『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

有加藤 中汲み純米酒 焔ほむら

毎度ありがとうございます!

10月も最終週に入り、今年も残すところ2ヶ月ちょっとになりました。
さすがに、まだコタツは出してませんけど、朝晩はストーブが必要なくらい急に寒くなってきました。
風邪などひかぬよう体調には十分注意して下さいませ。

そんな寒い日には、まったりお燗で美味しいお酒を紹介しようと思ったんですけど、
あえて、冷やで美味しい一本を紹介します。

「有加藤 64a38230.jpeg中汲み純米酒 焔(ほむら)」日本酒度+8です。

出羽の里100%のこの純米酒、実は一般流通しているのは火入れタイプ。
今回、限定入荷の「有加藤 焔」はなんと生酒なんです。
おそらく、本数限定でなくなり次第販売終了というレアさだと思います。
やる時はやりますね、「佐野屋」さん。

全く同じ造りの同じタンクからの瓶詰めでも、
こんなにも味わいが違うものかと正直驚かされました。
火入れタイプの辛口を先に含んでみたんですけど、これはこれで嫌いじゃない。
はっきりと辛口を感じるシャープさとキレがあります。

一方、生酒のほうは冨士酒造さんらしく、芳醇かつ米の旨みがしっかりと出ていて精米歩合80%なのに
どっしりした味わいと、もう一杯飲みたくなる余韻が残るんですよね。
単純に形で例えると、火入れは四角いし生酒は楕円形って感じですかね。

多分、生酒はレアすぎて今回限定入荷と思われます。
その後、なくなり次第「火入れタイプ」にシフトする予定です。
今のうちに、この生酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

日本酒好きなら、話しのネタにはなりますよ。きっと。

コメント

1. おばんですー

鼻声は治りつつあるものの
タンが切れず親父みたいに「クエー」を連発している酒田むすめです

その昔、私がまだ初々しい女子大生だったころ(笑)
日本酒を豊富に置いていた山形市内のお寿司やさんによく顔を出してました
生意気にも(笑)

で、その店の常連だった「毎日新聞山形総局」の支局長さんが
飲んだお酒を女性に例えていたのを記憶しています

「あーまだ若いなぁ
年は二十歳そこらでボーイッシュな感じ」
とか
「こりゃいい
和服の似合う四十路だねぇ
小またが切れ上がったいい女だ」
なんていう風に

それが結構的を得てて面白かったのを覚えています

まだ、二級酒、一級酒、特級酒の別があった頃
「五味」とか「ひね香」とか
お酒のいろんな知識を教えてもらいました

そういや
ここ暫くは焼酎ばっかなんで
今度伺った時には美味しい日本酒いただきたいです

2. >酒田むすめさん

なるほど、いい話を聞かせてもらいました。

日本酒に限らず、食べ物の美味しさや特色を表現するのって
結構難しいんですよね。

自分の舌じゃ微妙な違いや感覚が分かっていても
いざ文章で伝えるとなると、表現や単語が似てくるんですよ。
しかも、専門的な用語をなるべく使わずに、
日本酒をあまり飲んだことが無い方にも興味をもってもらいたいわけでして。

以前のワインブームの時のように、
「ウンチクを語れないと飲めない雰囲気」
にはしたくないんですよね。

どっちにしろ自分は例えベタなもんで、
それだったら女性に例えるっていうのは面白いですね。

それ完全にいただきます。
次回から日本酒の紹介の際に使わせて頂きます(笑

いやぁ、助かった!

3. 後10週で2010年も終了

日本酒も税法が変わってからは美味しくなったですよねぇ。
でもまぁ、小さい頃から好きでしたが(笑)(時効)

ワインは一度だけナッツの香りがする白に当たったことがあります。
「ほぇ~、ナッツだ…」
と言いながら、ボトルをカラに。

ああ、早く美味しい焼きとんで日本酒をクイッとやりたいです。

4. >しんさん

確かに。
一級酒・二級酒の頃に比べると、もの凄く美味しくなりました。
日本酒に限らず、芋焼酎なんかも随分と美味しくなってると思います。

ワインはからっきし分からないんで、飲むときはいつも
「ジュースみたいな白の甘いヤツ。」
と頼んでます(笑
結果、がぶ飲みしちゃうという…(苦

帰省の日程が決まり次第、ご一報下さいね。
首を長くしてお待ちしております。
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