『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

同期・仲間・戦友
毎度ありがとうございます!

昨日は、今日の田中先生の告別式に参列するために来鶴した、
同期のクリハラとカッチがお店に顔を出してくれました。

横浜からのクリハラは、息子と男二人旅。
小学4年生になったコタロウ君とは甲子園のアルプスでも会いましたけど、
挨拶もしっかりできてたいしたもんです。

でも、知らないオヤジ連中に囲まれて、少し可哀想だったかなとも思ったんですけど、
ママがいない長距離旅でも、最後までオヤジ達の相手を務めてくれてました。

さすがに後半は少しホームシックになったのか、ちょっぴり寂しそうでしたけど、
「普段、ママママ甘えてばっかりだからさ、こういう事も覚えていかないとな。」
というクリハラの言葉に、いろんな意味のある男二人旅なんだな~と、
微笑ましくて羨ましくもありましたよね。
そういえば、キャプテンだったワタルも甲子園に息子と男二人旅で参加してたっけ。

自分もそのうち、息子と二人で男二人旅に出かけてみたいと思います。

もう一人、新潟から来たカッチとは15年ぶりの再会でした。
今でも社会人クラブチームの監督をやっているそうで、
昨年、新潟アルビに入団した渡辺投手のことも注目して見てくれているようです。

現役時代は4番を打ち、公式戦18打席連続ヒットという恐ろしい記録を持った選手です。
その飄々とした性格からか、「現役時代に寮生活でなんか苦労したか?」って聞いても
「ない。」と即答で答えるアッケラカランとした性格です。

途中、名取にいるイケダ(過去記事:「7番センターイケダ」参照)と電話がつながって、
「その後、元気か?変わりはないか?」
「うん。元気にやってるよ。というより前を向いて行くしかないしね。」
「そうだよな。頑張れってしか言えないけど、頑張れよ。」
「うん。ありがとう。」
元気な声を聞けて少しだけ安心しました。

さらに、夏の大会前に「夏をあきらめて」をネットリと歌い上げたタケウチ
(過去記事:「夏をあきらめて」参照)とも電話がつながって・・・。
「お前、明日の告別式来るんだよな?」
「行けるわけねーじゃん。いま愛知だしよ。」
「はぁ?なんでよ。お前、小国じゃん。」
「出張だって。それよりなんで明日なんよ?誰が決めた?1日って。」
「誰って、おまえ・・・それは」
「とにかく、もっと早く教えろ!じゃあな。」
相変わらず、マイペースな男です。

しかし、こうして見るとまともなヤツ誰もいないな、なんて思うわけです。
自分も正直、チームメイトみんなと上手くやっていたわけでもないですし。

2fc2cad1.jpegでも、こうして今、みんながそれぞれの場所でそれぞれの人生を
歩いてるんだな~、なんて思うと自分も頑張らなくちゃと思うし、
まさにこういうことを田中先生に教えてもらったんだと、
改めて実感させられるわけです。

いくつになっても、どこにいても、みな仲間なんですよね。

それぞれに、それぞれの役割があったように、そのうちの誰かが欠けていてもチームとして
成立しなかったと思うし、ベスト4まですらいけなかったと思うんです。
あの戦力で勝ち上がっていけたのは、実力よりチームワークだったのかもしれません。

さて、これから告別式に向います。
たくさんの教え子達がそれぞれの思い出を胸に、最後のお別れに集まります。

たくさんの思い出話は、また次の機会にでも。
 

コメント

1. 無題

同じ時代を過ごした“仲間”は、
かけがえのない“宝物”と思います。

色~んなコトを共有し…
たとえ、その中に負の要素があったとしても、
“思い出”を語り合えるのは、その連中だけですからね♪

大切な仲間=宝物は、自分自身の歴史でもあるんですよね☆^^b

2. >サクラ嬢さん

野球の技術や甲子園に行くことも勿論ですけど、
“仲間を大切にすること”が
鶴商野球部で学んだ最大の教えだったような気がします。

集まれば、あの頃と同じようにくだらない話を肴に呑んだくれている奴らですけど、
「帰るべき場所」があり「守るべき人」がいる日常があるわけです。

そんな大人になってしまったあいつらの事を、
肌で感じる時が嬉しくもあり、頼もしくもあり、驚きでもあるわけでして(笑

そう、あいつらは最高の“宝物”です。
コメントを書く