『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

銀メダル
毎度ありがとうございます!

娘の試験結果が出るまで、なんとなく落ち着かない日々を過ごしていたんですけど、
昨日結果が出て、埼玉の看護学校に進学することになりました。

地元にある看護学校は残念ながら不合格でしたけど、埼玉の看護学校の方も
6倍近くの難関を突破しての合格ですんで、堂々と胸を張って頑張って欲しいと思ってます。

親孝行な娘で、経費的な面を考えて地元の看護学校を第一志望にしてくれていたせいか、
なんとなく、まだまだここで一緒に暮らすイメージしかなかったんですけど、現実的に
4月には埼玉に送り出すのがちょっと寂しいし、親として心配な想いもたくさんあります。

本人はサバサバしてて「ちょっくら外も見てきます。」なんて笑って話してましたけど、
となりでカミさんがポロポロ泣いちゃってるんですよ(笑

気持ちは痛いほど分かりますし、正直、自分も寂しいですよ、そりゃ。
でもね、同じ結果だったとしても考え方をちょっと変えてみるだけで、
現実の受け止め方も大きく変わってくるものなんですね。

もしも、地元の学校の結果が先に「不合格」と出ていて、そのあとに倍率6倍の埼玉の結果が
「合格」と出たら、きっと「よかった!よかった!」と大喜びしてるハズなんですよね。

第一志望か第二志望かの違いはあるにせよ、看護師になるための道はここから始まるんです。

ここがゴールじゃないんです。
決勝で負けて「銀メダル」になって、表彰台で悲しい顔してるヤツよりも
堂々と光り輝く「銀メダル」ぶら下げて、ここから新しい生活をスタートできればいいんです。
いや、銀だと思っていたメダルが、あとから金だったことに気付くなんてこともありますしね。

自分も高校受験に失敗して、野球のセンスもないのに鶴商で野球部に入ったわけです。
それなりに敗北感と悲壮感もあったけれど、辞めずに最後まで続けることができた。

「銀」・・・いや「銅」以下だと思って入学した鶴商だったけれど、今の自分にとっては
「金」以上の輝きと価値あるものだったと、本気で思っています。

人生、すべて近道できるわけじゃない。
遠回りだと思っていることが、実は後から見れば
最善の道だったりするんですね。

思った通りにいかないからこそ、人は物事を考え
周りを見渡し環境に順応していくんです。

恩師、田中先生にも二人でゴルフをしながら、よくそんなことを教えて頂きました。
ピンまで最短コースで狙う自分や、ミスショットのたびに嘆く自分を見て、

「イシカワ。急がば回れだ。周りをよく見てみろ。反対側は、あんなに広いぞ。」
「ひとつのミス=ボギーじゃない。パーチャンスは、まだまだたくさんある。」
「ティグランドに立ったときにイメージするプランは、上手くいかなくて当たり前と思え。」

娘にとっても、親元を離れ寮生活をしながら、実習や看護師資格取得を目指していくのは、
言い表せない不安もたくさんあると思います。
でも、その先にある目標に向って、しっかりと自分の足で歩いていって欲しいと思います。

看護師になりたい学生はたくさんいるのに、医療の現場では看護師不足が叫ばれていて、
実際に看護学校に入学し看護師になれるのはひと握りしかいないという現実に、
言いたいことはたくさんたくさんありますけど、それはまたいつの日か。

今は残り少ない娘と過ごす時間を満喫したいと思っています。
今日は、娘と息子と3人で、お昼はラーメンでも食いに行こうかなヽ(´∀`)ノ .:。+゜。

合格、おめでとう゚+.(o´∀`o)゚+.゚

コメント

1. 無題

石川さん!
素敵です!!
きっと金メダルです!!!
合格おめでとうございます。

俺も来年は・・・
ブログ読んで見習います

2. 娘さん、がんばれ!

ご両親としては寂しさが大きいと思いますが、
外の空気を吸って、新鮮な経験がたくさん出来る娘さん
わたしは羨ましいです
可能性の塊ですからね(^-^)

きのうのバレンタインデーにちなみ
映画「フォレストガンプ」の有名なセリフをひとつ

「人生はチョコレートの箱のようなもの
開けるまで何が入っているか分からない」

勉強して、経験をたくさん積んで、素敵な看護師さんになって欲しいです(*^^*)

3. >まさるさん

ありがとうございます!

メダルの色は、ここからの自分の努力次第で何色にも輝かせることができます。
今の日常から、娘がいない生活はまだ想像できませんけど、
きっとひと回りもふた周りも大人になってくることを期待して
楽しみにワクワクしながら応援していこうと思っています。
まさるさんも頑張ってくださいね( ^∇^)

4. >酒田むすめさん

ありがとうございます!

酒田の結果が出てまだ二日なんですけど、
すでに埼玉での生活が楽しみになってきてまして(笑

>「人生はチョコレートの箱のようなもの
開けるまで何が入っているか分からない」

いい言葉ですね。
こういうポジティブになれる言葉、大好きです。

これからどんな経験をするのか、どんな大人になっていくのか、
楽しみでもあり不安でもあり。。。
少なくとも、親の顔が見てみたいと言われるような
躾はしてこなかった自負はあるんですけどねぇ・・・。

不安と楽しみと寂しさが入り混じった、そんな心境です。。。

5. さいたまー

埼玉は東西に長いので文化も違ってくるみたいです。
そういややきとんの聖地もありますね。
うちなんかも北へ5キロも歩くと埼玉ですよ。

何にせよ埼玉だと大宮から帰省もできますし


大将ももう少しの間は忙しそうですね。

6. >しんさん

看護学校が東武東上線⇒東武越生線でしたんで、東松山まで
さほど遠くないことをすでにチェック済みでございます(笑

試験にはカミさんが付いて行ったんですけど、
「どんな感じのトコだった?」
「鶴岡より何もない感じ。」
「へー。こっちでいうどの辺のイメージ?」
「藤島みたいな感じかな。」

隣接するJR線は、1時間に1本しかないという超ローカル線・・・(笑
のんびりしていて、娘には合っているかもしれませんね(^ ^*)o

7. 無題

おめでとうございます!
彡^・∋/゚・:*【祝】*:・゚\∈・^ミ

個人的な意見ですが、親元離れた方が良かった様な気がしますよー!
埼玉での生活が、娘さんにとって貴重な経験になり、一回りも二回りも大きくなって帰って来てくれるんじゃないかな、と思います(^^)
もちろん親の有り難みも、今以上に感じるでしょうし。
また、帰省して来た娘さんの成長した姿に、頼もしく感じる楽しみも増えますよ!

出発前日の夜、涙で枕が洪水にならない様にして下さいね(笑)

寂しい夜は、docomoの無料通話でお話相手しまーす(^-^)/

8. >タムちゃん

ありがとうございます!

すでに気持ちは切り替わってますんで、
今は新しい生活の準備に追われて
寂しがってるヒマはありません(笑

今の自分があるのも、親元を離れ自立した生活をさせてもらったおかげでもあるし
確かに親の有り難みも、離れて初めて実感できることですしね。

docomo、お帰りなさい(笑
やっぱりdocomoですよ、我々世代は!
寂しくなったら、深夜1時に電話します(笑
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