毎度ありがとうございます!
年末の慌ただしさの中で、なかなかブログの更新ができない状態ですが
どうぞ気長にお付き合いいただければと思います。
最近、コンビニのレジやすき家のレジもそうなんですけど、精算機でのお会計をする機会が
随分と増えてきましたよね。
コロナの時代に非接触型のセルフ精算は、これからの時代当たり前になると思います。
でも、あれってなんか寂しくないですか。
ピッピッとやって合計金額が出たら、支払いが終わる前にすでに目の前から店員さんがいないというね。
「合計出てるから、そっちで会計済ませて。」と言われてるようで、なんだか寂しいんですよ。
レシートと釣銭もらって、店員さんの笑顔で「ありがとうございました!」で会計を終わらせたい。
ま、今の時代にそんなこと言ってたら、どこでも買い物や食事ができなくなるんでしょうけども(笑
でも、商売って最終的には「人」じゃないですか?
仕事さえすればいい。
お金さえ払えばいい。
そんなドライな商取引だけで成り立つんでしょうかね。
自分もたくさんの業者さんに支えられて生活がを成り立っています。
もちろんお金を払う側になるわけだけれども、人間関係で成り立っているというか
人と人とで繋がっているところばかりだと思っているんですよ。
ミート、酒屋、食材屋、大工、電気屋、塗装屋、看板屋、設備屋、ガス屋、浄化槽管理・・・
車屋、タイヤ屋、保険屋、タクシー、代行、クリーニング屋、鮨屋、居酒屋・・・
仕事が丁寧で愛想があれば、多少の金額の高い安いなんかは気にならないものです。
むしろ、「他のとこよりは頑張るから。」と言って安くしてくれるところばかりです。
なぜコンビニやチェーン店では、なかなか心が通じ合わないかというと、
マニュアル接客だからにほかなりません。
コンビニの「いらっしゃいませ、こんにちは~」というあの挨拶に「こんにちは。」と返す
お客様なんて誰もいないでしょう。
感情の入らない、そういうマニュアルの挨拶だから当たり前ですよね。
先日も弟子のユウヒと某チェーン店で飲んだ際に、ラストオーダーですと声をかけられて
「大丈夫です。」と答えたもののグラスが空になりそうだったんで、その1分後いや30秒後に
「あ、やっぱりハイボール2つでラストにしてもらっていいかな。」と伝えると
女性スタッフに「スイマセン、無理です。」なんて言われるし。
「閉店時間前に代行も呼んであるんでお店に迷惑はかけませんよ。」と伝えても「無理です。」
「ちょっと厳しすぎない?」と粘ってみても「無理です。」の一点張りだもん。
今から調理しろっていうんじゃなかったんですけどね。
某コンビニでも「カフェラテが出てこないならコーヒーでいいよ。」と気を利かせてボタンを押せば
「カフェラテのカップにコーヒーを入れたから返金できません。」なんて対応だったっけ。
買い物もピッピッとやって「ありがとうございました。」なんてさっさと挨拶されて、
実際にお金払い終わる頃にはもう目の前に店員さんなんて居やしねーんだもん。
なんだか世知辛い世の中です。
それならむしろネットで買った方が楽ですもんね。
ポチって決済して届くのを待つだけ。
不良品でなければそれでいいわけだし。
気持ちには気持ちで返したい、気持ちで繋がりたい、気持ちで商売したい自分には、
ストレスが溜まる世の中になってきました。
例えば、いつも1000円ほど値引きしてくれるお店があったら、自分はなにか差し入れを
持って行ってしまうタイプです。
結果的に支払う金額はほぼ同じなんだから、余計な金は使わずに定価で買えばいいだろうって
話しなんですけど、そこにはお互いの「気持ち」が入るじゃないですか。
面倒くさくても、そんな「気持ち」の繋がりを粗末にはできないと思うんですよね。
昨夜も、除雪待機で忙しいトモカズが19年目のお祝いに山形市の貴重な和菓子を届けてくれました。
本当に飲まずに、ただ「おめでとうございます!」と届けてくれただけ。
そんな気持ちに、今度は自分も「気持ち」でお返しするのは当たり前じゃないですか。
そんな面倒くさい付き合い方のほうが大事なんですよ。
ただ仕事すりゃぁいいってもんじゃない。
結果が同じなら誰でもいいってもんじゃない。
ふと、そんなことを感じた朝です。
今日も燃え尽きます。
ではまた。
コメント
1. Manual
この人達の多くが応用のきかない、きかせない人達のような気がします。
あくまでも個人の意見です。
年末なので、殺人ホッピーが飲みたい今日この頃です。
ホッピー入れられないじゃん、ていう単なる焼酎なみなみジョッキロックのホッピーセット。
2. >しんさん
というか、もうそうなっているのかもしれませんね。
高円寺飲み、決行したいですね!
今年も帰省されないようですので、いつもの鮨屋のカウンターから
日本酒の画像を送りますね(笑