毎度ありがとうございます!
昨日、ついに全国の緊急事態宣言が解除されました。
と同時に、プロ野球も無観客とはいえ6月19日からの開幕が決定しました。
ここ数日間で、いや一日一日で政府や各団体の対応が目まぐるしく変わってきている状況です。
何が言いたいのかというと「夏の甲子園中止の決定」は早すぎたのではないか、ということ。
先日20日に戦後初の甲子園中止が決定されて、まだ5日しか経っていません。
甲子園出場をかけた地方予選も中止とされ、その代替案として地方独自の大会を開催する方向で、
各都道府県の高野連は調整しているとのことです。(福岡県は地方独自大会も開催見送り)
ほとんどの県では、おそらく開催されるでしょう。
だったら地方予選できるじゃないの。
それって地方予選と同じじゃないの。
緊急事態宣言が解除され街に人が戻り、日に日に感染者数も減少し退院者数も増えてきている。
「プロ野球もやれるのに、オヤジたちは飲みに行くのに、なんで俺たちは野球が出来ないんだ!」と
全国のすべての高校球児が思っていることでしょう。
地方予選までの準備不足や各チームで差がある練習状況や、遅れている学習面についてや、
今後もまだ感染リスクがある中での安全の確保や球場の感染予防対策などなど、高野連としても
十分に検討した結果の中止だということが分かっていながらも、あえて、あえて個人的な願望と
甲子園開催に向けての強行策を、今さらですけど書いてみたいと思います。
まずは、甲子園開催の可否の決定を65日後の7月31日まで引っ張ります。
もちろん、その時のコロナの収束状況や全国・大阪の状況なども踏まえて
「最悪、ギリギリでの中止の決定もありえる」という前提で各地方大会を開催してもらう。
今の現状でも、ほとんどの県で思い出作りの地方大会を検討しているなら、しっかりと戦って
ちゃんと優勝チームを決めて、甲子園出場49チームを選出して甲子園の開催を信じて待つんです。
思い出作りの地方大会と3年生全員登録の救済措置もいいけれど、負けたら終わりの本気の野球と
正々堂々の真剣勝負が本来の高校野球の姿でしょう。
もともと8月の約1ヵ月間は甲子園を確保しているので、急遽開催になっても日程的に問題はない。
そして思い返してみてください。
今年のセンバツは出場校がすでに決定していて、3月19日開幕の8日前の3月11日という
まさに大会ギリギリになって史上初めてセンバツ中止の決定が下されたことを。
逆に言うと、開幕8日前から「はい、やりますよ!」でも大会は開催できたということ。
それでも直前まで協議し、開催に向けて話し合っても最終的には開催できなかった。
でも、大人たちが十分に検討し準備してくれたことは、ちゃんと選手たちには伝わったはずだし、
いつの日か彼らに理解してもらえる日がくると信じています。
ただこれって、まだ緊急事態宣言前の3月の感染拡大で大騒ぎしていた頃の話しですよ。
結果的にはセンバツは中止になったけれど、もしも開催していたとしたら、
・開会式・入場行進は行わない
・組み合わせ抽選会は行わず主催者代理抽選とする
・甲子園練習は行わない
・開幕前から大阪には入らず、各県で調整し試合日の2日前に現地入りする
・補助員も含め1チーム30人を上限とし移動・宿泊する
・試合は無観客試合で行う
・閉会式は行わない
・甲子園の土は持ち帰らない
・試合終了後の選手の握手は行わない
たしか、こんな内容で検討されていたんですよ、開幕8日前に。
これでもいいじゃない。
今から大会がないと言われるよりは。
だとすれば、これから2ヶ月もあるんですから、上記のセンバツ開催案を最低限のベースにして
ギリギリまで検討する余地は十分にあると思うんですけどね。
そして、それでもダメなら、その時になってもいろんな検証をした結果で無理なのであれば、
残念だけれど、そこで中止を決定したらいいんです。
その可能性も含めて、地方予選を開催する際の条件にすればいい。
センバツ同様に最悪中止となった場合、出場予定の49チームの選手たちには本当につらい思いを
させてしまうことになるのかもしれないけれど、今のこの状況のなかで地方大会を開催し、
真剣勝負で優勝した事実は揺るがないものになるわけだし、少なくとも今のように全国の球児が
やり場のない無力感で泣き崩れるよりは、誇れるもの・確かなものを手に入れて引退できるわけです。
甲子園があると信じて地方大会を真剣にやるからこそ、負けたチームも完全燃焼できるし、
もしも開催できなくても「お前たちは間違いなく甲子園出場チームだ。胸を張って終わろう。」と
監督さんも最後に言えると思うんですよね。
もしもダメだったとしても、プロ野球のオフシーズンになって甲子園が使える時期に、
また違うカタチでの49校メモリアルイベントなんかを開催することも可能なわけですから。
試合ができなくても、球児たち憧れのイチローや松井や松坂や大谷などの甲子園レジェンド達を
ゲストで呼んで、1日だけの「高校野球の祭典」なんていうのもいいかもしれません。
長くなってしまったけど、まだ安心できない情勢とはいえ、こんなに日々状況が変わっていく中で
中止の決定は早すぎたのではないかなと思ってしまうのは、きっと自分だけではないでしょう。
「最悪の場合、甲子園中止も十分にありえる。」という条件の下でも直前まで決定を遅らせ、
地方予選を開催し真剣勝負で甲子園出場切符をかけて戦うことのほうがよかったのではないか。
あくまでも、そういう個人的な感想です。
地方大会のどこで負けようとも悔し涙は流れてくるでしょう。
もしかしたら地方大会で優勝しても、甲子園の土は踏めずに悔し涙を流すことになるかもしれない。
結果的にすべての高校球児たちが涙を流すことになったとしても、その涙の質は、
戦わずして終わってしまった今の涙とはまったく違うはずです。
もしかしたら、中止の撤回というか「再検討」なんてミラクルが起きませんかね。
それでも中止なら仕方がないですけど。
緊急事態宣言解除、高校生の感染死亡者ゼロ、海外の薬の特例認可と新しい生活様式・・・
毎日のように明るい材料や明るい見通しがどんどん追加されて、大人たちの日常が少しづつ
戻ってくるのを横目に「これなら野球やれるんじゃないか、甲子園やれたんじゃないか。」と
憂いながら過ごす彼らの毎日・・・
一番悔しい終わり方だと思います。
高野連さん、まだ間に合いますよ!
史上初の【中止の撤回と開催に向けての再検討の実施】大英断の時は今かもしれません。
あくまでも個人的な意見ですからね。
医学的根拠はあるのかとか、遅れている学習面や受験対策とか、
球場の感染予防対策はとかの本気の反論コメントは勘弁してください。
そういう正論は分かっていて、あえて書かせてもらっている戯言ですから。
ここにも諦めきれない野球バカ親父がいるということ、ただそれだけです。
昨日、ついに全国の緊急事態宣言が解除されました。
と同時に、プロ野球も無観客とはいえ6月19日からの開幕が決定しました。
ここ数日間で、いや一日一日で政府や各団体の対応が目まぐるしく変わってきている状況です。
何が言いたいのかというと「夏の甲子園中止の決定」は早すぎたのではないか、ということ。
先日20日に戦後初の甲子園中止が決定されて、まだ5日しか経っていません。
甲子園出場をかけた地方予選も中止とされ、その代替案として地方独自の大会を開催する方向で、
各都道府県の高野連は調整しているとのことです。(福岡県は地方独自大会も開催見送り)
ほとんどの県では、おそらく開催されるでしょう。
だったら地方予選できるじゃないの。
それって地方予選と同じじゃないの。
緊急事態宣言が解除され街に人が戻り、日に日に感染者数も減少し退院者数も増えてきている。
「プロ野球もやれるのに、オヤジたちは飲みに行くのに、なんで俺たちは野球が出来ないんだ!」と
全国のすべての高校球児が思っていることでしょう。
地方予選までの準備不足や各チームで差がある練習状況や、遅れている学習面についてや、
今後もまだ感染リスクがある中での安全の確保や球場の感染予防対策などなど、高野連としても
十分に検討した結果の中止だということが分かっていながらも、あえて、あえて個人的な願望と
甲子園開催に向けての強行策を、今さらですけど書いてみたいと思います。
まずは、甲子園開催の可否の決定を65日後の7月31日まで引っ張ります。
もちろん、その時のコロナの収束状況や全国・大阪の状況なども踏まえて
「最悪、ギリギリでの中止の決定もありえる」という前提で各地方大会を開催してもらう。
今の現状でも、ほとんどの県で思い出作りの地方大会を検討しているなら、しっかりと戦って
ちゃんと優勝チームを決めて、甲子園出場49チームを選出して甲子園の開催を信じて待つんです。
思い出作りの地方大会と3年生全員登録の救済措置もいいけれど、負けたら終わりの本気の野球と
正々堂々の真剣勝負が本来の高校野球の姿でしょう。
もともと8月の約1ヵ月間は甲子園を確保しているので、急遽開催になっても日程的に問題はない。
そして思い返してみてください。
今年のセンバツは出場校がすでに決定していて、3月19日開幕の8日前の3月11日という
まさに大会ギリギリになって史上初めてセンバツ中止の決定が下されたことを。
逆に言うと、開幕8日前から「はい、やりますよ!」でも大会は開催できたということ。
それでも直前まで協議し、開催に向けて話し合っても最終的には開催できなかった。
でも、大人たちが十分に検討し準備してくれたことは、ちゃんと選手たちには伝わったはずだし、
いつの日か彼らに理解してもらえる日がくると信じています。
ただこれって、まだ緊急事態宣言前の3月の感染拡大で大騒ぎしていた頃の話しですよ。
結果的にはセンバツは中止になったけれど、もしも開催していたとしたら、
・開会式・入場行進は行わない
・組み合わせ抽選会は行わず主催者代理抽選とする
・甲子園練習は行わない
・開幕前から大阪には入らず、各県で調整し試合日の2日前に現地入りする
・補助員も含め1チーム30人を上限とし移動・宿泊する
・試合は無観客試合で行う
・閉会式は行わない
・甲子園の土は持ち帰らない
・試合終了後の選手の握手は行わない
たしか、こんな内容で検討されていたんですよ、開幕8日前に。
これでもいいじゃない。
今から大会がないと言われるよりは。
だとすれば、これから2ヶ月もあるんですから、上記のセンバツ開催案を最低限のベースにして
ギリギリまで検討する余地は十分にあると思うんですけどね。
そして、それでもダメなら、その時になってもいろんな検証をした結果で無理なのであれば、
残念だけれど、そこで中止を決定したらいいんです。
その可能性も含めて、地方予選を開催する際の条件にすればいい。
センバツ同様に最悪中止となった場合、出場予定の49チームの選手たちには本当につらい思いを
させてしまうことになるのかもしれないけれど、今のこの状況のなかで地方大会を開催し、
真剣勝負で優勝した事実は揺るがないものになるわけだし、少なくとも今のように全国の球児が
やり場のない無力感で泣き崩れるよりは、誇れるもの・確かなものを手に入れて引退できるわけです。
甲子園があると信じて地方大会を真剣にやるからこそ、負けたチームも完全燃焼できるし、
もしも開催できなくても「お前たちは間違いなく甲子園出場チームだ。胸を張って終わろう。」と
監督さんも最後に言えると思うんですよね。
もしもダメだったとしても、プロ野球のオフシーズンになって甲子園が使える時期に、
また違うカタチでの49校メモリアルイベントなんかを開催することも可能なわけですから。
試合ができなくても、球児たち憧れのイチローや松井や松坂や大谷などの甲子園レジェンド達を
ゲストで呼んで、1日だけの「高校野球の祭典」なんていうのもいいかもしれません。
長くなってしまったけど、まだ安心できない情勢とはいえ、こんなに日々状況が変わっていく中で
中止の決定は早すぎたのではないかなと思ってしまうのは、きっと自分だけではないでしょう。
「最悪の場合、甲子園中止も十分にありえる。」という条件の下でも直前まで決定を遅らせ、
地方予選を開催し真剣勝負で甲子園出場切符をかけて戦うことのほうがよかったのではないか。
あくまでも、そういう個人的な感想です。
地方大会のどこで負けようとも悔し涙は流れてくるでしょう。
もしかしたら地方大会で優勝しても、甲子園の土は踏めずに悔し涙を流すことになるかもしれない。
結果的にすべての高校球児たちが涙を流すことになったとしても、その涙の質は、
戦わずして終わってしまった今の涙とはまったく違うはずです。
もしかしたら、中止の撤回というか「再検討」なんてミラクルが起きませんかね。
それでも中止なら仕方がないですけど。
緊急事態宣言解除、高校生の感染死亡者ゼロ、海外の薬の特例認可と新しい生活様式・・・
毎日のように明るい材料や明るい見通しがどんどん追加されて、大人たちの日常が少しづつ
戻ってくるのを横目に「これなら野球やれるんじゃないか、甲子園やれたんじゃないか。」と
憂いながら過ごす彼らの毎日・・・
一番悔しい終わり方だと思います。
高野連さん、まだ間に合いますよ!
史上初の【中止の撤回と開催に向けての再検討の実施】大英断の時は今かもしれません。
あくまでも個人的な意見ですからね。
医学的根拠はあるのかとか、遅れている学習面や受験対策とか、
球場の感染予防対策はとかの本気の反論コメントは勘弁してください。
そういう正論は分かっていて、あえて書かせてもらっている戯言ですから。
ここにも諦めきれない野球バカ親父がいるということ、ただそれだけです。
コメント
1. モチベーション
今しかできない、今だからこそできる。
そんな大会。
OBや関係者が協力すれば、無観客試合でもなにか凄いことが出来ると思います。
応援団をなんとかディスタンス……星空の下のディスタンス燃え上れ! 愛のレジスタンスで入れても良さそうなんだけどなぁ。
2. >しんさん
世間的に少しづつ開放されてきているのもまた事実。
こんな時だからこそあらゆる方法で「開催できる」方向で
知恵を出し合えたらいいんですけどね。
今までにない甲子園開催のカタチも見つかるかもしれません。
今年の夏は、少し寂しい夏になりそうです。