『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

東京出張
毎度ありがとうございます!

先週はお店を臨時休業にして、池袋で開催された【新酒鑑評会公開きき酒会】に行ってきました。

17d87801.jpeg今年のキャッチコピーは・・・「日本に笑顔を醸しだそう」

うん、いいフレーズです。
日本酒から、日本を元気にしたい、していこう!という思いが
やわらかい表現の中から、ビシビシ伝わってきます。

しかも会場できき酒用に無料で配られる「きき猪口」には、
お決まりの蛇の目ではなく、なんと「にっこりマーク」が!
粋な演出ですよね~(≡^∇^≡)

今年は、山形以外では北海道・秋田エリアのお酒が良かったなぁというのが率直な感想です。
やはり味覚が近いせいなのか、どの蔵のお酒も金賞・非金賞関係なく「旨いっ。」と感じました。

その後、山形の蔵の杜氏さんと話す機会がありまして、素直に感想を求められたんです。
「自分は“食いもん屋”なんで、どんなお酒だったらやきとんやホルモンに合うかな~という視点で
見ちゃうんですけど、どのお酒も芳醇で香り立ちがよくて、逆に言えば重いのばっかりですよね。」
「なるほどね。我々、造り手はこの鑑評会用の出品酒は料理のことなんかは全く頭になくて、
純粋にお酒のコンテストという認識なんですよ。」

ま、言われてみれば、まさにその通りですよね。
「金賞受賞」というタイトルが、蔵にとって商業的に大きな意味を持つということは
十分に理解はしているつもりです。

個人的には「金賞受賞」なんてラベルに踊らされることなく、自分が旨いと思った酒を飲むだけですけど。

確かに鑑評会用のお酒を口にする機会もありますけど、正直すぐに飲み飽きしちゃう。
それでいて、当然いいお値段もするわけです。

ひと頃のワインブームのように、高いお酒をウンチクたれながら飲む日本酒なら、飲まなくていい。
気の合う仲間と酌み交わす、安くても飲み飽きしない日本酒があればいい。
そう、うちには「徳蔵」があるじゃないか。

急に、「来年は、もういいかな。」って思っちゃったんですよね。

nihonsyu.jpgこれだけの大規模で、こんな都会のど真ん中で、
これだけの人たちが集まるイベントがあること。
2年連続して山形から出て来て、見えてきたこと、感じたこと、そこにある現実。
自分なりに、とても勉強になりました。

今度は、純粋に酒場だけを巡りたいな。
今から積み立てをして、スタッフと一緒に朝からやってる酒場を巡ろう。

もっと、笑顔になるために。
もっともっと、笑顔になってもらうために。


コメント

1. ありがとうございました。

土曜日はありがとうございました!
最後はやはり記憶がないという…。

朝から酒場巡礼はかなり楽しそうです。
また、色々開拓しておきますね。

2. >しんさん

お疲れ様でした。

完全に朝になってましたね~Σ(゚д゚;) ヌオォ!?

また、いろいろと企画してみます。

気をつけて東京にお戻りください。
また、一杯やりましょう!!

3. 無題

おかえりなさい!お疲れさまでしたm_ _m

つくづく…ヒトの口に入るものをつくりだす方々は尊敬します☆

私は“水”が大好きなんですが…やはり食べ物や飲み物も、自分の“水”に合ったモノを好む気がします。
人間、ほとんどが“水”で出来てるんですもんねー♪

それにしても「日本に笑顔を醸しだそう」…
いいですねぇ~~~^^b
このニコちゃんのお猪口もめんこいぃ~~~♪

仲間と一緒なら、どだな酒だってウマイばりったなぁ~^^b

『徳蔵』さんは、もったいないので、未だに仏様にあげてあります☆
何か大事な時にいただくんだもーん♪^^b

4. >サクラ嬢さん

無事に帰還しますたεε(*゚ο゚)ゞ

お猪口、可愛いですよね~。
やっぱり酒は「何を飲むか」じゃなくて、「誰と飲むか」が一番重要だと思うわけです。

「徳蔵」は、皆さんで早めに飲んでやってください(笑
酒は飾らず飲んでやってこそ。
仏様も「眺めてばっかいないで、はやぐオラッださも飲ませでけろ~」って言ってるかも(笑
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