毎度ありがとうございます!
日曜、月曜祝日と連休を頂いておりました。
日曜日はグルメ部のメンバーと日帰りで新潟遠足・・・のはずが、
急激なオミクロンの感染拡大に伴い、新潟県内の感染者数が100名を超えていることから、
県境をまたぐ遠足を自粛することにしました。
自分もそうですが遠足を楽しみにしていたメンバーばかりでしたので、予定通りの時間に集合して
急遽行き先を南陽市赤湯にある「酒井ワイナリー」に変更することにしたんです。
そのまま高速で一気に向かっても良かったんですけど、どうせ急ぐ理由のないぶらり旅だし、
さらには急な行き先変更でノープランになってしまったこともあって、新潟の村上市経由の
113号線で赤湯を目指すことにしました。
初めて通る国道113号線でしたけど、きっと夏場ならば緑深い山間道路で気持ち良かったでしょう。
天気は良かったとはいえさすがに1月ですから、運転手のアイタは大変だったと思います。
途中【道の駅関川】でトイレ休憩。
炭火で焼く「鮎の塩焼き」が名物で、足湯や併設の日帰り銭湯も人気の道の駅なんだそうです。
鮎の塩焼きを食いたいというタケシが買いに行くと、残念ながらまだ焼き上がるまでには
時間がかかるとのことであえなく断念。
鮎が苦手な自分は、計画通りなら食べる予定だったバスセンターのカレーならぬ
「バスセンターのカレーせんべい」を買って車内で雰囲気だけでも味わいます。
そのまま40分ほど走ると山形県にまた入り、飯豊町にある【道の駅めざみの里】で小腹休憩。
タケシ情報によると「米沢牛もりもり丼」や「牛べこ汁」が美味そうだと聞いていたんですけど、
店内が寒すぎてフードコートに辿り着いてもなんだかイマイチ食べたいものがないんですよね。
10時にはなっていたと思うんですけど、何かをつまみに一杯・・・という雰囲気ではないんです。
ここでもお土産だけ買って、さらに赤湯まで40分ほど移動します。
南陽市赤湯にある「酒井ワイナリー」は東北最古のワイナリーです。
ご家族で経営され、100年以上続く品種で丁寧にワインを作り出す小さなワイナリーなんです。
自分は普段はまったくワインを飲まないので、俗にいう「辛口」のワインは苦手なんですが、
ここ酒井ワイナリーの甘口ワインは、素人の自分でもジュースのように芳醇な甘さに酔える
大好きな「小姫」ワインを作ってるんですよね。
10年ほど前に初めてこのワインを口にしたときは「小姫」ではなく、ブドウ栽培している地名の
「鳥上坂(バーダップ)ワイン」というネーミングだったはずです。
当時は白、赤、ロゼと三種類あって、ワインが苦手だという自分に友人の酒屋が勧めてくれたのが、
この酒井ワイナリーの甘口ワインだったんです。
当時から三種類どれも好きだったんですけど、この日は白とロゼを購入してきました。
マナブさんも奥さんのために同じ二本をチョイスしてました。
目的の買い物も終え、ここで近くにあるそば屋さんでお昼をとることにしたんです。
ガラガラガラ・・・「こんにちは~。4人なんですけどいいですか?」
THE昭和でレトロな店内に期待が膨らむ一方で、タケシは嫌な予感がすると言います。
結構なお歳を召したおばちゃんが「「はい、これお水ね。」と空のコップと一緒にプラスチックの
水筒をテーブルに置いていくんです。
ウォータータンクもサーバーも無いのはなんとなく想像できてはいたけれど、
水筒でお冷を出されたのは初めての体験だったですね~(笑
4人それぞれがメニューを眺め、まずは自分が「じゃあ、自分は肉そばで。」と伝えると
気の早いおばちゃんは「はい、じゃあ肉そば4つね。」と勝手にまとめます。
「あ、いや他の人のはまだ・・・ほら、アイタはどうすんの?」
「じゃあ、オレも肉そばでいいです。」と2つ目の肉そばを注文したところで、
「はい、じゃあ肉そば4つね。」と、おばちゃんはどうしても肉そば4つにしたがります。
まさに志村けんのコントひとみ婆さんと同じシチュエーションに笑うしかなくて
「いいです、いいです、もう肉そば4つでいいです。」と諦めて答えるしか選択肢がないんですよ(笑
テーブルの上に置かれたままの水筒からコップに水を入れ、しばらく待っていると
「は~い、お待ちどうさまね~」とおばちゃんがお盆に2つ乗せてテーブルまで運んできます。
さらに、すぐ後ろに腰の曲がったご主人もお盆を持って待機してるんですけど、歳のせいなのか
重たいのか、お盆がプルプルしてて肉そばの汁が全部こぼれるんじゃないかってくらい震えてるんですよ。
もう、コントそのまんまじゃんww
肝心の肉そばの味は笑いすぎて覚えていません。
地元の方々に愛されている名店だということは十分に伝わってきました。
一応、つづく。
コメント
1. ここにきて
むぅ。
しかし、すぐに行き先変更できるのも、仲間内の良いところですよね。
そば屋さんは肉そばが有名なのかしら。
客の殆どが頼むとかそういう感じの。
2. >しんさん
ようやく遠征で足を延ばせるかと思いきや、オミクロンめ。
内陸の肉そばは有名ですね。
特に冷たい肉そばは冬でも食べる的な。
庄内でも「肉そば」を提供するお店が増えてきました。
これからですかね、庄内での定着は。
同じ内陸の蕎麦屋メニューでも、自分はどちらかというと「鳥中華」派ですが。