毎度ありがとうございます!
昨夜は常連のタカノリくんが、ふらりと寄ってくれました。
息子のリョウタくんは1年生から剣道を始めて、いま小学3年生です。
どんなに動けなくても、どんなにルールが分かっていなくても、幼少期からの経験は
3年も経てば大きなアドバンテージになります。
鶴岡で小学生の低学年のスポーツといえば、プール文化というか水泳文化が昔から根付いていて、
全身運動に効果的であるとか、気管支炎や喘息などの改善も見込めるとか、その他いろいろな
メリットがあるそうで、我が家の息子も3年生までは水泳教室に通わせていました。
今、卒業を迎えたこの時期に、ふと息子と一緒に駆け抜けたスポ少・中学部活6年間の
野球に費やした時間を振り返った際に、ぼんやりと思うことがあります。
もっと早くから野球に触れていたら、どうだっただろうかと。
今は野球人口が減っていて、その入り口に「ティーボール」という野球に類似した競技があります。
ティーの上のゴムボールを、プラスティックバットで「打つ」ところからゲームがスタートします。
スライディング禁止やオーバーランOKなど、低学年の安全面に配慮しながら1イニングで
10人全員に打席が回り、そのイニングの得点をカウントします。
低学年時の水泳やティーボールを否定するものでは全くなく、あくまでも個人的な考えで、
もしもこの鶴岡で、小学1年生から野球が出来る環境が整ったらどうなるのかなぁ、などと
ふと考えてしまうんですよね。
実は各スポーツ少年団でも、希望者が入れば1年生からでも入団を認めているチームも一部あります。
例えば、お兄ちゃんが入団していてその弟がとか、単純に野球が好きでやりたいからとか。
ただ、そういう希望者は非常に少なく、あくまでも小さなお客様扱いは否めません。
指導者の指導論・技術論も低学年だけを意識した内容ではありませんし、
上級生と同じ練習自体がこなせないのは当たり前だからです。
であれば、鶴岡市全体で、そういう低学年向けの野球教室を展開してみたらどうなんだろうかと。
コーチは、もちろん野球の指導者ではあるけれど、技術論よりもまずは子どもが好きで
物腰が柔らかく、言葉選びも上手な大人が必要不可欠ではありますけどね。
叱責や罵倒は必要ありません。
もちろん安全面や挨拶などの部分での厳しさは必要でしょう。
教師にはなっていないけれども、小学校の教員免許を持っている方などもいいかもしれません。
そういう意味では、女性のコーチのほうが向いているという可能性もありますよね。
温かく見守りながら、少しづつできることが増える楽しみを体験させながら、
他の学校の新しい友達もできる低学年向けの野球教室。
野球の入り口にある本来の「楽しみながら覚える野球」という考え方。
はっきりと言えることは、4年生からスタートする子と1年生からスタートした子では
体格の差は当然あるものの、ボールへの恐怖感とかフライへの対応力とかグラブさばきとか、
いわゆる経験値が大きく違ってきますから、その差は大きいのは明白でしょう。
それは、野球やスポーツに限らず、どの分野でも同様のことが言えますよね。
低学年から英語を習わせれば、学校で習う前からある程度の単語や会話は出来ます。
算数だって塾に通う子と通わない子の基礎学力には、すでに差があるでしょうし。
それでも、低学年からの入団には否定的なご家庭もあるでしょう。
では、その理由はどういうものがあるのか。
小学校生活という新しい環境にまだ不慣れだから。
投げたり振ったりの動作は、成長を妨げるのではないか。
もしくは怪我を誘発するのではないか。
学校の勉強を疎かにしてしまうのではないか。
他にももっとやりたい競技や興味のあることがでてきそう。
休日は親も少しのんびりしたい。
こういう課題は、ひとつひとつ考えていけばその対応は出来ると思うんですよ。
関東のとあるボーイズは、野球道具のほかに勉強道具も持参させ、
しっかりと宿題や課題を終わらせてから、練習に取り掛かるそうです。
時には監督やコーチが、勉強を教える場面もあるというから驚きです。
このブログを書きながら、ネットでちょっと調べただけですぐにヒットしました。
やっぱり、すでにこういうスクールも実在しているんですね。
「4歳からの野球スクール ベースボールわくわく塾」
http://baseball-wakuwaku.com/
「低学年時はみんなプールに通わせる」というのは、
秘密のケンミンショーで扱ってもいいくらい鶴岡では当たり前の光景です。
もう少し視野を広げて、もう少し子どもたちの可能性を引き出す環境を
地域の大人たちみんなで作り上げていけたらなぁと思うんですよね。
1年生から剣道を初めて、最初はなにも出来なかったリョウタくんが今では
最近になって剣道をはじめた4年生と試合をやって普通に勝つんだそうです。
初めのころは竹刀が重たかったかも知れない。
怖くて目をつぶっていたかも知れない。
集中力がなくて練習が飽きていたかも知れない。
実際に見ていないから分かりませんけど、そんな3年間の積み重ねは想像以上に大きいでしょう。
何より大切なことは、親にやらされているのではなくてリョウタくん本人が剣道をやりたくて
そして上手くなりたくて、昇級したくて頑張っているんだということ。
本当に素晴らしいことだと思います。
そして、もっともっと上手くなっていくでしょうし、さらに強くなっていくでしょうね。
いつか「今度リョウタの剣道の応援に行くからなー。」という約束を果たしたいと思います。
今、低学年のお子さんが野球に興味を持って、
自分から野球をやりたいと言ってきたら、
この鶴岡に住む親のあなたならどうしますか?
チームや学校が違っても、あっという間に仲良くなって、
楽しく野球をする子どもたちのこんな笑顔を見たいものですね。
素敵な休日をお過ごしください。
昨夜は常連のタカノリくんが、ふらりと寄ってくれました。
息子のリョウタくんは1年生から剣道を始めて、いま小学3年生です。
どんなに動けなくても、どんなにルールが分かっていなくても、幼少期からの経験は
3年も経てば大きなアドバンテージになります。
鶴岡で小学生の低学年のスポーツといえば、プール文化というか水泳文化が昔から根付いていて、
全身運動に効果的であるとか、気管支炎や喘息などの改善も見込めるとか、その他いろいろな
メリットがあるそうで、我が家の息子も3年生までは水泳教室に通わせていました。
今、卒業を迎えたこの時期に、ふと息子と一緒に駆け抜けたスポ少・中学部活6年間の
野球に費やした時間を振り返った際に、ぼんやりと思うことがあります。
もっと早くから野球に触れていたら、どうだっただろうかと。
今は野球人口が減っていて、その入り口に「ティーボール」という野球に類似した競技があります。
ティーの上のゴムボールを、プラスティックバットで「打つ」ところからゲームがスタートします。
スライディング禁止やオーバーランOKなど、低学年の安全面に配慮しながら1イニングで
10人全員に打席が回り、そのイニングの得点をカウントします。
低学年時の水泳やティーボールを否定するものでは全くなく、あくまでも個人的な考えで、
もしもこの鶴岡で、小学1年生から野球が出来る環境が整ったらどうなるのかなぁ、などと
ふと考えてしまうんですよね。
実は各スポーツ少年団でも、希望者が入れば1年生からでも入団を認めているチームも一部あります。
例えば、お兄ちゃんが入団していてその弟がとか、単純に野球が好きでやりたいからとか。
ただ、そういう希望者は非常に少なく、あくまでも小さなお客様扱いは否めません。
指導者の指導論・技術論も低学年だけを意識した内容ではありませんし、
上級生と同じ練習自体がこなせないのは当たり前だからです。
であれば、鶴岡市全体で、そういう低学年向けの野球教室を展開してみたらどうなんだろうかと。
コーチは、もちろん野球の指導者ではあるけれど、技術論よりもまずは子どもが好きで
物腰が柔らかく、言葉選びも上手な大人が必要不可欠ではありますけどね。
叱責や罵倒は必要ありません。
もちろん安全面や挨拶などの部分での厳しさは必要でしょう。
教師にはなっていないけれども、小学校の教員免許を持っている方などもいいかもしれません。
そういう意味では、女性のコーチのほうが向いているという可能性もありますよね。
温かく見守りながら、少しづつできることが増える楽しみを体験させながら、
他の学校の新しい友達もできる低学年向けの野球教室。
野球の入り口にある本来の「楽しみながら覚える野球」という考え方。
はっきりと言えることは、4年生からスタートする子と1年生からスタートした子では
体格の差は当然あるものの、ボールへの恐怖感とかフライへの対応力とかグラブさばきとか、
いわゆる経験値が大きく違ってきますから、その差は大きいのは明白でしょう。
それは、野球やスポーツに限らず、どの分野でも同様のことが言えますよね。
低学年から英語を習わせれば、学校で習う前からある程度の単語や会話は出来ます。
算数だって塾に通う子と通わない子の基礎学力には、すでに差があるでしょうし。
それでも、低学年からの入団には否定的なご家庭もあるでしょう。
では、その理由はどういうものがあるのか。
小学校生活という新しい環境にまだ不慣れだから。
投げたり振ったりの動作は、成長を妨げるのではないか。
もしくは怪我を誘発するのではないか。
学校の勉強を疎かにしてしまうのではないか。
他にももっとやりたい競技や興味のあることがでてきそう。
休日は親も少しのんびりしたい。
こういう課題は、ひとつひとつ考えていけばその対応は出来ると思うんですよ。
関東のとあるボーイズは、野球道具のほかに勉強道具も持参させ、
しっかりと宿題や課題を終わらせてから、練習に取り掛かるそうです。
時には監督やコーチが、勉強を教える場面もあるというから驚きです。
このブログを書きながら、ネットでちょっと調べただけですぐにヒットしました。
やっぱり、すでにこういうスクールも実在しているんですね。
「4歳からの野球スクール ベースボールわくわく塾」
http://baseball-wakuwaku.com/
「低学年時はみんなプールに通わせる」というのは、
秘密のケンミンショーで扱ってもいいくらい鶴岡では当たり前の光景です。
もう少し視野を広げて、もう少し子どもたちの可能性を引き出す環境を
地域の大人たちみんなで作り上げていけたらなぁと思うんですよね。
1年生から剣道を初めて、最初はなにも出来なかったリョウタくんが今では
最近になって剣道をはじめた4年生と試合をやって普通に勝つんだそうです。
初めのころは竹刀が重たかったかも知れない。
怖くて目をつぶっていたかも知れない。
集中力がなくて練習が飽きていたかも知れない。
実際に見ていないから分かりませんけど、そんな3年間の積み重ねは想像以上に大きいでしょう。
何より大切なことは、親にやらされているのではなくてリョウタくん本人が剣道をやりたくて
そして上手くなりたくて、昇級したくて頑張っているんだということ。
本当に素晴らしいことだと思います。
そして、もっともっと上手くなっていくでしょうし、さらに強くなっていくでしょうね。
いつか「今度リョウタの剣道の応援に行くからなー。」という約束を果たしたいと思います。
今、低学年のお子さんが野球に興味を持って、
自分から野球をやりたいと言ってきたら、
この鶴岡に住む親のあなたならどうしますか?
チームや学校が違っても、あっという間に仲良くなって、
楽しく野球をする子どもたちのこんな笑顔を見たいものですね。
素敵な休日をお過ごしください。
コメント
1. 無題
そして、ようこそ鶴岡東へ…そしてそして、あと3年後にはOB会でお待ちしております!
あぁ~、学童野球に関しては言いたい事いっぱいあります!そのうちお店お邪魔します!
2. >20番が涙腺スイッチさん
お手柔らかにお願いいたします(笑
学童野球というよりも低学年からのキッズスクール的なイメージなんですよね。
当然、言うだけタダなんで無責任に聞こえるかも知れませんけど
野球の面白さって遊びの中からだと思うんですよね。
そういう遊び塾があったらいいかなと。
今度、一杯やりながら語りましょう!