毎度ありがとうございます!
仙台育英が甲子園で優勝し、東北に初めて深紅の優勝旗がやってきました。
それはそれで喜ばしいことではあるんですけど、意外に冷静な自分がいたりします。
東北で初めて優勝するなら仙台育英だと思っていたし、そういう偉業を成し遂げるのは
須江監督しかいないだろうと思っていましたから。
息子が中学時代に、当時の仙台育英秀光中の軟式野球部を指導されていて、合同練習会という
貴重な経験を二年連続でさせてもらいに子どもたちと一緒にお邪魔したことがあります。
「同じ中学生でもこんなに違うのか!」と思ったあの衝撃は今でも忘れられません。
プレーの質や技術力の高さはもちろんなんですけど、我々のようなどこかから来た父兄にでも
普通の会話ができる中学生ばかりなんですよ。
「こんちわっす!」とか「あざっす!」とか挨拶が元気いいだけのチームはたくさん見てきました。
全員入り混じってゲームノックを受ける際にも、鶴岡の選手たちの発する声は「さーこーい!」とか
「バッチこーい!」とか意味のない言葉を発するだけなのに対して、秀光中の選手たちは
次のプレーを意識して選手同士が会話をしてるんですよ。
「左バッター想定なら右中間をもっと詰めないと長打になるぞ!」とか
「キャッチャーからの送球のカバーリングで上がるからバックアップ頼むぞ!」とか。
誰も「さーいこうぜ~!」なんて言わないし、むしろ「どこにいくの?」みたいな顔してる。
駐車場に車を停めてグラウンドまで移動してる我々に父兄にも立ち止まりながら、
「おはようございます!遠いところからありがとうございます!」とか
「今日はよろしくお願いします!合同練習、楽しみにしていたんですよ。」なんて
名刺持たせたらそのまま営業職で通用するんじゃねーかみたいな子ばっかなんですよ。
合同練習のメニューも全て秀光中の選手たちが考え、学生コーチの選手がストップウォッチ片手に
時間配分を計算しながらグラウンド全体の動きを把握しているんですよね。
甲子園出場、甲子園優勝の陰には、他の学校と同じように試合に出ることが叶わなかった控えの
部員が山ほどいるんでしょうけど、中学時代からそういう指導を受けている部員たちなら
どこにいっても通用するような人間力は身についていると思いますね。
須江監督が就任する前の仙台育英は、正直ラフプレーも多く喫煙飲酒の不祥事も発覚したりして、
強いけどあまり好きな高校ではなかったんですよね。
むしろ現役時代に練習試合で対戦したことのある東北高校の方が親近感がありましたもん。
やはり監督が代われば選手も変わり、選手も変われば意識も変わり、
意識が変わればチーム全体も変わるものです。
仙台育英高校の野球場は、横浜スタジアムのような人工芝がきれいに敷いてあって
室内練習場やブルペンも充実し、ジムまで完備した完璧な施設でした。
その辺の社会人チームよりも環境は整ってますからね。
監督の指導力と人間性、整った環境と父兄のサポート力、部員たちの競争と明確な目標意識…
須江監督の就任が決まった時から、東北で優勝するならこういうチームだろうなと思っていました。
悔しいけれど山形県でそこまでの高校はまだないでしょう。
だからこそ、この優勝旗が東北に来たことが契機になりソフト面でもハード面でも
大きな転換と飛躍のチャンスなのかもしれませんけどね。
仙台育英の優勝は嬉しいけれど、やっぱり自分は山形のチームの活躍を見たい。
センバツ出場に向けて、コンスタントに秋季東北大会のベスト4くらいには常に勝ち上がる
山形のチームを見たいんですよね。
いい刺激を東北全体で共有しながら、もっともっとレベルの高い東北高校野球界になっていけば
いいと思いますね。
次なる高校野球ファンの夢は「センバツ優勝旗をみちのくに!」でしょうか。
鶴岡東の秋季大会は9月16日から始まる山形県大会からの出場です。
そして今年の秋の東北大会は山形県が会場になってます。
仙台育英も出場するかもしれませんし、その注目度は今から想像できますよね。
高校野球に刺激をもらいながら、自分の日常も頑張ります。
それではまた。
仙台育英が甲子園で優勝し、東北に初めて深紅の優勝旗がやってきました。
それはそれで喜ばしいことではあるんですけど、意外に冷静な自分がいたりします。
東北で初めて優勝するなら仙台育英だと思っていたし、そういう偉業を成し遂げるのは
須江監督しかいないだろうと思っていましたから。
息子が中学時代に、当時の仙台育英秀光中の軟式野球部を指導されていて、合同練習会という
貴重な経験を二年連続でさせてもらいに子どもたちと一緒にお邪魔したことがあります。
「同じ中学生でもこんなに違うのか!」と思ったあの衝撃は今でも忘れられません。
プレーの質や技術力の高さはもちろんなんですけど、我々のようなどこかから来た父兄にでも
普通の会話ができる中学生ばかりなんですよ。
「こんちわっす!」とか「あざっす!」とか挨拶が元気いいだけのチームはたくさん見てきました。
全員入り混じってゲームノックを受ける際にも、鶴岡の選手たちの発する声は「さーこーい!」とか
「バッチこーい!」とか意味のない言葉を発するだけなのに対して、秀光中の選手たちは
次のプレーを意識して選手同士が会話をしてるんですよ。
「左バッター想定なら右中間をもっと詰めないと長打になるぞ!」とか
「キャッチャーからの送球のカバーリングで上がるからバックアップ頼むぞ!」とか。
誰も「さーいこうぜ~!」なんて言わないし、むしろ「どこにいくの?」みたいな顔してる。
駐車場に車を停めてグラウンドまで移動してる我々に父兄にも立ち止まりながら、
「おはようございます!遠いところからありがとうございます!」とか
「今日はよろしくお願いします!合同練習、楽しみにしていたんですよ。」なんて
名刺持たせたらそのまま営業職で通用するんじゃねーかみたいな子ばっかなんですよ。
合同練習のメニューも全て秀光中の選手たちが考え、学生コーチの選手がストップウォッチ片手に
時間配分を計算しながらグラウンド全体の動きを把握しているんですよね。
甲子園出場、甲子園優勝の陰には、他の学校と同じように試合に出ることが叶わなかった控えの
部員が山ほどいるんでしょうけど、中学時代からそういう指導を受けている部員たちなら
どこにいっても通用するような人間力は身についていると思いますね。
須江監督が就任する前の仙台育英は、正直ラフプレーも多く喫煙飲酒の不祥事も発覚したりして、
強いけどあまり好きな高校ではなかったんですよね。
むしろ現役時代に練習試合で対戦したことのある東北高校の方が親近感がありましたもん。
やはり監督が代われば選手も変わり、選手も変われば意識も変わり、
意識が変わればチーム全体も変わるものです。
仙台育英高校の野球場は、横浜スタジアムのような人工芝がきれいに敷いてあって
室内練習場やブルペンも充実し、ジムまで完備した完璧な施設でした。
その辺の社会人チームよりも環境は整ってますからね。
監督の指導力と人間性、整った環境と父兄のサポート力、部員たちの競争と明確な目標意識…
須江監督の就任が決まった時から、東北で優勝するならこういうチームだろうなと思っていました。
悔しいけれど山形県でそこまでの高校はまだないでしょう。
だからこそ、この優勝旗が東北に来たことが契機になりソフト面でもハード面でも
大きな転換と飛躍のチャンスなのかもしれませんけどね。
仙台育英の優勝は嬉しいけれど、やっぱり自分は山形のチームの活躍を見たい。
センバツ出場に向けて、コンスタントに秋季東北大会のベスト4くらいには常に勝ち上がる
山形のチームを見たいんですよね。
いい刺激を東北全体で共有しながら、もっともっとレベルの高い東北高校野球界になっていけば
いいと思いますね。
次なる高校野球ファンの夢は「センバツ優勝旗をみちのくに!」でしょうか。
鶴岡東の秋季大会は9月16日から始まる山形県大会からの出場です。
そして今年の秋の東北大会は山形県が会場になってます。
仙台育英も出場するかもしれませんし、その注目度は今から想像できますよね。
高校野球に刺激をもらいながら、自分の日常も頑張ります。
それではまた。
コメント
1. 鶴岡東ロス、、、
試合には負けはしましたが彼らの活躍をまた観れて感激しました。
高校野球監督の書いた本が売れてるみたいで佐藤監督の本が出たら即買いたいです。
船橋ブルース?とか応援曲が後押しをして得点を重ねた千葉?のチームがいましたが、鶴岡東さんにもチャンステーマなど更なる新曲を渇望します。
それとU18に土屋選手の名がないのには驚きを隠せません。
12日の敗戦から今日まで色々な感情がごった煮で文面がまとまらず滅茶苦茶ですいません。
甲子園に鶴岡東さんがいないのは寂しすぎます。早く帰ってきて下さい。
この夏、感動を有難う御座いました。
2. >池ちゃんさん
たくさんの方々からの応援が後押しとなり、
ナイスゲームを見せてくれました。
この秋の東北大会は山形県が会場となっています。
センバツ出場をかけ東北各県の強豪校が山形に集結します。
仙台育英の優勝に沸く東北地区ですので、甲子園まではなかなか観にに行けない
という方々からも是非とも高いレベルの高校野球を観て頂きたいと思います。
もちろんそこに鶴岡東が出場できるように県大会から
アクセル全開で頑張ってほしいと思いますね。