運ぶセルフスタイル。
蕎麦だけでよかったつもりが、ミニタレカツ丼とのセットが気になって二人で注文してました。
結果から言うと、蕎麦よりも「タレカツ丼」旨いっす!
ソースカツ丼とも違うし、河北のカレー風味のカツ丼とも違います。
しょっぱくない醤油タレが絶妙なのかな。
ケンミンショーでも取り上げられた新潟のソウルフードらしいんですけど、初めて食べました。
バスセンターのカレーと迷ったけど、蕎麦屋に向かって正解でした。
次に新潟に行ったら、また「タレカツ丼」を食うと思います。
今度はミニじゃなくて普通盛りで注文するでしょう。
帰りに調べてみると、新潟市内のあちらこちらにタレカツ丼が食えるお店があります。
さすがソウルフードだけあって、趣のある老舗とんかつ屋からローカルチェーン店まで
お店選びには困らないほど出てきます。
今回のお店がローカルチェーンなら、本格的なお店で食う「タレカツ丼」ってどんなに旨いの?
って話しで盛り上がって帰ってきました。
値段の高いものが旨いのは当たり前で、高くても満足できないものも実際には多いんですよね。
低価格でも、食べた後に「旨かった~」と満足できるものが一番じゃないですか。
だから回転寿司だってハンバーガーだって、コンビニのおにぎりだって自分が旨い!と
満足できるものがが食えれば、それでいいんですよね。
さて、今朝は本当に街中が凍りついたような鶴岡です。
車の運転には十分に気を付けて、車間距離を開けてのんびり運転しましょう。
時間の焦りは運転中の怒りを生むものですから。
行きたいヤツや追い越したいヤツは、とっとと行かせちゃえばいいんですよ。
で、心のなかで「覆面に捕まればいいのに。」と呟いてればいいんです。
間違っても車から降りて「煽ってんのか!コラ!」なんてやっちゃだめですよ、〇〇くん。
今日は自宅に引きこもって伝票と帳簿の整理に集中します。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
焼き鳥屋、居酒屋、中華料理屋と回り、お腹も限界ですが時間はまだ20時。
17時スタートでしたから1軒あたり約50分くらいの滞在時間になるでしょうか。
別に急いでいるわけでも慌てているわけでもなく、遠征すると大体いつもこんなペースですから
ほぼ予定通りなんですけどね。
唯一、予定通りでなかったのが、ここからまたもや居酒屋に行ったこと。
いや、居酒屋でもよかったんですけどね。
お腹はもう一杯で食べれませんでしたから、フードの注文を工夫さえすれば・・・
「北京飯店」を出て満腹感を紛らわすために、寒河江の繁華街をネオンの灯りを眺めて歩きます。
その間も、アビコ大先生は灯りのついているスナックのドアを片っ端から開けて突入していきます。
別に特攻隊に任命したわけでもないのに、カランコロンとドアを開けては「〇」とか「✖」とか
後から来る我われに「入れる」「入れない」のサインを送ってきます。
全員がそのサインをスルー(笑
結局「北京飯店」から一周して、目の前の「一力」の暖簾を潜ってました。
ここの女将さんがマキくんと知り合いということで、そんなに食べれないなら正直に話した方が
むしろ失礼にならないんじゃないだろうか、なんて気を回したつもりだったんですがね…
「ごめんなさい、お腹一杯なもんで飲むだけでも大丈夫すか?」ってお断りして入店したのに、
鶴岡から来たマキくんとの再会に気合いの入った女将さんが次から次へと料理を持ってくるんですよ。
「茎わかめ」「季節のお野菜」「銀だらの煮付け」「山形風芋煮」を一人に一品ずつ、
さらには「中トロの刺身」まで出てきて、頼んでない料理だけでテーブルが一杯になってしまうという、
それはまるで「オモうまい店」状態なわけですよ。
「こんだけあれば十分だべ~、ねぇ~。」なんて女将さんは笑って出してくれてましたけど、
本当にお腹一杯なんですってば!
せっかくのお気持ちを残すわけにもいきませんから頑張ってその場で食べましたけど、
その隣でアビコは「タッパーください。」なんて図々しくお持ち帰りにしちゃってるし。
入店と同時に注文した「ほや酢」は結局最後まで出てきませんでした。
食べれないものはどんどん出てきて、食べたいものは出てこないというね(笑
途中、何度もタバコを吸いに表に出るアビコの動きに無警戒だったのをいいことに、
いきなり「次の店、予約してきました。」なんてサイン無視する我われの動きを封じ込めにきました。
時間は21時。
代行が来るのが22時半ですから「もう食えないから1時間1本勝負でスナックでもいいか。」って
気持ちになってましたからね。
1時間飲み放題3,000円でお願いして、アビコのスイッチがON!
スナックのお姉さんの肩を抱きながらデュエットするも、全部一人で歌うという暴挙に出て、
お店を完全にアビコワールドで支配してしまいます(笑
最後まで我われが代行で鶴岡に帰るという話しを信じていなかったママも、
よっぽどアビコを気に入ったのか「明日もまた来てね~」なんて懇願すると、
なんと飲み放題ラスト10分前に「よし!ボトル入れましょ!」なんて言い出して、
ニューボトルをキープしちゃってるんですよ。
だ、か、ら・・・
飲み放題で飲んでて、なんで終わり間際にボトル入れるのよ、しかもここ寒河江で。
次、いつ来るつもりなのよって話しなんですよ(笑
そうこうしているうちに、ちゃんと予定通りの時間に鶴岡から代行がきて、ここでお会計です。
途中にある西川のコンビニに立ち寄ってドライバーにコーヒーとアイスの差し入れを買って、
みんなでワイワイ車中でアイスを食いながら鶴岡まで無事に戻ってきました。
代行で月山を越えるなんて暴挙だと思われるかもしれませんけど、実はそんなことはないんです。
大体、代行は市内5㎞で1,000円ですから、1㎞あたり200円単価が一般的です。
寒河江駅から鶴岡まで約80㎞ですから200円×80㎞=16,000円はいい線いってると思いますよ。
21時に出発して24時に鶴岡市内に戻るから、稼働時間は3時間ですよね。
3時間で1台で16,000円分稼げるか、つまり1時間5,000円稼働を3回転できるかと言えば
絶対にできませんから。
週末以外のヒマな夜なら、事前に予約すれば受けてくれる代行はあると思います。
まぁ車を出してくれたアビコにガソリン代も1000円ずつ渡してるんで
結果的には一人5000円で寒河江遠征も全然悪くはなかったですよ。
また行かなくちゃなりません。
なにせボトルキープしちゃってるんで(笑
寒河江から代行で帰ってくるという新しい試みも、大成功と言っていいでしょう。
新庄駅まで55㎞ですから、代行が受けてくれれば次は新庄遠征も可能かもしれません。
というわけで、楽しかった寒河江遠征はこれにて終了です。
また、どこかの街に遠征する予定です。
それではまた。