『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

秋なのに春の予感
毎度ありがとうございます!

こういったお店をやっていますと、お客様から「どこかにいい人いませんかねぇ・・・」
なんて言われることが、少なからずあるんですよね。

いなくはないんですけど、ただ単にフリーな男女を紹介すりゃいいかっていうと、
自分的には、それもなんかちょっと違う気がするわけです。

中には、「紹介だけしちゃえば、あとは本人達で決めることでしょ。」という人もおりますけど、
それじゃ合コンや街コンと一緒なわけで、それで決まりゃ苦労はしないハズなんですよ。

どんな感じの人なのか、
どんなお仕事をしている人なのか、
嫁獲りなのか、婿獲りなのか、
ちゃんと本気なのか・・・

そしてなにより、お互いの持つ雰囲気やイメージを重ね合わせた印象が
自分のなかでシックリ来たときに「じゃあ、会ってみる?」という話しに
なっていくような気がします。

自分が信頼のおけるような人間かどうかは別として、他人からみた相手の印象を
事前に聞いておくということはそれなりに安心感もあるでしょうし、
警戒心や緊張感も少しは和らぐものだと思うんですよね。

心配してくれる友人や会社の仲間なんかは、全員自分寄りなわけですから、
「あの子でいいじゃん!あの子にしろ!」とか「なんであの人じゃダメなの?」なんて
距離が近いだけに結構グイグイこられて、そこが苦手という人もいるもんです。

得てして、30代後半から40代半ばくらいまでの、いわゆるタイミングを逃した方々には、
それなりのワケもあったりするんですよね。

仕事が忙しかった、長男長女としての考えがある、バツイチである、親と同居に抵抗がある、
容姿に自信がない、恋愛が億劫だ、価値観が合う人と出逢わない、家と職場の往復だけ・・・

若い頃にあったこだわりや考え方が、少し丸くなってきた頃には、適齢期が過ぎてしまっていた、
なんてことも決して珍しい話しではないんですよ。

ほんの少しの歩み寄りや、お互いに抱えている事を二人で解決していく勇気があれば、
人生二倍・・・いやそれ以上に充実した人生になるものだと思っています。

年齢的に子供は産めないとか、バツイチで子供がいるなんていうことは
見たままの相手の現実ですから、そこは現実を受け止めなくちゃ始まらない。
婿を獲らなきゃとか、同居ありきなんていうのは、ちゃんと話し合えば妥協点もあるんですよ。

そこが絶対条件で譲れないっていう人もいる中で、ただ簡単に紹介して
「付き合っちゃえ!」なんていうのは自分には到底できる荒業じゃありません。

今、ひと組紹介したい男女がいます。

自分が話した感じのイメージはピッタリと重なっているんで、お似合いだとは思うんですけど、
お互いの好みの問題もありますから、ここから先はなんとも分かりませんけどね。

秋なのに春の訪れの予感・・・だといいんですけどねぇ。

今日の鶴岡は、空気が乾燥していて風が冷たい印象です。
季節の移り変わりを肌で感じながら、今日も一日頑張っていきましょう!





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