『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

久しぶりの夜に
毎度ありがとうございます!

昨夜はみぞれが降る悪天候でしたね。
しばらくポカポカ陽気が続いて、このまま春になるのかなぁなんて思っていたら、
まだまだ雪国の3月だということを思い知らされる寒い夜でした。

そんな夜に、後輩のユウキとホンジョウのコンビが久しぶりに顔を出してくれました。
それぞれが大人になり、それぞれが子を持つ父親になり、来店の頻度はめっきり減りましたけど、
二人とも元気に頑張っているようで安心しました。

我われの商売はのんびり待つスタイルですからね。
ふらりと寄りたいなと思ってくれたときに、そこにある安堵感があればそれでいいんです。

そんな久しぶりの後輩達と入れ替わるように「焼鳥あばれん坊」のユウスケが顔を出しました。
お客さんとしてやんちゃに来るのは久しぶりなんじゃないかな。
暇な夜に耐え切れず、早仕舞いで遊びに来てくれたのでした。

閉店後に、久しぶりに二人で福鮨のカウンターで商売の話しで盛り上がりました。

先日のブログで豚足のメニュー化に没頭していると書いたんですけど、
なんとユウスケも豚足メニューを研究中だそうで、二人で豚足について随分と語り合いました。

弟子とは言えど、すでに独立したお店の経営者であるわけですから、その立場は対等です。
ユウスケの言葉にヒントを得ることもありますし、久しぶりのサシ呑みで自分の言葉に
忘れかけていた何かを思い出すこともあるかもしれません。

「一緒に共同開発しましょうよ。」
と目を輝かせて自分を乗せてくるユウスケの目論見は全部お見通しのうえで、
「オレの方でも考えとくよ。」とだけ伝えておきました。

ユウスケは冷菜で、自分は焼きでと考えていましたから、方向性は違うんですけど、
鶴岡ではまだまだマイナーな豚足を使いたいという想いは一緒なんですよね。

そんなふうに、それぞれの店主が切磋琢磨しながら、お互いに新しい食材を探求し、
メニュー化に向けて努力しながら、お客様に支持されるお店でありたいと思っています。

ほんの1時間ちょっとの時間でしたけど、いい時間でした。
自分も刺激をもらいましたし、まだまだ負けるつもりもありません。

独立して3年、一度もユウスケの焼く焼鳥を食べたことはないけれど、きっと旨いはずです。
食わずとも、会話していてそのくらいは分かります。

いつかユウスケのお店に、お客さんとして行くことがあるのかどうかは分かりませんけど、
これからも当分は行かないでしょうね、きっと。

その答えは、心配じゃないから。

自分とユウスケの関係・・・師弟関係とは、そういうことです。
ユウスケの心配をしているヒマがあったら、新しいメニューでも考えます。

今日も煮込みがいい感じです。
明日の卒業式の準備で、ワイシャツを買いに行ってきます。

寒いですが、今日も頑張っていきましょう!!



 



コメント

コメントを書く