『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

中野にて その2
毎度ありがとうございます!

野方の名店「秋元屋」を後にして、一行が次に向かったのは「ちょいのみ処 おかやん」。
そう、しんさん行きつけの立ち飲み屋さんです。

たかが立ち飲み屋とあなどるなかれ、そのクオリティの高さは、鶴岡の某居酒屋より上を行っております。
かく言う自分も立ち飲み屋というと、社会人1年生時代に先輩と行った時の、
常温のコップ酒片手に乾き物で一杯というイメージしかなかったんですけどね。

9f7792f8.jpg秋元屋の勢いのまんま「マスター!山形から来ました!」なんて
大声で挨拶したら、「ええ・・・き、聞いてました・・・。」と、若干引き気味。
そんなのお構いなしで酔っ払ってることをいいことに、
「うれしいねぇ~ガハハ。」なんて、完全にイヤ~な客です。

まっ、とりあえず全員「生すだちサワー」で乾杯して、
「クジラ刺し」と「牛のハチノス煮込み」を注文したんですけど、
すだちを絞ってるうちに、もう「クジラ刺し」が出てきます。

仕込みと手際の良さなんでしょうけど、何でも出てくるまでが早い早い!
気の短い自分には、そんなテンポも心地いいわけです。

そして、クジラ刺し・・・さっ最高に旨い。旨すぎる。
よく考えると、クジラの刺身って食べた事がなかったんですけど、馬刺しにも似た旨さがありますね。

4ccb3ab4.jpgあっという間に「クジラ刺し」をたいらげ、そろそろ日本酒にいきたい感じに。
「公開利き酒会」で印象に残った、福井県の「早瀬浦」があったんで、
ここは迷わず「ジャパーン。」を注文。
当然、鑑評会出品酒とは違う本醸造酒ですけど、案の定、口に合います。

「早瀬浦」片手に、「ハチノス煮込み」をいただいたんですけど、
これもまた、「うん。旨いねぇ。」
豚とは違った牛の旨みがにじみ出てて、いい仕事してます。

他にも美味しそうなメニューがたくさんあったんですけど、時すでにメニューを見る余裕もなく、
「マスター!クジラ刺し。」と、ここでまさかの、おかわりくん。
それほど、美味しかったということです。

サクッと飲んで、サクッとつまんで、さあ次へ。
テンポもテンションも上ってきてるけど、まだまだ外は明るい中野の夜・・・。

迷路みたいな路地をすり抜け、どんどん奥へと吸い込まれていくのでした。

・・・つづく。

コメント

1. 耕ちゃん

マスターの耕ちゃんはとてもシャイなんですよ(笑)

あの時の客は皆顔馴染みだったり。

2. >しんさん

マスターのシャイなところは、すぐに気付きました。
そこがまた「おかやん」のいいところでもあるんでしょうね。
ただ、美味いだけじゃ、アレだけの激戦区では生き残れないでしょうし。

あの時、居合わせた方々はお馴染みさんでしたか…。
みなさん、心が広くて助かりました(笑
ガハハ。
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