『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

仙台な夜②
毎度ありがとうございます!

二軒目の「ちょうつがひ」では、のっけからお通しの極旨「はらこ飯」に驚かされ、
アジフライと鱈フライの二択で悩んだ末に、店員さんの「今日は絶対に鱈フライです!」と
言い切るセールストークに乗っかって、本当に人生史上で一番旨い鱈フライを食って、
完全にマウントを取られノックアウトされてしまいました。

酒田出身の店員さんと何度も握手して「酒田でお店出す時は必ず声をかけてください。」と
しつこいくらいに会話した記憶があります。

23時頃の終電まではもう少し時間があったんで、正月のゴルフ遠征では一度も営業日に行けなかった
「おでん三吉」に行くことにしたんです。

寒くもなく暑くもなく、夜風が酔った身体に心地いいなあと感じながら三吉まで歩いてる途中に、
ふとシブい佇まいのやきとり屋さんの前で立ち止まります。

「シブいな、ここ。」
「あー、くろ田さん珍しく座れますね!」
「お店の雰囲気いいよねー。いつも混んでるの?」
「ええ。ここのハラミが絶品なんですよ。」

豚ハラミと聞いて素通りはできません。
あっさりと行き先を変更して、L字のカウンターの端っこに座らせてもらいます。

お母さんの仕切る焼台の前で、ハラミ・煮こみ・おまかせ串セットを注文します。

焼いている手元を写真撮ってもいいですか、と確認してから一枚だけパシャリ。
ハラミ一本をそのまま焼いて、最後にハサミで切って盛るスタイルが斬新です。

煙で充満するためか入り口も窓も開放されていて、コロナ対策も完璧ですもん(笑

ハラミはシンプルな味付ですけど、後引く旨さがどんどん押し寄せてきて箸を置くヒマがありません。
程なくして出てきた煮こみは少しキムチ鍋のような辛さもあって不思議な感覚でしたけど。

肉をハサミで切るスタイルといいピリ辛の煮こみといい、韓国料理が根底にあるのかもしれませんね。

あめ色に変色した壁も天井も、昨日今日に色付いたものではない歴史を感じます。
東京の上野界隈のガード下を彷彿させる名店くろ田は、やきとりも間違いのない旨さでした。

22時を回ったところで会計を済ませ、カサマツくんと一緒に駅まで歩きます。

もっともっと話したいことがあったし、正直まだまだ時間が足りなかったですよね。
次回は新人ルーキーのイマイッシュも一緒に飲もうと約束して改札で別れました。

・・・たぶん仙台駅で。

このへんから記憶がぶっ飛んで、正直どの駅まで歩いて、どこで別れたのかも定かではないんです。

飲んだ酒の量は大したことなかったんですけど、普段からの疲れと寝不足、そしてアカスリで
リフレッシュした身体にアルコールが効いたのか、自覚がないくらいに酔ってたんでしょうね。

カサマツくんと別れて、また一人国分町に戻って歓楽街を徘徊してしまうのでした。
明日は5時半起きで、石巻まで行かなくてはならないのに。

大丈夫か、オレ。


・・・つづく。









コメント

1. この雰囲気は!!

雰囲気良すぎです。
これは空いてたら入っちゃいますね。

しかし、別れてからも徘徊してるということは……仙台飲み記事は3回目が??

2. 無題

それで、あれが、例の写真だった訳ですね(笑)
(* ̄ー ̄)

3. 無題

仙台で飲みてー!③楽しみにしてます(笑)

4. >しんさん

そうなんですよ!
この雰囲気を素通りできるわけがない!

やきとりも旨かったです。
逆に口開けでハラミとやきとりとハイボールで
サクッとやって二軒目に・・・くらいがベストかも。

5. >パチョレックさん

例の写真・・・?

なんの写真かと思ってLINE見直したら、
マキシムの入り口の写真のことか(笑

あれは懐かしいと思って君へのプレゼントですよw
私はそういうの興味ありませんので。

6. >ひろゆきくん

いつか一緒に行きましょう!
自分の遠征飲みのスタイルは、短い時間でポンポン移動して、
なるべくたくさんのお店に行きたい派なんですよね。

たまに、なにか気に入らないことがあったのかと
相棒に心配されることがあります(笑

大した内容ではありませんが③もお付き合い下さい。
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