『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

未来を見据えて
毎度ありがとうございます!

先日の日曜日、シーズンインを間近に迎え鶴岡地区審判講習会に参加してきました。
連盟審判員のほかに、スポ少の保護者の方々や中学野球部の指導者の方々も参加していて、
初めは緊張されてましたが次第に声も出るようになり、充実したいい講習会になったと思います。

慢性的な審判員不足に加え、審判員の高齢化も伴い、各種大会への配置も4人制が難しい現状です。
お父さん方の中にも審判に対して熱量がある方も当然いらしていて、そういう方々をいかに
連盟審判員として呼び込めるか、協力してもらえるかは野球連盟ならびに審判部の近々の課題です。

最悪、審判は2人でもできますから、慢性的な人不足を「仕方ない。」で終わらせていくと
今後は公式戦でも二人制審判なんて未来が、すぐそこまで来ているのかもしれません。

以前にもブログに書きましたけど、山形県内でも山形市や寒河江市や天童市などの内陸地区の
保護者審判員への講習や、その後のフォローは見習うべき点が多いと思うんですけどね。

審判の公式ウェアでないにしても、彼らはみなスラックスを履いてYシャツやポロシャツなどを着用して
保護者と言えどもカタチからきちんとして審判をやられているんですね。

だから練習試合とかに行くと、ぱっと見れば連盟の審判員かと思ってしまうほどのクオリティで
一生懸命に審判をやってくれています。

ベーシャツに短パンで、ボールカウンターも持たずに罰ゲームのように立っているだけの
保護者審判は一人も見たことがありません。

鶴岡でも、審判講習会を終えた保護者の方々には終了証の代わりに審判員ワッペンを配るとか、
安いポロシャツでもいいから胸に連盟マークをつけて格安で販売するとかやればいいんですよ。

ワークマンに行けば980円で審判用として十分に使えるスラックスも販売していますから、
そういうのを推奨してあげたりして、要はカタチからでも「その気」にさせる工夫が必要だと
いうことなんです。

大した工夫もせず、使うべきお金も使わずにただ「人がいない。困った、困った。」では
現状の窮地を打破できるはずもありません。

他地区のいい取り組みを参考にしながら、今までやってこなかった、今までやれずにいた人材確保と
人材育成に力を注いでいかなければ、本当に近い将来には二人制で公式戦をジャッジしなければ
ならなくなると今から断言しておきます。

実は今頑張っている鶴岡地区の審判員のほとんどは、みなお父さん審判上がりの人たちばかりです。

どこか審判に興味があって、もうちょっとしっかりとジャッジしてみたい、
フォーメーションをばっちり決めてみたい、息子にカッコいいところを見せたい、
地域の野球界のお役に立てるなら・・・動機なんてみなそんなもんですよ。

そういう人たちに広く門戸を開けて、審判講習会を終えた方々に自信を持ってジャッジしてもらい
次へのステップに上がってもらうための工夫と投資だと思うんですよね。

先日の講習会でも、審判に対しての意識高い系のお父さんも数多く見受けられましたし。

ただ、今取り組んだからといってすぐに成果が出るわけではない長期ミッションだからこそ、
5年後10年後の鶴岡地区の野球界の未来を見据えた一歩を踏み出す勇気と覚悟を持てるかどうか
だけなんですよ。

自分もOB会の事務局を引き受けて、今まで誰もやっていなかったことをどんどん実行してきました。

OBだけの野球チームを創設、3年生vsOB交流戦、3年生食事会、公式ホームページの立ち上げ、
OB会グッズの販売、Facebookページ開設、マスターズ甲子園出場・・・

今でもOB会事業として毎年継続して行っているものもたくさんあります。
それでも、何かを始める時には「またアイツか。」「責任は持てるのか。」「今必要なことか?」と
批判や反対も数多かったものです。

でもね、そういう自分に文句も言わずについてきて来てくれて、賛成して協力してくれる人たちが
必ず出てきてくれるんですよね。

人を動かすには言葉の熱量と行動力が必要なんです。
年間で数試合しか審判をやらない自分ごときでも、今の審判部に思うことや意見は当然あります。
それを汲み取れるか、聞く耳を持てるか、まずはそこからでしょうね。

あまり書くと、また怒られるのでこの辺で止めておきます。

自分にとっちゃ、審判員不足よりもアルバイト不足の方が正直、深刻な問題なわけで。
本当に、だれかバイトお願いしますm(__)m

それではまた。

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