毎度ありがとうございます!
昨日は少しだけ気温が上がったせいか、道路の雪が融け始めジャクジャクの状態でした。
除雪車が回っていなかったのもあって、あちらこちらで車が動けずハマってました。
かく言う自分も、その一人でして・・・。
自宅を出て、店に向かおうと出発したまでは良かったんですけど、
ジャクジャクの路面に案の定、完全にスタックしてしまったんです。
と、そこは同級生オノの会社「小野総業」の目の前。
慌ててオノの会社に飛び込み、奥さんに
「車ハマってしまって・・・。スコップ貸してくんない?」
なんて言い終わるか否やのタイミングで、
若い2人の社員が長靴に履き替えスコップ片手に飛び出してきてくれました。
多分、自分と社長が同級生って知らなかったと思うんですよ。
あっち掘り、こっち掘りし、2人がかりで押してもらい、ようやく脱出できました。
ハマッた場所より、まだ先の部分にも危険なポイントがあったんで、車の窓から
「悪いけど、途中で止まったら、またハマリそうだから、このまま一気に行かせてもらうよ。」
「ウッス。このまま抜けるまでここで見届けてますんで、安心して行っちゃって下さい。」
「ありがとうね。明日、改めて会社に顔を出すよ。」
「ウッス。」
スコップ片手に、見届けてくれてる2人の姿をバックミラーで確認しながら、一気に走り抜けました。
そして、そんな頼もしい彼らは「鶴商学園サッカー部」の出身だったんです。
1コ違いの先輩後輩の間柄は、現役時代を彷彿させる見事な連携でピンチを救ってくれました。
このスピリッツが、まさに「鶴商イズム」なんです。
その昔、実家の近くにあったガソリンスタンドを利用しているおふくろが、
「あのスタンドに一人だけ、車が見えなくなるまでお辞儀してる子がいて、行くたびに感激してる。」
って言うんで自分も気になってガソリン詰めに行ったんですよ。
そしたら、その21歳の青年は、なんと鶴岡東野球部の後輩だった、なんて事もあります。
見ていないようで、見てくれている人はいるんですよね。
そんな卒業生の社会に出てからの頑張りが、採用する会社側や、これから志望する者の
「鶴岡東(鶴商学園)がいい。」に繋がっているんだと思うんです。
そういう積み重ねが、この少子化の時代に専願率75%という数字に表れている気がします。
あの魅力ある校風は、入ったものにしか分からないと思うけど、
卒業生を見れば分かってもらえることも多いハズなんですね。
そう言えば、いつも行く美容室のスタッフ2人も、偶然にも鶴商OGだったっけ。
春から、娘も鶴東生になります。
いつか、そんなことも話して聞かせてあげようと思った昨日の出来事でした。
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